2019年07月25日

メタボな主人と3度目の富士山。めざせ、剣が峰!(その17)3日目、大砂走はエンターテイメント!

メタボな主人と3度目の富士山。めざせ、剣が峰!(その16)3日目、いままでで、いちばん美しかったご来光。 より、続いています。

ご来光を見終えて、山小屋の中に戻り、5時から朝食です。
メニューは、赤岩館と全く同じ「ハムエッグ、ごはん、漬物、みそ汁」です。
今日の歩きに備えて、また、みそ汁をおかわりしてしまいました(笑)。
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小屋の中から眺めた空。
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まだ5時ちょっと過ぎで、ご来光から時間がほとんど経っていないのですが、雲が多くなってきました。陽が出ると、そのせいで水蒸気が増えて、雲が出るのですよね。


朝食を終え、荷物の準備をして山小屋の外に出たのは6時30分頃のことでした。
周囲は、だいぶ雲が濃くなってきました。
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一晩お世話になった「砂走館」とも、お別れです。
さて、この日の行程は…
富士マップ711_1.jpg

@御殿場ルートを七合目まで下山し「大砂走」の一部を下る
A「下り六合」地点から、宝永山のほうへ向かう
B宝永山の火口を横切り、富士宮ルート方面へ(いわゆる「プリンスルート」)
C富士宮ルート六合目に入り、五合目駐車場まで下山



そして。この日の最初のイベントは…「大砂走り」です!

【大砂走りとは?】
御殿場ルート7合目から下に広がる、厚く砂の積もった下山道のこと。
ここの砂は、宝永山の噴火で噴出したスコリアと呼ばれる粒上の堆積物で、クッション性があります。
なので、踏み出した足の着地時に膝への衝撃が少なく、ざざーっと駆け下りることもできるのです。

なお、山梨県側の「須走ルート」にも「砂走り」という、似たような名前の下山道がありますので、混同しやすいのですが…「大砂走り」とは砂質が似ているというだけで、場所は違います。

「大砂走りは、一歩で3メートル下れる」と言われていますが…私たちが行った時は砂が湿っていたせいか、せいぜい1歩で1メートルといったところだったでしょうか。
ここに、下り方の注意が書いてあります。
富士山の下り方「大砂走り」

足腰の強い方ならスイスイ降りられると思いますが、ふだんあんまり運動していない人は注意が必要です。調子に乗ってグイグイ降りていると、砂と思って岩を踏んでしまって転んだりします(’←それは主人です(笑))
私たちはあんまり長い距離を降りなかったのですが、大砂走を長時間下っていると、けっこう膝や股関節に負担がかかると思われます。


砂走館を出て、「わらじ館」の前を通過すると、いよいよ「大砂走り」のスタートです。棒が立っているところが大砂走の下山道の境界です。
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大砂走の「砂埃対策」のために、完全防備体制の主人。怪しいです(笑)
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大砂走では、ものすごい砂埃が立つので、「ゲイター」や「マスク」が必須と言われています。「リュックカバー」もしたほうがいいようです。

「ゲイター」とは、別名「スパッツ」とも言いますが(ゲートルとも語源は一緒ですね)、膝から下に装着する雨や砂除けのことです。
普通の低山の山登りの時はあまり使いませんが、雨天時の足元の防水のために使ったり、岩場などでの足元の保護、そしてこういう砂地での砂除けに使ったりします。山スカートの人は、足元の保護のためにはいたりもするようですね。

私はこの富士山の大砂走りのために、モンベルでゲイターを買いました!
GORE-TEX ライトスパッツ ロング

一昨年の雨の富士登山の時もゲイターを使ったのですが、その時はレンタルだったのです。
ゲイターって短いタイプのものもありますが、ずれやすいし、いろんな意味で「守る効果」が薄い気がするので、もし買うのならロングスパッツのほうがおすすめですね。

そして私はとにかく暑がりなので、薄いものを選んだらこれになりました。モンベルでは「シンプルロングスパッツ」のほうが薄いのですが、これはファスナーがついていないため、靴をはいたままの装着が困難なのです。

あと、マスクも用意してきたのですが…マスクをすると、サングラスが曇るんです!(^^;
この日は砂が湿っていて、あまり砂ぼこりが立たなかったということもあり、私はマスクを外してしまいましたが、特に問題はありませんでした。


さて、ここから大砂走りですよ!
6時52分出発です。
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こんな感じの道です。大粒のふかっとした感触の砂に、ざくっと足が入ります。
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ざくっと足を入れると、ざざーっと踏み込む感じで進みます。


うわー、なんか楽しい…!超、楽しいです!

大砂走りって…、エンターテイメント!ですよ!


最初は、教科書通り?に、かかとから踏み込むようにしていたのですが、途中からは足をスキーのボーゲンのような「逆ハの字」にして、両方のトレッキングポールを突いてバランスを取りながら踏み込むほうが、私は歩きやすかったです。
私はスキーなんて何十年もやっていませんが、こんな感じだったかも〜、と思いながらザーッ、ザーッと歩いていました。
心配していた砂ぼこりも、砂が湿っていてほとんど立たなかったのはよかったですね。

転んだら困るので、私はそんなにスピードは出しませんでしたが…
私を追い越して行った若者は、本当に走るように下って行きましたね。

昨年通った吉田ルート地道〜なブルドーザー道の下山道に比べたら、なんと楽しいことか。
富士山、リベンジ!メタボな主人と家族で登山。(その11)予想以上にきつい下山道…疲れました!

でも私が、この大砂走りの下りを満喫できたのは…今まで弱かった、モモの上部分とお尻の筋肉が強化されて、脚力がついたから、というのは多分にあると思います。
「トイレ前スクワット」
が、ここでも効果を発揮してくれましたよ!(笑)
今年だったら、吉田ルートの下山道も、前よりは楽に感じたかもしれないですね。


7時5分。大砂走と宝永山の分岐点に到着しました。
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私は途中で何度も、写真を撮るために立ち止まっていたのですが、それでも標準タイムの20分より短い13分で着きましたよ。

この時は主人は、私より先行していたのですが…途中で転んだらしく、ズボンとタイツの膝部分を破ってしまったそうです(^^;

私は「転びそうになった」事は何度かありましたが、実際には転ばなかったのは…やっぱり、ふだんの稽古の蓄積かな、と。(*^^*)
脚力とバランス感覚、足元を「見る」力が役に立ったと思いますね。
剣道って、相手の動きを見てのとっさの判断が要求されますけど、少し先の道を見ながらどこに足を置くか考え、そして、置いた時の感触でどこに力を入れるか…みたいなことをやりやすかったのかな、と思います。

いや〜、楽しかったです!また、やりたいな〜。

さて、お次は…、私の憧れスポット「宝永山」へ向かいます!

(つづく!)

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posted by はなずきん at 17:15 | Comment(0) | 富士登山記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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