2016年10月08日

母と子の剣道日誌(110)やっぱり楽しかった、市民大会(その6)祝勝会&壮行会

母と子の剣道日誌(109)やっぱり楽しかった、市民大会(その5)男性4段以上の部は…から続いています。


さて、大会が終わり…
夕方からは、祝勝会を兼ねた、A先生の壮行会を行うことになっていました。


母と子の剣道日誌(106)やっぱり楽しかった、市民大会(その2)あちらもこちらも子供の試合!で書いていますが、小学校3年生で銅メダルをとったKE君のお父さん、A先生は、10月から転勤で休会となってしまうので、その壮行会なのです。


A先生は先生の中では若手で、当会の指導者となったのは私が入会した頃だったようです。
A先生のお祖父さんはなんと道場主なんだそうで…子供の頃からずっと剣道をやっていて三段を取っていましたが、大人になってからは離れていたそうです。
私が入った前年にお子さんが入って、その時はA先生自身はやる気はあんまりなかったそうなのですが、見ていたらやりたくなって「リバ剣」されて、それからはのめりこんでしまい…
体重を10キロ落として体を作りこんで…その年にはなんと市民大会初参加にして優勝したそうです。
それから四段に合格されて、当会の指導者になったということでした。

私が入会した頃、A先生の奥様がよく「主人が剣道にのめりこみすぎて、休日も家族の相手を全然してくれないんです」と嘆いていましたっけ。
奥様と知り合った頃も、結婚してからも、A先生は剣道は全くしていなかったそうなので、A先生の家が剣道一家だということは知らなかったそうです…。(お祖父さんは道場主ですが、お父さんはやっていなかったそうなので)


和気あいあいとしているけど、ちょっとゆるくなりがちなうちの会にあって、A先生は引き締め役で、子供がだらだらしているとバシっと叱ってくれたりしていました。
でもふだんは本当によくそれぞれの人を見ていてくれて、丁寧かつ的確にその人に合うアドバイスをしてくれるのです。
A先生のアドバイスはわかりやすくて覚えやすくて、私にもとても役に立っています。

例えば、よく「打った後、左足の引き付けを早くしなさい」と言われますが、それを具体的に
「打った後の三歩目が最速になるようにと意識するといいんですよ」とか。
また、打った時にスナップを効かせると「いい音」がして、一本を取ってもらいやすいのですが、私は「当たっているけど音がしない」らしいのです。
「どうすればいい音が出るようなスナップの効いた打ちができますか?」とA先生に聞いたら
「打った瞬間の手首の使い方が大事で、”水銀体温計の温度を下げるようなあの動き”が必要なんです」など、ユニークな例えで教えてくれたり。


剣道の稽古って主に全体指導が多くて、個別に詳しく教えてもらえる時間はあまり多くはないのですが、A先生はひとりひとりがきちんとできるまで繰り返し教えてくれたりして、本当に助かりました。


私が合宿で肉離れを起こしてしまい、よろよろ歩いている時も、心配して肩を貸してくれたり、荷物を持ってくれたり、何かと気を遣ってくれて、その優しさがありがたかったです。
入会して一年半の間、どれだけお世話になったかわかりません。


ここ数年ほぼ更新されていなかった、当会のHPも、A先生がブログを始めてから活気づきました。
A先生は写真が趣味だそうで、高そうな一眼レフでいい写真を撮ってくださっていました(笑)
写真の腕前もいいのですが、ブログの文章も当会らしく、和気あいあいとしている感じが伝わってくる感じでした。
今年、入会者が多かったのはブログのおかげかも…と思います。



それに加えて、A先生の奥様も本当にいい方で…。
やや毒舌気味で(笑)、物事をすっぱり言うタイプの方なのですが、みんなが言いづらいような事を率先して言ってくれている気がしました。
見学している時も、新しいお母さんに率先して声をかけて、「困ってることはないですか」と聞いてくれていました。
大人稽古の時間に、親の稽古が終わるまで待っているお子さんの面倒を見てくれていたり。
私がいろんな仕事を抱えていると、さりげなく手伝って下さったり。

私が稽古をお休みする時に、メールでA先生の奥様にやる事をお願いしたら、返信をいただいて、その時に
「なんでもできる事はやるのでどんどん使って下さいね。はなずきんさんの負担が軽くなりますように!」
って書いてあって。

役員は3人いても、副会長という役割上、また出席率が高い私に仕事が集中しているのが現状なのですが…
いろんな方から役員の仕事について厳しいご意見をいただく事が多い中で、A先生の奥様の心遣いが本当に心に沁みて、涙が出そうになりました。


私がこまこまとやっている備品の整理についても、「はなずきんさんがわかりやすく、使いやすく整備して下さっているんですよ〜」とA先生に奥様が説明していて、よく見てくれているなあと思いました。


A先生の転勤は突然決まったことらしく、私もそれを知ったのは夏合宿の時でした。
A先生も奥様も、当会にとって(私にとっても)大切な方だったので、本当に残念でなりません…。
数年したら戻ってこられるということではありますが…。


そんなA先生の壮行会で、先生への記念品は会から出すことになっていましたが、(名入れの革ツバにしました)奥様は”会員”ではないので、会からは記念品は出さないとのこと。
でも、私としては奥様にもお礼の気持ちを示したい…と思って、個人的にお礼のお菓子を買って、お手紙を書いてお渡ししました。


壮行会では、私はA先生の後ろに座っていたので、A先生に「いなくなっちゃうなんて寂しいです〜」とお酒をつぎにいったら、剣道の技術的なアドバイスをいろいろと熱く語ってくれました(笑)
A先生は、本当にみんなに剣道が上手くなってほしいって思ってるんだなあ…、とありがたく感じました。


A先生はもう転勤されたそうですが、奥様たちはまだこちらに残っていて、週末はこちらに戻ってきているようで、時々顔を出して下さいます。
でも、もう少ししたら、奥様とお子さんも転勤先に引っ越してしまうので、当分来られないでしょう。
今度行う、当会の創会記念大会に来て下さるのが最後なのかなあ…。本当に、残念です。


壮行会で書いた色紙には「A先生が戻ってくるまで、お待ちしてます!」と書いた私です。
それまで続けていられたら、そしてもう少し上手くなって迎えられたらいいなあ。


飲み会には、女子優勝の金メダリスト(笑)NIさんも来ていました。
NIさんは、稽古に出てくる回数はあまり多くはないので、そんなに話す機会がなかったのですが…
まだまだ若いNIさん、会社での恋バナなども聞かせてもらい、若さがいいなあ〜♪と思いました(笑)


相変わらず、盛り上がり過ぎてかなり長引いちゃった宴会でしたが…(いつも、店の人に早く出て下さいと言われてしまいます(笑))
A先生とのお別れを感じて心中しんみりしつつも、
剣道の話が思い切りできる飲み会は楽しかったです。



しかし、次の大会では、私も一勝くらいしたいなあ。(^_^.)



「やっぱり楽しかった、市民大会」編、これにて完結です。
posted by はなずきん at 10:45 | Comment(0) | 親子で剣道3剣友会編(初段まで) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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