2016年12月05日

母と子の剣道日誌(127)初段に向かって打て!(その9)結果発表!

母と子の剣道日誌(126)初段に向かって打て!(その8)日本剣道形の審査より続いています。

合格者の番号が書いた紙がまた、貼りだされました。



自分の番号を探したら…ありました〜!!
形も合格です!




う、嬉しい…!
本当に合格したんだ、初段。
嬉しすぎて、なんだか、夢を見ているような気持ちでもありました。

実技に合格したママさん剣士さんたちは、形も全員合格していました。
みんなで「良かったですね〜!」と喜び合いました。



形の「やり直し」をしても大丈夫だったので、ほっとしました。
私が見た感じだと、あんまりきっちりできていなくても、形ではほぼ落とされないような印象です。

うちの会は、初段に向けての稽古といえど、けっこう細かいことも注意されるのですが…
間合いがきちんと取れてなかったり、声が小さかったり、動作が雑だったりする方もけっこういたのですが、そういう感じでも、ほぼみなさん受かっていました。

よっぽど大きなミス(順番を間違えるとか、技を間違えるとか)がない限り、だいたい通してもらえるような気がします。
第4会場の形審査は、ひとりを除いて合格していたようです。
わりと若い番号がひとつ、学生さんだと思いますが…そこがぽつんと抜けていました。
形で落ちるのは、あんまり練習してこなかったか、いざという時に頭が真っ白になっちゃったのか、どちらかだろうな〜と思います。

後で聞いたところによると、三段の審査の方も、実技が合格した方は、形もほぼ合格していたそうです。
「きちんと稽古してくればOK」くらいの感じなんですかねえ。




しかし、あれ?そういえば、学科の審査って結果は出ないの…?と思ったのですが、学科のほうは特に合格とも不合格とも、なんとも発表はありませんでした。
(学科試験の詳細については、また別の話で書きたいと思います)




さて…短いようで長かった審査もこれで終わりです。
10時から始まった審査がすべて終わった時は、時間は11時半を過ぎていました。

顔見知りになった、ママさん剣士たちとは「また来年、二段審査で会いましょうね!」と言葉を交わして、帰ることにしました。



そこに、受付をしていた市剣連の方が「おめでとうございます!」と声をかけてくれました。
形の審査の様子を見ていたようです。

「ただでさえ最後は少ない人数だったのに、形をやり直ししたのでヒヤヒヤしましたよ!
でも、無事合格して良かったですね!」


私としては「やり直したら、しっかりできる自信があるからこそのやり直し」だったのですが、
見ている方は、ヒヤヒヤしちゃったのでしょうね(笑)



前、私が1級を落とされたのは、初段受審の時に確実に受かってほしかったからなのかなと思っています。
市剣連としても、自分の市からの受審者の、初段の合格率が低いのは困るようなんですよね(^_^.)

1級を落ちた時は「なんで、こんなにがんばってるのに…そこまで、できてないわけでもないのに」という気持ちでしたが、初段受審まで時間をかけた分、多少は技術が向上したのではないだろうかと思いました。


ついこの間までは「全然面が入らない、上手くなってない」と思っていましたが、
審査直前の稽古で手ごたえを感じられたのは、その間に基礎の力が多少はついていたからなのかもしれません。
まあ、今でもそんなに上手くなったわけではないと思いますが、少なくとも審査前よりは、ちょっとつかめた気がするのです。


それと…他のママさん剣士の審査の様子も見ていましたが、一部の上手い人をのぞき、他の方は私とそんなに大差ないレベルのようでした。
「んん?これで合格でいいの?」と感じる方も中にはいました(^_^.)


審査後の稽古で、SN先生に
「審査の時は、相手が同じくらいのレベルの方なので、打ちやすかったです」と言ったら
「そうでしょう?いつも、自分より強い人たちを相手に稽古しているから、初段受審のママさんの中では、あなたたち(私とSWさん)はけっこうできるほうだと思いますよ」と言われました。


主人には「全然できてない」と言われましたが、この年齢で初心者スタートだったらこんな程度でもまあ、普通なんだよね…、とちょっとほっとしました。
ふだん、同じ年齢くらいで初心者から始めた女性剣士を見ることがあまりないので、自分のレベルがよくわからなかったのです。
それもそのはず、西東京全体でもちょっとしかいなかったんですから…、

そもそも、主人はいつも、他人に対して要求レベルが高すぎるのでは、と思っていますが(^_^.)


ママさん剣士の中には「剣道を始めてから7か月で初段を受けに来て、受かった」というスピード受審の方もいました。
でも私が人より年月をかけてここまで来たことは、決して無駄ではなかったはずです。
3年の間に経験したこと、学んだこと、苦労したこと…それも身になった気がしています。




荷物を取りに、上の観客席に戻ったら、これから三段を受けるSZさんと、IDさんがいて「おめでとうございます!良かったですね!」と言ってくれました。

SZさんと、IDさんからは、形の稽古の時などもアドバイスをいただいたり、相手をしてもらったり…
受審する段は違っても”審査に向けて、一緒にがんばった仲間”だという気がしていました。

そのふたりが、私の合格を心から喜んでくれているのを見て、今の剣友会で、みんなと一緒に稽古をしてきて良かったなあ…仲間がいるっていいなあ、とあらためて感じました。


SZさんとIDさんはこれから受審です。
二段以上の審査も見たかったのですが、がっくり落ち込んでいる次男にお昼を食べさせて、連れて帰らなければなりません。
「お二人とも、がんばってくださいね!」と言い残して、帰ることにしました。

↓2F観客席から見た、初段審査が終わった後の会場の様子です。
左のほうから第一審査場となっています。
003.JPG

観客席から見た、第一審査場のほうです。
はじっこの青いパーテーションの向こうに審査員の方がいて、学科の審査をしていたそうです。
004-1.jpg


お昼は、次男を連れて、SWさんと一緒に食べることにしました。
半年以上、会の役員を一緒にやっていたのに、一緒にランチをするのは初めてです。
SWさんは日中仕事をしていますから、打ち合わせはいつも稽古の時でしたし…。

「一緒にランチ食べるの、初めてだったんですね。
役員の任期が終わったら、3人で打ち上げ、しましょうね!」
「そうですね!やりましょうやりましょう!」


SWさんと次男と、サイゼリアでスパゲッティを食べ、ドリンクバーを飲み…
がっくり落ち込んでいた次男も、ご飯を食べたらちょっと元気になりました。

その時聞いたのですが、SWさん、来年はご主人が単身赴任になり、
ご自分も勤務先が変わるんだそうで…
「子供を預けるために実家(埼玉)のほうに行くかもしれません」という話を聞きました。
「それでも、週末は顔を出すつもりですけれど」とは言っていましたが。

となると、来年の二段審査の時は、SWさんはいるのかな?
私の唯一のママさん剣士同期であり、役員も一緒にやっている方なので…
いつも少ない、水曜日の大人稽古の大人参加者が減ってしまうのも残念なのですが。



合格した翌日に、洗濯をしながら
(洗濯の時間は、手を動かさなければならないわりに単純作業なので、いつもいろんな考え事をしているのです。)

「私、3年間、がんばってきたんだよね。
やっと、その努力がこうして形になったんだ」

と思ったら…

また、涙が出てきてしまいました。
子供の頃から「悔し泣き」はしても「嬉し泣き」はしたことがなかった私ですが、
これが、たぶん人生初めての、うれし泣き…でした。

そのくらい、初段に合格したのだ、ということは、
本当に、本当に、嬉しかったのです。





合格後に、主人が「お祝いしよう」と、私を近所のバーに連れていってくれました。
子供を置いて夫婦でバーに行くなんてことは、今まで子供を実家や義妹に預けた時以外やったことがありませんでしたが…今回は家で子供を留守番させて、出かけました。
まあ、もう末娘も4年ですし、一番上は中学3年ですから、夜でも留守番くらいできるでしょう。

お祝い、というわりには、あんまり剣道の話はしませんでしたが
(私はもっと語りたかったのですけど(笑))
主人は、私にこう言いました。



「お前、段持ちになったんだよ。かっこいいよな。
本当に、良かったな。」




私は主人に「できてない」って言われたことが、まだちょっと悔しくはあるのですが…
主人は主人なりに、私のことを心配して言ってくれたことではあったのでしょう。
まあいいわ、今回は許したるわ、と心の中で思いました。(笑)


1級審査に合格した時は、自分の実力がそれに伴っていない気がしていて、自信が持てないままだったのですが…
今回の段審査では、初段と言っていい立ち合いができた気がしています。


これからは、多少は自信をもって
「私、剣道をやってるんです。」
と言えるようになりそうです。


私の1級の免状は、でっかいクリアファイルに入れてリビングに貼ってあって、間に合わせっぽい感じなのですが…
初段の合格の免状が来たら、ちょっと立派な額を買って飾りたいと思っています。
でも、数か月しないと免状は来ないんですけどね!


(まだ、続きます!)
posted by はなずきん at 00:15 | Comment(6) | 親子で剣道3剣友会編(初段まで) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はなずきん さん

わあ、本当におめでとうございます🎉

大人だと、最後人数が少なくなって、プレッシャーですよね。
私も、一級の時は、他が六組同時だったのに、最後だったので、二組しかおらず、目立って仕方なかったです。

次は、お互い二段ですね。なんだったかな、形の四本目?六本目?か何かがちょっと厄介だったような。あ、でも、二段にはないのかな?

賞状、ほんとに不安になるくらい、なかなか来ません(^_^;)
8月の審査だったのに、つい最近やっともらったくらいです。
先生に、なんども聞いてしまいました。「あれは夢か幻じゃないですよね?」って笑
色も、なんか重々しい感じで、やっぱり嬉しいですね。
私も、額に入れて飾っています。
Posted by 麻子 at 2016年12月06日 07:29
はなずきんさん今晩は。

三七式ヨシです。

一つ、気になることがあります。

ご主人を許すのではなく、感謝すべきではないでしょうか。

寒空の中の特訓は、審査に大いにプラスに働いていると思います。

また、ご主人の計算とうりかどうかはわかりませんが、はなずきんさんの闘志に火を付け、油を注いだことに間違いはないと思います。

ひとつ、審査員の経験からもうし添えますが、審査員に日ごろの稽古は当日の実技でしか判断できません。

ご主人のおっしゃる通り、審査員は受験者にその段位の実力があるか、無いかを判断するのです。

私も、審査後の精進するであろう期待値を加味しますが。

テストで、59点は赤点で、60点は可。

としかできないのです。

日ごろの努力は認めますが、審査員の琴線に触れなければ、不合格になってしまうのもまた事実です。


質問です。

袴にはどちらから足を入れるでしょう。

物打ちとはどういうものでしょう?
Posted by 三七式ヨシ at 2016年12月07日 00:32
麻子さん

ありがとうございます!

受験番号、最後のほうで目立っちゃって…と女性の年配の先生に言ったら「私もいつもそうなのよ」と言っていました(笑)
これからずっとそうなんでしょうねえ〜。

「重重しい色の免状」早く見たいです!(^^)
Posted by はなずきん at 2016年12月07日 10:59
三七式ヨシさん

本当は謙虚に受け止めるべきなのかもしれませんが、私がブログに書いている事をあまり理解されていないような気がするので、反論させていただきます。

私は主人に言われたからがんばったわけではありません。
元から自分なりには精いっぱいがんばっていたし、早素振りは無理をしたおかげで大事な時に足を傷めてしまったわけで…

むしろ、主人に言われた事は、もともとない自信を、さらになくさせたのです。しかも、もっと稽古したくても十分できない状況になってしまったのです。

私に上達してほしくて言った、稽古をつけてくれた、ということは理解していますが、その言い方について納得はしていません。
他にもっと言いようがあったはずです。

審査前にやっと自信を持てたのは、KDさんをはじめ、今まで私を見守って、稽古してくれた人たちのおかげです。
「主人のつけた稽古が結果的にプラスになった」から感謝すべき、というのは、結果だけ見る男性的な見方だなと思います。


>日ごろの努力は認めますが、審査員の琴線に触れなければ、
>不合格になってしまうのもまた事実です。

審査員に、日頃の私の努力を認めて欲しい、などとは思っていません。
当日の立ち合いのみで合否を判断されるとわかっているからこそ、このままでは合格できないかも、と私も思っていたのです。

でも、主人は審査員でもないし、稽古仲間ですらないわけで。
すでにがんばっている人に対して、一番身近な、応援すべき立場の人から厳しすぎる言葉をもらうことは、プラスにはならないと思います。



そして、主人と私はもう、30年の付き合いになります。
ここには書いていないいろいろな関係があって、今があるのです。
そのあたりも含めての「許したるわ」なんです。

三七式ヨシさんも、私の成長に良かれと思って言って下さっているのだと理解はしていますが「心に響かない」です。

失礼を申し上げたかもしれませんが、正直な気持ちです。
Posted by はなずきん at 2016年12月07日 11:27
こんばんは。

ご主人と同性なため弁護してあげたかっただけですので、お気になさらずに。

有史以前より、男は獲物を取ってきて(結果を出して)なんぼのものですので、許してやってください。


質問の回答ですが、袴は、左足から入れるのが正式のようです。
Posted by 三七式ヨシ at 2016年12月07日 21:36
三七式ヨシさん

だいぶ熱くなって反論してしまい、失礼しました。
でもそのくらい、主人に言われた事で傷ついたのです。
初段を合格した後にブログを書いたのに、書きながらまた泣いてしまったくらいですから。

主人の意図はともかく、言われたことについては…
「感謝」は無理です。「許す」くらいしかできないです。

全然やる気のない人に「喝」を入れる目的ならともかく、本人ががんばっていて、できてない自覚もあるのに、それに追い打ちをかけるのはどうかと思います。

たとえば
「ちょっと打ちが弱いけど、お前は体はできてきてるんだから、ここをこう直したら良くなるんじゃない?」
って言ってもらえたら、そんなにダメージはなかったと思うんです。まず自分が認めてもらえている、と思ったら、厳しい言葉でも「響く」んです。

同じ内容でも、言い方ひとつで全然聞くほうの印象は変わるので、やはりそのあたりは気を遣ってほしいなと思います。
Posted by はなずきん at 2016年12月08日 10:19
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