2020年07月10日

母だけの剣道日誌(183)私は「戦う男装の麗人」が好き、みたいです(笑)

今回は、剣道の話というより…、「戦う女」の、話でしょうか(笑)

最近、ネットでちょこちょこと無料漫画を読んでいるのですが…
新作もあれば、昔読んだ懐かしい作品もあり。

そんな私が最近読んでいるのが「ベルサイユのばら」です。
連載当時は読んでいなくて、大人になってから読んだと思うのですが…二十年ぶり以上ですかね、読み返すのは。

いや〜、やっぱり名作ですね〜。
フランス革命前後という、実際の歴史の中に、「オスカル」という架空の人物を配し、いい具合に史実と虚構をからめた壮大なストーリーなのです。
作者の池田理代子さんが、この作品を書き始めた時はまだ25歳というのを知って…、これまたびっくりですよ。

以前読んだときは、オスカルという人物にさほど思い入れはなかったような気がするのですが…
読み返してみたら、その「男気っぷり」に惚れてしまいました(笑)

オスカルは、貴族の家の、姉妹ばかりの末っ子の女の子として生まれました。どうしても男の子が欲しかった父は、オスカルを男性のように育てます。そうして育ったオスカルは、外見の美しさもさることながら、剣術、体術の腕前もかなりのもので。そしてピンチの時でも腹が据わっています。
マリー・アントワネットに信頼され、近衛隊長として仕えていますが、マリーが皇太子妃として相応しくないことをした時には、身分の上下にとらわれず、直言したりするような毅然としたところがあります。
貴族としての誇りを持ちつつも、貴族と庶民との生活の差を革命派の男に指摘され、なじられた時には
「貴族とは恥ずかしいものだな…」
と、率直に非を認めるような謙虚なところも素晴らしいのです。

マリー・アントワネットと恋仲にある、スウェーデン貴族のフェルゼンに、オスカルは激情に近い恋慕を持っていますが、それは決して表面に出さず、あくまでも「親友」のスタンスで接し続けます。
一回だけ「女性」として(オスカルとは知らせず)フェルゼンとダンスを踊るシーンがあるのですが…その時にフェルゼンにその女性が「オスカル」であることと、その想いを気づかれ、のちに訣別することになるのです。
そして、幼い頃から、オスカルを女として慕い続けていた、アンドレとの関係もまた切なく。

この「強さと、女性としての弱さ」が同居しているところが、オスカルの魅力なのかもしれませんね。


そして、あらためて考えてみたら…
私が惚れこむキャラクターって…、なんか、似たような感じの人が多いのですよね〜。

「剣客商売」「佐々木三冬」

江戸後期の老中、田沼意次の妾腹の娘、という設定の架空の人物です。
女だてらに男装して剣術をたしなみ、通っている道場の「四天王」と言われるほどの腕前。
登場当初は「こじらせ系」の「男っぽい美女」ですが(笑)、主人公の一人で剣術の達人「秋山大治郎」と恋仲になるあたりから、がぜん女らしくなってきまして…大治郎と結婚してからは男装もやめて、子供も産んで、だいぶ柔らかくなりました。
私が剣道をやりたくなったのは、この「三冬」に憧れていたから…、だったりします。

「ハートキャッチプリキュア」「明堂院いつき」(キュアサンシャイン)★

主人公つぼみが通う中学校の、学ラン姿の品行方正の生徒会長なのですが、実は女の子。家が空手の道場で、体を壊して跡を継げない兄の代わりに、男として生活しています。学園の生徒には女性と知られていて、女生徒のファンも多いのです。
本当は可愛いものが好きで、カワイイ服も着たいのに、それを表に出してはいけない…と、部屋の押し入れにひそかにカワイイグッズを隠し持っていたりします。
空手道場の跡継ぎ候補だけあって、プリキュアに変身後もめちゃくちゃ強くて冷静なのです。初めてプリキュアに変身した時に、女の子らしい衣装に喜んじゃってるような部分がかわいらしいのです。

★「スケバン刑事」の「麻宮サキ」

受刑中の母を人質のようにされて「学生刑事」を引き受けたスケバンの主人公、麻宮サキ。
さまざまな学校で起きた事件の真相を探るためにいろんな学校に「派遣」されるサキは、当初は「仕方なく」その役目を果たしていますが、内面は義侠心に溢れています。

どんなピンチも切り抜ける冷静さ、圧倒的な強さ。
弱者に対するやさしさ。弱者を蹂躙するものへの憎しみ。
戦う敵すらも惹きつけてしまうような懐の深さが、サキの魅力です。


ふだんは男のような乱暴な言葉遣いながらも、捜査のために変装した時は知的でおしとやかな雰囲気すらあり。
記憶喪失になった時には、好きな男性の言いなりになってしまうような、か弱い女子の一面も見せます。

そしてサキの活動を見守る弁護士「神恭一郎」とのすれ違いの恋。
ふだんなら冷静で無敵のサキも、神のこととなると冷静さを欠いてしまいます。そういう面もまたいいのですね〜。

★「武士道シックスティーン(剣道漫画)」の「村浜部長」

原作小説のほうではなく、少年漫画版のほうの「村浜部長」が私は大好きです。キリリとした「漢気」を感じる美人です。
主人公の一人、香織は入部当初の初対戦時に、村浜部長のことをこう評しています。
「さすが東松の主将、身体はデカいのに速くて上手い。何より腹が据わってる。こういう大将がいるチームは強い。選手が安心して戦える。」

剣道の腕はインターハイのトップレベル(この設定は漫画の中には出てきませんが…)、いつも冷静で、癖のある部活の後輩たちの長所も欠点もちゃんとわかって指導できる先輩です。
勝利のためには反則技も辞さないような、やんちゃな「香織」に対して、締めるところは締めつつも、わざとケガをさせられたこともさらっと流し、部活からはみ出し気味だった香織のこともちゃんと許して受け入れる、懐の深さが素晴らしいです。


どうやら、私は…、
「男性と渡り合えるほど強く、美しく、包容力があり、正義感が強く、優しい女性」
「好きな男性の前では弱さを見せるが、男性に頼り切ることはない」
ような女性に、憧れてしまうようですね…。(笑)


もちろん、これは「絵空事」である、漫画やアニメや小説の中のキャラクターですから…
こんな人物に、実際になれるわけはないのですが…(笑)


私は剣道を始める前から、そういう女性になりたいという、漠然としたイメージを持っていました。
でも、それまでの私は、精神的にはともかく、身体的には「戦う女」ではなかったのです。だからずっと「本当に戦える人」になることに、憧れがありました。

そして、私の剣道のレベルはともかくとして…(^^;
剣道を続けてきたことで、「戦える人」に少しでも近づけたのは確かで、それが、私にはとても嬉しいのです。
そして、その次に目指したい「自分」は…

自分のことは、もちろん自分で守ることができて。

自分より強い相手であっても、大事なものや人のためには、身体を張ってでも立ち向かうような勇気があり…

どんな時でも、落ち着いた対応をすることができて。

話すと楽しいけれど、おしゃべりすぎず、この人なら何を話しても大丈夫だという信頼を持ってもらえて。

包容力があるけれど、YESとNOをはっきりと言える毅然さがあり。

この人になら、安心して仕事を任せられると感じてもらえて。

周囲の人の意見をきちんと汲んで、納得させられる行動をとれて。

そして、何歳になっても、その年齢に応じた「女性の美しさ」を持ち続けられるような…。


そんな人に、私はなりたい…のです。
(ちょっと、ハードル高すぎですか?(笑))


まだまだそうなるのには、私は経験が足りていないし、経験を積んだとしても、なれるかどうかもわからない。
でも、何歳になっても、成長を続けていたい。
今までの「自分の殻」を破って、そんな人に少しずつでも、近づいていきたい。

まあ、実際に…、そこまでできるか、わかりませんけど(笑)
剣道に限らず…いろんなことから逃げずに、丁寧に向き合っていきたい。

ひさしぶりに「ベルサイユのばら」を読んで、そこから、こんなことを考えてしまった…私でした(笑)


最後に、本日の一枚です。

先日、高尾山に登ってきたときの「スミカテーブル」のカフェからの眺め。
このカフェは、風が通って、気持ちよかったです〜。
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posted by はなずきん at 20:32 | Comment(0) | 母だけの剣道2(四段に向かって) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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