2006年04月08日

食べ物作りってムズカシイ

以前にも何度か書いていますが、私は「食べ物にはすごく関心があるし、わりと味にうるさいけれど、料理はあまりやる気がない」ほうでした。
料理が嫌いなわけではないし、すごく下手というわけではありませんが、いわゆる「あるものを使ってぱぱっと作る」ということが苦手です。
ただレシピがあればその通りに作ることはできるし、作ったものがおいしいかどうかはよくわかります。
でも、誰かが作ってくれておいしいものが出てくるならそれでいい…と長いこと思っていました。

幸いうちのダンナはけっこうおいしい料理を作ってくれるし、家にいる時は料理だけはめんどくさがらずにやってくれるのですが、さすがに会社勤めをしているので、料理を作る回数としては圧倒的に私のほうが多いのです。

以前私が会社勤めをしていた時(当時ダンナは漫画家専業でした)は、料理はほぼダンナが作っていました。が、私が専業主婦になってダンナが会社勤めするようになってから(長男を妊娠した頃ですから、5年ほど前です)私のほうが回数を多く作らざるを得なくなってきました。
が、妊娠中でつわりだったり、出産後でめんどくさかったり、子供の世話に忙殺されて料理にあまり時間をかけられなかったり、それに子供がふたりともちゃんと大人と同じ(ような)料理を食べるようになったのは最近のことですから、それまでの間は「手抜き料理」が続いていました。

最近、料理を作る時に一番問題になるのは、子供が喜んで食べてくれるというものがものすごく少ないことです。
どこの子もたいていそうでしょうが、野菜はたいてい嫌いだし、固いものは嫌がって食べてくれないし、辛いものもダメだし、長男と次男でも好みが違ったり…で、親も子もそれなりに満足して食べられるものの種類が少なく、かなり種類がマンネリになっていました。
ちなみにダンナは一緒に食事を食べる回数自体が少ないので(夜勤なので食事時間がずれているのです)ダンナのいない食卓がかなり多く、それでなおさら手抜きになっていた…というのもありました。

それでもいいや、あまり料理を極めるつもりないし…とずっと私は思っていました。マンネリでもそれなりのレベルのものができていればいいやと。
ところが最近ダイエット(というか体重維持)をするために以前よりかなり食事量が減ったために(以前が食べ過ぎだったんですけど…)、「少ししか食べられないなら、その食事はおいしいものがいい!」と思うようになったのです。

そんな理由で、急に料理にやる気が出てきて、最近いろいろと雑誌やネットなどで新レシピの研究を始めました。専業主婦でありながら、今まで料理ページはほぼスルーしていた私にとっては大きな変化です。
ただし「安めの材料で」「簡単にできて」「子供が食べる」が必要条件ですから、決して「すごく凝って料理を作る」つもりになったわけではないんですが…。

で、いろんなレシピを試して思ったのですが…、
人が紹介しているレシピをそのまま作って「おいしい!」と思えたことがあまりないのです。素人はもちろん、ちゃんとした料理研究家のレシピでもです。
若手の料理研究家として有名なケン○ロウさんのレシピとか、簡単だ!と思って本まで買っていくつか作ってみたものの「簡単なのは確かだけど、味にしまりがない」というのが結論でした。(ダンナも同じ意見でした)
作り方が下手だからなんじゃないの?という突っ込みもあるかと思いますが、たぶんそれだけではないと思うのです。私は手際はあまりいいほうではないですが、料理の基本が全然わからないわけではないので、見栄えはともかく味のほうは書いてあるレシピからそんなに大きく外れるものは作ってないと思うのです。
ちなみに、ダンナも「おまえは上手いというほどではないけど”料理下手”ではないと思うよ」と言っております…。

「いろいろレシピを見て作ったけど、おいしいものがほとんどない」とダンナに言ったら「本に書いてあるのなんてそんなもんだよ。だから俺はあまり人の書いているレシピを見ないんだよ」と言われました。「自分が食べて”おいしい”と思ったものに、何が入っているかよく分析して覚えておいて再現するほうが、よっぽどおいしいものができるよ」
…う〜ん、確かにその通りです。
ただ、そうするには大きな問題があって、まず私は「料理を食べてそれに何が入っているかを分析するのが苦手」なんです。私はそれを「料理の因数分解」と呼んでいてダンナはそれが得意なのですが、私はそれがなかなかできない…のと、例えやったとしても作るまでに忘れてしまうのです(笑)。(最近は以前よりやる気になってきたのでメモでもとるか…と思っていますが…)
それと、おいしいと思った材料を家で用意できるかどうかという問題もあります。めったに使わないような材料だと高くつくので、例え「因数分解」ができておいしいものができたとしても、我が家の定番レシピに入れられるかどうかはまた別ですから。
また経済的な理由でめったに外食ができないので、「舌で覚えるレシピ」というのを取り入れようがない…というのもあったりして…。(笑)

ダンナにレシピのアドバイスを求めれば、それなりにおいしい料理ができるのは確かなのですが…ダンナの得意な料理は「おいしいけど、健康のことはあまり考えていない」のがほとんどなのです。私が主に作りたいと思っている「フツーのお惣菜系和食」はダンナの苦手分野なんですよね。
ダイエットがきっかけで自分が作る料理を考え始めたのに、こってり系の料理を作っても仕方ない、というわけで、ダンナにもあまり頼れません。

そんなわけで、今は結局「本やネットで書いてあるレシピを作っては試行錯誤している」段階です。
それにしても、最近よく感じるのは「たくさんの人がおいしいと言っているからといって、自分もそうだと思うとは限らない」ということです…。

先日も「おいしいと評判のケーキ屋さん」で買って食べて「みんなが言うほどおいしいとは思えなかった」ということがありました。
「確かにおいしいけれど、またわざわざ自分で買いにいくほどではない」というのが率直な感想で、ダンナも似たような評価でした。
素材がいいのはわかるのですが、だからお菓子として完成度が高いか…というと「並の上」というところでしょうか。
でもお店には次から次へとお客さんが押しかけていて、人気があるのは確かなようです。

また、今日も長男が「ドーナツを作ってみたい」というので、ネットで検索して、ミスドのオールドファッション風レシピ…というので作ってみたのですが(長男がオールドファッションが大好きなので)出来上がったのはかなり違うものでした。
確かに表面のさくさくの食感は似てるけど、生地の味が似ていないんです…。本家はもう少し甘いし、味にコクがあるし、中がしっとりしてるはずです。
材料の配合が根本的に違うんじゃないかな…?(でも、どうすれば本家に似るのかはわからないのですが…)
そのレシピには「ミスドのオールドファッションが好きな人が喜んで食べてくれた」と書いてあったのですが、私からするとかなり違う感じがします。これなら買ってきて食べたほうがいい…(笑)。

私はふだんそんなにいいものばかり食べているわけではないのですが(むしろ、安物ばかりですが)ダンナや義母が料理が上手いがために、妙に舌が肥えてしまっているんですかね…。
そんなに「素晴らしくおいしいもの」を求めているわけではないのです。
普通の惣菜でも作り方のちょっとした工夫によっておいしくなるはずだし、安いものは安いなりにおいしければいいんです。安い材料ばかりで高級食材を使ったような味が出るわけはないですから。
ただ、ある程度の値段を出したのに「その値段ほどおいしくない」場合とか「他人が大絶賛していたのに、それほどとは思えない」場合に評価が辛くなるんですね…。

そんなわけで最近は作っては「思ったようなものが出来ない!」というのの繰り返し。10種類作っても使えるレシピは1個くらいかな…。
舌だけ肥えていて料理の腕がついていってないととかえって大変ですね(笑)。
料理作りにせっかく興味を持ったものの、自分なりのレシピを蓄積するにはかなり苦労しそうな気がします…。
posted by はなずきん at 17:16 | Comment(0) | ノンジャンル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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