2004年08月23日

超簡単(手抜き?)離乳食講座

今回は0歳児をお持ちの方、そして妊娠中の方はもちろん、これから子供が欲しい人にもちょっと読んでほしい、私の超簡単離乳食講座です。もちろん手作りですよ!(手抜きではありますが(笑))
「え、離乳食?毎日楽しみに作ってるわ」という料理上手の方は読まなくてもいいですが…。

私はそんなに料理が好きなほうではありません。食べることは大好きですが、誰かが作ってくれるのならそのほうがいいという人間です。
実際、結婚してしばらくは、会社勤めをしている私と家にいるダンナ、という状況だったので、ほとんど毎日の食事をダンナが作っていました。(今でも休日はかなりの割合で作ってもらっています。そのかわり他の家事は一切やってくれませんが(笑))
私が長男を妊娠して、ダンナが会社勤めするようになってからは仕方なく(?)私が作っていますが、「何を作るか」を考えるのが一番めんどくさい私、もちろん離乳食だって楽しんで作るという心境にはなりません。

まだ母乳だのミルクだのを飲んでいる赤ちゃんに、わざわざ親とは別の食事を作って与えなければならないのです。
しかも月齢に合わせてすりつぶしたり刻んだり…手間がかかることこのうえありません。
ただでさえ忙しい時期に自分の食事を作ったうえに子供の食事まで作るんですから(今は長男の好き嫌いが多く、親と別メニューなので3種類別々に作らないといけません)ご飯の支度が憂鬱にもなるってもんです。
かといって毎日市販のベビーフードを買ってあげていたらかなりの出費ですし、アレルギーなどに気を遣う人にとっては、市販のベビーフードは卵や乳製品などのアレルギーを起こしやすい素材がちょっと多すぎるのです。

よく赤ちゃん雑誌などでベビーフードのレシピが載っていますが、簡単といいつつもいろいろ味付けのバリエーションに工夫をこらしていたり、見栄えもよくなるようにしていたりして、私はとてもじゃないけど毎日こんなメニューは作れません。
でも私は必殺技を持っています。それは「超簡単離乳食レシピ」です。
どのくらい簡単かというと…。
基本はおかゆ。月齢に応じてやわらかくしたり、少し硬めにしたりします。1歳近くなったらご飯でかまいません。
この中に、月齢に応じた野菜、魚、肉などを入れて煮る。味付けは「塩→しょうゆ→味噌」とステップアップする。だしは1歳過ぎまで使いません。ただこれだけです。
まあ、いくらなんでもずっとこれではつまらないし赤ちゃんも飽きるので、時々親が食べているうどん、パン(これは後期から)などをご飯の代わりにして作ります。それに時々果物などをあげれば良し。
もちろんフードプロセッサなど必要ありません。初期にすり鉢を使うくらいで、あとはやわらかく煮たものを刻んだりする程度です。

そんな簡単なので赤ちゃんは毎日食べてくれるの?と思うかもしれませんが、これが結構食べてくれるのですよね。
少なくとも我が家のふたりの息子は、このメニューでモリモリ食べてくれました。(次男はまだ進行中です。)
こつは「あまり味付けの濃いもの、複雑なもの、甘いものを最初からあげないこと」かもしれません(笑)。味付けの濃いものに慣れてしまうと薄いものは食べてくれなくなります。
このレシピは「母乳で育てる元気な赤ちゃん」(池田書店、根岸正勝、根岸和子共著)という本をもとにしたものです。
あまり詳しく書くと著作権侵害になるかもしれないので、もっと知りたい方は本を買うなり、借りるなりして読んでみてください。
母乳育児をしている方には特におすすめの本です。

このおかゆの作り方ですが、私は本に書いてあるよりさらに手抜きしています。
本だとおかゆの中に野菜などを入れて煮る…とありますが、私はおかゆと素材は別々に煮て、素材ごとにつぶすなり刻むなりして小分けケースに入れて冷凍してあります。(冷凍する時に日付と内容は書いておきましょう)
で、ご飯の時に素材を適当に選んで電子レンジにかけて解凍して、混ぜ合わせて塩やしょうゆなどで味をつけます。時間のある時におかゆや他の野菜を煮ておけば、ご飯の準備の時にかかる時間はわずか5分程度です。
野菜なども親の食事の準備の時に、赤ちゃんが食べられそうな素材をついでに(味付けをする前に)取り分けておけばさらに楽です。
離乳食って何を作ったらいいの?こんな忙しいのにいつ作ればいいの?とお悩みの方はぜひお試しください。ただし、もうすでにある程度進んでしまっている場合はこんな簡単なものだとたぶん食べてくれないと思いますが…。

赤ちゃんというのは気まぐれですから、朝喜んで食べたものを昼は食べないとか、ある日を境に急に食べなかったものを食べたり逆もあったり、なんてことはよくあります。
離乳食を手間をかけて作ってあげても、食べてくれないと手間をかけただけ腹が立ちませんか?(笑)
その点、作るのが簡単だと、食べてくれなくても「まあいいか」と思えます。
あまり力を入れすぎないのが、離乳食作りで疲れない秘訣かもしれません。

こんな簡単なメニューでちゃんと味覚は形成されるのか?と思う方もいるかもしれません。でも私の長男の経験から行くと、1歳前にシンプル離乳食でも、大人と同じものを食べるようになればしっかり味の見分けはつくようになります。
長男は離乳食の時はほぼなんでも食べていて好き嫌いはありませんでしたが、成長するにすれ好きなもの、嫌いなものははっきりしてきて、それも年齢とともにだんだん変化してきました。
今は嫌いなものだらけですが、これも成長の一過程ではないかと思っています。

ただひとつだけ、このレシピには難点があります。
手づかみ食べの時期になると「まぜご飯」だけでは対応できなくなるからです。
その頃は同じ素材で手でつかめるような、のり巻きとかお焼きとか…そういうメニューを考える必要がありますね。
私もこの頃はいわゆる「ベビーフードレシピ」を参考にして作っていました。

離乳食の悩みで「子供がなかなか離乳食を食べてくれない」ということをよく聞きます。
特に母乳のみの赤ちゃんは、離乳食があまり好きでない子も多いようです。
でも「うちの子は全然食べてくれない」と悩む前にちょっと考えてみましょう。あなたのお子さんは今何ヶ月ですか?
昔は1歳頃まで母乳だけで育てているお母さんも多かったようです。戦後になって、離乳食を早める傾向が強くなってきたようですが、そんなに慌ててあげる必要はないのです。今はむしろ、離乳食をあまり早く始めるとアレルギーが出やすくなるのでは、と言われるようになってきました。
子供が親の食べている物を欲しがってよだれをたらしているとか、食卓に手をのばしてきたりする場合は、その赤ちゃんはきっとご飯が食べたいのでしょうから、離乳食を始めても良いのだと思います。でも、いろんなものをあげてみてもほとんど口に入れてくれないとか、興味を示さない場合は、きっとまだその赤ちゃんにはご飯が必要ないのです。
母乳やミルクで栄養が取れているのなら、1歳頃までは無理に離乳食を進めることはない…というか、無理に進めてもただの徒労に終わるだけではないでしょうか。子供に食べたい意欲が出てきてから進めると、苦労が少なくて済むと思います。
また、生まれつき食が細い子というのもいますから、こういう子には量をあげようと思っても無理です。小食も個性だと思って、やせ細っていって不健康そうなのでなければ、あまり心配しないことです。

我が家の長男は、離乳食を始めた5か月頃からもりもりとおかゆを食べてくれて、ほとんど苦労せず1歳過ぎには離乳が完了していました。でも次男は、5か月頃は全然食べる気がなさそうだったので、1週間おきくらいにおかゆをあげてみては「食べるかな?」と試して、6か月過ぎた頃に急に食べるようになったのでそこから本格的に始めました。
その経験から言うと、離乳食は始めるのが遅いほうがいろいろ食べさせられるものが多いし、だんだん硬いものを食べられるようになっているので「やわらかくすり潰す」時期も少なくて楽なくらいでした。
食べない時に手を変え品を変え苦労するよりは、食べる気になってからあげたほうが親も子もストレスが少なくて済むでしょう。

離乳食に限ったことではないのですが、子供の成長は個人差がありますよね。
その子ができないこと…というのはたぶんその子がまだ必要としていないものなのです。
そう考えると、進まない離乳食も、歩くのが遅いのも親はあせらず済むかもしれません。
posted by はなずきん at 17:07 | Comment(0) | 妊娠、出産、育児 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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