2019年09月25日

高機能自閉症の長男が「普通以上」に成長するまで。(その7)中学1年の時の長男、問題噴出。

高機能自閉症の長男が「普通以上」に成長するまで。(その6)療育センター&抗精神薬の処方の話 より続いています。

前の話から、だいぶ間が空いてしまい、失礼しました。

まずは、本日の一枚です。
この日は夕焼けが赤かったですね…。
IMG_7991_1.JPG

さて、本題です!

小学校の5年、6年にかけて、精神的に不安定で、友達との関係が上手くいかないこともあった長男ですが…
中学でもやはり、問題が起きてしまいました。

中1の1学期は何があったのか、私もよく覚えていないのですが(^^;
通知表には「人間関係で苦労した1学期でした」と、担任の先生に書かれています。
きっと周囲の友達やクラスメイトと、いろいろトラブルがあったのでしょう。


そして2学期が、一番問題が起きた時期でした。

長男は「いじめがあった」と、言っていて…、
実際に複数の子から、からかわれたり、意地悪をされたことがあったようです。

当時長男がその経緯を書いた文書がまだ残っているのですが…、
その時は、長男は「クラスのほぼ全部の男子からいじめられている」と感じていたようです。

長男は「尋常性白斑」という皮膚の病気で(うつるものではなく、免疫系の異常のようです)、顔の皮膚の一部が白く色が抜けています。
それをいろんな人にからかわれた、とか…、他人の筆箱が長男の机に勝手においてあり、それを長男が触ると「〇〇菌がついた〜」などと言って騒いでいたとか。

上記に書いたことは、実際にあったことのようですが…、
今現在の長男は「あれは、いじめというほどのものではなかった」と、言います。

その頃の長男が、周囲に嫌われるようなことをしていたのも確かなのです。
ふだんの言動もおそらく「上から目線」的なところがあったのでしょうし、ふざけの延長だったのでしょうが、本気で嫌がっている相手を追いかけまわしたりなどをしていたようです。みんなに嫌われるのも無理はなかったと。

その時は、まるで周囲全部が敵のように思っていたから…
ささいなことでも気にしてしまい、被害妄想的なものも入っていたのではないかと今の長男は言います。


この時は、担任の先生がとても真剣に対応していただいて…
長男にも悪いところがあったのは確かだけれども、集団でからかったり悪口を言うのは絶対にいけない、と、クラスの子たちを諭してくれたようです。もちろん、長男ともいろいろ話してくれました。

この担任の先生には、1年から3年までずっと担任として見ていただけました。何かあれば、いつも真剣に対応してもらえたので、長男もこの先生のことは信頼していました。
この先生には、長男の成長に、だいぶ大きな力となってもらえたと感じています。


このころの長男は、家でも問題続出で…

屋根裏の物置に登る、ちょっと高いはしごからわざと飛び降りて足を怪我したり…、
2Fのベランダを乗り越えて飛び降りようとして、私が引き上げたこともありましたよ(^^;
(けっこう重かったと思うんですけど、どうやって引っ張り上げたんだろう?よく覚えていません…)

次男ともつまらないことでよく喧嘩していて、ボコボコにしようとしていたので、そのたびに私が止めていました。
この時の長男と次男とは体格差が大きく、どう見ても一方的な喧嘩だったし、本当にひどいケガをさせかねない感じだったのです。
この頃の長男は、ぷっつんと切れた時は我を失っていて、本当にゴリラのように暴れていたことも何度もありましたが…、そのたびに体を張って止めていたものです…、
(私が剣道で培った、根性と気合が役に立ちましたよ(笑))


そして…3学期のある日には、学校に行くといってそのまま、サボってしまい…
担任から家に、「長男が学校に来ていない」と連絡があって大騒ぎに。
先生方は学校の近くを探したりもしてくれたようですが…

しかし、学校に行かずどこかに行ってしまった長男を探す方法など、とても考え付かず…、私はただ、家で待つしかありませんでした。

本人は市内の道をひたすら歩いて、相当遠くまで行ったようで…
今でもその道の近くに行くと「ああ、あの時はここ通った」などと言います(笑)

私は家で、やきもきして待つしかなかったのですが、昼近くだったでしょうか…、
長男から、電話がかかってきたのです。

「ちょっと、どこにいるの?公衆電話からかけてるの?」
「いや…、なんか、近くを歩いているおじさんが、話しかけてくれて…、
家に電話したほうがいいって、携帯電話を貸してくれた」
「ええ?そうなの?…そりゃ、親切なおじさんがいてくれて…、よかったけど…で、今どこなのよ」
「〇〇交差点って書いてあるけど」
「じゃあ、車でそこまで行くから!待ってなさいよ!」


それは市内の…、中学校からは7キロくらい離れた場所からでした。
それもまっすぐそこに行ったわけではなく、丘を登り、下り、けっこう遠回りしてから着いたようでした。
おそらく中学校のあたりから、10キロくらいは歩いたのではないでしょうか…、

この親切なおじさん、確か電話口ではお礼を言ったと思うのですが、すぐに立ち去ってしまったそうで…、
中学生が日中に制服姿で一人でうろうろしていたから、心配して声をかけてくれたのでしょうね。ありがとうございました!

すぐに担任の先生に「見つかりました!」と急いで電話したら「じゃあ、校長室に連れてきてください」ということで…。

私と長男、2人そろって校長室に出頭(笑)して…、相当大騒ぎになっていたのを、本人も知って…、
こういうことはもうやってはいけない、と思ってくれたようで、その後は学校を無断でサボる、ということはありませんでした。


中学校1年の時の通知表を見ると…

1学期 欠席2 遅刻0
2学期 欠席10 遅刻1
3学期 欠席0 遅刻4


となっています。うち2日くらいは本当に風邪かなにかだったと思いますが、残りはサボりですね(^^;
しかし成績はそんなに悪くはなくて、(5段階評価で)たまに5があり、4がいくつかで、3が一番多く、2以下を取ることはありませんでした。

一番問題が多かった2学期、担任の先生のコメントはこう書かれています。

「学習面では、1学期同様がんばりが見られました。3学期もこの調子で頑張ってください。生活面でも、係の仕事を一生懸命行ってくれるので、安心して仕事を任せることができます。ただ、その一方で、人間関係でトラブルになることも何度かありました。今後は、場面や相手の気持ちを考えた言動を行えるよう、ふだんから意識していきましょう」

正直、1年の時はかなりの問題があって…、この先どうなるんだろうなとちょっと心配でした。
しかし、2年から3年にかけては、いろいろと成長が見られたのです。

その話は、また次回に。

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posted by はなずきん at 09:31 | Comment(0) | 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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