2016年12月08日

母と子の剣道日誌(130)初段に向かって打て!(その12)合格の報告

母と子の剣道日誌(129)初段に向かって打て!(その11)不合格の次男は…より続いています。


初段に合格した後、最初の稽古が先週の水曜日にありました。

お世話になった先生に、報告をしたい!と思っていたのですが、
この日は、いつもより先生が少なくて…

水曜日担当のSZ先生も、日曜日担当のSN先生も、先生の中で出席率No.1のSG先生もいらしていませんでした。大人自由稽古の時間にはたいていいる、大人担当のN先生もいませんでした。

N先生には、真っ先に報告したかったんだけどなあ…。


でも、前会長のY先生がいらしていました。

以前のブログに何度も書いていますが、Y先生はいつも私を見ていて、応援してくださっていました。
全然、自分の剣道に自信がなかった私は、今までどれだけY先生の言葉に助けられたかしれません。


もちろん、私は当会のほとんどすべての先生にお世話になっているのですが…
その中でも、Y先生と、大人担当のN先生なくして、今の私はいない、と思っています。


子供稽古の終わり頃にY先生がいらしたので、合格の報告に行きました。


「おかげさまで、無事初段に合格できました。ありがとうございます!」

「良かったね。本当に、嬉しいでしょう?」

「ええ、ほんっとうに、すごく嬉しいです!!」

「一度失敗したけど、それだけに嬉しさ倍増でしょう。SWさんの何倍も嬉しいんじゃないの?」

「はい、たぶんそうだと思います(笑)」

「私もね、だいぶいろいろ失敗しているんだよ。
はなずきんさんも、1級でつまづいたことで、ちょっとのことではくじけない心ができたんだよ。かえって良かったよね。
もう、1年後には二段を受けるんでしょ?すぐだからね。がんばりなさい」

「はい、1年後に受かる自信はあんまりないですけど、がんばります。
私、Y先生に励まされて、ここまで来れたんだと思っています。」

「いや、何にも励ましてないよ。私は文句ばっかり言ってるけどねえ」

「そんなことないです。本当に…ありがとうございました!」


私は、深々と頭を下げました。

私の事をずっと心配していたY先生に、いい報告ができてよかったなと思いました…。



さて…、次の日曜日の稽古では、水曜日に会えなかった先生にもみなお会いすることができました。
SN先生、SZ先生は、私の合格よりむしろ、次男の不合格のほうが気になっていたようです。
お二人とも子供の担当の先生ですから、当然でしょうけれども。

しかし、日曜日はもともと出るのを嫌がっていた次男は、この日は出て来ず、私が報告したのですが…
SZ先生は「受かるまでは、日曜日も来ないと!」と言ってましたが…、う〜ん、そこまでやる気が出てるわけじゃないんですよね、次男…
無理に引っ張っていくことはできなくはないのですが、それではあまり意味がないというか。

主人とも話してみましたが、次男は期間を絞って集中的にやらせたほうがいいのではないかということになりました。あんまり根気が続かない子なので(笑)
日曜日に連れて行くのは、4月頃からにしようかと思っています。
でも、次回はもっと気合いを入れてやらせますけどね!



大人担当のN先生は、すでに私の合格をご存じだったようで、私とSWさんが報告する前から「おめでとう!」と握手してくださいました。

「これから、段持ちに相応しい稽古をしていきましょう」

と言われました。



そういえば、最近また一人、当会に大学生の会員が増えたんです。AY君と同じ剣道サークルのOY君です。
OY君も1年生で、初心者スタートなので、これから1級を取るそうです。
わりと社交的なAY君とは違って、OY君はまだ「なじんでない感」がにじみ出ていますが(笑)
ああ、ずっと右端だった私の右隣(下座)に二人いる…、それだけでけっこう嬉しいです。

今までは、初心者の大人に何かアドバイスするにも、「私はまだ1級程度だし…」という引け目がなかったわけではないのですが、「初段なんだよね」という気持ちがあると、剣道を始めたばかりくらいの人には私でもアドバイスしてもいいのかな?と思ったり。



ここのところ、本格的な大人稽古はできていないのですが、
私の打ちはなんだか前よりマシになった気がしています。

かかり稽古で中学生のRS君が本気でかかってきていた時ですが…、私が何回か面を入れられたのです。
元立ちをしている時、普通は相手が子供の場合は手加減するのですが、この子は強いので、私もいつも本気で相手しているのです。
とにかくガンガン休まず打ちこんでくる子なので、今までは明らかに私のほうが劣勢だった感じなのですが、この時はそこそこ互角にできたような気がしてます。
1分間、全然休まず次々と打ってくるんで、終わった時はゼイゼイしてましたけど(笑)。

打ちやすくなったのは、竹刀を短いものに変えたせいがけっこうあるような気がします。
それに加えて「なんか打てるようになった気がする」という気持ちと、「初段に受かった」ということが、私の自信につながっているからなのかもしれません。

子供稽古の後に「黙想」をした時、本当に充実した気分でした。
ずっと連続で子供の相手をしていたので、けっこう汗もかいたのですが、それがとても気持ち良かったのです。このくらい汗をかかないと、稽古した気がしません(笑)。



その後の大人稽古は、試合稽古が中心でした。
私はこの時は用事があって早く帰らなければならず、最初のほうしか参加できなかったのですが、他の方の試合を見るのが、本当に楽しい!と思っていました。

人の試合を見ていても、自分がやっているように緊張してしまうのですが、その感覚が好きなんです。
なんで、試合を見ているだけで、こんなにドキドキするんだろう。

剣道を始めた時も、私は剣道に恋をしていたようでしたが…
最初の気持ちが「憧れ」だとしたら、今はわりと本格的な「恋愛」かもしれません。
知れば知るほど、剣道が好きになっていて…見るのも、やるのも、楽しくて仕方ないのです。
初段程度で、「剣道と私が、相思相愛」といえるかどうかは、微妙ですけど(笑)



私が剣道を始める時に考えていたのは
「逃げない人になりたい」
ということでした。

勝負から逃げない、きつい稽古から逃げない、弱い自分から逃げない。
この3年間、多少はそれができていた…でしょうか。



やっと初段を取って、私が憧れていた「剣士」に…また少し、近づけた気がします。




「初段に向かって打て!」は、これにて完結です。

長々とお読みいただき、ありがとうございました!

posted by はなずきん at 10:03 | Comment(0) | 親子で剣道3剣友会編(初段まで) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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