2007年08月20日

自然なお産(その4)

(前回より続いています)
さて、次男のお産ですが…
陣痛が始まったのが出産前日の夜中3時頃のことで、出産の前兆である「おしるし」(出血)もこの時薄くありました。
長男の時は早く病院に行きすぎたのが良くなかったというのはわかっていたのですが、今回はふたりめで前回よりは早く進むだろうということと、助産院まで車で一時間かかるということもあり、とりあえず助産院に連絡をして、ダンナと長男と一緒に朝7時頃車でダンナの実家に向かいました。(ダンナの実家から助産院までは車で5分くらいです)
ところが車に乗ったとたん陣痛が遠のいてしまい、ふたたび陣痛が来たのがお昼頃。まだ間隔は10−15分と長かったのですが、おしるしも増えてきたのでとりあえず助産院で見てもらうことに。
「助産院までは歩いて来てくださいね」(初産の時なら考えられない台詞です!)と言われたので、ダンナと一緒にゆっくりと歩きつつ助産院に向かいました。陣痛が来るたびに休んでいたので、ふだんなら25分くらいで着くところが40分くらいかかりましたが。

助産院で内診をしてもらい、この時点で子宮口5センチくらい(10センチが全開でそれから赤ちゃんが産道を降りてきます)。陣痛はあまり頻繁ではなかったのですが「いいおしるしが来ているのでこのまま生まれると思いますが、すぐには進まないので一回実家に戻って、陣痛がもっと痛くなったら連絡して来てください」と言われました。
で、もちろんまた歩いて実家に戻って、陣痛のためにやや睡眠不足気味だったので出産に備えて少し寝ることにしました。

そうしているうちにまた陣痛が強くなってきて、夕食を食べる頃にはかなりの痛みに(今思うとこの時点ではたいしたことなかったんですけど)。間隔も10分くらいになったので夕食後また産院に(今度は車で)行きましたが、子宮口は5センチと昼間と変わっていません。
産院にいるうちに痛みも少し薄らいできてしまって、陣痛の間隔も10分より短くなりません。
「まだまだみたいなので、お散歩に行ってきてください」とダンナとふたり、夜の街に出されたのが夜8時頃のことでした。
陣痛のたびに休みつつ歩き、途中でお茶したりしながら1時間半お散歩をして助産院に帰ってきましたが…全然進展がありません。「実家に戻って寝て出直してきます〜」と戻ることにしました。

夜10時頃に実家に戻り、とりあえず寝ることにしました。
陣痛のたびに浅く目が覚めながらもなんとか寝ていたのですが、夜中の12時半頃、強烈な痛みに襲われて起きざるを得なくなりました。
四つんばいになったまま陣痛のたびに「あああああ、いた〜い!!!!」と声をあげるわ、体に震えは来るわで、陣痛の間隔も5分くらいになってきました。(この時の痛みに比べれば、夕食後の痛さなんてたいしたことなかったです…)
今度こそ生まれる!と思いダンナが運転する車で助産院に再び向かいました。車の中でも叫んでいました…。

つまり、陣痛が始まってもこのくらい痛くなるまでは家で動いたりしながらガマンをしていなければならなかったということです。長男の時は初産だからもっと時間がかかるはずだったのに、陣痛間隔10分くらいの時点で病院でず〜っと安静にしてたんですから、お産が進まなくて当然だったわけです。
「これが陣痛かなあ?どうかなあ?」なんて思ってるうちはまだまだ、ということですね。
#中には、陣痛の痛みをあまり感じなくて病院に行ったらもう子宮口全開だった…なんて方もたまにいるらしいですが…そんな方はかなり少数派です。

助産院に着いたのが夜中の1時。この時点で子宮口8センチ、1時半には全開でした。
さて、それからいよいよ、未体験の「いきみ」をしなくてはなりません。
私は入院してからしばらくは四つんばいになって陣痛の痛みを逃していました。
助産師さんから「立ってみれば?」と言われたのですが、立つ姿勢になると陣痛の時に苦しいように感じてしばらくはそうしなかったのですが、四つんばいでいると赤ちゃんがなかなか降りてこれないようで、やっぱり立ってみてください、と言われて立ち姿勢になりました。
するとやっぱり、四つんばいになっていた時よりは赤ちゃんが降りてきているようです。

子宮口が開いているか、赤ちゃんが降りてきているかどうかなどは陣痛の時に助産師さんが手を入れて「内診」をするのですが、ここの助産院では(長男の時の病院とは違って)妊婦に内診のために姿勢を変えさせることは基本的にありませんでした。
しかも内診自体はほとんど痛くないので、内診しているかどうかもよくわからなかったくらいです。内診は陣痛の時にするものなので陣痛自体は痛いのですが、それに紛れてしまうくらいの刺激しかなかったということですね。病院で内診された時は仰向けを強要されたうえに手を入れられるのがすごく痛かったのですが…。
陣痛時の痛みを和らげるためにさすったりするのも上手いし、長男の時とは助産師さんの腕が大違いでした。

私はいきみ方がしばらくの間はよくわからなかったのですが、陣痛が来るたびに助産師さんが「こっちに向かって力を入れて!」と指示してくれました。
長男の時は「いきんでいる時は声を出さないほうがいい」と言われたのですが(でも声は出ますよ!)、ここの助産院では声を出すのはOK、というかむしろ「声が自然に出る時はガマンせず声を出したほうが力が入る」と言われて、叫びたい放題叫んでいました(笑)。
そして3時頃、ようやく破水。私はどうも羊膜(羊水と赤ちゃんを包んでいる膜)が丈夫なようで、産んだ3人ともかなり最後のほうにならないと破水しませんでした。
この間立ち会っている主人は私の支えになったりもしてくれていたのですが、途中で疲れて寝てしまい、私が大声で叫んでいる横で「ふんごー、ふんごー」と大いびきをかいて寝ていました…。
私の陣痛に付き合って睡眠不足気味なので寝るのはしょうがないかな〜と思いましたが、よくもまあこんな状態で寝られるものだと感心しました(笑)。

まだ出てこないのかな、ちゃんといきめてるのかな、と少しあきらめが入った4時半頃、ようやく赤ちゃんの頭が降りてきました!ここで寝ていたダンナを起こしてもらい、分娩用のU字型になった椅子に座ります。
そこから2回いきんでやっと頭が出てきたのですが、この時は死ぬほど痛くて(焼け火箸を突っ込まれたような痛さ!)赤ちゃんの頭がはさまった状態でうっかり力を入れてしまいました。(助産師さんには力を抜いて!と言われましたがそれどころではなく…)
そのせいで次男は生まれてしばらくの間顔が真っ黒にうっ血していました…。
そして次に体、そして胎盤も一気に出てきました。
これで「やっと出た〜!!」と、なんとか自分の力で産めたことにほっとしました。

ダンナがへその緒を切って、赤ちゃんは私のおなかの上に乗せてくれました。
さっきまでこの子がおなかの中にいたんだ…、という感触があります。
「ひと仕事した!」という長男の時とは全然違う充実感がありました。
ちなみに産道は全然切れませんでしたし、もちろん会陰切開などもなしです。(そもそも助産院では医療行為である会陰切開はできないのですが。)
2人目とはいえ、自力で産んだのは初めてだったのにも関わらず全く切れなかったのは、助産師さんのサポートが上手かったのでしょう。
(次回へ続く)
posted by はなずきん at 00:39 | Comment(0) | 妊娠、出産、育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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