2020年02月24日

母だけの剣道日誌(170)幼児指導について思うこと(その5)またおやまあさんからの返事&その後考えたこと

母だけの剣道日誌(169)幼児指導について思うこと(その4)私からまたおやまあさんへの返事(後半) より続いています。

前回に引き続き、メッセージのやりとりの続きです。

まずは、またおやまあさんからの返事ですが…


>これはとても気になるところですよね。
>求められる内容によっては指導が変わりますから…
>私は思いきって親に聞きましたよ。
>
>このままの遊び+稽古で良いか?
>ってね。

>その答えは、どういうものだったのですか?


これはしたり!
書きもれておりましたわm(_ _)m

恐る恐る親御さんに聞きましたら…

「根気よくお相手いただいて、大変助かる」
「(子供が)剣道に行くのが楽しいと言っている」
「いつかまたおやまあ先生が怒るんではないかとヒヤヒヤしていた」


っと言われて胸を撫で下ろしました。(笑)

確かに…
この子は(学校の)先生が大変だろうなぁ…
って思っていた子でしたが。


それに対する私の返事は…。


>これはしたり!

これはしたり!って…、現代の人が使うのを聞いたの、初めてかもしれません(笑)
さすが、(時代劇好きの)またおやまあさんですね…、

今どきの子供には意味が通じない気がします…、(笑)

>恐る恐る親御さんに聞きましたら…
>
>「根気よくお相手いただいて、大変助かる」
>「(子供が)剣道に行くのが楽しいと言っている」
>「いつか青山先生が怒るんではないかとヒヤヒヤしていた」
>
>
>っと言われて胸を撫で下ろしました。(笑)
>
>確かに…
>この子は(学校の)先生が大変だろうなぁ…
>って思っていた子でしたが


それは…、わりと多動系の子だったのでしょうか。
お話を聞いた限りでは、おそらく、剣道を習わせたら体を動かせないだろうか?そして、少し落ち着くんではないだろうか?と考えて、連れてきた親御さんなのかな、という気がしますが。

そういう子だと、親は本当に困ってるんですよね…、パワーが余っているからどこかで発散させたいのに、どこでも勝手に行動してしまって、周囲になじめなくて。子供が楽しく行ってくれる場所があるのなら、剣道らしいことでなくたって、ありがたいのだと思います。
長男を育てている時の私が、そういう感じでしたから…。

私としては、そういう親御さんの気持ちもできるだけフォローしてあげたいと思っています。
私も本当、長男が小さい時は気苦労が絶えませんでしたから…。子供の成長の先が見えないと、苦しいですからね。

とはいえ…、ただの「楽しい遊び場」になってしまうのも違う気がしますし。
せっかく剣道を習いに来たのだから、ある程度はそういう要素を身に着けてほしいと思うのですけれども…、そのバランスが、本当に難しいですね。



以上が、メッセージのやりとりの内容です。


その後、私は何度か幼児指導をしたのですが、3人とも最近急に「できるように」なってきた部分が増えました。準備体操も、素振りも、です。ただ波があって、前にできたからといって今回もできる、というわけでもないのですが(笑)
3人とも1年生を目前にして、精神的成長をしてきたのかもしれません。


だからといって「ただ子供の成長を待っていればいいのか」というと、そうでもない気がするのですよね。
やっぱり、集中的に教える機会があったほうが、上達は早まるのではないかと私は思っています。
それも「やった時にすぐできる」というわけではなく、「前に教えたことが、しばらく経ってから突然できるようになる」ということも、ままあるという気がしています。

私が、以前から小学生の指導を見ていた時から感じていたことですが…
「反復練習」って大事だと思うのですが、当会の稽古だと、「個人が」同じことを(できるまで)何度も繰り返す…ということはあまりしていなかったのですよね。ささっと何回かやったら次の技…、というやり方だと、できる子はできるようになるけど、できない子はいつまでもできないまま…という気がするのです。

幼児の場合は、反復練習の時間が長いと「飽きてしまう」ので、やり方には工夫が必要だと思いますが…
それでも、もう少し「できなかったところを指摘して、できるようになるように練習させる」ようなやり方にできないのかな、と思っています。今の稽古のやり方だと、できなくても「まあいいか〜」みたいな感じで流してやらせていることのほうが多いのです。

これも、バランスの問題だと思うのですが…
本人がやる気になっていないのに「無理に同じことを繰り返させる」ような形だと、稽古が嫌になってしまうと思うし。
でも、ある程度は「できていない部分をしっかり指摘して、そこだけを重点的にできるまでやらせる」ということも必要な気がするのです。
そして何度かやらせて上手くいかないようなら、無理にその時にはやらせないで、またの機会にやらせてみる、という感じでいいのではないかと。


具体的な例をあげると…、

YTくんは打ち込み用の竹刀を打つ時に「面!」と言わずに黙って打ってしまうことが多いのですけど…私は、その「できない部分」は(今のYTくんにとっては)流すべきではないことだと感じています。
YTくんは準備体操の時は「うるさい」と感じられるくらいの声を出しているので、「声を出すのが恥ずかしい」という子ではないのです。
だから単に打つ時に「声を出すのを忘れている」か「別に言わなくてもいいと思っている」のどちらかだと思うのですよ。

でも、剣道で声を出すのは大事なことですし、(恥ずかしがり屋さんでない子なら)、声を出すのはさして難しいことではないわけですから、「面と言いながら打つ」ようにさせる、ということは、何度でも繰り返させるべきだと思うのです。

YTくんは「なんとなく適当に打ち込み用の竹刀に当てている」というような状態が、わりと長いこと続いているので…、
「まず中段で構えさせて、”ヤー”と声を出す」「打つ時に”面”と声を出す」「しっかり竹刀を振り上げてから打つ」
このくらいのことは、毎回しっかり指摘してやらせたほうがいいのではないかな、と私は感じています。

今の私はあくまでも「補助」の立場なので、そのあたりは口は出せないのですけどね(^^;
そして、実際にそれを実践してみないと、本当に効果が出るのかどうか…、もよくわからないのですけど。


昨日の稽古では、来る「ミニ大会」で披露するために、幼児たちに「面の打ち方三挙動」とか「体の運用」などを教えていたのですが…
はじめてIZさんが「ちゃんとした蹲踞」を教えていたのですよね。
今までは、かかとをべたっと床について、股を広げてしゃがんでいるだけの状態で、それを直させたりはしていなかったのですが、昨日は、かかとを上げて、そこにお尻を乗せるような形をやらせてみたのです。

今の幼児は和式トイレに慣れていないせいなのか、しゃがむということ自体が難しいのかな…、と感じましたが、
それでも、何度か足の形や姿勢を教えながらやらせてみたら、3人とも、前よりはだいぶ「蹲踞らしい形」ができるようになっていました。
「足が疲れる〜」とか言っていましたけど、慣れですからね、こういうのは。最初はほんの数十秒しかできなくても、やらせているうちにできるようになると思っています。

そして、私は「これはもう少し早く、教えるべきだったのでは」とも感じていました。

私は「提げ刀、帯刀、礼、蹲踞」の部分というのは、幼児が対象といえど、一番最初に教えるべきことではないか…、と思っています。それができると、剣道に対するとらえ方が違ってくる気がするからです。


私にとっては、剣道は、幼児を含めた誰にとっても「カッコイイもの」であってほしいのです。
「提げ刀、帯刀、礼、蹲踞」
をきちんとやらせようとしていない状態は…、「剣道じゃない」という気が私はしているのですよね。

もしかしたら、教えたとしてもできなかったのかもしれませんが…、でも、やらせた分だけ、少しずつ近づく気はしているのです。

もちろん、それを追求しすぎて、幼児が稽古が嫌になってしまうようだと問題ですけど(^^;
「楽しいと思える部分」と「ここだけはきちんとやってほしいと思う部分」のバランスを取りながら、「剣道らしいもの」を教えていけたらいいのかな…、と思っています。

今後、防具をつけるようになると、指導にも全然違う難しさが出てくるのだと思いますけどね…、それはまだ、少し先のことになりますが。

「幼児指導について思うこと」の話は、これで終わりです。


最後に、本日の一枚です。

2/20 17:16 山中湖長池カメラ より。
不思議な形の笠雲と、夕日のコントラストが面白いですね。
IMG_8832.JPG
※この写真は、富士五湖テレビの「富士山ライブカメラ」からのものです。


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posted by はなずきん at 16:53 | Comment(0) | 母だけの剣道2(四段に向かって) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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