2017年11月08日

母と子の剣道日誌(234)K会の大人合宿(番外編その2)ずっとそこにいる、ということ

母と子の剣道日誌(233)K会の大人合宿(番外編その1)SZ先生の考え より続いています。


SZ先生、やっぱりいいなあ。と思った合宿の帰り道でしたが…

SZ先生だけでなく、当会の先生は偉そうにしている方なんて一人もいなくて、初心者にも根気よく丁寧に教えて下さる方ばかりなのです。

呑み込みが悪くて、体のほうもあまり剣道向きとは言えない、やる気があるわりにはなかなか上達しない私を、見捨てず教えてくださる先生がたのおかげで、剣道が本当に楽しくて…
そのおかげで、「剣道の稽古が生きがいと言ってもいい」という、今の私があるのです。


だから、私も、育ててくれた会に貢献したい、と思うのです。


私がこんなに剣道を楽しい、と感じているように…
子供にも、大人の初心者にも、剣道が楽しいと感じて欲しいのです。

子供の頃は、習い事は「やらされてる感」があって、
なかなかその楽しさはわからないでしょうけれども…。

「剣道って楽しかったな。もう一回やってみようかな」
って後からでも思えるような、そんな経験をしてもらいたいと思うのです。




たとえ、剣道が強くて大会で勝っていても、稽古が厳しすぎたり、他の事が全くできなかったりで剣道が嫌いになって、「二度とやりたくない」…なんて思われるのなら、それはどうなのかなと思うのです。

剣道だけにかける青春も「アリ」だとは思うのですが、そういう生活を”充実している”と感じてできるのは、ごく一部の才能と環境がある人だけではないでしょうか。


私は「普通の人にも、剣道を楽しいと思ってやってほしい」のです。
子供も大人も老人も、男性も女性も、上手な人も下手な人も…
剣道をしているすべての人にとって。


もちろん、ただ「楽しい」だけではなく…
上手くなるための努力は必要だし、ある程度の我慢や忍耐は必要ですが、
あくまでも、普通の人ができる範囲内で…
それを乗り越えた「厳しさの中の楽しさ」を知って欲しいのですよね。




そのためには、私には何ができるのだろうか。
これからも剣道の知識を身に着け、技術を身に着けて行くことはもちろんなのですが…。

「稽古にいつもいること」っていうのも、大事なことなのかな、と思うのです。


私程度では、子供の元立ちをしていたって、たいして教えることなんかできてないんです。
まだまだ剣道の知識も足りなくて、ここは直したほうがいいと思ってもそのやり方がわからなかったり。
また「こうしたほうがいい」と理屈ではわかっていても、自分自身でできていないので、教えづらかったり。

小学校高学年以上の強い子だったら、むしろ私のほうが教わったほうがいいんじゃないの?と思うくらいのスキルしか、今の私にはありません。

私も、上手くなりたいと思ってがんばってはいますが、そうそう簡単には上達できないのです。
体のつくりも丈夫とはいえないうえに、思った通りに体を動かすのも難しい私ですから、
”人にきちんと教えることができるようになるくらい上達する”
のには、まだまだ、長い時間を要するだろうと思っています。


でも…
「いつも稽古にいる」ことくらいだったら…、今の私でもできるんですよね。



実際に、私は当会に入会して以降、ほとんどの稽古やイベントに出ています(笑)。
稽古もイベントも楽しくてしかたないので、やむを得ない用事以外の時は、剣道を優先させているからです。


「神戸のおばちゃん剣士」KDさんが、よく私に言って下さるのです。


「はなずきんさん、いつも稽古にいらしていてほんとに偉いわ〜。」

「いや、ホントに楽しくて出ているだけですから…これだけやっていても、なかなか上手くならないし」

「いや、それがスゴイなと思うんですよ。
私なんて、”今日は調子悪いからやめよう”とか”時間が遅くなっちゃったからあきらめよう”とか、しょっちゅうサボってしまいますよ。
(と言いながら、最近はかなりがんばって来ていらっしゃるのですが!)
私、はなずきんさんが稽古にいつもいらしているから、会うのが本当に楽しみで来ているんですよ!」


…そう、思ってくれている人がいるのなら、私がいつも稽古に出ている甲斐があったかな、と思うのです。


特に年配の女性剣士は少ないですから、他の初心者やリバ剣の女性に「はなずきんさんがいつもいるから、ちょっと参加しやすいかも」って思ってもらえたらいいなあと。
剣道では女性は少数派だし、男性とは体力が全然違うので、復帰したてや、初心者のうちは、男性に混じって稽古や試合に出るのはちょっと抵抗があるようですよね。(私はそれでも出てましたが…)


子供にとっても、「あのオバサンはいつ行ってもいるよね」って感じてもらえてればいいな、と思っているのです。
「あの人がいつもいるから嫌だ」って感じている人も、いるかもしれないですけど(笑)



そして、SZ先生が言っていたように、会から離れていた人が戻ってきた時に
「前にいたあの人が、今でもいる。懐かしいな」
と思ってもらえたら、嬉しいのです。




ところで…
合宿から帰ってきて、最初の水曜日の稽古の時のことです。

大人の合宿はふだん稽古をしている日曜日にあったので、その日にも、合宿に出ていない人はいつもの体育館で稽古をしていました。
先生方はごっそり合宿のほうに行っていたので、通常稽古に残っている先生は3名くらいしかいない…と聞いていたので、「ママ先生」IZさんに聞いてみたのです。

「日曜日、どうでしたか?寂しくなかったですか?」

「いや、案外、出席者も多かったので…わりと普通でしたよ。
あ、でも…
はなずきんさんがいないのが、なんか変な感じでしたね。
なんか、いつもと違うっていうか、物足りないっていうか、そんな感じでした(^^)」


「そうなんですか?いや、私もたま〜には休んでますけど…
私、ここの会の風景みたいになってるんでしょうかね?


そう、笑いながら返事しましたが…
当会のママさん剣士では「古株」のIZさんにそう言ってもらえて…
なんだかとても、嬉しかったのです。


剣道と、この会が、私の生活の一部になっているように、
私という存在が、この会の一部になっている…と思ってもらえている、のでしょうか。



こんな下手な私でも、この会を支える一部になれるのなら。
「ずっとそこにいる人」でいたい。




こういう会を支えていく、ということは、剣道の稽古で体が大変なだけでなく、人間関係などでもいろいろなことがあるかもしれませんが…

メイン指導のSN先生が、よくおっしゃるのです。
「人間関係の大変なことも含めて、剣道の修業だから」と。


確かに…、私は今の会の役員をしたことで、いろいろ大変なこともあり、気づきもありました。
もし指導をする立場になれれば、それこそもっといろんなことがあるでしょう。


それでも…私は逃げずに、いつもここにいたい。


今回のSZ先生の話を聞いて、あらためてそう思ったのでした。


「K会の大人合宿」は、これにて完結です。


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2017年11月05日

母と子の剣道日誌(233)K会の大人合宿(番外編その1)SZ先生の考え

母と子の剣道日誌(231)K会の大人合宿(その8)八段範士のご自宅へ より続いています。


OT先生をおいとました私たちは、SZ先生の車で自宅へと向かいました。
帰りの車で話したことが、今回の話題なのですが…
合宿の内容とはあまり関係ないので「番外編」として綴りたいと思います。


SZ先生は六段で、SN先生とお二人で、当会の子供のメイン指導を行っていらっしゃる先生です。

現在41歳と、当会の先生としては年齢的には若手のほうですが、かなり前から当会で教えていただいています。たしか当会の先生となってから、20年近いはずです。



SZ先生は小学校の時からお父様と一緒に剣道をしていたそうですが、子供の頃は厳しい稽古に行くのが嫌だったそうです。ですから、子供が稽古を嫌がる気持ちはよくわかるのだとか。

今の会では、子供たちが稽古に来るのを楽しいと思って欲しい、と考えているそうで、時々ドッジボールをやったり、夏場はいつも稽古の時にアイス(凍らせて飲む”チューペット”というものですが)を差し入れてくれたりと、子供が喜ぶようなことをいろいろ考えてくれています。

SZ先生は性格は超マイペースで、教え方もユニークです。
思い付きで行動したり、言ったことを忘れていることがよくあり、周囲が振り回されることも多いのですが(^^)、それでも不思議と許されてしまう、独特のキャラクターを持っている方なんですよね。



ところで…
今回の合宿の「審判法講習会」では、実際に試合をしながら、審判の練習をしました。
審判のやり方を学ぶ、ということのほうがメインでしたが、六段以下の方の全員(20名位?)が参加したトーナメント形式の試合を行い、SZ先生は準優勝をしたのです。


「神戸のおばちゃん」KDさんが、帰りの車の中でSZ先生にたずねました。


「SZ先生は、試合の時、いつも冷静に見えますけど…
ああいう時って、いったいどういう心境でやっていらっしゃるのですか?
内心では”勝ちたい”とか考えているんでしょうか。
私、試合の時は内心がホントにバタバタしちゃっているので、どういう心持ちでいたらいいのかと思って。」

「試合の時ですか…。
僕は、あまり「勝ちたい」って気持ちはないんですよね。
試合の相手に向かっていってるというよりは、(大人担当の)N先生と稽古している時のことを思い出しているんです。
N先生に注意されるような、”今は本当に打ちに行っていい時か”とか”打つ形はきちんとできているか”とか、そういう事を考えながらやっているんですよ。

勝ちたい、勝ちたいって思っていると、力が入って崩れてしまいますよね。
試合という場で、いかに、稽古で学んだ事が出せるか…ということを考えているので、相手と戦うというよりは、自分との戦いなんだと思いますよ。



なるほど…。
SZ先生は、どこか超然としたような雰囲気で稽古や試合をしているように見えます。
試合に負けたからといってすごく悔しそうにしていることも、ほぼないのですが、
それは、こんな風に考えていたからなのか、と思いました。


引き続き、SZ先生はこんな話をしてくれました。


「僕は、今はたまたま剣道を教える立場になってますけど、だからといって偉いわけでもなんでもないんです。
剣道が強い人が偉い、という考えの先生もいますけど、僕はそうじゃないと思うんですよ。

前に、僕の剣道仲間から言われたことなんですが、

『剣道が強いからって、社会人としてきちんとしてなかったら意味がないんだよ。
剣道が強いことよりも、人として恥ずかしくないようにしているほうが大事だ』


って。
それを聞いて、なるほど”そうだな”って感じて、そのことをずっと心に留めているんですよね。


剣道の先生の中には、強いことが一番大事で、強い子こそが偉い、すごいって言って、強い子ばかりを引き立てる人もいますけど…。
そういう、強い子だけが先生にほめてもらえるようなところで剣道をやっていると、強くはなれるかもしれませんが…そういうところだと、子供は周囲の子を蹴落とすことばかりを考えてしまって”仲間”ができないんですよ。

剣道をやって強くなることよりも、一緒に剣道をやっている奴らと”仲間”になれることのほうが、僕は大事なことだと思うんです。
僕が今でも付き合っているのは、そうやって学生時代に一緒に剣道をしていた仲間たちですから。


確かに、強い子はすごく努力もしているんでしょうけど、もともとの能力の差っていうのもありますから、一生懸命やっていても強くなれない子もいますよね。
でも僕は、「全然稽古に出てこないけど強いヤツ」よりも「稽古に出てがんばっているけど弱いヤツ」のほうがいいと思うんです。
僕は、そういう子のほうが好きですね。



僕は、先生をすごくやりたいって思ってやっているわけじゃなくて、本当はそろそろやめてもいいかな…って思っているんですよ。

でも、前にうちの会で育っていった子が、大きくなってまた会にひょっこり顔を出したりしてくれるのが嬉しいんです。
その時に「ああ、あの時の先生がまだいる」って思って、懐かしいなって思ってもらえたらいいな。
そういう場所があるのがいいな、と思って、先生を続けているんです。」



私は、当会に入会した時からSZ先生も、SZ先生の稽古も好きですが…
今回この話を聞いて、あらためて、やっぱり、SZ先生っていいなあ、って思いました。

私の場合は「剣道が強い=カッコイイ」なので、剣道が強いSZ先生はカッコイイ、と思っていることも多分に好意につながってはいますが…(笑)
それだけではなく、先生がこういう考え方をしていることが、うちの会の間口の広い雰囲気を作っているんだなあ、と思ったのです。



SZ先生は、稽古の中で「勝てるようになるための技術的なアドバイス」もいつも的確にしてくれます。
それは、他の先生からはあまり言われないような内容であることが多いのですが、SZ先生はそれぞれの生徒のウィークポイントをよくわかっていて、それを直すような稽古をつけてくれるのです。

私も、これまで何度も、そういう稽古をしていただいたことがあります。
例えば「打つ瞬間、打たれる瞬間まで、必ず相手から目をそらさない。」とか。

そう言われてみると、私は打たれる時や打つ時に、無意識に相手から視線を外してしまう癖があるのです。
(言われるまでは、あまり気にしていませんでした…)
でも、相手から目を離したらきちんと当たるわけがないし、よけられないですよね。

「剣道の技術以前」の問題だからこそ、なかなかそういう事を指摘してくださる先生は少ないのですよね。

SZ先生の指摘には、いつも
「なるほど、今の私にはそこが足りなかったのか」
と、はっとさせられます。



でも…
SZ先生の稽古の目的はきっと「勝たせること」そのものではないんですね。


上手くなりたい、強くなりたい、と思っている人に対して
「勝つための技術と精神力をつけるために、どうやればいいのかを教えて、手助けしたい」
のではないかと。

それで強くなれれば一番いいけれども、強くなれなくても、努力をすることで精神的に成長できたり、仲間と一緒に楽しく過ごせたりすることが大事なんだ。

そう、SZ先生は考えているのではないかな、と(私が勝手にですが)思ったのです。


合宿の帰り道はそこそこ渋滞もしていたりと、帰りつくまでにけっこう時間がかかったのですが、
そのおかげで、こういう話が聞けてよかったなあ…と思ったのでした。


(続く)

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2017年11月04日

母と子の剣道日誌(232)K会の大人合宿(その8)八段範士のご自宅へ

母と子の剣道日誌(231)K会の大人合宿(その7)SG先生と韓国の話 より続いています。


前回書いた通り、合宿の帰りに、N先生の「師匠」である八段範士のOT先生のご自宅にお邪魔することになりました。

OT先生の名前は以前から何度も聞いていたのですが…今回の合宿で、はじめてOT先生とN先生のつながりを伺いました。

N先生が大学で剣道部にいて、卒業してから大学の剣道部のコーチ→監督になったのがOT先生で、その頃にN先生も大学の剣道部にコーチとして行っていて、その時に教えをいただいたのだそうです。
N先生はその後、OT先生の後をついで監督になったのだということでした。




OT先生のご自宅に着いて、N先生がインターホンを押して話している時…
門の上のほうに、マリンランプのような金具がついているのを発見しました。

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この金具、門燈の覆いなのかな?と思ってよく見たら…
そうではなく、剣道の面の「面金」が門についていたのでした!!

そして、家の周囲にある塗り壁の上にある瓦の横の面には…
刀の鍔の断面らしき文様が入っているのです。


おお〜、さすが範士の家…。
家の外見にまでそれが現れているんですねえ〜。
しかも、知っている人が見ないとわからないさりげなさが、奥ゆかしいです(^^)


先生の奥様が、玄関まで出迎えて下さいました。
玄関には、以前先生が開いていた道場の木の立派な看板がかかっています。


私たちは客間に通していただきましたが、めったに見られない「範士」や「八段」の証書や、高そうな防具やら、OT先生をかたどったのであろう剣道の剣士のフィギュア(金属製)などが飾られていました。
剣道とともに歩まれた人生なのでしょうね。


客間の隣の部屋にベッドがあり、OT先生はそこにいらっしゃいました。
N先生やSZ先生がそのそばでご挨拶をしています。

OT先生はベッドでずっと座っていました。
想像していたよりお元気そうで、みんなが来たのが嬉しかったのか、ニコニコと笑っていました。

私たちがお邪魔したすぐ後に、K会のWN先生はじめ、K会の方々も次々と到着しました。
それなりに広いお家だったのですが、20人くらいでお邪魔させていただいたので、けっこうぎゅうぎゅうに人が入っていました。


その部屋にあったテレビで、OT先生が以前出場された、大会などの演武や立ち合いのDVDを拝見させていただきました。

70〜80歳くらいの、八段同士の立ち合いの様子だったので、以前の私だったら
「なんでどっちもこんなに動かないの?打っていけばいいのに」
と思ってしまいそうですが(笑)
今は
「なるほど、お互い中心を取り合って打つ機会を狙っているのか…」
ということくらいは、わかるようになりました。


その後、合宿での立ち合いを撮影した動画をOT先生に見ていただき、立ち合いをした方に対してご講評をいただく…ということもしました。
私の立ち合いの動画はその時出なかったので、私は呼ばれませんでしたが。


講評を他の方がいただいているそばで、どんなことを言っているのかな?と聞いていたのですが、ふだん、大人担当のN先生が私たちに向けて言っているような内容が多いのです。

N先生は「これは師匠の受け売りなんですが」と私たちによく言っていますが、「受け売り」ではなく、OT先生の教えをN先生はとても大事にしていて、私たちに教えてくれているんだな…というのが、よくわかりました。


そういえば、私が子供たちの元立ちをした時に注意する内容も、N先生が言っていること、ほとんどそのままですけれども。(笑)


OT先生の娘さんもいらして、以前は剣道をしていたけれど、結婚してからはされていないということでした。
「剣道をさせてくれる人と結婚すれば良かったです。失敗しました」
と笑いながらおっしゃっていました。
凄腕の女剣士だったのでしょうねえ…。もったいないなあ〜。

そこで、OT先生の娘さんと、K会のとある方と実は古い知り合いだったということもわかり、びっくりです。
とても美人でいらして、若い頃は「ミス〇〇(地域名)」だったのだとか。


奥様は珈琲を豆から挽いてサイフォンで淹れて下さり、とても美味しいコーヒーをいただきました。
コーヒー好きの方ならご存知の「ナイスカットミル」の年代物を使っていて、きっとOT先生が珈琲にこだわっているのだろうな…と思いました。


N先生は行く前には「ちょっと寄ったらすぐ帰る」というような事をおっしゃっていたのですが、実際は2時間くらいOT先生のお家に滞在しました。
こんなに長時間話して、OT先生のお具合は大丈夫なのかな?とちょっと心配でしたが、OT先生はとても喜んでいたご様子でした。
私ごときは恐れ多くて、OT先生とは直接お話はしなかったのですが、N先生の教え子のひとり…ということで数のにぎわいくらいにはなったかな。



N先生の「ルーツ」を垣間見れた…ということもあり、お邪魔させていただいてよかった…と思った私でした。




K会の会の手拭いは、OT先生揮毫の筆文字が入っているものなのですが…
(もちろん、WN先生の武道具屋さんで作成したものです!)

OT先生宅で、WN先生が「せっかく一緒に合宿したのだし、そちらの会の方にも差し上げます」と言って、車に積んであった手拭いを持ってきて、合宿に参加した当会の人全員に配ってくれたのでした。

その手拭いは、合宿から帰ってきてから、よく使わせてもらっています!


(まだ、続くのでした!)

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2017年10月31日

母と子の剣道日誌(231)K会の大人合宿(その7)SG先生と韓国の話

母と子の剣道日誌(230)K会の大人合宿(その6)審判講習会と部内試合 より続いています。


稽古が終わり、みんなで近くの温泉施設に向かいます。
審判がメインで、試合は一回しかしなかったので、あまり汗はかいていませんでしたが…
温泉は気持ち良かったです♪


温泉から出たら、昼食です。
宿のほうはもうチェックアウトしていたのですが、昼食は宿に戻って食堂で食べることになっていました。


まずは、さきほどの試合の表彰です。
優勝者には、WN先生のお店特製の竹刀袋が進呈されました。
準優勝以下には、合宿で余った、お酒やらお菓子やらが配られました(笑)。


昼食は、山梨名物のほうとうです。
それと、おにぎりがありました。

鍋いっぱいのほうとうがあったので、食べられるかな?と思いましたが、野菜が多くて麺の量はそうでもなかったので、なんだかんだでほぼ全部食べてしまいました。


昼食で一緒のテーブルに、当会の「壮年剣士」SG先生がいらっしゃいました。
SG先生は、学生時代に剣道をやっていて、大人になってからはやっていなかったそうなのですが…
仕事で韓国に5年間滞在している時に、知り合いに頼まれて日本人学校で剣道を教えることになって、剣道を再開したのだそうです。

SG先生は、私が当会に入った少し後に入会されたのですが、それが韓国から帰ってきた直後だったようです。
その時は、学生時代に取った三段を持っていたのですが、入会してすぐに四段を取って、当会の先生になったのです。

今や先生の中では出席率ナンバーワンで(私といい勝負です!)、最近かなり忙しくなってしまった、メイン指導のSN先生やSZ先生が出られない時に、その代理として子供たちを教えている事が多いです。
大柄で気さくな、とてもお元気な60歳の男性です。


なので、SG先生は韓国文化についてよくご存じです。
もちろん、韓国語も話せるのです!


韓国の人は、朝昼晩の三食キムチを食べるので、町中がキムチ臭くて、どんな美人でもキムチのにおいがするとか(笑)
キムチを年一回、一年分漬ける時期に(材料を買うための)「キムチボーナス」というのが出て、そのキムチを取っておくための専用の冷蔵庫が各家庭にあるとか…
焼肉屋ではどこも副菜は食べ放題だとか、いろいろ面白い話を聞きました。


私は、前からずっと気になっていたことを聞いてみました。

「韓国には”コムド”ってありますけど、韓国ではコムド人口と剣道人口はどのくらいの割合なのですか?」

コムドとは、剣道にとてもよく似ている韓国の競技で、韓国の人は”剣道は韓国が起源だ”と言っています…。剣道は武士の稽古が起源ですから、どう考えても日本発祥だと思うんですけど(^_^.)

「そうですね〜、コムド人口のほうが圧倒的に多いですよ。
私の感触だと、コムド9割、剣道1割ってとこですかね。
私が子供たちに教えていたのは日本人学校だったので、剣道でしたけど。
韓国の防具屋さんに行くと、コムド用と剣道用の袴の二種類が売ってるんですよ。」

(コムドの袴は、紐はなくて、マジックテープで止めるのです!)

世界選手権に出てくる韓国の選手は、剣道の選手じゃないんですか?」

「あの人たちは、コムドのエリートですよ。」

「剣道世界選手権で、韓国だけ戦い方がなんか違うと思ったら、あれはコムドの選手だったんですね。
ジャンピングして面打ったり、すり足もほとんどしてなかったですが…」

「剣道とコムドはルールはほぼ一緒なんですけど、コムドには蹲踞がなかったりとか微妙に動きが違うんですよね。
世界選手権に出るコムドの選手は、剣道のルールを学んでから出てくるようですけど」
(そのわりには、けっこう違う感じがしますけどねえ〜)


なるほど〜、そういうことだったのですね。
数年前に、児童向けの剣道小説「メン!ふたりの剣」でコムドのことを知ってから、ずっと気になっていたことを聞けて、すっきりしました!(笑)

メン!ふたりの剣 (ホップステップキッズ!) -
メン!ふたりの剣 (ホップステップキッズ!) -

↑これは、主人公(小学生女子)の幼馴染の韓国の女の子が、日本に戻ってきて一緒に剣道をする、という話なのです。


さて…
本当は昼食の後は、解散して家に帰るだけだったのですが…
体の調子が良ければ合宿に来るはずだった、八段範士の老師「OT先生」が自宅療養をしているところに、帰途の途中でお邪魔する…という話になったようなのです。

OT先生は、当会の大人担当N先生の「師匠」でもあり、K会の会長WN先生の旧知の方でもあるそうです。
ガンで自宅療養をされているそうで…


N先生は、稽古のレクチャーの時にしょっちゅう
「これは、OT先生からの受け売りなんですけどね」
と、言っているのですが…
私は今までOT先生にお会いしたのは、前回K会に出稽古した時の一回だけでした。


こんな下っ端?の私まで、自宅にお邪魔していいのかな?と思いましたが、N先生は絶対に行くわけで、そうなるとK先生の「弟子」である当会のSZ先生も行かざるを得ないし、SZ先生の車に一緒に乗ってきた私たちも行かないわけにはいきません。

そんなわけで、K会の方たちと一緒に、OT先生のお宅に寄ってから帰ることになりました。


(続く)


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2017年10月30日

母と子の剣道日誌(230)K会の大人合宿(その6)審判講習会と部内試合

母と子の剣道日誌(229)K会の大人合宿(その5)合宿の夜は宴会!&私の袴が短い話 より続いています。


さて、二日目の朝です。


一日目の出発時からずっと雨模様でしたが、この日も雨でした。
富士山の近くの宿で、部屋から富士山が見えるはずなのに、昨日から全く見えません…。
結局、合宿中、一ミリも富士山を拝むことはできませんでした(涙)

稽古に来たんだから雨でもいいんですけどね…
でも、富士山は見たかったな〜(←かなりの富士山好きです)


朝食は夕食のような豪華さはそんなになく、わりと普通の「旅館の朝ごはん」という感じでしたが、それでも品数は多かったです。
納豆、ハムエッグ、サケの塩焼き、のり、と一通りおかずが揃っています。
ヨーグルトもついて、コーヒーも牛乳も希望者にはつきます。
牛乳がとても美味しかったので、コーヒーに入れてカフェオレにしていただきました♪
このあたり、牧場が多いので牛乳が美味しいのでしょうね!



朝食が終わったら、荷物をまとめて、武道場へと向かいます。


二日目の稽古は「審判講習会」と、その後は「審判の演習を兼ねた部内試合」です。

昨年のK会の合宿でも、審判講習会がありました。
私は昨年の時点ではまだ初段も取っておらず、今よりもさらにスキルがなかったので…
その時にほぼ初めて、審判のやり方を習ったのでした。

今でも、私はまだ全然!有効打突の見極めなんてできていないのですが、この1年の間、子供の練習試合の審判などを少しやったので、前回よりは多少のスキルと知識がついていましたが…。



今回は一日目の夕食の時に、くじ引きをして試合の組み合わせを決めたのですが、
私の初戦の相手は昨日「打たせてくれなかった」K会の四段の男性でした。
けっこうな人数がいたのに、段位関係なく全員まぜてのクジだったので、段が近いグループで分けてほしかったです〜


審判講習会では、まず、基本的な知識のレクチャーがありました。
旗の持ち方、上げ方、旗をいつどうやって開いたり巻いたりするか、審判の入場や交替のしかた、試合開始時と終了時に副審がどこを通って位置につくか、試合中の位置取りのしかた、などなど…

ただ試合に出ているだけでは気づかない、かなり細かい「作法」が剣道の審判にはあるのですよね。
審判の動作の仕方などについては、ルールというよりマナー、に近いものが多い気がします。


他のスポーツは詳しく知りませんが、普通のスポーツの審判では、こんな細かい作法はないんじゃないでしょうか?(笑)

剣道は稽古や試合にも「作法」がありますからね…審判にも作法があっても不思議はありません。
やっぱり、武道とスポーツとは違うんだなあ、とあらためて思いました。



レクチャーが終わってから、実際に試合が行われているところで、交替で審判をするのですが…
それに先生がついて、その場その場で審判法について逐一解説を入れながら試合が進行します。
試合よりも審判が優先なので、ちょくちょく試合が止まります。

なかなかこうやって、試合中に審判のやり方について具体的に教えてもらえることは少ないので、非常に役に立ちました。
私は今まで主審をしたことはなかったので、主審の動作については知らないことがけっこうありましたし、「こういうケースの場合はどうする」という事もわかってないことがけっこうあったり…

審判の立つ位置…「位置取り」についても、先生が「このあたりに立ちなさい」「次はこっちに動きなさい」など指示を出してくれるので、わかりやすかったです。



そして、副審を何回かやった後に、主審をやったのですが、主審をやったのはこれが初めてだったので…
いや〜、緊張しました!

副審は、基本的には主審に追随した動作をするだけだし、いちおうやった経験もあったし、そんなに大変ではなかったのですが…
主審は、自らが進んで試合の進行を取り仕切らなければならないわけで…

有効打突の判定も、副審の時は主審が旗を上げるのを見て「ん、そうかも!?」と思って旗をあげている事が多いのですが(汗)、自分が主審では、そういうカンニングもできません(笑)
一緒に審判をしていた時の副審の方も、そんなに審判経験の多い方ではなかったようで、途中で先生から「3人とも有効打突を見逃していた」と注意が入りました。

ちょこちょこ失敗したり、足りないところがあり、何度か先生に注意されましたが、とても勉強になりました。

主審は責任重大ですが、「はじめ!」とか「面あり!」「勝負あり!」とか宣言するのは、気持ちいいですね。
主審をしっかりできたら、カッコイイだろうな〜と思いました(^^)



まあ、私には当分そんなことは無理そうですが…
なにせ、有効打突を見極められるスキルがまだ全然ないのですから〜。
子供の試合でもけっこう怪しいのですが、若い成人男性の試合などは動きが早すぎて、まだ全然目がついていきません。

「審判の作法」についてだけなら、だいたい覚えたのですけれども。
ただ覚えればいいだけのことは、私はわりと得意だし好きなんです。
そういうのには、運動神経とか反射神経は、関係ないですから(笑)

これからは「審判の目線」で試合を見ていって、見極めのスキルを磨こうと思っています!



「審判のやり方がわかる」ということは、「どういう打ちが有効打突と認められるかというのがわかる」ということですから…
審判を知ることが、自分の実技の向上にも役立つんだなあ、と思いました。




え、部内試合の結果ですか?

もちろん、一回戦負けですよ!(^_^.)

四段の男性に私がかなうわけもなく、一本も取れず、二本面を取られてあっさり負けでした。
「瞬殺」ではなかったのが、ちょっと救いがあったところですが…。



試合の後、K会のITさんという男性が私に声をかけて下さったのですが…


「はなずきんさんは、実力差のある相手でも、臆さず向かって打っていくところがいいですね。
さっきの試合でも、一本旗が上がった、惜しい小手があったんですよ。
周囲で”おおっ”って湧いていたんですけど、ご自分では気づいていなかったですよね。」

「えっ、そうだったんですか?全然、気づいていなかったです」

「今みたいに、打たれることを恐れずに稽古していけば、
きっと、もっと良くなっていくと思いますよ。
もっと自信を持って、これからもがんばってくださいね。」



ITさんは、私より10歳ほど若い四段の男性ですが、けっこう強いし、いろんな事を良くご存じなのです。
出稽古に行った時も、合宿にもいつもいて、会の中では若いほうのわりに会のことをいろいろと仕切っている感じだったのですが…

今回聞いたら、学生時代から剣道をやっていて、その時からWB先生の防具屋さんにお世話になっていたのだそうです。どうりで、会のことをよく知っている感じだったわけで。

かなり強い方だし、稽古の時にもK会の方にビシっとアドバイスをしていたりしたので、私は勝手に”怖いイメージ”を持っていて、今まであんまり話したことがなかったのですが…
ITさん、いい方じゃないですか〜(T_T)


強くてコワソウだと思っていた方が、話してみたらそうでもなかった、という事は実はけっこう多かったんですけど(笑)
剣道の高段者の方って、「いい人」が多いなあ、と私は感じています。
なんというか、みなさん、真っ直ぐというか…親切というか…
稀に例外もいらっしゃるようですけど、内心がドロドロしているような方は少ない気がします。

剣道は「人間形成の道である」(全剣連の剣道の理念)というのは、本当にそうだな、と思います。
うちの会の先生がいい方ぞろいなので、知り合いの方も自然とそういう方が多いのかもしれませんが。



この合宿では、自分の試合や立ち合いについては全然、いいところがなかったな…、と思っていたので、ちょっとでもほめてもらえて、本当に嬉しかったです。


部内試合は、K会の実力派、OBさんという男性が優勝。
そして、当会のSZ先生が準優勝でした。

そしてなんと、K会のママさん剣士のTGさんは3位!
「女性は先に一本取っているというハンデ」を持っているというルールの試合だったので、その点で有利ではあったのですが、それにしても並み居る高段位の男性たちに勝っての3位、スゴイですよ。
試合の時の迫力たるや、男性にも負けていません。
TGさん、やるなあ〜。


本当はこの後、基本稽古があるはずだったのですが、審判をやりながらの試合だったので長引いてしまい…
試合だけでこの日の稽古は終了、となりました。


(続く)

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posted by はなずきん at 14:32 | Comment(0) | 親子で剣道4 剣友会編(二段目指して) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする