2005年05月23日

間違いだらけの花選び(後編)

さて、私が教える「いい花屋の見分け方」ですが…。
まず、当然ですが店のつくりやディスプレイがださいところはだめです。店がおしゃれでもダメなところは一杯ありますが、店がダメで花がいいところはほぼないと言っていいでしょう。
中には「店は昔ながらのつくりだけど、アレンジしている人はセンスがいい」という場合もないわけではないですが…これはかなり少数派です。

そしてアレンジした花束などがいくつか置いてある店を選ぶこと。
これは店の人のセンスを見極めるためにも必要なことですが、アレンジが置いてあるということはそれだけ花の回転率がいいということでもあります。あまり売れない店だと「作ってもどうせ無駄になるし…」ということでアレンジを置いてないことが多いのではないかと想像しています。
アレンジしてある花の新鮮度にも注意。ディスプレイ用のアレンジを作る花は「少し古くなってしまったもの(だから早いところ売ってしまいたい)」が多いような気がするのですが、それがあまりにもしおしおだとすぐダメになってしまいます。「処分品」に近いものとはいえ、どの程度のものかよく見ましょう。
まだキレイなら、それはアレンジの回転率がいいということです。
古くてもそれなりに安くしてあるところはまあ良心的と言えます。家に飾る花程度だったら、そういう安いものを買うというのもアリではないかと。

それから、店員さんと少し話をしてみることです。
花の名前を質問してろくに答えられないような店はダメです。
それから置いてある花の種類を見てみます。ごく定番のもの(バラ、カーネーション、ガーベラ、かすみ草など…おなじみのものです)しか置いていない店はもちろん論外。
同じバラでも珍しい色のものがあったり、草ものでもこれは地味かな?と思えるようなものが置いてあるようなところのほうが、アレンジのセンスがいいものです。
ただ、珍しい花ばかりで普通の花が全然ない…という店もまた困ります。高いうえに相当ハイセンス?な花束しかできてこないからです。
適度に定番品もそろえつつも、あれ、これ見たことない、きれいだな…という花がいっぱい揃っている店が「センスのいい店」だと思います。

そして花束を頼む時に、用途やあげる相手のことについて聞かない店もダメ。
普通の人は「どういう時にどういう花をあげるか」という考えがあまりないわけですから、それをきちんと聞き取って、それに合ったものを選んでくれるくらいのセンスが店員さんにないといけません。
もちろん花をお願いするほうも「母の日なんで、適当にお願いします」なんてオーダーじゃなくて…できれば「母は50代で、シックな雰囲気が好きなのでそのように」とか、「お見舞いの花ですが、相手は若い男性なのでかわいすぎないよう、さわやかにお願いします」とか、そのくらいのことは伝えたいものです。
花屋に置いてあるお花を見て「この花をメインに使いたい」というのを伝えるのもひとつの手です。

まあ、そんなこんなでうだうだと長く書いてきましたが…
ファッションやインテリアなど取り上げられることの多いものに比べると、花を選ぶということがあんまり重要視されていないのが不満な私。
花業界の人も含めて、もっとたくさんの人たちに考えてほしいです。
posted by はなずきん at 11:36 | Comment(0) | インテリア、雑貨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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