2019年02月27日

山初心者の女性にお勧め本!「一歩ずつの山歩き入門」四角友里著

先日、娘のヘッドライトを購入しに、モンベルに行った時に…
この本が置いてあったのが、目に入りました。

一歩ずつの山歩き入門

この本の著者、四角友里さんは、娘がはまっている登山漫画
「山登りはじめました」
の著者、鈴木ともこさんの「山友達」だそうで、漫画の中に四角さんが登場します。

山登りはじめました2いくぞ!屋久島編 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
山登りはじめました2いくぞ!屋久島編 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)

私は「ランドネ」でも四角友里さんの記事が載っているのは見たことがありましたが…その頃は登山はしてなくて、アウトドアファッションやキャンプ系の話が読みたくて買っていたので、登山の話はあんまり熱心に読んでなかったんですよね。
「山登りはじめました」を読んで四角さんに興味を持っていたので、「一歩ずつの山歩き入門」を見かけた時に、どんな本なんだろう?とぱらぱらと立ち読みをしてみたのです。

すると…かなり丁寧に登山の知識が解説してあるのです。
それも、初心者にわかりやすいように。
そして登山ウェアの話も豊富で、オシャレでした。

20ページくらい読んだ時には「この本、買おう」と決めていました。
私はよっぽど必要だと感じないと、本は図書館から借りて済ますのですが…これはじっくり読みたいので、買いたいと思いました。


この本を読んでわかったのは…
四角さんは、山登りを始める前は全く体力がなく
「超がつくほどの運動音痴」で「街の買い物でも筋肉痛になってしまうくらい」
だったのだとか。
だからまずは「自然の中にいる」ことから始め、次に平地を歩き、徐々に距離を伸ばしていき、山に登るようになったそうです。
それから少しずつステップアップしていき、今では無人小屋泊の荷物をかついで、数日間の縦走ができるくらいになっているそうです。

それを読んでまず、ちょっと親しみを感じたのです。
登山女子って、体力がないとできなそうじゃないですか?
でも、四角さんは「虚弱」と言ってもいいくらいの体力から初めて、ちょっとずつステップアップしてきたわけで…。


私は剣道を5年続けてきたおかげで、今はある程度の体力はついていますが…
剣道を始める前は「歩くのは平気だけど、ちょっと走ると息が上がってしまう」感じでした。膝もちょっと痛かったし、走ると足首が痛くなったり。
それを整体に行ってあちこち治しながら、体力をつけてきたのです。

山登りのほうも、この年代の山登り初心者の女性にしてはまあ元気に登れているほうだと思いますが、インドア派で文化部の高校生の息子よりペースは遅いし、富士山の下りは足が本当につらかったですし。
無人小屋泊用の荷物をかついで縦走、なんてのはまだちょっと無理そうですが…。


でも、四角さんの経験を知って、
体力がなくても、自然に触れたいと思う人なら、登山はできるようになるんだ。
そう、思えた本でした。


四角さんは、体力がないからこそ、いろんな工夫を重ねてきたそうです。
コースの選び方、装備の工夫、休憩の取り方、体のメンテナンス、ウェアの使い方…。

四角さんは「山スカート」を日本に普及させた方でもあり、そのことについても書いてあります。
四角さんが、登山の経験を重ねて蓄積した知識を、惜しむことなく教えてくれているのが、この本なのでしょう。
本当にいろんなことが書いてあります。

たくさんの知識が詰め込まれていて、字が小さいのだけが(年寄りには)難点ですが(笑)。
老眼の方は眼鏡必須でしょう!私もハヅキルーペが欲しくなりましたよ〜(^^;
あとひとサイズ大きく作って字を大きくしてほしいです、この本。


登山のいろんな範囲のことを網羅して書いてあるので、ひとつひとつの内容は「入門編」的な事が多いです。
だから、本格的な登山をしたい人にとっては、この本の知識だけでは足りないかもしれませんが…

「体力がないけど山登りしたい」
「これから山登りを初めてみたい」
「ちょっと登山をかじってみたけどもうちょっとステップアップしたい」
「友達に誘われて山に行って、あまり詳しいことを知らない。これからもっと楽しみたい」
「山ウェアを機能的かつオシャレにしたい」


などという人には、知識的にかなり参考になるのではないでしょうか。
山に行きたい気持ちも上がります!


四角さんは「着物の着付け師」さんでもあるので、ウェアについてはかなりのページを割いてあります。
たくさんあるアウトドアウェアの、何にどういう機能があり、どういう重ね方をすればいいのか。どういう色遣いの仕方をすればきれいに見えるのか。機能的なレイヤリングの仕方についてもかなり詳しく書いてあり、参考になりました。
※ただし、ボトムスがロングパンツのコーディネイトはほとんど紹介されていません。スカートやショートパンツ中心ですね。

本に掲載されている服は2013年時点のものなので、同じものは手に入らないこともあると思いますが、どのメーカーにどういう感じのものがあるのかなどはわかります。

他にも、荷物をどうやって軽量化するのか、携行食の選び方、体力がない人の歩き方の工夫、などから、
女子ならではの悩みである、生理用品の処理やトイレのこと、着替えやメイクの工夫などについても詳しく書いてあります。
こういうのはなかなか人に聞けないことですから、本に詳しく書いてくれるのは助かりますね。

紹介してある山や、山小屋も「女子好み」で行ってみたい!と思わされます。

基本的には女性向けの内容が多いのですが、登山計画の立て方や考え方、ウェアの種類やレイヤリングの考え方、持ち物の軽量化の方法など男性も参考になる部分はけっこうあると思います。


私は本格的な登山といえば富士山くらいで、あとは日帰りの低山しか行ったことがありませんが…
これから高山に行ったり、小屋泊をやってみたい、と思っている私に「ちょうどいい」内容だったと思います。

出ているウェアのコーディネイトが、全部オシャレなのにもそそられました!
私が着て似合うかどうかは別としまして(笑)見ているだけでも楽しかったです〜。
逆に「登山は好きだけど、オシャレはどうでもいい」という人には、さほど楽しくない本かもしれませんが。

登山のオシャレに興味がある方、これから山登りをしたい女性にはかなりお勧めです。
でも、ちゃんと機能と用途も考えて紹介していますので、オシャレ偏重ではないですよ。(ネットにそういう批判レビューがあったんですよね〜)


話がちょっと変わりますが。
最近山登りが好きになったうちの娘は、小学校時代は、ほぼズボンしかはかなかったので、中学の制服がスカートになるのを嫌がっていたのですが…
卒業式用に買った制服ライクなスーツのスカートを「練習のためにはいてみたい」というのではかせてみたら、案外気に入ったようなのです。
「ズボンに比べたら足が軽くて動かしやすい!」
と言っていました。そりゃそうでしょうね。
でも、スカートでもがばっと足を広げかねないので、気を付けてほしいですけど〜(笑)

娘に、「そんなに山に登りたいなら、トレッキングパンツを買ってあげようか?」という話をした時に、山スカートの話をしたら、
「高尾山登山の時に使いたいから、山スカートが欲しい」
と言いだしたのです。

娘は今までジーンズやジャージズボンで山を登っていたのですが、スポーツタイツ(←富士登山の時に買ったもの)のほうが動きやすくて好きなんだそうで。(娘は、寒い時はストレッチジーンズの下にスポーツタイツをはいてました。だから余計動きにくかったのでは…)
それにタイツ+スカートはオシャレですし(笑)。(とは娘は言ってないですけど、密かにかわいいと思ってるのでは?)

親の私が言うのもなんですが、娘は見た目はけっこうカワイイのです。女らしい恰好が嫌いみたいで、あんまりそういう服を着てくれないのですが、やれば似合うんですよ〜。ただ、しゃべりだすとなんだかオタクっぽいのですが(^^;
足も細くて長いし(親はふたりとも足長ではないのに、なんで子供は足が長いのか?食べてるものが違うのか?)山スカートは似合うと思うので、着てくれるなら喜んで買っちゃうかも(笑)。


そして、私はといえば、タイツは密着して暑そうで苦手なのと、ボーイッシュなもののほうが似合うので、山スカートをはくことはないかな…と思っていましたが…見る分には「山スカート」はかわいくて好きなんですよねえ。

普通の山スカートとは別に、防水用の「レインスカート」というのがこの本で紹介されていて、トレッキングパンツの上にレインウェアのズボンをはくと暑くてしょうがない私には、少々の雨ならレインスカートのほうが便利かも?と思いました。


「一歩ずつの山歩き入門」には、本当にいろんな事が書いてあって面白かったです!おすすめです。

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posted by はなずきん at 09:43 | Comment(0) | 登山よもやま話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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