2020年02月16日

母だけの剣道日誌(167)幼児指導について思うこと(その2)またおやまあさんからの返事、その1。

母だけの剣道日誌(166)幼児指導について思うこと(その1)「こうしたらいいのに」と思う部分。 より、続いています。

というわけで、私はまたおやまあさんに、当会の幼児指導についての私の意見に対する見解を聞いてみました。
またおやまあさんからいただいた返事の、主な部分を抜粋して書きたいと思います。
青色で、>という引用記号がついているのは、私が送ったメッセージの内容です。
わかりやすくするために、強調したり、改行部分や原文を少し直しているところもあります。



>先日の稽古をご覧になったのでおわかりと思いますが、当会の幼児たちは、準備体操や素振りがあまりできていません。

まぁ…それはF剣友会も同じですわ(笑)
※F剣友会=またおやまあさんが所属している会、です


>みんなでやっている時にしっかりと教えるのは無理なので、私としては、幼児指導の時間に少しずつでも教えればいいのに…、と、ずっと前から思っていたのですが…

F剣友会でも、準備体操は教えていません。
なにせ彼らは身体が柔らかいですからね(笑)

個人的には素振りは…大人にとっても難しいものと認識しております。
私もですが…正しく打ち切る素振りをしている方がはたして何人いるのやら…
(筋トレになっている方を往々にして見かけます)

さらに幼児の筋力では手の内も難しいでしょうから、F剣友会では物を打つ方に重点を置いています。

なので素振りは、ある程度大きくなって
さらに聞けるようになってからかなぁと考えております。

>IZさんに「教えないのですか?」と聞いてみたところ、IZさんは、幼児たちは準備体操や素振りはしっかりできなくてもいいと考えているそうで、だから素振りの時間以外はあえて教えていないようです。

なので、IZ先生の考え方も成る程!ありだな って思った次第です。


>私の個人的な見解を言えば、全体で準備体操や素振りをやる時に、全くできていない幼児がいるのは、他の大人も気になるのですよね。教えようとしたら、自分の素振りができないですし、かといって放置しているのも…、という感じだし。
本人たちも「周囲についていけてない」というのはわかっているだろうし、きちんと教えたほうがむしろいいと思うのです。もちろん、教えてできないようであれば、やらせなくていいと思うのですが…。


そうなんですよね
なので一通り出来ても出来なくても、足捌き、素振り、3挙動、打ち込み、などはやらせます。

そして、彼らに何やりたい?
何が出来るようになりたい?
何を教わりたい?
って聞いています。

すると…やはり素振りってなりますよ。
おっしゃる通り、なにせ一斉にみんなでやるのに、出来ていないから、浮いてしまうのを本人が分かっていますからね。
自分が言ったことなので幾分かは長続きします。
幾分かはです(笑)


>でも、きちんと木刀を持たせて、蹲踞までやる、というところくらいは、いくら幼児とはいえ、しっかりできるまで教えたほうがいいと、私はいつも感じています。

実は…私は最初にこれをやります。(玩具の刀を使って)
名称クイズなども織り混ぜながら。(これなに?切っ先 ここは? 柄 みたいな)


抜刀スピード対決、納刀スピード対決、
さらに所作中に敵が斬りかかってくるので、いつでも刀を抜けるようにするゲームとかも


>細かい所作はともかく、当会の子は右左どちらに持つのか、どうやって抜くのか、それすら怪しい感じがあるので。素振りにしても、基本的な動きは、個別に一回きちんと教えたほうがいいのではないかと…。
>そのあたりは、時間を取って教えないと、いつまでもできないと思うのですよね。


それなんですよね。
なので私は玩具の刀を使って何故その所作なのか、竹刀に置き換えるとこーなるとか、所作の意味を伝えるようにしています。

また同じ事をある程度出来るようになった小学生にも、玩具の刀を使って教えます。
話を聞ける年齢になると、また違った反応です。(笑)


>先日は、幼児は「HKくん」(もう1年くらいやっています)と、「YTくん」(先日入ったばかり)の二人がいたのですが…そのくらいは(何度も根気よく教えればですが)もうできると思うのです。
>年中さんくらいだと難しいところはあると思いますが、今いる幼児は全員、年長さんなので。

男の子は精神的成長が遅いですからねぇ
(大人になっても子供のままですし)
ちゃんと話が聞けるようになるまで、仕方ないのかな?って思う一方で、本人が楽しんで来てくれているのなら、手を変え品を変え根気よく少しずつですね。
※親が習わせたくて来ているだけだと、まず楽しいものだと認識させなければならないので、それはそれで大変(遊びに、なってしまう


>親御さんとしても、そういう部分を求めている気がしなくもないのですが…。

これはとても気になるところですよね。
求められる内容によっては指導が変わりますから…
私は思いきって親に聞きましたよ。

このままの遊び+稽古で良いか? ってね。
それでも一年半もすると遊びの比重が、ぐっと減りますよ


>実際に幼児指導をしているまたおやまあさんは、当会の幼児を見て、どう感じていらっしゃいますか?

F剣友会の子供達と変わらない印象です。あぁ…さすが幼児やね って(笑)
でもF剣友会の子達より元気でした!


>F剣友会の幼児たちは、どの程度のことまでできるのか、どの程度まで教えようとされているのでしょうか。
>率直な意見をお聞かせいただければ、幸いです。

これは、今度のミニ大会で見てもらえればって思っていたのですが、今回不参加みたいで…
F剣友会の子も、まだまだですよ。


そうですねぇ
あまりエラそーに言えるような立場ではありませんので、手法やりかたなどと、大袈裟なものではなく

幼児指導で気を付けていることが
・出来たら大袈裟に誉める!
・出来ないのは前提として考える
・ひとつの稽古は短時間
・目線を下げて(しゃがむ)話す

とても言葉が悪いですが…子犬を可愛がるような感じです。



最初の頃は剣道を教えようとして四苦八苦しました。

ところが剣道を教えるのではなく"遊べば"いいんだ!って思ってからは…
「遊びの中に剣道を織り混ぜる」
「少しずつ剣道の比重を増やしていく」

ってな具合で大変だとか辛いと思わなくなりました。(笑)

これは自身の子育てにも通じるのですが、二十歳になっても机の上で踊る子はいない。
だから大丈夫!いつまでも同じではないから。
※もちろん注意しますよ

F剣友会の子達も、この頃は話を聞けるようになったと思います。
正座してじっと出来る時間が増えています。

それでも出来ていない小学生もいますから。

肉体の成長が人それぞれであるように
精神の成長も人それぞれ
さらに肉体の成長=精神の成長 ではない!

って思えると
長い時間で考えられるようになりました。


以上が、またおやまあさんからもらった返事です。
これに対してまた私が返信した内容は…、次回に続きます。

最後に、本日の一枚です。
2020/1/1 16:41 精進湖子抱きカメラより。
ほんのり紅色に照らされる富士と、印象画のように湖面に映る富士が美しいですね…。
IMG_8777.JPG
※この写真は、富士五湖テレビの「富士山ライブカメラ」からのものです。

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posted by はなずきん at 21:38 | Comment(2) | 母だけの剣道2(四段に向かって) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はなずきんさん

はじめまして!
コメントありがとうございます。

私もブログを始めた頃から、はなずきんさんのブログを読ませて頂いてます。

私は剣道歴は長いのですが、いまの事情が良く分からないと言う点で、ちょっとでも同じ感覚の方がいないかなと思って、辿り着いたのがきっかけです。

そして何より「幼児指導」の内容はとても参考にさせていただいております。
私の所属には幼児はいないのですが、まあ落ち着きは無いですし、初心者防具組も真っ直ぐ竹刀を振れなくて。
はなずきんさんのブログで、ちゃっかりヒントを得ようとしております(笑)

同じような考えを持っている方に限って遠方にいる…というのはあるあるで、はなずきんのような考えの方に参加頂ければ力強い協力者を得られたと思うと残念です。

剣道は本当に指導者次第でガラリと変わります。
『二度とやりたくない』『無駄な会費だった』と思われないように、そして剣道の良い所を学び、伝え、疑問点を突き詰めていけるように向き合っていきたいと思っています。

剣道教室については、動きがある毎に記していこうと思います。

今後もはなずきんさんのブログ、大いに参考にさせていただきます。
Posted by ピーマン肉詰め隊 at 2020年02月17日 18:39
ピーマン肉詰め隊さま

こちらまでお越しいただき、ありがとうございます。

ピーマン肉詰め隊さんはリバ剣さんで剣道歴も長いとのことなので、私より遥かに上手な方なのだろうと思っています。
でも、大人になってから再開したからこそ感じている「剣道界への違和感」を率直にブログに書いていらっしゃるところが、私と似ているかも、と感じて、最近の剣道の記事はずっと読ませていただいていました。

ピーマン肉詰め隊さんが私のブログも読んでいただいていたとのこと、私の考え方に近いと思ってくださっているということ、とても光栄です。
一緒に新しい道場をお手伝いできればよかったのですが…、地理的に遠いこと、まずは今所属している会への恩返しをしたいこともあり、ちょっと難しいですね…。

私の、まだ始めたばかりの幼児指導の話を、参考にしていただいているとは恐縮です(^^; やっていることは「剣道」というよりは「幼稚園の先生」に近いような気もしますが(笑)

ちょっと前までは、多くの会が幼児指導にはあまり積極的でなかったように思いますが…(まだ「剣道」をさせるには難しいから、なのでしょうね)
最近の少子化のあおりで、幼児までも指導せざるを得なくなった、というところが多いように感じています。

剣道は、小学生以上の子供の指導については長い歴史もあり、全国的にある程度確立したものがあると思いますが…幼児指導については、まだ各会の工夫に委ねられているようです。

今書いているブログの内容でも出てきますが、幼児指導は「遊び」と「剣道」のバランスがなかなか、難しいのですよね。
当会のIZさんもまたおやまあさんも、まだ模索中というところもあると思いますが…、私も良い所は積極的に取り入れ、今後は自分なりの工夫や模索をしていきたいと思っています。

私は子供を3人も育てたわりに、幼児の扱いはあまり得意ではなかったのですが…、最近はだいぶ子供たちが懐いてきてくれたこともあり、やり甲斐を感じつつあります。

ピーマン肉詰め隊さんが、新しい道場へ協力することについては、ぜひ参考にさせていただきたいと思っています。
指導内容について考えるのももちろん大事なことですが、道場として採算を取っていくためにはどういうシステムにしていくのか、どのように生徒を集めるかなど…、いろんな工夫が必要になるのでしょうね。

これから、いろんな情報を交換できたらと思っています。
ブログ更新、楽しみにしております。
Posted by はなずきん at 2020年02月17日 20:13
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