2018年07月21日

母と子の剣道日誌(335)某道場の大会に参加してきました(その3)対戦相手は、重量級の方でした!

母と子の剣道日誌(334)某道場の大会に参加してきました(その2)会場の様子 より続いています。

会場に入ってすぐプログラムが渡されたので、私の対戦相手の名前は体育館に入る前からもうわかっていました。
待っている間に、垂ネームにその名前が書いてある人をまもなく発見…、そして一瞬、目を疑いました。
…「かなり」大きい方だったからです…!

身長はさほどではないのですが…
横幅、厚みとも、私の倍以上(!)ありそうです。
(私は身長は高いほうですが、まあ標準的な体型です)
この表現、大げさではないんですよ。
のっし、のっしと歩いている感じで…体重は100キロくらいありそうでした…。

念のため申し上げておきますが、男性じゃなくて女性ですよ。
う〜ん、失礼ですが、剣道の選手には見えない…です(^_^.)

こんな「重量級」の方と対戦したことなんて、私は今までありません。
いったい、どうやって戦えばいいのでしょうか??

考えてみましたが、あまりこれといった案は思い浮かびませんで…。


さて…私の試合順は5番目で、しかも第3試合は不戦勝試合なので実質4番目です。
開会式が終わったらさっそく面付けの準備をしまして、第2試合をやっている間になんとかつけ終わりました。

第2試合を見ていたのですが、片方の選手は初心者から始めたっぽい動きの方でした。
ああ、こういう人もやっぱりいるのね…とちょっとほっとしましたが。

しかし、第4試合がなかなか始まりません。
ひとりの選手の方が見当たらず、会場係の方が探し回っていまして(^_^.)
係の方が見つけた時、その方はまだ面着けも終わっておらず、第4試合の開始は少し遅れました。
初参加の方もそれなりにいるようで、会場がゴタゴタしているせいか、女子のほうの一回戦は時々、試合開始時に選手が見当たらないということもあったようです(^_^.)


第4試合が始まった時、私の対戦相手の方もそのあたりにはいませんでした。
係の方が探していたのですが、その方はそれから面付けをするところでした。

えっ、今から面付けですか!?
”試合に慣れてなくて準備が遅れた”のか、
はたまた”超慣れていて面着けが早くて余裕”なのか、どっちなんだろう…

と思いましたが。


さて、第4試合も終わり…
いよいよ私の試合です。

とりあえず、声だけは出していこう!と、最初の気合い声は「裂帛(れっぱく)の気合い」を出しましたが…
※裂帛とは、絹を引き裂くことで、鋭い掛け声のことだそうです。

何回か打ったり、打たれたり、鍔迫り合いをしまして…
一本目、面を取られてしまいました。
この方、体重が重いだけに足はほとんど使ってこないのですが、振りがおそろしく早いです

開始線に戻ってふたたび試合開始。

その直後だったでしょうか…
面を打って行き、相手に体当たりした私は…

はっと気がついたら、私は、床に仰向けに倒れるところでした!
後頭部をぶつけて「痛っ!」と思いました。


相手にぶつかった瞬間のことは、よく覚えていません。



私、高校生の時に交通事故に遭ったことがあります。
自転車に乗っていた私が、黄色信号で横断歩道を渡っていたら、左折してくる車にぶつかってしまったのです。
幸い、自動車に当たったのは私の「自転車」で、私は衝撃でボンネットに仰向けに乗り上げ、車の上に乗ったまま反対側の歩道まで持って行かれ…
歩道のガードレールに車がぶつかった拍子に、歩道にうつぶせに落ちました。

一歩間違えば対向車線の車にひかれていたかもしれませんでしたが、私のケガは、歩道に落ちた時の膝の打撲だけでした。
もちろん自転車はオシャカになってしまい、膝の打撲も当分の間痛かったですが、その程度で済んだのは不幸中の幸いと言えましょう。

その時も…車にぶつかった瞬間から落ちるまでのことは、よく覚えていないのです。
仰向けにボンネットに乗っかっていたので
「空が見える」
と思ったのですが、気が付いたらもう歩道に落ちていました。

今回の「跳ね飛ばされ」もどこか、その時の感覚に似ていました(^_^.)
急な衝撃が加わった時には、その瞬間の認識ができないのかもしれませんね。
飛ばされた時のことは、よくわかりませんでした…。



私は仰向けに倒れて後頭部をぶつけたものの、他に痛いところもなかったので、わりとすぐに立ちあがったと思います。
見ていた同じ市の方によると「背中をまずぶつけて、それから後頭部をぶつけたようだった」そうです。
そのおかげか、後頭部への衝撃はそんなに強くはなかったようですが。

そして、おそらく後頭部をぶつけた時だと思いますが…
つけていた面が衝撃で飛ばされてしまっていました。
その面は試合場の外にまで飛んでしまっていて、立ちあがった私はそれを受け取りに行きました。


私はかなりの勢いで飛ばされて、倒れる時にけっこう大きい音がしたようで…
会場中の人が私を見ているようです(^_^.)


しかしまだ試合の途中です。

いったん開始線に戻り、手に面を持っていたので竹刀を納めることはできなかったのですが、下がって座って面付けをしなければなりません。
慌てるとよけい上手くいかなそうだったので、深呼吸をして、あえて少しだけゆっくり、面付けをしました。

飛ばされた事については、私はあまり「怖い」とは思いませんでした。
むしろ、わざと飛ばされた(であろうと思いました)コトに、面をつけている間に腹が立ってきまして…
なんとか、一矢報いたい!と思ったのですが…

しかし試合再開後、私は小手を取られてしまい、負けてしまいました。


しかし、この試合は、相当インパクトがあったようで…
この後の対戦相手は、みなさん体当たりを警戒して距離を取っていたようでした。
初戦で飛ばされた私は「生贄(いけにえ)」みたいなものだったのでしょうか(^_^.)

私の知り合いの女性の先生も、三回戦でこの方と当たりまして…
上手い方なのですが小柄なので、体当たりが怖かったのか、後ずさるような形で場外に出てしまい、反則2回で一本取られて負けてしまったのです。
後からご本人が「恥ずかしい負け方しちゃって…」とぼやいていらっしゃいましたが、私の飛ばされっぷりを見た後では無理もない、と思いました(^_^.)


後から、この方の試合を観察していて気づいたのは

「足はほとんど動かしていない=自分からはほとんど攻めていない」
「やや前のめりの姿勢で、ほぼ右足に重心がかかっている」
「守りが固く、上半身でよけるのも素早い」
「振りが早く的確で、相手が攻めてきた時に絶妙のタイミングで打ち込んでいる」
「体当たりの時、正面からではなく、体をねじるように横から当たって相手をはね飛ばしている」

ということでした。

相手を「崩す」のではなく「飛ばす」のが目的の体当たり、なのでしょう。
こういう体当たりなので、あんなに凄い勢いで飛ばされたんだなと納得です。
剣道の「正統的」な戦い方ではないですが、この体格で勝つために編み出した戦法なのでしょう。


試合後に挨拶しに行った時には、「ありがとうございました」とは言われましたが、「大丈夫でしたか」とは聞かれませんでした。
後からKDさんに「なんか、謝ってもらいました?」と聞かれて
「そういえば、そんなことは何も言ってなかったですが…」と言ったら
(私は挨拶した時には、そのことは何も気にしていなかったのです)
「えー!あんな勢いで飛ばしたのに、何も謝罪なしですか!?」
と、KDさんはちょっと怒っていました。

もう、そういう戦法で勝つのが当たり前の方なんでしょうね。

私は
「後頭部にコブができ」
「翌日、首筋から肩にかけて痛くなった」

(コブはアイシングで冷やし、首筋のほうは湿布を貼って、2日ほどで治りました)
という程度で済みましたが…
もう少し高齢の方だったら、再起不能になりかねない衝撃だったと思います。
段の低い中高年の女性相手にやるにしては、かなり危険だし、ややえげつない戦法ではないか…と思いましたが…。

後からネットで調べたら、この方は市の代表になるようなレベルの方で、今回の大会でも準優勝しました。
決勝戦で当たったのは、西東京女子で優勝するような方でしたが、その方もかなり苦戦していました。


剣道では、時々こういう「重量級」の方をお見かけすることがありますが…
私の対戦相手として当たったのは始めてのことだったので、びっくりしたというか、勉強になったというか、ブログのネタをもらったというか(笑)


とりあえず言えることは
「重量級の選手には、体当たりはしないほうがいい」
ということですね!(^_^.)




試合が終わって、とりあえず着替えようと更衣室に行った時に、先に着替えていた女性と雑談していたのですが、
「さっき試合で飛ばされて…」
って言ったら
「ああ、あの試合に出ていた方!」
と、すぐにわかったようでした(笑)

きっと、会場にいた方全員に、覚えられてしまったのでしょうね(汗)



更衣室にいた方はリバ剣のママ剣士さんだそうで、小学生の娘さんと一緒に来ていました。
着替えながらわりと話がはずみまして、
「西東京剣連主催の女子稽古会は、基本稽古が中心なので参加するといいですよ」
などという情報をいただいたりもしました。

普通の女子稽古会って、レベルが高くて私にはついていけないんじゃ…
と思い込んで参加したことがなかったのですが、機会があれば出てみようかと思いました。


今まで、他の市の方と接触することはほとんどなかったのですが、こういう試合に出るのもいいものですね。


(続く)

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posted by はなずきん at 14:54 | Comment(2) | 親子で剣道5剣友会編(三段に向かって) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はなずきん さん

すごい体験をなさいましたね!
私も、重量級の女性と剣道したことがないので、
ちょっとどう戦ったらいいか、わからなそうだなあと思いました。

その重量級の女性に体当たり!
ダンプに自分から当たって行くみたいなものでしょうか。
とにかく、お怪我がなくて何よりでした。

はなずきんさんと稽古してみたい気もしますが、
レベルが高そうなので、気も引ける感じもします。
Posted by 麻子 at 2018年07月23日 08:21
麻子さん、こんにちは。
確かに、めったにできない体験ではありました(笑)

体当たり、正面からだったらここまで跳ね飛ばされなかったと思うんですよ。
でも、たぶん相手は故意に跳ね飛ばすつもりで「回転」を加えていたのではないかと思います。
相撲じゃないんだから、そういう戦法はどうなのかと思っていますが…(^_^.)

私、全然レベル高くないですよ!初心者スタートの二段の女性と稽古しても、私のほうが下手だと思うことが多いです(+_+)
私は、格闘技に勝つための才能に欠けているのでは…と感じることがよくあります(笑)それでも、楽しいんですけどね!
Posted by はなずきん at 2018年07月23日 14:37
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