2019年09月14日

高機能自閉症の長男が「普通以上」に成長するまで。(その6)療育センター&抗精神薬の処方の話

高機能自閉症の長男が「普通以上」に成長するまで。(その5)小学校6年生、微妙な年ごろ。 より、続いています。

長男の話、だいぶ間が空いてしまい、失礼しました(^^;
でも資料を掘り出して見たらいろいろネタがあり、まだ続きそうなので、話は飛び飛びになってしまいそうですが。

まずは、今日の一枚です。
「The Tee Tokyo」で食べた「特製ホットケーキ」です。焼き印がオシャレですね♪
IMG_7900_1.JPG
でも、ホットケーキにしてはかなりモチモチしている生地でしたね〜。


さて、本題です!

小学校の話で書き忘れていたことがひとつあります。療育センターのことです。
過去のブログでも詳しく書いていましたが…。
「高機能自閉症」という”個性”(その7)療育センターへの通院と、幼稚園に入ってから

長男は高機能自閉症という診断を受けた後も、幼稚園に入園するまでは、療育センターに週に一度くらいの割合で訓練のために通い続けました。幼稚園に入るまでの話は、上記のリンク先を読んでいただきたいのですが…

幼稚園に入ってから、小学校低学年の頃までは、月に1回くらいのペースで訓練のために行っていたと思います。


小学校低学年〜中学年頃は比較的落ち着いていて、学校生活もまあまあ上手くいっていたので、療育センターに行くのはやめていました。

小学校高学年で問題行動を起こすようになったときに、長男は自分から「療育センターに行きたい」と言い出して、中学を卒業するくらいまで、数か月に一度程度の頻度で通っていました。小さい頃の担当の先生がずっといたので、同じ先生に見てもらえたのはとても良かったようです。
長男にとっては、小さい頃から自分のことを理解してくれていた、療育センターの訓練担当の先生は頼りになる存在だったようです。小学校6年以降は小さい頃の「遊び的な訓練」とは違って、学校の様子などを聞いてくれて、適切なアドバイスをもらったりしていました。
中学2年からは「通級」とも並行して通っていましたが、連携して情報交換をしてくれていたようで、それぞれがいい影響をもたらしてくれたと思います。(※通級の詳しい話は、また後日に。)

高校に入った時点で、訓練のほうは終了しました。
ただし、いまでも、抗精神薬の「ストラテラ」を処方されて飲んでいるので、そのために3か月に一回通院しています。
この薬は、集中力を高めたり、落ち着きがないのを改善するものです。



実は、幼稚園の年長の頃にも一度、似たような作用の抗精神薬を処方されたことがあります。
「コンサータ」という薬で、注意力を高めたり、衝動的で落ち着きがないなどの症状を改善するもので、注意欠陥/多動性障害(AD/HD)の治療に用いられるものです。

ところがこの薬、劇的に効きすぎて…、
ふだん、ものすごく落ち着きがなくて元気な長男が、借りてきた猫のようにおとなしくなってしまい…、親の言うことも聞くし…
扱いやすいといえばそうなのですが、いくらなんでも、これじゃ別人でしょう?
と思って、数日投与しただけでやめたのでした。


そして、小学校6年生の2学期にまた通院しはじめた時にも、薬を処方されました。
私は恒常的に薬を飲ませるのにはやや抵抗があったのですが、本人の注意とか気づきだけで、衝動的な行動を抑えるというのはかなり難しそうだったので、医者のアドバイスに従ってみたのです。
長男の場合は、ただ落ち着きがないというだけでなく、暴力的なところもありましたので…、

最初に処方されたのは、漢方薬の「抑肝散」というものでした。
これは神経症、不眠症、子供の夜泣きや、疳の虫の治療に使用されるものです。
これもある程度の「落ち着く」効果はあったのですけれども、十分という感じではなく。

しばらくして、次はまた「コンサータ」を処方されました。
年齢も上がっているので、薬の効き具合も違ってくるだろうということで。

しかし、この薬はやっぱりあまり、合いませんでした。
長男いわく、衝動的な感じは減るのだけど、なんだか気分がどんよりと落ち込んでしまうのだそうです。

なので、薬の種類を変えて…
現在も飲み続けている「ストラテラ」というものにしたのです。
これも不注意や多動・衝動的で落ち着きがないなどの症状を改善するもので、注意欠陥/多動性障害(AD/HD)の治療に用いられる薬です。


これはだいぶ効果があったようで、注意力も上がったし、衝動的な部分も減ると本人が言っていました。
高校に入ってから、飲み忘れることも増えてきたので、もうやめてもいいんじゃないの?と聞いたことがあるのですが、やっぱり飲まない日は集中力が相当欠けたり、独り言が増えたりするのだそうです。
とはいえ、以前ほどの「落ち着きのなさ」は減ってきたので、本人も受験が終わったらやめてもいいかな…とは言っています。

なお中学校半ばの、一番暴力的衝動が強かった時期は、ストラテラに加えて「抑肝散」も処方されていました。今はストラテラのみになっています。


ADHDなどのお子さんをお持ちで、薬を処方されることに抵抗があったり、悩んだりする親御さんもいると思うのですが…
長男の場合は、この薬があることで、一番大変な思春期の時期を乗り越えることができた気がしています。


副作用的なものは…長男の場合は見えるようなものは、なかったと思います。
もちろん、本人にとって「合う」ものでないと逆効果だったりしますので、それは見極めていかないといけませんが。


この抗精神薬の類はものすごく高価な薬なのですが、私の住む市は小中学生への医療費補助があったので、一回につき200円で処方してもらえてかなり助かりました。
高校に入ってからは、東京都の制度である「自立支援医療受給者証」というものを発行してもらい、精神関係の医療費の月額上限が設定されているような形になっています。
親の収入にもよって自己負担額が違うのですが、おおむね月5000-10000円くらいになることが多いです。

私はうっかりこの「自立支援医療受給者証」を持っていくのを忘れて、自費請求されたことがあったのですけど…、
この時は、ストラテラ以外の薬(便秘薬)も処方されていたとはいえ、3か月分くらいで10万円近かったのでびっくりしました(^^;。高い薬だとは思っていたのですが、ここまでとは。
この時は後から「自立支援医療受給者証」を持って行って払うという形にしてもらえたので良かったですけど…、

子供に対する医療費助成って、本当に助かります(^^;
地方税を払って下さっている社会人のみなさまに、本当にありがとうございます、と言いたいです(^^)



(続きます!)

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posted by はなずきん at 12:21 | Comment(0) | 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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