2005年07月31日

「高機能自閉症」という”個性”(その3)高機能自閉症児の特徴が、やたらと当てはまっていることに気づいて。

(前日より続いています)

私がそれまで持っている自閉症のイメージは主に
「変化を嫌い、突発的なことに対応できず、パニックを起こしてしまうことがある」
というものでした。実際に「自閉症」として認知されている方にはそういう面が強い人が多いようです。

でも長男にはそういう部分はほぼありませんでしたし、私の中の自閉症のイメージと長男の症状が一致しているようには思えなかったのです。
(後からわかったことですが、ふだんの生活でパニックを起こさないからといって自閉症ではないということにはなりません。)

でも、それから高機能自閉症について本を読んだりネットで調べたりといろいろしてみてわかったのは、うちの長男は「高機能自閉症児に違いないだろう」ということでした。


一番特徴的なのは「人との距離感がうまく取れない」ということです。

今まで書いた通り、長男はやたらと人なつこいのに、すぐに他人に手を出してしまいます。
よその子がなんとなく「つるんで」遊んでいるのに、長男だけはひとりポツンと遊んでいる…ということもよくありました。
また「状況や人の気持ちを理解して、それに適応する行動ができない」というのも確かにありました。子供は誰しもそういうところがありますが、長男は知能面の発達に比べると、感情面ではかなり「鈍い」ところがあるのです。

子供とはいえ、親がすごく不機嫌だったり、具合が悪かったりするとそれを感じ取るということが普通は多少はあると思うのですが、長男はそういうところがあまりありませんでした。3歳頃までは、私がぷんぷん怒っていようが、陣痛で苦しんでいようが(笑)、ケロっとしていたものです。

さすがに4歳になった今は言葉で説明すればそういうことがわかるようになってきましたが、やっぱり「それとなく親の気分を察する」ということは苦手なようです。
長男は人見知りもほとんどなかったのですが、それはつまり
「今がいつもと違う状況である、この人は見慣れない人である」
ということを気にしていなかったということでもあるのではないかと思います。
そして
「ものごとにこだわりを持ち、ひとつのことに集中する」
…確かに、長男の電車への執着はよその「電車好き」の子とは一線を画するものがありました。



「高機能自閉症児の特徴」というのを調べると、とにかく長男に当てはまる内容の多いこと、多いこと。

でも、長男はちょっと遊んだり話したぐらいでは、そんなにおかしい感じはしないのです。検査の結果、知能指数は標準以上だったのですが、そのせいか親とやりとりする程度のことにはほとんど問題はなく、他の大人と話している時もはきはきと愛らしく答えていたりして、大人受けは良いくらいでした。(常に接している私には、いろいろ問題点は見えていたのですが…。)

でも同年代の友達と遊んでいる時、しかも初対面ではなくある程度親しい関係が築かれた時に問題が発生しはじめます。少し話したり遊んだくらいではちょっと乱暴な子、くらいにしか見えないのですが。
だから診断を受けるまで私にもわからなかったわけですが…。

長男は異様に水遊びが好きだったり(なぜか自閉症の子供は水好きが多いようです。ダンナもそうだったらしいですが)、やたらとドアを開け閉めしたりとか、私は以前から
「長男が好きなものは、よその子が”好き”というレベルとはちょっと違う」
と感じていました。

でもそのことを他のお母さんに話しても
「うちの子も水が大好きよ〜、そういう子多いわよね」
なんて流されて終わりになることが多かったのですが、
「やっぱり長男は普通以上にこだわりが強かったのだ」
と自分の観察眼?が正しかったことに納得したりしました。

(次回に続きます)

posted by はなずきん at 02:54 | Comment(0) | 妊娠、出産、育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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