2015年10月15日

母と子の剣道日誌(52)私の(たいしたことない)体力強化の道のり

私は2年前、45歳の時に剣道を始めました。

それまで、特に運動をしていたわけではない私は、最初は全然体力がありませんでした。
ちょっと走っただけでも息が上がってしまうような状態で、信号などで「走れば間に合う!」って時も「安全第一」とか言って走らないようにしていました(笑)。

子供に家でやらせようと思って自分も始めた素振りは、それから楽しくなってしまい、それから数か月間の間、毎日必ずやっていました。
素振りのおかげで以前よりはだいぶ腕や体幹の筋肉がついたのですが、自分が剣道を始めることになり、もっと体力をつけなきゃ!と思って、ちょっと家の周りを走ってみたら…足首が痛くなってしまいました。
それまで難しくて敬遠していた、竹刀を振りながら前後にリズミカルに移動する「早素振り」をやってみたら、膝が痛くなってしまいました…。

いや、先が思いやられますね〜。

…って2年前の話ですけど(笑)



足首については、稽古を見学中に正座をした時も痛かったのです。
それも、普通に「正座をして痛い」というのとは、ちょっと場所が違うようなのです。
これでは剣道もできない…ということで、生まれて始めて「整体」というところに行ってみました。

私が行ったところは「ソフト整体」というもので、ほとんど痛くありませんでした。バキバキ音がしたりもしません。
私が痛いと言うところを、整体の先生が少し引っ張ったり、とんとんと叩いたり、さすったり…という感じで、むしろソフトすぎて「本当に効くのか?」と不安になったくらいです。

でも、整体は効果がありました。
私は足首の骨が少しずれていたらしく、それで正座をした時に足首部分が床に当たって痛かったようです。
走って足首が痛くなるのも同じ原因で、骨がずれているので、筋肉が引っ張られ、それでさらに別の骨が引っ張られ…という感じで痛さを引き起こしていたようです。

整体に2か月くらい通ったら、足首の痛みはほとんどなくなりました。
でもそのままでは再発しかねない、と思ったので、しばらく足首を強化する筋トレをしていました。
(つま先立ちになったり、下ろしたりを繰り返すだけの運動ですが…)
家事の最中にも、かかとを上げたりして「剣道の構え」に近い姿勢を取ったりしていました。

剣道を始めてからは嫌でも足首を使う姿勢を取るようになったので、最近は特に家ではやっていませんが…本当はもっとやったほうが力強い踏込みができるのかもしれません。


膝が痛かったのも、整体で調整してもらったら良くなりました。
30代の半ばくらいから、寒いとたまに膝が痛かったのですが、私は年のせいで膝の関節がすり減っているのかと思って、グルコサミンを飲んだりしてました(笑)
しかしこちらも「ずれ」が原因だったようで、今は痛くなくなりました。
もちろんもう、グルコサミンも飲んでません!


膝や足首の痛みが取れたので、走ることもできるようになりました。
でも、普通の靴で走ったら、衝撃が足にくるような気がしたので(私の足裏は、肉が薄いのです)ランニング用のシューズを買い、家の近くを走るようにしました。
最初は100m走るくらいでぜいぜい、って感じだったのが、続けていくうちに1キロくらいは走れるようになってきました。もっと走れない事はなかったのですが、その後素振りをするのに体力を使い切っても困るので、ランニングはほどほどにしていました。

前行っていた警察では、稽古時間が短かった事もあり、基礎体力をつけるようなトレーニングはたまにしかありませんでしたので、家で走ったり素振りしたり、もよくやっていました。


基本コースでは体力の限界を感じる事はほとんどなかったのですが、基本コースを半年やってから防具コースに移ってしばらくはきつかったです。
元気な小学生や中学生と一緒に稽古させられているので…、稽古の後は背中や肩はバリバリ、足は疲労困憊、って感じで、こんなにハードなのについていけるのか!?と心配になったものです…。


そこでさらなる体力強化を図るため、ふだんの生活の中で工夫をすることにしました。
(トレーニングの時間を別に取るほどの余裕もないので…)

まず「階段があれば上る」です。
外に出かけた時など、6Fくらいまでの階数なら、できるだけエレベーターやエスカレーターを使わず、階段を使って上るようにしました。
そして階段が短い時は「走って駆け上る」
この「階段走」は、剣道系のサイトでもお勧めされている方法なのですが、日常生活の中でもやりやすいのがいいですね。

あと、私はもともと、ダイエットも兼ねて、最寄りの駅までとか(徒歩15分くらいです)ちょっとした距離なら歩いて移動する事が多いのですが…
それにさらに「時々走る」を織り交ぜることにしました。
お出かけの時はあまり走りやすい靴ではないし、汗だらだらになっても困るので、ずっと走るわけにもいかないのですが、「走れば間に合う」ような時は、信号や電車を目標に走ることにしています。
(安全を考えて、あくまでも「駆け込み」にならないくらいのタイミングの場合です)


足首や膝周りを治すために半年くらい整体に通い、それからは「調子が良くなったからいいや」と思ってしばらく整体に行かなかったのですが…
昨年の冬に稽古で素振りをたくさんやったのがきっかけで首が痛くなってしまい、後ろを振り返ろうとすると首が痛い、というのが1か月以上続いていました。

なかなか首が痛いのが直らないので、近くに新しくできた「Dr.ストレッチ」というところに通ってみたのですが、行った直後だけ良くなりますが、数日で元に戻ってしまいます。3回くらい行って「これは効果がないかも」と思ってやめました。

そこで整体に行ってみたら、ほぼ一回で痛みはなくなりました…!完全に良くなるには1か月くらいかかりましたが。
やっぱりこの時も、骨がずれていたようで…Dr.ストレッチでされていたようなストレッチは、むしろ逆効果だったようです。
こんなことなら、最初からこっちに行けばよかった!と思いました。

それからは、特に調子が悪くなくても、2か月に一度くらいの割合で整体に通っています。
一回5000円なのでちょっと出費なのですが…
剣道を続ける以上、普通の生活をしているよりも負荷がかかりやすいので、どこかが悪くなってから治すより、痛いのが軽いうちに調整してもらい悪くなるのを予防するほうが効果的(&結果的には経済的)だと感じたからです。

いつも姿勢が悪くて、中学生のくせに腰痛持ちだった長男も、整体に通わせたらだいぶ良くなりました。



そして、今年の4月から、今の剣友会に移ったわけですが…

今の剣友会では、稽古前に「雑巾がけ」そして「ランニング」があります。
大人はこのあたりは必須ではないのですが、私は可能な限りやるようにしています。

雑巾がけは、体育館の端から端までを往復するだけですが、ふだんやらない姿勢なのでけっこう疲れるんですよね…。子供はみんな早いのですが、私は要領が悪いのか、いつも最後のほうになってしまいます。
でもこれは腰、足の強化になっている気がします。

その後、礼をして準備体操の後、木刀を持って素振りをするのですが、今の会は警察の時に比べたら素振りの回数が多いのです。
入会当初はきつくて、最後のほうはあまり振れていませんでしたが…
半年続けた今では、あまりきつく感じなくなってきました。

それと共に、腕や肩回りの筋肉もだいぶつきましたし…
背筋のあたりがだいぶ、がっしりしてきた気がします。
なんといいますか、体に芯が通った感じがするんですよね。
私はもともと、腹筋とか体幹の筋肉がかなり弱かったので、これでやっと人並み?って感じですが…

足もランニングと雑巾がけのおかげか、ふくらはぎがだいぶ締まってきました。
また素振りの効果で、前はもったりとしていたウエスト周りがくびれるようになったのですが、体のラインもこの年のわりにはすっきりしているでしょうか。姿勢もだいぶよくなったと思います。

我が家は駅に比べると高い位置にあり、駅から家に戻ってくるときは、2回くらい坂を登らなければならないのですが、前はゼーゼー言っていた坂も、最近は「ちょっと息が早くなる」程度で登れるようになりました。


本当はもっと走ったりするといいのかもしれませんが、あんまりがんばると、疲れて寝たくなるので…(笑)
もともとそんなに体力があるほうではないので、稽古以外の時はあまりハードな事はしていません。


今、私が日常生活の中でやっているのは「前傾姿勢を直す」ことです。
私は竹刀を構えた時に、やや前傾姿勢になっているようなのですが…自分ではあまり気づいていなかったのですが、先生から言われました。前傾姿勢では正しい打ちができないので、ここは大事なところです。

これは剣道の時のことだけではなく、ふだんの姿勢の癖が出ているわけなので、稽古の時だけ直してもダメだろうと思い、ふだんの生活の中で歩いたり立っていたりする時も、意識して体を後ろのほうにキープするようにしています。(自分では後ろすぎる、と思うくらいの位置でまっすぐになっているようです。)
稽古の時も「前のめり」になりがちなので、気づいたら姿勢を直すように心がけています。


まだ、構えや動きもイマイチな私なので、もっと筋力も体力も欲しいところなのですが、もう若くはないので(笑)、無理しすぎず、地道に体力向上を図ろうと思っています。



<昨日の稽古>

水曜日は子供稽古が主体で、たいてい大人も子供向けと同じ内容をやっています。
大人向けの稽古は、子供時間終了後の自由稽古しかないのですが、
大人専属のN先生は、私たちが子供としている稽古の様子を見ていて、子供稽古が終わった後にアドバイスをしてくださいます。

いつも良く見ていて的確なアドバイスをもらえるし、ほめるところはしっかりほめてくださるので、N先生に言われることはとても役に立つし、モチベーションが上がります!
本当に素晴らしい先生に教えてもらえて良かったな、と思っています。


あと、昨日、ひさしぶりに男子中学生相手に地稽古(試合のようにお互い自由に打ちこんでいく稽古)をしたのですが…
なんだか、前よりはマシに戦えるようになっている気がしました。
以前、中学生を相手にした時は、動きは早いし、どこで攻めたらいいのかさっぱりわからない…って感じで手も足も出なかったのですが、昨日はそれなりに守り、攻めていくことができたような気がします。
まあ、何回か面を入れられちゃいましたけど(笑)


自分で考えたことなのですが、私の良いところは「縁を切らさず、すぐ次につなげようとする」事かなと。
特にママさん剣士は、技を出した後に振り返るのが遅かったり、遠間の状態のまま休んでしまう方がけっこう多いのですが、私はわりと時間を置かずに間を詰めていくことが多いです。

警察時代に、かなり上手い子供たちの試合をさんざん見ていたので、そうするものだと刷り込まれているのでしょうね。防具コースの間、私はほとんど試合をさせてもらえず(大人が他にいなかったので)見ている一方でしたが…
その一年間の「見取り稽古」(人の稽古を見て勉強すること)が、今になって役に立っている気がします。


ただ、私は竹刀の振りが遅かったり、技そのものの精度が低いので、なかなかいいところに当たりません。
打とうと出てスパーンと打たれてしまうこともかなりありますけど、打たれるのが怖くない、というのも私の利点なのかな〜と思います。打たれて相手の技に感心しているくらいですから…。
「打たれるのが怖くて打っていけない」という人はけっこういるので、そういう意味での度胸は私はけっこうあるほうなのかもしれません。
いや、度胸というより、単に打たれるのが好きだからなのかもしれませんが(笑)

だから戦う姿勢というか心構えとしては、今のような感じでいいのかな〜と思っています。
でももっと、体力も筋力もつけなければならないし、技も身に着けなければ…ですが。
年も年なので(笑)気長にやっていきたいと思います…。
posted by はなずきん at 12:00 | Comment(2) | 親子で剣道2剣友会編(1級まで) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はなずきんさん、ご無沙汰です (T_T)
ずっとバタバタとしていて、ちらっと見るばかりで。

それにしても、剣道を始めた頃の様子まで、私、そっくりなんですけど (^_^)

痛めて整体とか。

最近は、もうすぐ日舞の発表会なので、踊りモードになってることと、剣道がらみの人間関係に、ちょっと疲れて、素振りをサボっていました。
で、久々に再開したところ、また、右肘を痛めてしまいました。また、整体行かなくちゃ (^_^;)

はなずきんさんは、『前傾姿勢』なんですね。私は、仰け反り気味と言われています。まさか、剣道で姿勢を見直すことになろうとは思っていませんでしたけれど。

うちも、雑巾掛けはやっています。子どもだけが対象になってますけど、今度の稽古の時には、自主的に私もやってみようかなあ。

縁を切らさない剣道、いいですね〜
私は、まだまだだなあ。
Posted by 麻子 at 2015年10月19日 12:31
麻子さん

読んでいただけてるだけでも嬉しいですよ〜
コメントいただくのも嬉しいですが(^^)

麻子さんも整体行ってたんですね。
お互い、よくそんなので剣道なんか始めましたよね(笑)
そういう意味では、ふたりとも度胸があるのでしょうか?

人の目を気にするタイプの人は、初心者でこんな年からはやらないですよね。
麻子さんもある意味マイペースなのでしょうね(^^)

日舞のほうもしっかり続けていらっしゃるのですね。
私は踊りは超苦手なので、踊れる人はスゴイなあと思います。
たぶん、頭で考えすぎちゃって体が動かないんでしょうね…

日舞をずっとやっているのなら、体幹はしっかりしているのですよね。「武士道シックスティーン」の主人公みたいに「隙のない中段」を目指して欲しいです(笑)
Posted by はなずきん at 2015年10月19日 21:14
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