2018年05月14日

母と子の剣道日誌(313)「剣道なんかやってどうするの?」と聞かれたらなんて答えたらいいのでしょう? という問いには。(前編)

私が参加しているブログランキングを通じて知り合った…
お子さんと一緒に剣道をしているママ剣士さん「もくめさん」が書いていらっしゃる「シラカシ文庫」というブログがあります。

ほんわかとした絵で、思わず笑っちゃうような剣道話を漫画風に書いていらして、いつも楽しく読ませていただいています。

そのブログで書かれていた内容へ、コメントしたい!と思ったのですが、
すご〜く長くなってしまいそうなので(笑)、自分のブログでそれを書いてみようと思いました。

そして案の定、めちゃくちゃ長くなってしまったので何回かに分けて書くことにしました。
どれだけ剣道について語りたいんですかね、私!(笑)



もくめさんが書かれていたのは…

自分がいろいろ忙しくて体調もイマイチな時に、どうしても稽古に行きたいとつぶやいていたら、
剣道にあまり関心がない夫から、

「剣道なんて、やったからってどうなの?」

と悪気なく問われて…思わず答えに詰まってしまった。
他のスポーツなどとは違う、剣道のメリットってなんだろう?という内容です。

詳細はブログのほうをご覧ください!
「剣道なんかやってどうするの?」と聞かれたらなんて答えたらいいのでしょう?


もくめさんは、
”他のスポーツより剣道のほうがいいという理由があまり見いだせない”
というように書いていらっしゃるのですが…
私は、剣道には剣道にしかない良さがいっぱいある!と思っています(^^)

なにより、もくめさんが「剣道をやりたい」「稽古に行きたい」と感じていることが、その答えではないのかと思うのです。
それを上手く言葉にできていないだけで、きっと心の中には「剣道をやりたいと感じている理由」があるのではないでしょうか。

以下、四角で囲われているのはもくめさんのブログからの引用です。
それに答えるような形で、私の意見を書いていきたいと思います。


まず、最初の大前提として…
「剣道がプラスになるかどうかは、人による」
のだと、私は思っています。

剣道には、他にはない大きな魅力はありますが、それは”万人向けのものではない”。
人によって向き、不向きはある、のです。


それは、身体的能力のことではなく…
”剣道という武道”に魅力を感じられるかどうか、ということです。

子供にしても、大人にしても…
剣道を続けられている人というのは、
剣道を「カッコイイ」と思っています!(笑)


そう思えない人は、まず、続けることができないし…
剣道をやることによるメリットが少ないのではないか…と思います。


「剣道をカッコイイと思うかどうか」
は、生まれつき備わっている、闘争本能の有無が大いに関係あるでしょうね。
小さいころから棒きれを振り回しているような子とか、喧嘩っ早い子は、とりあえず「剣道をやる素地はある」と思います(笑)
(続けられるかどうかは、また別ですが!)

そして単に「素振りを上手くできるかどうか」なら、運動能力だけの問題でしょうけれども…
相手と対戦するのが楽しい、勝てるようになる、というのは、ある程度の闘争心がある人でないと難しいと思います。
相手と対峙している時に気を張っていられないと、やっぱりなかなか一本は取れないからです。


周りを見ても剣道をやっている大人の女性(お母さん)は非常に少ないです。
ケガなんてしょっちゅうですし、単なる趣味の範囲をちょっと超えてる
感じは否めません。

確かに、世の中にママ剣士さんは少ないです。
私の周囲でも、圧倒的に「パパ剣士」が多く「ママ剣士」は少ないです。

そして、パパ剣士さんは「剣道が楽しくて、カッコよくて」やっている方がほとんどなのに、ママ剣士さんは「子供と一緒にやろうと思って」「健康のため、体を動かそうと思って」という方がほとんどです。

たいして上手くもないのにはまっている、私のような「剣道馬鹿」は、極めて少数派と言えるでしょう(笑)

子供が剣道や道場を卒業しても続けているママ剣士さんはかなり少ないです。
子供と一緒にやるという名目がなくなったら、自分だけで続けるほど好きにはならなかった…ということでしょうね。
それはやっぱり、一般的に女性は闘争心が少ない(剣道そのものに魅力を感じづらい)からではないでしょうか。


実際、剣道をある程度続けている女性は、それなりの「気の強さ」を持っていると感じます。
「なんで、こんなに気の弱い女性が剣道を!?」
というような方には、私は会ったことがないです。

ママさんで剣道を続けている方はサバサバした方が多いですね!
一般的に求められる「女性像」とはちょっと違うベクトルにいる気がしますが(笑)
「剣道をやっている女性はカッコイイ」のですよ。

もちろん、女性以外でも剣道をやっている人はほぼ、カッコイイですが…
女性は特に、”気が強い”方でないと続けられないと思うんですよね。

だから、女性で剣道が向いている方というのは多くはないでしょう。
でも、剣道をやりたい、カッコイイと自分で思える人は…「向いている」のです。

「あまりそういう人がいない」からこそ、”剣道をやりたい”と思う女性にはぜひやってほしいです。
数少ない「剣道が向いている女性」なのですから。

やりたいと思う気持ちがあれば、上手い下手は関係ないのです。
(と、思わなければ、私はやってられません(笑))


私は、日常的に闘争をしているようなタイプではありませんが
(人と喧嘩をするのは好きではありません)
必要とあらば意見を言うし、話している相手に「気持ちで負ける」ということは、ほとんどありません。
気は強いほうなんでしょうね。

そして、戦いを見るとワクワクしてしまう…ので、根本的に戦い好きなのでしょう。
でなきゃ、戦闘機なんて好きにならないでしょうしねえ。
この「ワクワク感」があるから、私は下手なくせにやめられないのですよね。




あと、剣道に向くかどうかというのは…

日本文化や、武士の思想というものに、どれだけ興味が持てるか
ということも大きく関わっているでしょう。

礼、蹲踞などの所作、正座をするのを「美しい、かっこいい」と感じるのか「かったるい」と感じるのか。

そういうことをしている人たちや自分を
「きちんとできていてカッコいい!」と思うか
「なんでこんな、たいして役にも立たない無駄なことやらなきゃいけないの」と思うか。

私は戦いは好きだけれど、プロレスとかボクシングとか、直接殴り合うような格闘はあまり好きではないのです。
剣術や剣道は「武士の文化」の上に成り立っていること、そして「美しく」感じられること。
それがあるから、好きなのだと思います。


加えて夫は「剣道をすることによって得られる事はなんなの?」
というところも疑問に思ったようです。
次女を一緒に連れて行くようになって、帰ってくるのも遅いし、
家事はおろそかになるし^^;剣道の技術を身につけて
一体それに見合う何がついてくるのかイメージがわかないみたいでした。

家事がおろそかになっているのは、私もですが(笑)
私は剣道をやっているおかげで、生活にとても張りが出ました。
稽古に行くのが本当に楽しいので、日常的にもなんとなくウキウキしています。

家族も私のはまりっぷりには、多少はあきれています(^^)
”剣道最優先”に近いので「ご飯はあるもんで適当に食べといて〜」なんて日もたまにありますが、私があまりにも楽しそうなのと、この年でもきわめて健康に生活できていることもあり「まあいいんじゃないの」くらいに思っているようです。

いちおう、子供の食事や学校行事にはできるだけ支障がないようには気を配っています。(当たり前!?)
でももう、子供もけっこう大きくなりましたし…3人の子育てで、自分のことがほぼ全くできない期間も10年近くあったので、そろそろ多少は好きにやらせてもらってもいいのではないかと。


私が寝込むほど具合が悪いのは年に数日程度で、ほとんど熱も出していません。
昨冬は子供がかかったインフルエンザ攻撃にも耐え、無事、かからずに済みました。

そして多少具合が悪い程度なら、稽古に行くと治ってます(笑)
この5年間というもの、具合が悪くて稽古を休んだことは、ほぼありません。
剣道を始める前は、年に1、2回は風邪で寝込んでいたのですよ。
剣道がだいぶ、私の健康には貢献しているのは確かです。

「やりたいことをやって楽しんで、健康になれる」のであれば、それだけでも十分剣道をするメリットはある!と思います。


私は今までも、そこそこ趣味を持ってはいましたが、大人になってからは
「すっごく楽しい!どうしてもやりたい!」
とここまで感じたものはありませんでした。

私の場合は
「武士に憧れていた」
という特殊要素があるので、武士っぽいことをやれるというだけでもかなり楽しいのですが…

剣道のために素振りやトレーニングもしているし、私は以前よりもかなり丈夫に、健康になったと思われます。
剣道を始める前は、家の周囲(150メートルくらい?)を走るだけでゼイゼイ言ってたのに…今はゆっくりなら1キロくらい走るのは軽いです。ダッシュだって50mくらいなら全力でできます(笑)

これが他のスポーツなら、私はここまではやらなかったのではないでしょうか。
何しろ、素振り自体が楽しくて仕方ないので(笑)(たくさんやるのはキツイのですが!)

まあ、私みたいなのはレアケースとしても…(^_^.)


一時期引越しのために当会から離れていて、最近また、当会に戻ってきてくれたママさん剣士「SWさん」も「稽古に出たほうが体の調子がいいんですよ」と言っていました。
デスクワーク系のお仕事をされているので、肩こりがひどかったそうなのですが、剣道を始めてから治ったのだとか。
SWさんは「子供が一緒にやりたいって言うから」始めただけで、そんなにやる気もなかったようなのですが、私があまり熱心にやっているので引っ張られてやるようになったそうです。
最近当会に復帰したのは「はなずきんさんがいるからですよ〜。いなかったら来ないですね」と言っていましたが。

それでも、当会を離れても別の会で稽古を続けていたのですよね。
SWさんは「剣道をやりたくて仕方ない」わけではないようですが、きっと性に合っていたのでしょう。
もともとの身体能力が高いのだと思いますが、私と同じような経験年数でも、私より全然上手いんですよね〜。

こういう「そんなに剣道好きというわけではないけど、身体的能力が備わっている方」も「剣道が向いている方」でしょうね。
やる理由は「健康維持のため」だとしても、「他のスポーツより剣道が性に合っている」という方もいると思われます。




さ〜て、まだまだ書きたいことはあります。
長くなるので、続きは次回に!


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posted by はなずきん at 14:26 | Comment(0) | 親子で剣道5剣友会編(三段に向かって) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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