→「メタボな主人」が登山にはまった理由。
なんだかんだで月1〜2回くらいは登っているでしょうか。
今週の月曜日は、娘が学芸会の代休で小学校が休みだったのですが、娘(小6)が
「高尾山に登りたい」
と言っていたので、主人はそれに合わせて休みを取って一緒に登ってきたのです。
娘は、昨年と今年に富士山に家族で登った時は、二回とも高山病で頂上までは行けず。私が
「あと二年くらいしたら、体力がついて登れるようになるよ」
と言ったのに
「もう、一生富士山は登らなくていい!」
とのたまっていまして…
今年、富士山に登った後は、富士山以外の山登りも、そんなに「やりたい」という感じでもなかったのです。
しかし…娘は、読んだもの、見たものにすぐ影響される性格でして。
娘は漫画だったらなんでも読むのですが、私が「断捨離系」の漫画を借りてきた時には、部屋を片付けていました(^_^.)
ちょっと前に、主人が山登り系の漫画を買ってきて、その後私がまた別の山登り漫画を借りてきたのですが…これを読んで、山に登りたくなっちゃったようなんですね(笑)
娘が読んで山に登りたくなっちゃった漫画はこれ↓です。

山登りはじめましためざせ! 富士山編 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)

山登りはじめました2いくぞ!屋久島編 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
主人も、この漫画を気に入ったようで、結局買ってしまいました。
この漫画、表紙を見ただけだと
「登山初心者が山に登ってほんわかするイメージの話?」
かと思ったのですが、実際はけっこうギャグ系の話で、しかも登山に役立つ、具体的で詳細なデータが載っているのです。
内容は、著者(漫画家)である「鈴木ともこ」さんの実体験なのですが、
その山がどういう山なのか、ルートや日程、おみやげ、山小屋の紹介などなど…実際に登る時にかなり参考になりそうです。
もちろん、初心者の「登山あるある」的な、笑っちゃう話も多いですし、楽しく読めながらも「山のよさが伝わってくる」話です。
作者はかなりあちこちに行っているのですが、けっこう魅力的なところが多く、なるほどこれを読むと山に登りたくなりますよね。
「山登りはじめました」は、富士登山をする話もあったので、娘は富士山にも登りたくなったみたいですよ(笑)
細っこい娘は、来年はまだ頂上目指すのは無理そうですけどね〜。
中2か中3くらいになれば体力がついて、頂上まで行けるかもしれません。
まあ、そんなわけで、漫画に乗せられた娘は、山に登りたくなっちゃって高尾山に登ってきたのでした。
高尾山は、我が家から一番近い「気軽に登れる山」で、我が家のドアを出てから高尾山口の駅まで40分くらいで着きます。
なので、主人はけっこう何度も行っています。
大人になって、主人が一番最初に登ったのは、富士山に行く話が出た昨年の4月のことですが…
→メタボな主人と、家族で高尾山登山!(前編)
ケーブルカーを利用したのも含めたら、10回近く登っているのではないでしょうか。
今回は、6号路(川沿い)で山頂まで行き、4号路で下りてきて、さる園を見てからリフトで下りてきたそうです。
さる園は今回初めて行ったそうですが、主人は高尾山の主なルートはほとんど行っているようです。
娘と高尾山の話はさておき…
その3日後の木曜日に、私と主人は「御岳山」に登ってきたのです。
御岳山は、昨年も主人と私は一緒に登ってきました。
→メタボな主人と、御岳山登山(その1)御嶽駅〜ケーブルカーに乗るまで
その他にも主人は単独で2回登っているのですが、3回ともケーブルカーを利用したので、今度は下から登ってみたいと言っていたのです。
主人は今週は、もともと火曜日から木曜日にかけて休みだったのですが、月曜は娘と高尾山に行くために休みを取ったので4連休になっていました。
私は火曜日が天気が良さそうなので、できれば火曜日に御岳山に行きたいと言っていたのですが、主人は
「高尾山ならもう楽勝」
とか言っていたわりには、翌日はやっぱりちょっと疲れが出て腰が痛かったようで…
水曜日は私が剣道の稽古だったので、木曜日に御岳山に登ることにしたのでした。
ちなみに、私は稽古の前日でも翌日でも、低山の登山をする程度だったらさして影響はありません。
そのくらいの体力はちゃんとついています(^^)
御岳山の山頂で昼食を取るつもりなら、午前8時には家を出なくてはなりません。
青梅線は1本逃すと40分〜1時間は次の電車が来ないのです!
この日はいつもより早く起きて、3人の子供を学校に送り出し、小学校に行く娘とほぼ同時に二人で家を出ました。
家から駅まで15分ほど歩き、駅の近くまで来た時のことです。
横断歩道を渡るために信号待ちをしていたら、後ろから来た60歳くらいの元気そうな女性が
「あら、夫婦で仲がいいわね!これから山登り?」
と、話しかけてきたのです。
「ええ、これから御岳山に行くんです」
「あら〜、そう。私も昔はいろいろやってたんだけどね。
夫婦でいいわねえ、がんばってね!」
みたいなことを言われまして(笑)
当たり前ですが、ふたりとも「ガッツリ山登り装備」だったので、まあ、どう見ても夫婦で登山に行く感じですよね。
そして、後から気づいたのですが…主人と私の全体的な「服や装備の色合い」がけっこう似ていたので、ある意味「ペアルック」みたいな感じになっていたのでした(笑)
別に揃えようと思ったわけじゃないんですけどね…
パンツはミリタリーなグリーンで、上は赤系のチェックシャツ、リュックも赤系というところがほぼ同じだったのです。
リュックもパンツもシャツも全然メーカーは違うのですが。
「夫婦で山に行くってことは、仲がいい夫婦ってことになるのかねえ」
「それはそうじゃない?仲悪いのにふたりで山に行くってことはないだろうし」
「そりゃまあそうか」
そして、全く意図はしていませんでしたが、その日は
「11月22日」…「いい夫婦の日」
だったのです。
そのことに気づいたのは、電車に乗って御岳山に向かう途中のことでした。
ちなみに、今まで「いい夫婦の日」に、夫婦で(意図して)何かしたことなんて、全くありませんでしたよ?(笑)
(続く)
いつも当ブログへお越し頂きありがとうございます。
当ブログは現在、人気ブログランキングに参加中です。
皆様からの応援が更新の励みとなります。
下記のリンクをクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村
【登山&トレッキング記録の最新記事】
- はじめての、単独登山。高尾山に登ってきました。(その4)単独登山、楽しかったです..
- はじめての、単独登山。高尾山に登ってきました。(その3)なんで気付いてなかった?..
- はじめての、単独登山。高尾山に登ってきました。(その2)金毘羅台園地から、4号路..
- はじめての、単独登山。高尾山に登ってきました。(その1)なぜ私は、ひとりで山に登..
- 家族で八ヶ岳(天狗岳)。今までで一番ハードな登山でした!(その12)天狗岳の登山..
- 家族で八ヶ岳(天狗岳)。今までで一番ハードな登山でした!(その11)登山後の温泉..
- 家族で八ヶ岳(天狗岳)。今までで一番ハードな登山でした!(その10)下山道はまる..
- 家族で八ヶ岳(天狗岳)。今までで一番ハードな登山でした!(その9)山小屋の朝。
- 家族で八ヶ岳(天狗岳)。今までで一番ハードな登山でした!(その8)黒百合ヒュッテ..
- 家族で八ヶ岳(天狗岳)。今までで一番ハードな登山でした!(その7)黒百合ヒュッテ..