2016年03月08日

母と子の剣道日誌(66)なんでこんなにワクワクするのだろう

剣道の事を書くのは1か月ぶりですね。ちょっと間が空きました。

その間にちょこまかといろいろあったのですが…


まず、ネットの剣道掲示板の稽古会に初参加してきました。
掲示板で親しい人から誘われたので、お会いしたくて行ってみたのですが、その方は残念ながら来られず…

総勢90名という大規模な稽古会でした。
私は今の剣友会が、他の会と合同でやった大会の後の稽古会くらいしか出たことがないので、こんなに大勢の稽古会は初めてです。
一番多いのは成人男性でしたが、下は小学生(もっと下もいたのかな?)から、上は壮年の方まで、かなり幅広い年齢層の方がいました。女性の参加者はいつもより多い、と言っていましたが、一般(高校生以上)の女性は10名ほどだったのではないでしょうか。

しかし、みなさんレベルが高い方ばっかり…。
成人男性が多いので、高段者が多いとは思っていましたが、それにしても私みたいに、大人なのに級も持ってないような人はおそらくいなかったのではないでしょうか。
子供も総じてレベルが高く、私より下手な人はあの会場にいなかったのでは?というくらいの感じでした。

最初に黙想、準備運動、素振りをして、その後に「公開稽古」というのがあり、高段者が元立ちになり、立会いの形で稽古をつけてもらう…というものだったのですが、なんかもう全然体が動かなくて…。
後の飲み会でビデオを見せてもらったのですが、…姿勢は悪いし遅いし…、がっくりです。
唯一、声だけは出ていたので(自分はこんな声なんだ!?と思いましたが)ほめられるのはそこだけですかね〜。

会を主催した方からは「基本に忠実な剣道をされていていいと思います」とお言葉をいただきましたが…。
もちろん、ダメなところも言っていただいたのですが、言われた時にけっこう酔っていたので内容をよく覚えていないのです…すみません。


その後の回り稽古は2分間×10回連続というもので、最後のほうはゼイゼイ言っていました。
時々、相手が私に対して「こうしたほうがいい」と指導してくださったので、その間に休んでたという感じです(笑)。
みなさんから総じて「手や肩に力が入り過ぎ」と言われました…。複数の方から同じところを注意されっぱなしで、恥ずかしかったです。

でも、私の課題はとにかく「脱力」だということはよくわかりました。
最近は稽古の時は「脱力、脱力」と自分に言い聞かせてやっています。


その後の自由稽古も、掲示板での知り合いの方ふたりにはお願いしましたが、私は「立会い以前に基本が」というような状態だし、女性が少なかったこともあり、なんか気がひけて他の方にはお願いできませんでした。


…というわけで、初心者のほぼいなかった会で、やや自信喪失して帰ってきたのですが…



その後、所属する剣友会のいつもの稽古の後の「大人の自由稽古」の時間に参加した時のことですが…。

今まで、何度か顔は見ていたけど、稽古しているのを見たことがない年配の女性SA先生がいらっしゃいました。(市内の別の会の方です)
体の調子が悪くて稽古はできないけど、剣道が好きなので見に来ているのだとか。

後で当会の先生に聞いたら、以前は当市の「女性最強剣士」と言われた方なのだとか。
何年か前、市の大会の「壮年の部」で、男女混合での試合で優勝されたこともあるのだそうです。

その日、SA先生が初めて道着を着けて稽古をしているのを見ました。今までは私服で来ていて見学しているだけで、稽古はしていなかったのです。
SA先生は、当会の年配の女性のK先生に稽古をつけていらっしゃったのですが、確かに強いし、指導も的確なのです。
体はそんなに動いてない(おそらく、そんなには動けないのだと思いますが)のに、相手に打ち負けません。
そしてK先生にもビシバシとアドバイスしています。

その後私がN先生(当会の大人担当の先生)に稽古をつけていただいていたのですが、それを見ていたSA先生が私にアドバイスをくださいました。
「打つ前に声を出して、その声を切らないまま面を打って、残心で振り返るまで声を出し続けてみなさい」と。
そしてその場でその通りやってみたら、確かに「気」の入った、いい打ちができた気がしました。


稽古の後、SA先生にお礼を言いに言ったら

「あなたの切り返しを見たけど、いい切り返しができているわよ。だから他もきっとできるようになるから、これから私の言ったように声を出してやってみなさい」

と言われました。


こんな初心者の私を見ていてくれたんだ、ということも、そうやってほめてもらえた事も嬉しかったです。
そう言ってもらえて、他の上手い人と比較して落ち込むよりも、前よりは少しはできるようになった自分に、もう少し自信を持ってやってみよう、と思えた気がしました。



そして前回の稽古ですが…
3月になり、当会がいつも使っている小学校の体育館が使えず(卒業式の準備のためでしょう)、市の武道館やらあちこちを放浪して(?)稽古をしているのですが…。

今回初めて使う、市民センターのホールで稽古をしてきました。
本来運動専用のスペースではないので狭いと聞いていましたが、確かに狭い。とはいっても、警察の道場も狭かったので、それと同じくらいでしょうか?
今思うと、警察の時はあの狭さでよく20人も稽古していたな…と思いますが…。
ただ、警察の道場と違うのは、はじっこのほうは天井が低いので、大人が竹刀を振り上げると当たってしまうことでした。真ん中部分は天井が高いんですけれども。

場所を広く使って稽古することはできないので、今回は試合稽古を中心にやったのです。
私は合計3回試合をしました。相手は全員男性で段持ちだったので、ほとんど歯が立たなかったのですが、後から審判をしていたA先生に「はなずきんさん、惜しかったですよ!」と言われて「そうだったの?」と思いました。

A先生はこのブログで名前が出てくるのは初めてですが、ご自分の子供が入会された後、リバ剣で剣道を再開されたパパさん剣士です。
A先生は高校時代まで剣道をやっていたそうで、3段を持っていたのですが、復帰後まもなく4段を取られました。先生の中では一番若く、勢いもあり、それでいて基本を守ったいい剣道をされる方です。

A先生いわく、私の小手が決まりそうだったのが何回かあったそうです。
「もっと強く入っていたら一本取ったんですけどね〜、(審判の)旗を持つ手がぴくっとしちゃうくらい惜しかったんですが」
それを聞いていたSN先生が「あれでちゃんと打ち切っていれば一本取れましたよ」と。

そうだったの〜?いや、全然ダメだったと思っていたので、意外でした…。
そうか、打ち切ることが大事なのですね…。


この時はわりと狭い場所で、みんな試合に注視している状態の稽古だったので、自分の試合はもちろん、人の試合でも自分がやっているかのように気持ちが入っていました。
周りでみんなが見ているし、試合の時は稽古といえどやはり緊張します。まだそんなに試合にも慣れていない私は、やや苦しいくらいの緊張感があるのですが、でもそれが嫌ではないのです。

「失敗したらやだなあ」とか「やるしかない」とか「何をやればいいだろう」と、いろんな事を考えながら試合に挑むのですが、ドキドキしながらも楽しいといえば楽しいのです。

人の試合を見ている時は、自分がやらなければいけないわけではないので、そこまで緊張はしないのですが、でも見ていてドキドキ、ワクワクしてしまいます。
いい技が入ったり、緊張感があったり…真剣に対峙している二人を見ていると、剣道をしている人は本当にカッコイイ、と思います。
私にとっては、剣道をする、観るということは、ある意味では「恋」に近い感情なのだな、とその時につくづく思いました。


次男が警察の道場に入った時に、初めて見た子供たちの試合。
勝ち抜き戦で次々と上の子にも勝って行くK郎君を見て、本当にカッコイイ!と思ったのが、私の「恋」の始まりかもしれません。


あれから3年の時が経ち、憧れていた「剣士」になった自分がいます。
まだ全然下手くそで、自分自身は「憧れていたような状態」にはなれてないですけれども、やっぱり剣道をやったり見たりするとドキドキ、ワクワク、ゾクゾクするのです。
冗談で「前世は江戸時代の武士だったのかも」って言ったことがありますが、本当にそうなのかもしれません(笑)(なんか、武士だったとしても弱そうですが…)

稽古の前は「行くのめんどくさいな〜、上手くできなかったらどうしよう」なんて気分になることもときどきありますが、やっぱりやっていると気持ちいいし、剣道が好きだなあと感じます。
私はどんなにがんばってもそんなに強くはなれないだろう、とは思っていますが、それでもやっぱり私はこの空気の中にいたいんだな、とあらためて感じた、稽古の一日でした。

posted by はなずきん at 11:06 | Comment(2) | 親子で剣道2剣友会編(1級まで) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はなずきんさん(^_^)

あちらの稽古に参加されたのですね〜
いいなあ。
私の家からは遠いですが、来年は参加できたらいいなあと思います。
その時はよろしくお願いいたしますね(*^_^*)

惜しい小手が何本もあったなんて、すごいですね。
これから暖かくなって、ますます稽古しやすくなりますし、楽しみですね。

そうですね!私も、自分でするのも好きですが、剣道の試合を観戦するのも大好きです。本当に、ワクワクしてきます!
剣道時代の付録DVDとか見てると、ムズムズしてきて、すぐに竹刀を取りに行っちゃいます。

そうそう、きっと武士だったんですよ〜
で、私は、剣の心得のある芸妓で(笑)

結局この春の初段の審査は無理なので、夏になってしまいました。
はなずきんさんもでしょうか。
あと、何ヶ月かともに頑張りましょうね〜(^_^)
Posted by 麻子 at 2016年03月09日 14:17
麻子さん

あちらの掲示板にも書いたのですが…
声をかけたかったのですが、ちょうど参加受付している頃、麻子さんがぱったり来なかったんですよね…。
メルアドも知らないのでお知らせしようがなくて。
お会いしたかったのですが、残念です。来年はぜひ!

麻子さんも「剣道見るとワクワクしちゃう」んですね。
なかなか女性でそういう方、少ないような気がします。

なんていうんですか、見てると血沸き肉躍るというのか…(笑)
いてもたってもいられないような気分ですよね。
他の柔道とか空手とか見てもこんなにワクワクはしないんですが…剣術がらみには本当に弱いです。

だから下手なのに、やめられないんです(^_^.)

私は6月に1級審査、それで受かれば11月に初段です。
まずは1級審査を確実に合格しないとです!
でも今年は役員なので、その頃、大会(これも6月なんです)だのなんだのの準備で、ちゃんと稽古できるか心配ですが…
麻子さんもケガを早く治して、お互いがんばりましょう!
Posted by はなずきん at 2016年03月09日 17:51
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