2016年03月07日

睡眠時無呼吸症候群 主人のその後の経過(後編)

前回の話から続いています…。


前に書いていますが、主人は一昨年の健康診断で「このままだと糖尿病になる」と医者に指摘されていたにも関わらず、それで食事に気を付けていたのは数か月だけで、その後の再検査では数値が改善されていたこともあり、そう言われたことを忘れてしまっていたという…。

そして、昨年の睡眠時無呼吸症の検査の時に血液検査があったのですが、それで血糖値が高かったのです。
食後の検査ではありましたが、血糖値は197mg(空腹時の正常値は60-109。食後でも140まで)あり、これは糖尿病になっているのでは…ということで、別の腎臓の専門のクリニックにかかることにしました。



ご存じの方も多いとは思いますが、念のため糖尿病について説明します。

でんぷんなどの糖質(炭水化物)は、消化されてブドウ糖となり、血液中から全身の細胞に取り込まれて、主なエネルギー源として利用されます。この血液中のブドウ糖を「血糖」といい、血液中のブドウ糖の量を表すのが「血糖値」です。
食事をする(炭水化物を摂取する)と血糖値は高くなり、運動などによりブドウ糖がエネルギーとして消費されると血糖値は低くなります。
健康な人の場合、血糖値は膵臓から分泌される「インスリン」などのホルモンにより、一定の範囲内にコントロールされていて、食事や運動をしても血糖値が極端に変動することはありません。

しかし年齢とともにインスリンの分泌が少なくなったり、働きが悪くなったりすると、食べ過ぎると血糖が高くなったままの状態が続くようになります。これを2型糖尿病と言います。主に食べ過ぎや運動不足が原因で引き起こされるので、生活習慣病と言われます。なお1型糖尿病は膵臓のインスリン産生細胞が壊れていく病気で、こちらは生活習慣の問題で発症するわけではありません。

2型糖尿病になってもすぐには自覚症状は出てきませんが、進行すると、尿の量が多くなったり、やたらとのどが渇いたり、疲れやすくなったりします。
そのままそれを放置すると、合併症を起こし、腎不全を起こしたり失明したりし、最終的には生命に関わる状態になってしまいます。



主人は昨年11月に初めて腎内科クリニックにかかり、その時の検査結果は
空腹時血糖92mg、HbA1cが6.7%でした。

HbA1cというのは「ヘモグロビンA1c」と言い、内容の詳しい説明は省きますが、過去1〜2か月の血糖値の状態を示すもので、6.2%未満が正常、6.5%以上が糖尿病の疑いと診断されます。

この結果は、空腹時血糖の値は正常範囲内ですが、HbA1cが6.7%だったので…やっぱり糖尿病になってしまってたわけですね…。
まだごく初期という段階ではあるので、まずは食事療法で数値の改善が見られるか経過観察、ということになりました。

主人は腎内科クリニックで食事指導を受けたのですが、帰ってきていわく「要するに、おまえがふだん食べてるような食事にすればいいってことだってわかった」と。(笑)

私は10代の頃はやや太めだったのですが、20代の頃から「健康的なダイエット」をこころがけています。
毎日体重を測り、増え気味であれば食事を控え、減っていればあまり気にせず食べています。食べるのが大好きな私のことなので、まあ、努力しないではめったに減ってはくれませんけれども(笑)。

生活習慣も気を付けていますが、食事は野菜多めで、いろんな食品をバランス良く取ることにしています。若い頃はそれだけでわりと維持できていましたが、年齢とともに落ちにくくなっているので、ここ10年くらいは、夜は炭水化物を控えるようにしています。

体重も「ただやせればいい」というわけではなく、その年齢に応じて「ちょうどいい」ところをキープするようにしています。あまりやせすぎると、風邪をひきやすくなったりと体力が落ちるんですよね。
あと40代くらいになってから、顔の肉が落ちてきてしまい…以前と同じ体重では貧相に見えるようになってしまいました。やせていても老けて見えてはしかたないので、そこそこ顔がふっくらするように、若い頃よりは少し体重を増やすことにしました。年を取ってからは少し太めのほうが健康だって言いますしね。
なので「美容」と「健康」を考え併せて、その時のベスト体重を自分で決めています。

25年以上、そうやってベスト体重をなんとかキープし続けてきたわけですから、食事のコントロールに関しては私はけっこう自信があります。年々落ちる代謝に合わせて、どうやれば太らないかを試行錯誤し続けているわけですから。
しかも、私はけっこう食べるほうなので、私の食事はカロリーは考えてますが、量的には少なくはないんです。ですので主人も私と同じような内容にできたらちゃんと痩せると思われます。


さすがに主人も今回はマズイと思ったのか、前よりは食事に気を付けるようになりました。主人は自分で食事を作ることが多いのですが、食材を買う時にも「これって(やせるためには)どうなの?」と私に聞いたりするようになりました。
野菜中心の食事にして2〜3か月で、体重はマックス時よりも10キロくらいは落ちました。
もともと100キロ超えだったので、10キロ落とすのはさほど難しくはないことではありますが。



その後、12月の検査ではHbA1cは6.3%。先月の検査では6.0%まで落ちていました。これでいちおう正常値範囲までなったわけで、一安心ではあります。
食事に気を付けるようになったり、前よりは体を動かしているようなのと(私から見るとそれでもほぼ動いてないですが…)CPAPのおかげで睡眠がしっかり取れるようになったことで、体の働きも改善しているのかもしれません。

ただ、そうなると油断しちゃうのが主人でして(笑)10キロ落ちたところからは体重が落ちていません…。
前よりはだいぶ食事に気を遣ってはいるようですが、時々食べ過ぎたりしていますので。
まあ、前回と違って、また増えてないだけマシ、かもしれませんが。

糖尿病になった、ということは、また食べ過ぎが続いたりすると、血糖値が上がったままの状態になってしまうわけで、そうならないようにはこれから一生、食事や運動などに気を遣っていかなくてはなりませんが。
でも、私なんかは、別に病気じゃなくても体重を増やさないよう気を遣ってますから、主人もそれと同程度の気配りで十分な気がするので、病気だからどうの…という状態ではないように思いますが。
今までがあまりにも気を配らなすぎたんだと思います…。



睡眠がきちんと取れ、食事もあまり暴飲暴食しなくなったせいもあるのか、主人の気分は以前よりだいぶ安定してきました。
以前はやたらと怒りっぽく、家族とのコミュニケーションもややすれ違い気味でしたが、最近は前ほど短気ではなくなりましたし、寝ている時に横で少々子供が騒いでも起きたりしなくなったので、家族のほうもひと安心という感じです。
睡眠時間もやや長めなままではあるものの、以前のように「ほぼ一日寝ていて、家族と接触する時間がほとんどない」というような事はなくなりました。


私はというと、正直なところ、一時期「今の主人のどこを好きになったらいいのかわからない」というような状態にまでなっていましたが、最近はきちんと話してコミュニケーションが取れるようになってきたので、以前のような関係が戻ってきつつあります。

以前は「主人が健康に全く気を遣ってくれない」ことも私のストレスのひとつでしたが、それも今はまあまあ解消されたわけで…。
とはいっても、私から見ると、もうちょっと健康的な生活はできないの?ってところは多々あるのですが(笑)まあ、前よりは「気を付けなければ」と思っているようなので、とりあえずはこれで良しとします。


うちの夫婦は昔からふたりでよく話をしていて、それが楽しい、話が合うと感じていて、周囲から見ても仲のいい夫婦だったのではないかと思いますが…そうでない状態だった最近は、大きな支障は出ていなくてもなんとなくやりとりがぎくしゃくしていて、和やかとは言えなかったような気がします。


今までも、子供を産んだ後は夫婦ふたりの時間が取れなくて気持ちがすれ違ったりとか、いろんな波がありましたが…今回もそういった波を経て、やっと元に戻ってきたという感じです。


主人は自分の体調維持にはあまり気を遣わないタイプで、調子が悪くなっていても基本は「放置」です。
積極的に体調を改善しようとすることは、ほとんどありません。主人は体が丈夫なほうなので、今まではそれでなんとかなっていましたが、さすがに中年以降になってそうはいかなくなってきたようです。

主人は自分の不摂生が原因で体調を崩すのに、体調が悪いとイライラして怒りっぽくなるもので、ふだんから体調維持や精神安定に気を遣っている私からすると「勝手だな〜」と思っていました。
今までは「健康に気を付けて」と言っても主人は聞く耳持たず、という感じでしたが、さすがに今回の一連の不調については私の言うことを(だいたい)聞いて、気を付けてくれるようになったのが良かったです。

以前は主人の食生活などについていろいろ注意しても「だって食べたいんだもん」の一言で済まされていたのですが、今はそういう注意が言いやすくなったし、さすがに主人もこれ以上糖尿病を進行させたくはないようなので、聞き入れてもらいやすくもなった、というのが私のストレス軽減になったような気がします。


というわけで、とりあえずは良い方向に行っている…というご報告でした。

あとはCPAPの購入をどうするかが課題ではありますが…
それについては、またおいおいご報告したいと思います。

posted by はなずきん at 21:07 | Comment(0) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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