2015年11月17日

我が家の次男坊(その2)小学校最後の運動会、どうなる?

前回に引き続き、我が家の次男について書きたいと思います。

次男は、剣道以外のスポーツはほとんどやったことがありません。
体育の授業と、クラスのレクリエーションでやるドッジボール、程度しかやったことがないのではないでしょうか。

小さい頃は外遊びが好きだった長男、長女と違って、次男は家にいるのが好きでした。
外に行ってもひとりだと何をしていいのかわからないようで…
学校で、担任の先生に「外で遊んで来い!」と言われて教室を追い出されても、外に出たふりをして図書室に行くような子なんです。
小さい頃から今までずっとそんな感じなんです。

家にいたとしてもうるさいのが長男、長女ですが、次男は物事に集中している時はかなり静かです。
本の中でも図鑑の類が大好きで、読みだすとあまりにおとなしくなるので、あれ、いなくなったか?と思うくらいなのです。

そして次男は絵が得意で、絵を描きだすとかなり集中しています。昔漫画っぽい絵を描いていた私から見ても、なかなかの線を行っていると思います。
それで喰っていけるかどうかはともかく、将来プロになれるくらいの素養はあるんじゃないでしょうか。
(ちなみに主人は、いちおう元美術系のプロなのですが…主人に似たんでしょうねえ)

最近描いたのはこんな絵です…

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この絵、名付けて「ギガ鳥獣」です(笑)。
次男の国語の教科書で、「鳥獣戯画」の紹介をしている文章があったのですが…
音読の宿題で次男がそれを読んでいる時に、私がふと「鳥獣戯画をひっくりかえしたら、ギガ鳥獣だよね。なんか怪獣みたいじゃない?」と言ったら、次男がこの絵を描いてくれたという。
カエルと兎の部分は鳥獣戯画の模写ですが(次男は模写が得意なようです)、周囲のビル群や飛行機は次男は何も見ないで描いています。
小さい頃から、適当に描いてても構図が決まってるんですよね…。

次男は怪獣が大好きなのですが、怪獣の容姿が…というよりは、怪獣が街を壊すシーンが大好きなのです。
とにかく破壊が大好きで、小さい頃は積み木などでも「作っては壊す」遊びが大好きでした。
特撮が好きなので、ミニチュアも大好き。女の子向けのおもちゃの「シルバニアファミリー」も好きで、かなりきれいに町並みを作るのですが…実は、それを怪獣気分で壊すのが一番の楽しみなようです…。

ミリタリー好きな次男は、ふだんは兵士の絵とか戦場の絵ばっかり描いていますが、その書き込みがまあ、細かいこと!
周囲のビルや家はもちろん、積んであるダンボールとか、置いてあるバイクとか、とにかくちまちまといろんなものを描きこんであります。そしてひとつの絵の中にたくさんの兵士を描くのですが、ひとりひとりにストーリーがあるようで、全部ポーズや表情を変えています。

004-1.jpg

主人も絵のプロですが、こういう「ちまちま」系ではないので(むしろそういうのは嫌いなほう)、次男の根気はたいしたもんだと言っています。
ふだん、宿題をやる時などは「めんどくさ〜」「こんなんやってられん」とか大変うるさい次男ですが、好きなものだとかなりの労力を割けるんですよね。
好きなものには根気があるんですよねえ〜。


さて、話がだいぶそれてしまいました。

外遊びすらあまり好きでないし、体も小さい次男は、4年あたりまでは、体育は決して好きでも得意でもありませんでした。幼稚園の頃からずっと、背の順はクラスで前から3番目くらいをうろうろ…という感じです。
ただ剣道をやるようになったおかげか、運動全般ができないわけではなくなったようなのですが…5年の時も6年も、体力テストではA〜Eの五段階の「D」をもらってきたのですよ。
「シャトルラン」という、持久力を測るテストが苦手で、それが全体の足を引っ張ってる感じです。

なので運動会もどちらかというと「好きではない、参加するのがめんどくさい」感じだったのです。
徒競走なども、いつも順位は下から数えたほうが早い、という感じでしたし…。
が、5年生になり、運動会の係活動をやるようになって、運動会に参加する事が少し楽しくなったようなのです。

次男の…というかうちの子の行っている小学校は、5、6年生をとにかくよく働かせます。
私が小学生の時は、そんなに学校行事の手伝いをたくさんした記憶がないのでびっくりしたのですが…うちの子供たちの学校は、学校行事のほとんどで、5,6年生が運営に大きく関わっている感じです。

行事のスローガンを決める、ポスターを作る、実際に用具を準備する、などなど、先生主導ではありますが、かなりの部分を生徒が担っています。準備もですが、行事当日ももちろん、生徒がいろいろと働いています。
だからなのか、この小学校出身の子たちは、中学校に入ってからも何かと行事の中心にいる事が多いようで…小学校の体験が役に立ってるのかなあ、と思います。

次男は5年の時も6年の時も、運動会では「用具係」をやっていました。
その名の通り、競技に必要な用具を準備する係なのですが、次男が一番やりたかったのは「ピストルの弾込め」だったのです(笑)
うちの息子たちはミリタリー好きなので、実は長男も用具係をやっていて…次男もそれを見て、やりたいと思っていたのでしょうね。
ピストルを撃つの自体は先生がやるのですが、火薬を詰めて渡すのは生徒なのです。先生が撃つ横で、耳栓をして待機しています。いまどき、遊びで爆竹などもめったにできないですから、子供たちは火薬を扱うのが楽しかったようです。


子供の小学校では、学年によってだいたいやる競技は決まっていまして…例年、5,6年生は、「騎馬戦」「棒引き」「組体操的なパフォーマンス」をやってきていました。
が、今年の6年の担任の先生は「中途半端に棒引きとパフォーマンスをやるより、組体操に絞ってがっつりやりたい」と考えてやることになったのですが、私が今まで見てきた中では初の試みでした。

生徒は今まで上の学年がやっているのをあまり見たこともなく、生徒達はイメージがなかなかつかめず、最初は練習も難航したようです。
学年でピラミッドを作ることになり、5年生は5段でしたが、6年生は7段に挑戦することに!
今年、大阪では今後は段数制限をするとか話題になってましたが…小学校の運動会があったのは、その前の事でした。


どちらかというと、器械体操的なものは得意でない次男…実は倒立もできません。
だから組体操もあまりやる気がないだろうな?と思っていました。


が、運動会前のある日、次男が私に言ってきたのです。

「俺、組体操のピラミッドの一番上に乗ることになったよ」
「ええっ!?…ホント?」
「先生が、小さい子たちを集めてさ。誰か一番上をやりたい人はいるか?って聞いたから、立候補したらそう決まったんだよ」

立候補?次男が!?
次男、実はけっこう目立つ事は好きなのですが…
文科系のイベントだったら、今までも人前に出る立場の事をやってきています。
でも、運動会でそんな大舞台に立つような事をやるとは、私はかなり意外でした。
主人や、親戚の大人も「えっ、次男が?」とちょっとびっくりしてたんですよ。

しかし、運動会では、小さい子はあまり活躍できない事のほうが多いのですが…
体が小さい事も役に立つことがあるんですね!(笑)


運動会の後のおたよりで知ったのですが、組体操の練習を始めた当初は、ピラミッドの下のほうの人が重さに耐えきれず崩れてしまい、最初は全然成功しなかったそうです。
そこで、先生が
「今度やって成功しなければ、7段をやめて5段にします。でも、5年の時と同じ技をまたやるのは悔しいよ。どうしても7段を成功させたい」
と言ったところ…生徒たちは悔しがって泣いたり、真剣に考えてくれたそうです。
そして先生が
「練習で、重さに耐えきれなくて潰れてしまった人はいる?」と聞いたら、ある子が
「僕のところはつらいです。もうぼくにはできそうにないです」と。
「さあ、みんなどうしよう。そんな場所にぼくなら耐えられるという人はいるかい」
と聞いたら…ぱっと手を挙げた子が数名いたそうです。
「本当に大丈夫なのか。A君でも耐えられなかった場所なんだぞ」
「大丈夫です、絶対耐えます」
「よし、じゃあ頼んだぞ!」

そんな感じで「今の場所は無理」という子と「それなら変わります」という子を交代させて、再チャレンジしたら…
なんと、今度は一発で成功したのだそうです!

先生はおたよりにこう書いていました。

「成功したことも嬉しかったのですが、耐えきれなくなり、場所を変わった子も喜んでいました。つまり悲観的になるのではなく、自分に合った最適な場所で自分の力を発揮することが大切であるとわかったようです。
組体操では、特に大技といわれるような技になればなるほど、目立つ人は数人に限られ、ほとんどの人が目立たない場所で重みと痛みにただひたすら黙って耐えます。しかし、そんなひたむきさが技の成功につながることを知ったわけです。
運動会の前日の練習を終えた後、ある先生に言われました。
”今年の組体操、いいね!技の完成度が高いとかそういうことではなく、全員が成功させるぞという気持ちがとてもあらわれているよ。あの子供たちの表情がすべてを物語っているよね”」


次男も、ピラミッドの一番上に乗るのはけっこう難しかったらしいです。
下の人が耐えているので、ゆっくりしているわけにもいかないですし…
練習の時に2回くらい転落したそうですが(先生がキャッチしてくれたと言っていました(笑))、なんとか練習中に成功させることができたようです。

今簡単に「転落」と書きましたが、7段の最上段ですから、3メートルを超えています。つまり、建物の二階から落ちるくらいの感じなのです。
転落しても下に人がいますから、いきなり一番下まで落ちるわけではありませんが、ゴロゴロと転げ落ちたらけっこう痛いはず。下のほうのポジションとは違って忍耐はさほどいりませんが、恐怖心を克服しないとできない、度胸のいるポジションなのは確かです。もし失敗したら一番目立ちますしねえ。

よくまあ、そんなところに運動がやや苦手な次男が立候補したものだ…と思いますが…
そういえば次男、ふだんから「殺されたマネ」が好きでして…
ごっこ遊びをしている時、おもちゃの銃などで撃たれると、次男は本当に撃たれたような演技をして、バタッと倒れるのです。
その倒れっぷりが漫画っぽくてけっこう見事で、そんなに勢いよく倒れたら頭打つんじゃないの?ってカンジなのですが(時々、本当に軽く打っている時があります(笑))そういうのは怖くないようなんですよね。
そのあたりで度胸がついていたのでしょうか…。



ところで…
次男は小学校のそれまでの5年間…
運動会で、一回も勝ったほうの組にいたことがありませんでした!
毎年自分が赤白のどちらになるかは変わるし、もちろん赤白どちらかが勝つかも変わりますが、次男はなんと5年間負け続けでした。
運動会でどちらかの組が負ける確率は、毎回1/2ですから…それが5回続くというのは、32/1、つまりひとクラスにひとりくらいの割合しかいないのです。次男、なんと運動会運が悪いのでしょうか(笑)
だから「今年こそは勝ちたい」というのが、次男の悲願でした。

さて、運動会の当日…
組体操は、他の競技は、赤と白の勝敗はどうなったでしょうか?
と、いいところで次回に続きます(笑)
posted by はなずきん at 23:40 | Comment(2) | 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はなずきんさん

ギガ鳥獣!面白いですねえ。メガ鳥獣とかミクロ鳥獣とかいるんでしょうか笑

次男くん、絵のタッチが繊細ですね。センスを感じます。

ピラミッドのてっぺん!いいなあ。いい体験が出来ましたね(^_^)
お怪我がなくて、何よりでした。
うちの子の代は、練習の時、女の子のピラミッドが崩れて、一番下の子二人が大怪我になってしまいました。一人は両腕骨折、もう一人は頚椎?打撲で、右半身に未だに後遺症が残っています。

さて、勝敗はいかに?
Posted by 麻子 at 2015年11月21日 00:19
麻子さん

実はウルトラマンAに出てくるのが「超獣」なんですよね(笑)
怪獣よりも強いっていうイメージの名前だそうです。


おほめいただきありがとうございます。繊細ですか〜。
まあ、確かに変なところがデリケートなのですが…
写実的な絵はそうでもないんですが、漫画的な絵が得意なんですよね。

ピラミッド、お子さんの時は大変だったんですね…、
頸椎の損傷はずっと残りますよね…。

麻子さんのコメントをいただいてから、組体操の事故について調べました。けっこうシャレにならない事故も多いのですね〜。
そのことについてこの次のブログにも書きました。
今年は何も知らず呑気に感動していましたが、来年はやれないでしょうねえ。
でも、次男にはいい経験になりました。事故もなくてよかったな〜と思いました…。
Posted by はなずきん at 2015年12月01日 14:00
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