2015年06月22日

剣道お役立ち知識:これでもう、ずれない!面タオルの巻き方(巻き方編)

剣道お役立ち知識:これでもう、ずれない!面タオルの巻き方(準備編)」から続いています。


【巻き方】

1)まず、髪が耳にかかっている場合は、耳の後ろに髪をかけておきます。



2)面タオルを広げて、左の端は左手、右の端は右手の、親指と人差し指ではさんで持ちます。

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滑るかどうかとは関係ないですが、面タオルに字などが書いてある場合(柄に上下がある場合)には面タオルを持つ向きを注意しなければなりません。

手拭いの裏側を自分に向けて上下逆にして、両方の上の端を持ちピンと広げます。
自分から見ると字は裏返しで、逆さまになっています。
こうしておくと、かぶった時に後ろから見て、きちんと字が読めるようになっています。

※手拭いの向きについては、自分が読めるように持って、そのままつけるという説もあります。それで付けた場合は、字は裏でさかさまになります。
ご自分の会で習ったやり方でやるのがいいかと思います。

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これからかぶり終わるまで、手拭いの端は常に引っ張られている状態を保ってください。
手をゆるめてしまうと、途中でずれてしまってうまく巻けません。
途中で持ち替える時などにゆるまないように注意しましょう。



3)手拭の端を持ったまま、手拭の中心の上部分をひたいに当てます。
それを後頭部に向かってすべらせるようにして頭にかぶせます。この時、前髪も面タオルと一緒に引き上げておきます。

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後ろの面タオルの端は、後頭部の出っ張りをすっぽりと覆えるくらいまで下げます。
ここのかぶり方が浅いと、ずれやすくなります。

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4)左右とも、手拭いの端をつまんだまま、額の前方あたりに、面タオルの端を持っている指が来るように手拭を引っ張ります。
この時、手拭いの端は耳のすぐ上を通るようにします。

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5)左手の人差し指と中指の間に右の面タオルの端をはさみます。
これで右手がフリーになりました。

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6)空いた右手で、顔の横にたれている、手拭が折れている部分を下にひっぱり、たるみをなくします。
左右とも同じようにします。
※これをやらないと、手拭いが分厚くなるので面がぴったり装着できない原因にもなります。

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7)もともと左手で持っていたほうの面タオルを、右手の親指と人差し指ではさんで持ち替えます。(最初に持っていたのとは違う端を持つことになります。)

右手で持ち替えができたら、左の人差し指と中指の間にはさんでいた面タオルを、左手の親指と人差し指の間に持ち替えます。

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8)そのまま、手拭を持った右手を、右の耳の上のあたりまで引っ張ってきます。

この時、面タオルを額に沿わせて密着させて巻いていくのですが、手拭いの端が来るのを「髪の生え際と眉の中間くらい」(つまり額の真ん中)にしてください。←ここ重要です!
この位置が下すぎると目にかかりそうな感じがしてうっとおしいですし、生え際に近すぎると髪のせいで滑る原因になります。

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手拭いの位置が適切な位置にできたら、右の耳まで持ってきた端を手拭いが伸びるくらいぎゅーっと引っ張って締めて下さい。
この時、左手のほうをやや右前方に寄せて引っ張っておくと、右手で引っ張っている面タオルがしっかりと巻けます。

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9)右手側のほうがしっかり巻けたら、左手のほうも左耳の上のほうに引っ張ってきます。
左手の面タオルを引っ張ってくる際、おでこに巻いてある右の面タオルと端が同じ位置を通るように気を付けましょう。

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そして両手とも、もう一度手拭いが伸びるくらいぎゅーっと引っ張り、しっかりと額部分が締まるようにします。(右手は右側、左手は左側に引っ張ります)
額部分の皮が手拭の端で引っ張られていると感じるくらいがちょうどいい締め方です。

この時、目の前には面タオルが垂れていて、前が見えない状態になっています。



10)この状態で、まず右手で持っている端だけを離します。左手は緩めてはいけません。
ぎゅっと巻きついているので、右手を離しても手拭はゆるまないはずです。



11)フリーになっている右手で、目の前に垂れている手拭を上に引っ張り上げて頭頂部になでつけます。

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ここを引っ張り上げる時には、これ以上引っ張れない、というくらいにきっちり引き上げましょう。←ここ、かなり重要です!
ここをきっちりする事で巻きがしっかりとして、手拭いがずれなくなります。

垂れている部分を引っ張り上げる時に、全体が上がってしまわないよう、左手(手拭いを左側に引っ張っている)の力はゆるめないように気を付けましょう。

おでこ部分で、左右に向かって巻いた手拭いの端と、下からまくりあげた手拭いが、すき間なく重なっている状態が理想です。おでこの中心部分だけでなく、左右のほうも丁寧にしっかり引っ張り上げて密着させましょう。

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きっちり引っ張り上げることができたら、左手を外しても大丈夫です。

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12)前髪が額部分の面タオルからはみ出ていたら、指で面タオルの中にしっかり押し込んでおきます。
ここから前髪が出ていると面タオルがずれる原因にもなりますし、稽古中に前髪がかかってうっとおしかったりかゆくなったりします。
また耳に髪がかかってしまっていたら、耳の後ろにかけておきます。



13)頭の上に引き上げてある面タオルのひらひらした部分を、内側に半分に折って折り込んでおきます。(面から面タオルがはみ出ないようにするため)


これで面タオルは完璧にきっちり巻けたはずです!
が、面をかぶる時にも注意が必要です!



【面のつけ方】

面のつけ方は二種類あります。
面紐を面金の上のほうにつける「上付」(関西、九州)
面紐がほっぺのあたりの面金についている「下付」(関東)

ここでは下取り式の説明をします。(私は上付をやったことがないのです…)


1)かぶる前に所定の場所に面ヒモを通して、ねじれを直して整えておきます。

2)かぶる時に、後頭部に当たる×のヒモ部分を少し上にずらします。

3)その状態で面を両手で左右に押し広げ、顎から先に入れて、かぶっている面タオルをずらさないようにかぶります。

4)きちんと顔が入ったら、上にずらしていた×部分のヒモを下に下げて、後頭部の出っ張りのすぐ下あたりに持ってきます。
×の中心が出っ張り部分のすぐ下あたりに来ていないと、面タオルがずれやすくなるので気を付けましょう!
また、×の位置が下になりすぎると耳の上を面紐が通りますが、面紐は耳の上を通らないように気を付けます。子供用の面で、面紐を通すガイド用の革がついている事がありますが、紐が下になりすぎるようなら使わないほうがいいでしょう。(耳の上を通さないほうがいい理由は手順5を参照)

5)その状態で面ヒモを前のほうで引っ張り締めます。けっこうギューッと引っ張って締めましょう。さらに後頭部でヒモを交差させて、さらにギューッと引っ張って締めて、蝶結びをします。

かなり締めたつもりでも結ぶ時にゆるんだり、打たれているうちに緩むので、途中ではきついかな、くらいに締めたほうがいいです。
ただし、締め終わった状態で、面の内側が耳に密着していると、耳の部分に竹刀が当たった時に鼓膜が破れる可能性がありますので、一番最後に少し面垂れを持ち上げて少し空間を作るといいそうです。
またあまりにきつすぎると、稽古していて気持ち悪くなる事もあります。

6)蝶結びの輪っかに親指を入れます。(右の輪っかには右手の親指、左は左手の親指)
残りの4本の指で同じ側の(輪っかでない)ヒモを軽く握ります。
(ぎゅっと握ると、輪っかを引っ張る事ができません)

親指で輪っかを大きくしながらヒモの長さを揃えます。
輪っかと端っこが同じくらいの長さになるまで輪っかを大きくします。
(握っているヒモの感覚で、どの程度の長さになっているかがわかります)

7)長さが揃ったら、ヒモを右は右でまとめて持ち、左は左でまとめて持ち、左右に何回か引っ張って、結び目を固く絞ります。
結び終わったヒモは、まとめて後ろに垂らしておきます。


なお、結んだ時に垂れているヒモの長さは「結び目から40cm以内」と決まっています。
売っている面紐の長さは決まっているので、頭が小さい子は、ヒモも長く余ってしまいます。
試合に出た時にヒモが長すぎると注意されます。

結んだ時に測ってみて、40cmより長い場合は切ってしまいましょう。
切った後の端の始末はこちらを参考に…。


8)面の後頭部から面タオルの端が出ていたら、指で面に押し込みます。
(きちんと折りこんであれば、出ていないはずですが…)
側頭部にあるヒモを、ねじれがないように2本きれいに並べて揃えたら面つけ完了です。



面をかぶる時に大事なのは、後頭部の×の位置です。
ヒモの交差する部分が、後頭部の手拭いに密着するようにつけるのがポイントです。



以上、しっかり固定できる、面タオルと面のつけ方でした。
稽古のたびに面タオルがずれちゃう…という方は、どこが違うのかチェックしてみてください。

私の場合、ずれていた主な原因は
「髪型」(ボブヘアで後頭部に段が入っていなかった)
「面タオルの額を通る位置」(生え際に近かった)
「顔の前の面タオルを引っ張り上げる時、しっかり引っ張っていなかった」
「後頭部の面ヒモが頭の出っ張り部分に密着していなかった」
ことでした。

とりわけ「顔の前の面タオルを引っ張り上げる時、しっかり引っ張っておく」はかなり重要です。
ここは特に気を付けて、丁寧にやってください。


この内容でわかりにくいことがあれば、遠慮なくご質問ください!


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posted by はなずきん at 09:05 | Comment(2) | TrackBack(0) | 剣道お役立ち情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
補足です。

面を着けるときは顎側から入れる方が良いようです。

麺紐については、面ダレから耳が少し出るように注意しないと、横面で鼓膜を破ることがあるので注意が必要です。

しっかり紐が結べてから、面ダレを持ち上げ、外の音が聞こえるのを確認するのもよいです。

最近の子供用の面には、紐を通す皮が縫い付けられていることもありますが、上記のように耳の下側に紐が通るようであれば、この皮は使用しないことをお勧めします。

手ぬぐいを織り込むところと、面を着けてしっぽが出ていない写真があれば完璧ですね。

制作のご苦労を顧みず、好き勝手に書き込んで申し訳ありません。
Posted by 三七式ヨシ at 2015年12月07日 21:14
三七式ヨシさん

ブログを読んでいただいてありがとうございます。
アドバイスをいただき感謝します。

面のつけ方については、文章を直しました。
が、イマイチ理解できてないまま書いたので、この解釈であっていますでしょうか?もし違うようなら、ご指摘いただけますと幸いです。

写真については、面付けのものも載せたかったのですが…
息子が面タオル着用の撮影をしただけで「もうめんどくさい〜」とブーブー言っていたので撮れませんでした(汗)
今度、息子が暇そうな時にできればやってみます。

なにぶんまだ私自身も初心者レベルなので、
他にもいろいろ間違った事を書いているかもしれません…
お気づきの事があれば、遠慮なくおっしゃってください。
Posted by はなずきん at 2015年12月08日 11:41
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