2017年09月10日

メタボな主人と、家族で富士山登山!(その13)七合目からの下り道

メタボな主人と、家族で富士山登山!(その12)七合目救護所の「山のお医者さん」 より続いています。


救護所を出て、五合目まで降りていきます。
本当は、下山道は登山道とは別のコースがあるのですが、八合目まで行かないと下山道につながっていないので、登山道を下りていきました。

この時はもうすっかり曇っていて、途中からはやや霧の中を歩いているような感じでした。
ご来光が見えたのは、本当にラッキーだったのですね。

七合目のあたりの岩場を過ぎたら、後はひたすらジグザグの道を下ります。

登りは私と長男、次男が先行して、だいぶ後から長女と主人が来ていましたが…
下りになると長女は元気なんです。身が軽いからでしょうね。
なので、先頭を次男、それを追うように長男、少し離れて長女、私、主人…という順番で歩いていました。


下りはみんな、順調に下りていました。
でも、わりと単調な道をひたすら降りるので、かえって足が疲れますね。
下りは後から足首や膝にきそうなので、私はわりと慎重に下りていました。
足に負担がかからないよう、小幅でちょこちょこと同じペースで歩くようにしました。

七合目の救護所を出たのが7時頃だったのですが、8時頃には六合目に到着しました。


六合目で休憩中です。向こうのほうに立っているのが、主人と長男。隣に座っているのが次男です。
昨日からずっと高山病っぽかった主人は、下りも六合目あたりまでは頭痛がしていたそうです。
主人は見た目は「山男」っぽいのになあ…(笑)
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六合目から下を眺めた様子。雲が多いです。
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六合目で、五合目(駐車場)に向かう道と、下から歩いて登る「吉田口ルート」に分岐しているのですが、その吉田口ルートのほうをキャタピラーのついた車が登ってきていました。
荷物の運搬車でしょうか?
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六合目から五合目は、下るだけではなく、アップダウンがあるので案外大変でした。
主人と娘は、登りになると急に遅くなります…。


8時45分、やっと五合目に到着です〜!
七合目から五合目から下ってくるのに1時間45分かかりました。
3時間半かかった登りに比べたらはるかに速かったです。
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なんだかまだ歩き足りない感じですが、何はともあれ戻ってきました〜。


さて、五合目ではお土産を買わなければなりません。
五合目はやっぱり、外国人観光客が多いです。
特に中国の方がホント多いです。

私と長男と娘は、本当は頂上の郵便局から友達にハガキを出すつもりだったのですが…
頂上に行けなかったので、五合目の郵便局からハガキを出すことにしました。

↓五合目の郵便局。土産物屋さんと同じ建物に併設されています。
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休憩所で、はがきを書く長男と娘。
富士山限定の「かもめーる」(暑中見舞い用はがき)を購入し、五合目の郵便局の消印を押してもらって出します。
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行きに「メガ噴火カレー」を食べた、「富士山みはらし」のお土産物屋さんが、商品が充実していて良かったです。
私は前から買おうと思っていた富士山のTシャツを購入しました。もちろん自分用です。

メタボな主人と、家族で富士山登山!(その2)迫力の、メガ噴火カレー!

余談ですが、私は帰ってからユニクロで「葛飾北斎の赤富士柄」のステテコを買いました。
(メンズの商品です)
室内着ですが、これを着ていて富士山が目に入ると、気分が上がるんですよねえ。
いや〜、どれだけ富士山好きなんでしょう、私。(笑)


五合目にいる時に、雨が降り始めました。
最初はぽつぽつでしたが、だんだん強くなってきて、帰る頃にはけっこうな降りでした。
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お土産を買い終わり、シャトルバスで下の駐車場まで向かいます。
↓シャトルバスの中です。
040_1.JPG

みんな早起きして疲れたのでしょう。
バスの中ではみんな爆睡でした(^^)

(続く)

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2017年09月09日

メタボな主人と、家族で富士山登山!(その12)七合目救護所の「山のお医者さん」

メタボな主人と、家族で富士山登山!(その11)朝食、そして出発 より続いています。

トモエ館から約15分で、七合目の救護所に到着しました。
救護所の建物はプレハブっぽい簡易なつくりです。

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この救護所のすぐ上が「鎌岩館」という山小屋です。
救護所は急な岩場の横にさりげなくあるので、気を付けていないと気づかず通り過ぎてしまいそうな場所です。


建物の入り口のドアの横のチャイムを鳴らすと、大学生とおぼしきお姉さんが出てきました。
ここは千葉大学医学部に業務委託されているそうで、OBのお医者さんとボランティアの学生さんで運営しているそうで、24時間営業?なのです。
しかも、診察は無料なのです。


私たちが救護所に着いたのは、朝の6時半くらいでした。
お姉さんに”娘が膝が痛いと言っている”、という事情を話しまして…
とりあえず中の診療室に入れてもらいました。

七合目救護所のページ

すると、奥の部屋から若い男性が出てきました。
この人がドクターなのかな?
男性は娘に、どこがどのように痛いのか、いつ登り始めていつどこに到着したのかなど質問しています。
娘はよく理解していなかったので、半分くらいは私が答えましたが。
また、足を実際触ってどこが痛いかも確かめています。

昨日貼った湿布が効いたのか、ここに来た時点では娘はそんなに痛がってはいませんでした。
ただ、このまま歩き続けたらまた痛くなるかもしれない、と思い、テーピングなどをしてもらえないだろうか?と思ってここにかかったのだ、ということを説明しました。


一通りいろんな事を答えた頃…
奥の部屋から年配の男性が出てきました。
朝早い時間だったので、まだお休みだったのでしょうが、起きてきて下さったようです。

ヒゲを生やしていて、優しそうだけど、いざという時は厳しそうな、いかにも「山のお医者さん」という雰囲気の先生です。
この先生、山が好きなのかも?と思いました(^^)

おそらくさっきの若い男性は医学生で、こちらがドクターなのですね。

診療室はわりと狭い部屋なのですが、ドクターが机の前に座っていて、あと周囲に学生と思われる男性が二人、女性がふたり立っていて(勉強のためなのでしょう)、学生さんだけで診察室はぎゅうぎゅうです(笑)


「山のお医者さん」は、娘の足を動かしたり、触ったりして診てくれました。
そして、私に
「今はほとんど痛くないようだし、これから降りるということなので、そんなに膝に負担はかからないはずです。
特に何もしなくても大丈夫だと思いますよ」

と言いました。

「降りる途中でまた痛くなったら困るので、テーピングなどしてもらえないかと思ったのですが…」
「私は整形外科が専門じゃないので、テーピングがきちんとできるわけじゃないですし、
ここから降りるのはそんなにキツイ道ではないので、このままでいけると思います。
ここはどちらかというと、救命的な措置をする施設なので、テーピングもないんですよ」


私がテーピングのテープを持っている事は説明したのですが、先生はやはり必要ないのでは?という判断でした。
この時は、そうなのかな?とちょっと疑問に感じたのですが、いかにも百戦錬磨みたいな先生がそう言うので、きっと大丈夫なんだろうと思いました。


朝早く診察して下さったお礼を丁寧に言って、診療所の外に出ました。

診療所の玄関がとても狭かったので、私の靴ヒモを結ぶのは診療所のすぐ外でやっていたのですが、その時、先生が診療所の中から外の雲海を眺めに出てきました。

「今日はご来光は見えましたか?」
「はい、ラッキーなことに、きれいに見えました!」
「そうでしたか、最近見えてなかったようなので、良かったですね。」

そこで私が靴ひもを結んでいる間、ちょっと話をしたのですが…
昨日はずっと雨だったので、低体温症で診療所に来た方が多かったとのことでした。

五合目から七合目に登るまでの間に低体温になってしまうとは…
私は、登っている時は暑くてしょうがなかったのですが(笑)


この方たちは、夏の登山シーズンの間、2泊3日くらいで交替のペースでここを運営しているようです。
(本人に聞いた内容ではなく、ネットで調べました)
全くのボランティアでやられているようで、頭が下がる思いです。



そして…実際のところ、七合目から降りるのはたいした事はなかったです。
いわゆる「須走」の下山道は、かなり膝に来るようですが…。
(八合目以上から下山するのは登山道とは違う”下山道”があるのです。
七合目までだと、登ってきた道を下りるしかないのですが)

娘の膝も下山時は痛くなったりはしなかったので、先生の言うことは間違いなかったのでした!


救護所のみなさん、朝早くからお世話になりました!

(続く)


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2017年09月05日

メタボな主人と、家族で富士山登山!(その11)朝食、そして出発

メタボな主人と、家族で富士山登山!(その10)七合目から見るご来光! より続いています。


ご来光を見た後、まずは朝食です。
昨日の夕食の時点で、お弁当をもらっていたので、それをトモエ館の食堂でいただきます。

これがお弁当です。
おこわの上に塩鮭、卵焼き、おしんこが入っています。
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ごはんはおこわだったので、味付けもしっかりしていて、冷めていても美味しかったです。
夕ご飯は量が足りないと思いましたがσ(^_^;)朝ごはんはこれで十分な量でした。

食堂でお弁当を食べるみんな。
お茶一杯はセルフサービスでもらえます。二杯目は有料(100円)です。
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朝食後、娘が「ペットボトルで透かして太陽を見ると、太陽がいっぱい見える!」というので、主人が試してみています。私もやってみましたが、確かに太陽が何個も見えました。
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5時半頃の雲海の様子。まだ、すっきりキレイに見えてます。
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さて、この日、これからどうするかですが…

昨日、膝が痛いと言っていた娘は、朝になったら痛くなくなったとは言っています。
そして娘は高山病の頭痛もなくなったということでした。

しかし、主人は一晩寝ても、まだ頭痛がしているとのこと。
主人はおそらく、上に行ったらさらに高山病の症状が悪化するのではないかと思いました。

そして娘も、これから頂上まで登ったら、また膝の調子が悪化しそうな気がしました。
昨日の後続パーティーのゆっくりペースから考えても、今日中に頂上まで登って降りるのはかなり無理がありそうです。

なので、上に登るのはあきらめ、今日はこのまま下山することにしました。
しかし、娘が降りる途中でまた膝が痛くなると困るな…と思い、いちおう七合目の救護所まで行って診てもらうことにしました。

登山(といっても下る一方ですが…)の身支度を終え、出発前にトモエ館の前で記念写真です。
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私は長袖アンダーシャツの上に、綿麻のシャツを着ています。
でも結局、登り始めたら暑くて、上のシャツは脱いでしまいましたが。
あと、頂上に行くなら寒くなるので、クライミングパンツの下にスポーツ用の吸水速乾のタイツを履く予定だったのですが、この日は下るだけなので、下にタイツははきませんでした。

ただ、タイツは寝巻代わりに、寝ている時にはいていました。
山小屋で泊まる時にどういう服装で寝るべきか、行く前に悩んだのですが、結果的には「2日目に着るアンダーシャツとタイツを寝巻代わりにする」ことで問題ありませんでした。
登山ウェアと別に寝巻を持って行ったのではかさばりますからね!

ちなみに、夜、寝袋で寝ている時はほとんど寒くありませんでした。
夕方の寝入りばなだけはちょっと寒くて、保温用のダウンジャケットも重ねて、靴下をはいて寝ていたのですが…
夜中にふたたび寝る時は靴下もダウンも脱いで、寝袋に入っているのでちょうど良かったです。

夜に起きた時は、それにプラスしてレインウェアの上着を着ていました。
ご来光の時はさらにクライミングパンツをはいていましたが、待っている間ちょっと寒かったので、ダウンも着ればよかったと思いました。


さて、身支度を整え、荷物を詰めて、いよいよ出発です。

救護所は、七合目トモエ館のすぐ上で、目視できる距離です。
しかし、そこまでは、がっつり岩場を登らねばならなかったのでした…。

トモエ館の横から上を見ると、救護所は見えています。真ん中の茶色い建物です。
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もう、雲がだいぶ出てきていて、ご来光の時のすっきり感はなくなりつつありました。


トモエ館から救護所に登る岩場。
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写真に映っているのは外人さんのパーティーです。
外国人登山客の間では、「金剛杖」(木の杖)で登り、登山途中で焼印を押してもらうのがブームのようで、かなりの外国人が金剛杖を持っていました。


トモエ館から救護所までは、だいたい15分くらいで到着しました。
距離はほとんどないのですが、傾斜がわりと急な岩場なので慎重に登らざるを得なくて、わりと時間がかかったのでした。

(続く)

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2017年09月04日

メタボな主人と、家族で富士山登山!(その10)七合目から見るご来光!

メタボな主人と、家族で富士山登山!(その9)七合目トモエ館の夜 より続いています。


早朝4時…
スマホの目覚ましが鳴り、私が一番最初に起きましたが、家族はまだ寝ています。
家族の中で身支度に一番時間がかかるのは私なので、まずは自分だけ起きて、トイレに行って、コンタクトをはめて、着替えて、化粧をしていました。
私の場合、化粧といっても、日焼け止めを塗って眉を描くだけですが。


ところで、私はふだんはわりとトイレの回数が多いほうです。
我慢しようと思えばできないことはないのですが、ためたままにしておくのがなんとなく気持ち悪いというか…
でも、ここのトイレは一回につきチップ100円(宿泊客のみ)ですし、使えば使うほど環境に負担をかけてしまうわけなので、そんなに気軽に使うわけにもいきません。

でも最初に寝る前にも行ったし、次に目が覚めた時と、また寝る前にも行ったので、夜だけで3回も使ってしまいました。
朝起きた時にも行って、出かける前にも行ったので、合計5回です。
富士山にはどこでもトイレがあるというわけではないので、ある時に行っておかないと…と思うと、どうしても回数が多くなってしまいました。
トイレ代も馬鹿にならないなあと思いました…。


私が身支度を終えた頃、家族が起きてきました。
さっさと着替えて、ひと足先に外の様子を見に行った主人が、興奮ぎみに

「今日はご来光、見えそうだよ!
今、すごいキレイだから、早く来たら


と私と子供を呼びに来ました。
ご来光…つまり日の出は5時頃、とのことでしたが、私は4時半頃に、起きてから初めて外に出ました。


おお〜。確かに、これは日の出が見えそうな感じです。
眼下には一面の雲海が広がっていますが、上のほうはすっきりとして雲がほぼありません。
まだ星も見えていましたが、もう薄明るくなっていたので、そんなにいっぱいは見えませんでした。
これは4時半頃の様子です。
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まだ周囲は暗く、上にある山小屋の灯りが見えます。
あのあたりがひとつ上の山小屋と、救護所のようです。
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トモエ館の前に出て、ご来光を待つ宿泊客たち。
左上のほうに見えている明るい点は、金星です。
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トモエ館の前にある温度計。夜明け直前の気温、約10度です。
思ったほど寒くありませんでした。(頂上はもっと寒かったでしょうね〜)
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私は薄い長袖プラス雨具の上着を着ていただけですが、思ったより日が出るまでの時間が長くて体が冷えてしまったので、ダウンも着ておけばよかったと思いました…。
でも、そこまで寒くはなかったです。


次第に周囲が明るくなってきました。これは4時52分撮影です。
積乱雲が見えているのですが、オレンジ色に光ってキレイです。
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だいぶ明るくなってきたからそろそろか…と思ったのですが、案外いつまでも太陽は出てきません。
雲が多かったせいで、太陽が出てくるのにちょっと時間がかかったようです。

だんだん周囲が明るくなってきて
「そろそろ出るか?」
と、何回も思ったのになかなか出てこないので、みんなで
「出る出る詐欺だね」
とか言って笑っていました。


だいぶ山肌が明るく見えるようになってきました。
でも、まだ太陽は出ていないのです。
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ご来光を撮影しようと待ち構えている長男。
長男はいちおう写真部なので、がんばって一杯写真を撮っていました。
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5時7分頃…
やっと、出てきました…!!
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ご来光の瞬間、待っている人たちから拍手が起きました…!


昇ってきた太陽は、みるみるうちに明るくなって、まぶしくて、すぐに太陽のほうは見られなくなってしまいました…。

ご来光を撮影したり見たりしている人たち。
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私は以前に富士山に登った時も、八合五尺のあたりからご来光を見ていますが、うちの子供たちはもちろん、「雲海から登る太陽」の光景を見るのは初めてです。


実のところ、今回は、正直、子供たちは富士登山には乗り気でなかったのです。
運動はみんなやや苦手だし、根性もないですし(笑)
でも、ふだんはできないような体験をさせてあげたかったので、あまり行きたそうではなかった子供たちも連れてきたのですが…。

雨の中の登山は大変でしたが、やればできるんだ、という自信もついたでしょう。
いつも文明社会の恩恵に浸っている子供たちに、ふだんよりは不自由な山小屋体験もさせることができましたし。

そして、なにより、ご来光には子供たちはとても感動したようで、

「これが見たくて、富士山に登る人がこんなにいるんだね。」
「ここまでがんばって登ってきてよかったな〜」

と口々に言っていました。


やっぱり、多少嫌がられても、子供たちを連れて来て良かったです。


ここしばらく、昨日までは七合目ではご来光は見られていなかったそうなので、この日は見られて本当にラッキーでした。
太陽が昇ったらまもなく、その熱のせいで雲ができてしまったようで、この後しばらくしたら曇って周囲はほとんど見えなくなってしまったのでした。


ご来光を堪能した後…
さて、朝ごはんです。
山小屋に入って、昨日の夜に配られたお弁当を食べようとしていましたが、外で雲を眺めている次男と雲海の対比が良かったので、パチリと一枚。

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これが、今回の富士登山の、ベストショットです!

(続く)

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2017年09月03日

メタボな主人と、家族で富士山登山!(その9)七合目トモエ館の夜

メタボな主人と、家族で富士山登山!(その8)七合目トモエ館の様子 より続いています。


前回の話で書き忘れていましたが、トモエ館には宿泊者用の洗面所はありません。
おそらく他の山小屋もそうだと思いますが。
トイレには手を洗う水道がありますが、そこでの洗面や歯磨きは禁止でした。

歯を磨く時は、山小屋のトイレの裏(外です)で自分のペットボトルの水を使って磨いて、すみっこのほうにうがいした水を出して下さいと言われました。
すぐ横を、登山する人たちが登って行く中で歯磨きしているのは、微妙に居心地が悪かったです(笑)



さっさと家族みんなが寝てしまい、やる事がなくて19時頃寝た私ですが…
そんなに眠かったわけでもないので、眠りが浅くて、何度も目が覚めてしまいます。
私はふだんは寝つきはいいほうなのですが、さすがに寝るのが早すぎたのではないでしょうか。


その間に、いつの間にか起きていた娘が、食堂のほうに行っていたようだ…というのはなんとなくわかっていたのですが…

何度も目が覚めて、もういい加減、夜中だろうな?と思って、スマホの時計を見たら…

…まだ、夜の10時でした…。


ええー?ほんとに、この時間?もう12時は過ぎてると思ったのに…。
でも、眠くないので寝られません。
とりあえず起きて食堂のほうに行きました。


すると、娘が食堂にいました。
そして山小屋のお姉さんが「さっき、娘さんが売り子を手伝ってくれてたんですよ」と言うのです。
なんでも、外を通る登山客にチャイを売っていたらしいのです(笑)

夜、目が覚めてしまった娘が、食堂に来て山小屋のお姉さんといろいろ話をしていたら、登山客が来たので、お姉さんがチャイを売り始めたので、それを手伝うことにした、のだそうです。
こんな夜に、山小屋でチャイを売っている小学生なんて…珍しいのでは〜?(笑)

なんと、手伝ってくれたお礼に、貴重なチャイを飲ませていただいたんですって!
そして「将来、働きに来てね!山小屋は人手不足なんです」とスカウトされていました(笑)


そして、私のほうですが…おなかがすいてしょうがありません。
夕ご飯の時点でも足りないな、と思っていたのですが、寝てしまえばいいや…と我慢していたのですが…
やっぱり、全然足りてなかったんですよねえ。

私はふだんは夜はお腹がすいても食べないようにしているのですが、今日はかなりカロリー消費したはずですし、明日も歩くわけなので…この時は、食べておいたほうがいいのではないかと思いました。


山小屋のメニューに「おしるこ」があったので、食べたいと思い、個室に財布を取りに行ったら…
どうも、長男と次男は起きているようです。
「お母さんと〇〇(娘)、おしるこ食べるけど、あんたたちもなんか食べる?」
と聞いたら
「食べる食べる!」
と二人とも飛び起きてきました。


やっぱりみんな、早く寝すぎたんでしょうね。
でも、主人だけは朝までずっと寝ていました。
主人は眠りが浅くて時々起きていた、とは言っていましたが。


これが七合目トモエ館の食事のメニューです。
運び上げる労力を考えると仕方ありませんが、かなり高いです〜!
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ひとり1個頼むと高いので、私と長男がおしるこを分けて、次男と娘が「ぺヤングソースやきそば」を分けることに。
ぺヤングソースやきそばを買うと、山小屋の人がかやくとお湯を入れて、3分経ったらお湯を捨てた状態で渡してくれるので、ソースを混ぜて食べます。

やきそばを食べる次男と娘。ふだん食べるより、とても美味しく感じたそうです!
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ちなみに次男は、長袖の吸水速乾ウェアの上に、中学校の体操着を着ています。
吸水速乾ウェアと吸水速乾タイツは安いのを買いましたが、他は体操着とレンタルウェアで済んで助かりました。
子供には、一回の登山のためにオシャレなウェアなんて揃えてられません〜。


そして私と長男のおしるこですが…
出されたものを見て唖然。
す、すくない…!!
小さい紙コップに、うすーい汁と、底のほうに小豆の粒が数個しか…

一杯全部飲んだとしても、缶のおしるこ(よく自販機で売っている…)のボリュームの1/4くらいの感じです。
ええ、これで、400円ですか〜?
いくら山小屋とはいえ、これはコスパ悪すぎです〜。
全く!おなかにたまりません。
600円出してぺヤングにすればよかった…。


私と長男は、全然、おなかが満たされなかった(むしろ、刺激されておなかがすいた)ので、自分で持参したカロリーメイトを食べることにしました。

カロリーメイトの箱がふくらんでいます。
気圧が低くて中の袋がふくらんでいるせいですね。
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中の袋がパンパンになっています。中身のカロリーメイト本体はそのままでしたが。
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私たちが食堂にいた時は、山小屋で休憩するお客さんがほとんどいなかったので、山小屋のお姉さんといろいろ話をしていました。
夜間でも登っている人はけっこういるので、時々外を登山客が通り過ぎては行きましたが。

雨で平日なのに、けっこう登っている人は多いんですね…と言ったら、それでも今日はかなりすいているほうなのだそうです。
ということは、土日は相当人が多いってことですよね…。



私が山小屋のお姉さんと話をしていたら、娘が突然「膝が痛い!」と言い出しました。

登っている時も、六合目後半あたりから膝が痛い、とは言っていたのですが、しばらく休んだら治るかなと思っていたのですが…

娘はいつも痛みに対して大げさで、どうでもいいようなケガや筋肉痛を「怪我した〜」「痛い〜」とか言って見せてくるので、またその類か…と思ったのですが、どうも今回はわりと本気で痛いようです。
膝の筋肉か腱の使いすぎで炎症が起きているのかもしれません。

山小屋のお姉さんが「すぐ上に救護所がありますよ。連れて行ってみては?」と言ってくれたのですが、夜の暗い中、救護所までのけっこうな岩場を、膝が痛いと言っている娘を登らせるのは無理ではないかなと思いました。


あ、そういえば…こんなこともあろうかと「百合油」という民間薬を持ってきていました。
それと、私の肋間が痛くなった時のために、湿布も余分に持ってきていたのです。

百合油というのは、香港でよく使われている「万能薬」です。
お土産でもらったのですが、使ってみたらけっこういろんな事に効くので、気に入っています。
虫さされ、頭痛、筋肉痛、皮膚炎、鼻づまり、などなど、用途が広いのですよ。

娘はふくらはぎのあたりも疲れているようだったので、まずは百合油を足全体に塗って、特に痛いと言っている膝には湿布を貼りました。
娘は寝相が悪く、固定しないとはがれてしまいそうだったので、湿布は持ってきていたテーピングで固定しました。

百合油も湿布もけっこう効いたようで、娘は翌朝にはほとんど痛みはなくなっていました。
こういう用途に使うとは思っていなかったのですが、テーピングも湿布も、持ってきていて良かったです。



しかし、山登りするからには、外科的な手当の知識はきちんと学んだほうがいいなあ、とこの時も思いました。剣道の合宿の時もそう思ったのですが…。
合宿から帰ってから申し込んだ、テーピングの講習会はもうすぐなので、行ってきます。



やっと娘に湿布をつけ終わり…
雨はもうやんでいたようなので、星は見えないかなあ、と外に出てみたのですが、雲が厚くて見えませんでした。
前に富士山に登った時には、星がたくさん見えすぎて、星座が探せないくらい見えていたのですが…

私は高校の時に地学部だったので、旅行に行った時などは必ず星空を見るのですが、今まで一番良く見えたのが、富士山に登った時でした。
西表島でも満天の星が見えましたけど、富士山のほうが見えっぷりがすごかったです。
今回は天気が悪くて見えなくて残念でした。


私と子供たちが再び部屋に戻って寝たのは、夜の12時くらいのことでした。

(続く)


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posted by はなずきん at 16:38 | Comment(0) | 登山&トレッキング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする