2015年11月07日

「いびき」を甘く見てはいけない!…のでした(後編)

「いびき」を甘く見てはいけない!…のでした(前編)から続いています。


主人の生活はそれはもう、不健康を絵に描いたような感じです。
スポーツをしないどころか、日常的にほとんど動きません。
決して運動神経は悪いほうではなく、スポーツはやればできるほうなのに、面倒なんだそうです。

通勤はバイクなので、ただ座っているだけです。
ふだんは職場の中でしか動かず、買い物もバイクか車です。
我が家から歩いて5分のところにある小学校にすら、バイクで行こうとします。

夜勤なので睡眠は不規則だし、食事も毎日てんでんばらばらで不規則だし、野菜はほとんど食べず、脂っこいものが好きでカロリーはもちろん取り過ぎ、わざわざ寝る前に食べたりします。
なまじ料理ができるもので、私が作ったヘルシーな食事は食べず(失礼ですよね〜)、自分で勝手に体に悪そうなものを作って食べています。
お酒はほぼ毎日寝る前に飲み、タバコも職場では吸っています。
タバコは家では全く吸わないので(家族はタバコ嫌いなので)、やめようと思えばやめられそうな気はするのですが、意志が弱いんでしょうね…
ちなみに、タバコは睡眠時無呼吸症候群を悪化させる原因になるそうです。気道がくっつきやすくなるんだとか。


そんな感じでしたから、主人は私と知り合ってから(大学時代)、太っていくいっぽうでした。
出会った頃はちょっとイケメンだったのに、もはやそんな面影はなく、ただの太った中年のオッサンになってしまいました。

しかし誰になんと言われようが、自分の体の具合が悪くなったその時でないと、生活を改善できなかった主人。
主人はもともとの体が丈夫なせいか、これだけ不健康な生活をしてるのに、具合が悪くなることがあってもしばらくちょっと気を付けると治っていたりとか…
具合が良くなれば、またほぼ同じ不健康生活に戻るのですが、それでなんとかなってきたのです。

だから今回のような、寝ても寝ても疲れが取れない…というのが数年続いていても、「更年期じゃないの」で片づけて、これといった生活改善をしようとはしていませんでした。



そもそも、自分がいつから具合が悪いかの自覚がほとんどなかったというか…
私が記憶している限りでは、もう調子が悪くなってから5年くらいになるはずなのですが、主人は医者に行った時に「こんなに具合が悪いのはここ1年くらい」とか言っていて…、
いやいや、そんな最近だけじゃないですってば!

こんなに自覚がないのも、睡眠時無呼吸症候群のせいなのか、それとも元から忘れっぽい性格だからなのか…、
医者に行って調べても、これといって悪いところがあるわけではないのに、疲れやすく具合が悪いのが5年続く、ってかなり長いですよ。
家族はずっとその影響を受け続けているのに、本人にはその自覚がないなんて…、ひどすぎます(^_^.)
これは細かい事を気にしない、性格的な問題もあるかもしれないですが…、
そのくせ、神経質なところは神経質なのですが…。



私は体が大きいので、見た目は頑丈そうに見えますが、案外体が弱いのです。
ちょこちょこと体で痛いところがあったりしますし、もともとの体力はそんなにないのです。ちょっと前までは毎年風邪で寝込むような感じでした。
食べるのが大好きなのに、食べ過ぎればその分きっちり太ります。
だから食事も気を付けていて、野菜をたっぷり取るようにして、カロリーもだいたい計算して体重が増えすぎないようコントロールもしています。生活もなるべく規則的にしていて、運動不足にならないよう、歩いて15−20分くらいの場所ならたいてい歩いていきます。
痛いところがあれば、それを補うようなストレッチや筋トレをしたりして、不調を治すようにしています。
最近は剣道を始めた事もあり、体の調子は悪くなく、まあまあ元気に過ごせていました。

私はこれだけ気を遣って体型や健康を維持しているのに…、
主人ときたらほぼ正反対の生活です。

まあ仕事はいちおうちゃんとやっているし、ギャンブルをやるわけでもないし、お小遣い以上の金額を使うわけではないし…真面目なところは真面目なのですが…
健康管理については、自分でちゃんとしてほしいと言っても全然聞かないので、本人が具合が悪くなるまでわからないだろう、と、私ももう、言うのをあきらめていました。

しかし今回はもう、私も我慢の限界です。
実際、糖尿病になりかかっていますし。
もうなっているかどうかは、きちんと検査をしなければわかりませんが、血糖値がかなり高いのは確かです。


具合が悪いのに自分では改善しようとしない事、その責任感のなさ、自分の病的な忘れっぽさがわかっていながらそれも放置していること…それでは困る、と言いました。
今まで「ここまで言ったら傷つくかもしれない」と思って言わなかった事(ちょっとボケてるんじゃないの?とか…)も、はっきりと言いました。


主人は全体的な「やる気」が低下しているせいか、私にそういう事を言われても、最初はピンとこなかったようでした。言われた事はわかるけど、そんなに危機感は持てない…という感じで…

主人がだらしないから私が厳しく接するようになったのか、私が厳しいから主人が逃げたくなっているのか。
相互作用かもしれませんが、主人も私と仲良くしたい、という気持ちが薄らいでいたのは確かなようです。
だからなおさら、そう言われてもいまひとつ「やる気」にならなかったのでしょうね。

でも私は、ここまで言っているのにまだわからないのか…と悲しくなりました。
ちょっと前までは、よく話をするまあまあ仲のいい夫婦、だったはずなのに…
私は、このままでは、配偶者として一緒にいる意味がわからない、と主人に言いました。

父親として、家を支えるために健康維持をしなければならないという責任感もなく。
認知症でもないのに45歳でボケっぽく、最近は話も通じづらいので、話しても楽しくない。
家の中でもあまりにも緊張感ゼロで、リビングの床にゴロゴロして下着だけで寝ていたりとか…、
そんな人に、異性としての魅力なんて感じることができない…と。

私も家の中ではそんなにきっちりしているほうではないですが、下着でうろうろしたり、寝ていたりはしません。
子供が小さい頃は、子供の前でも着替えていたりして、主人に「男の子がいるのに、それはまずいんじゃないの」と言われてからは気を付けるようにしているのに。


涙ながらに訴えた私の気持ちが、どこまで伝わったのかはわかりませんが…
その話をして、数日経ってから、主人は
「ごめん。…いろいろ、直す」
と、やっと言ってくれました。

このまま、私の言いたい事が伝わらなかったらどうしようかと思っていましたが…
多少は自覚をしてくれた…のかな。



何はともあれ、まずは睡眠時無呼吸症候群の治療を始めなければいけません。
そこが改善すれば、半分以上の問題は解決するような気がします。
そもそも、これのせいで、血糖値も上がりやすくなっているのかもしれません。


そして、主人は糖尿病になっているのかどうかきちんと調べるために、早急に医者にかかること。
今はギリギリ「なっているかどうか」のあたりなのですが…
きちんと生活改善すれば、糖尿病にならないで済むかもしれません。
(もうなっていたとしたら、状態がよくなる事はあっても、治ることはないのですが…)


ちなみに、睡眠時無呼吸症候群の治療に使うCPAPの器械は、医者から月5000円程度でレンタルできます。
が、いびきが治らない限り、ずっと使い続けなければならないので、料金はバカになりません。
購入しようとすると、国内だと30万円くらいしますが、個人輸入をすると10万円以下で買えるそうなのです。
義妹の夫はアメリカ人で、診断を受けた当時はアメリカ在住だったので(今は仕事の都合で日本に住んでいます)アメリカで購入したそうです。義妹に頼めば、個人輸入も簡単にできそうです。
とりあえずは医者からレンタルで使ってみて、症状の改善が見られたら購入しようと思っています。

いびきの原因はいろいろあるのですが、もともとの体格の問題、太ったことによって気道が狭くなっている、加齢によって筋肉が衰えて睡眠時に気道が狭くなる、鼻炎で鼻が詰まっている、などが多いようです。
気道の確保のためにマウスピースを使ったり、手術したりなどの方法もあるようですが、主人のように小さい頃からいびきをかいているような人はもともとの体格の問題かと思うので、いびきそのものの改善は難しいかもしれませんね。痩せれば多少はマシになると思いますが…。
そのあたりについては、治療を受けていく中で何か提示があると思いますが…。

主人の今後の治療については、また状況がわかり次第、書きたいと思います。



しかし「睡眠時無呼吸症候群」について教えてくれた義妹には感謝しています!
指摘されなければ、当分気づかなかったかもしれません…
だから、私もこれを読んで下さったみなさんに伝えたい!

今回みなさんに言いたいのは
「いびきを軽視してはいけない!!」
ということです。


睡眠時無呼吸症候群の検査は、定期健康診断の項目に加えてもいいんじゃないの?って思うくらいです。
症状が重くないうちは通常の血液検査などではわからないし、寝ている時の事なので本人に自覚が全然ないのです。ひとり暮らしの人だったら、全然気づかない可能性もありますよね。
主人は昔からよく寝るほうだったので「俺は睡眠時間が長いタイプだ」と思っていて、本人はちゃんと寝ていると思いこんでいるし…。
それなのに重大な健康被害を引き起こす原因になるわけですから。

主人の場合は、家ではやたらと寝るのですが、職場で働いている時に眠くなる、という事はほとんどなかったのです。仕事中でどこか緊張しているからなのでしょうね。
主人は「今は寝ておかないといけない」という時ほど眠れない、ある意味寝つきが悪いタイプです。
でも、そういう時に眠れないので、寝てはいけない時にはあっという間に寝たり、起きなければいけない時にはなかなか起きられないのです。

そして家だと気が緩んでいるので、寝てばかりいたわけです。
職場では仕事時間外でも深く眠れている感じがしないけど、家でよく寝るのはリラックスしてるからだと。だから睡眠障害というほどじゃないだろう、と主人は思っていたようです。

でも、家族との約束があっても寝てしまっていた事は一度や二度ではありません。
「起こしてくれればよかったのに」って言うんですが、重要な用事じゃなかったら、一度起こしても起きない、という事が何度もあると、こちらも、寝ていたらもういいや、という気になってしまいます。
そのせいで私や子供と溝ができている事に、本人はどれだけ自覚があったのでしょうか…。

巷で言われている「睡眠障害」というのも、仕事に支障があるほど眠くなる事がある…
ということが判断基準だったりするのですが、仕事に支障がなくても、生活には支障が出ているわけです。
例え昼間の仕事中に眠気がなくても、家ではやたらと寝るという場合は、やっぱりどこか睡眠の質に問題があるのだと思います。

「だってすごく眠いんだもん」というのが主人の言い訳なんですが、
眠くたって用事があれば起きるのが大人でしょ?って私はずっと思っていました。
実際私は、寝るのが遅くて2時間くらいしか寝てなくても、朝になれば起きてやるべきことはやりますから。
しかし、これだけ寝れてないのならしょうがなかったのかもしれませんが…、

でも「眠くて約束が守れない」という事に問題意識がない、
そういう生活が普通になってしまっていたこと自体が、問題なのでしょう。



私も、主人がここまでひどくなるまでは、いびきや寝言が多いのは、生活リズムが乱れているからだろうとか、性格的に自分に甘いから、やたらとだらだら寝るのだろうとか、寝ている時も落ち着かないっていうのは神経質な性格なんだろうな〜とか、個性の範囲内程度だろう…と軽くとらえていました…。
まあ実際に、そういう性格的な側面もないわけではないので、余計線引きが難しいんでしょうけれども。


でも今思えば、昔から主人はきちんと寝れてなかったわけで、それが「忘れっぽい」とか「物事を続けてすることができない(根気がない)」「落ち着かない」性格につながっていたのかもしれません。

(睡眠がきちんと取れてないために)物事を覚える事ができない→俺はこんな程度なんだとあきらめる→なおさら覚えなくてもいいや という感じで、どんどん物覚えが悪くなっていったような。
体と心はつながっていると言いますが、体の不調が影響してこんな性格になったのかも…。
それに、年と共にだいぶ記憶力は衰えていくのですが、きちんと頭を使っていればそんなに老化は進行しないはずなのです。そこで「年なんだから」とあきらめてしまっているのもあって、なおさら進行してしまったのでしょうね。



だから、昼間に眠気はないから大丈夫だろう、というような方でも、大いびきを常にかいていたり、やたらと寝言が多いような人は、絶対に一度は検査してもらったほうがいいと思います。
ちなみに検査も治療も保険が適用されるので、そんなにバカ高くはならないです。検査には簡易検査で5000円くらい、入院検査だと1万円以上はかかるので、安くはないですが。
どこから保険適用されるかは医者や症状にもよるので、確認してからかかったほうがいいですけれども。


実は私も、主人から言われて知ったのですが、数年前からいびきをかくようになったそうなのです。
いびきをかくのは太った男性、というイメージがありますが、太っていない女性でも年をとるといびきをかくようになることも多いんだそうです。加齢による喉の筋肉の衰えが原因です。
自分ではどのくらいいびきをかいているのかわからないのですが、iphoneに「いびき録音・分析アプリ」があるのを見つけたので、それでしばらく記録して、どの程度いびきをかいているのか様子を見てみようと思います。
いびきがひどいようなら私も医者にかかったほうがいいのかもしれませんね。

自分ではわからないことだけに、いびきは要注意!ですね〜。

身近にいびきをかく人がいる方!ぜひ一度、検査をしてみてくださいね!
posted by はなずきん at 17:02 | Comment(2) | 健康 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はなずきんさん

こんばんは。
やっぱり、うちの夫とタイプが一緒ですね。
違うのは、うちは自分で料理が出来ないので、私が出したものを食べるしかないこと。ただし、おやつを自分でせっせと買ってきていますが(^_^;)

肥満だと、睡眠時無呼吸症になりやすく、無呼吸症だと糖尿病になりやすくなるみたいですね。糖尿病だと、物忘れしたりすることがあるようですね。

うちも10年くらい前、大変肥満リスクが高まったことがあり、その時は本気で食事の内容と量を考えて、体重をコントロールしたものです。そこで、20キロ近く落とすことができ、とりあえずのリスクは回避しました。

でも、太る人って、考え方からして直さないと、また太るんですよね。それこそ、はなずきんさんのように、私の方がずっと痩せているのに、スポーツしたりしていますが、夫は全然動きたがりません。
ようやくメタボ指導の一環で渡された万歩計のために、少しは歩くことを意識しているようですが、私からすると、運動していることになんて全くならないくらいです。

困ったものですねえ、お互い。
しかも、そういう人って、人の言うことを聞かないという困った性質があるんですよね〜
Posted by 麻子 at 2015年11月08日 23:12
麻子さん

肥満の人というのは、つまり自己コントロールができてないわけで…
太るというだけでなく、いろんなリスクが高くなりますよね。
まあ、なんていうか、自分に甘いんでしょうね〜。

主人は「自分が適当だから、しっかりしたお前を選んだんだ」と言ってますが…
麻子さんのところもそんな感じですか?(^_^.)

父親になったらもう少し自覚を持ってくれるかと思っていました…
読みが甘かったです(笑)
ちょっと直してマシになると、それ以上がんばれないし。

それにいくらなんでも忘れっぽすぎです〜
あまり直視したくない事だから、余計忘れちゃうんでしょうね。

子供がもう少し大きかったらまだしも…
うちはまだ、下は小学3年ですから!
もうちょっとがんばってもらわないと困りますねえ。
Posted by はなずきん at 2015年11月09日 09:44
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