2013年10月19日

母と子の剣道日誌(30)やっぱり剣道が好き

今日は、本当は稽古があるはずだったのに、先生の都合で中止になってしまいました。
連絡メールが来て「えーっ、今日稽古ないの?」と私がつぶやいていた横で、次男が「ええーっ、楽しみにしてたのに」と言っていました。

昨日、面付けを練習しなさい、と言った時はめんどくさいモードだったらしくて「なんでこんな事、練習しなきゃいけないんだよ!」とか怒ってたくせに…。現金なものです。(笑)
今週は月曜の稽古が祝日でなかったから、今日は楽しみにしていたのですが、残念です。



私が稽古を始めてから1か月経ちました。
何度か稽古がない日もあったので、私が参加した稽古の回数はまだ6回ですが…。


初回にいきなり素振り300本もやらされて、へとへとになったり。
足首が痛いのがなかなか治らなくて、不安になったり。
自分が、素振りがちっともできてないことがわかって落ち込んだり。
自分としてはすごくがんばってるのに、誰にもほめてもらえなくてちょっとへこんだり。
こんなにできてないんじゃ、先生にまた怒られるんじゃないか、とちょっと憂鬱になったり。


それでもなんとか子供たちに追いつこうと、毎日家で練習していました。
まだ素振りもちょっとしか上手くなってないし、時々足首も痛くなります。
素振りをやりすぎて、肩や腕が痛くなることもよくあります。
でも今は、すごく稽古に行くのが楽しみです。


家でもずっと体を動かさないとうずうずしてきて、素振りしたくなります。
玄関に立ててある竹刀を持って外に出る時、ついつぶやいてしまいます。

「剣道って、本当に楽しいよね」

東京にしては田舎のきれいな外の空気を吸って、礼をして、素振りして、息を切らして、空を眺めて。
空気が澄んできた今の季節、外での稽古がとても気持ちいいです。


最近は、子供も一緒に走ったり、素振りしたりが楽しくなってきたみたいです。
他にもいろいろ遊びたいことがあるので、自分からやるとはなかなか言い出さないものの、「私は走るけど来る?別にやりたくなければやらなくてもいいよ」と言っても、次男も娘もたほぼ一緒に来るようになりました。
次男は最初は家の周りを一周するだけでへばっていたのに、今はその4倍くらいの長さのコースを走っても平気になりました。


日記をご覧になればわかるかと思いますが(笑)最近、私の頭の中は剣道のことでいっぱいになっています。

次の稽古は何をやるのかな。
どうやったら上手く素振りができるだろう。どんなトレーニングをしよう。
いつ、防具がつけられるだろう。どんな防具を買おうかな。
私はこれから先、どんな剣道をしたいのだろう。


やっぱりなんだか、私は剣道に恋をしているみたいです。
稽古に行くことを考えると、ドキドキします。
楽しみなドキドキ、もあるのですが「いったい何をやらされるのだろう、ついていけるのだろうか」という不安も含めてのドキドキ、ですが。(笑)
稽古の時の緊張感が本当に好き、なんですよね。

あまりそんなことばかり考えているので、誰にでも剣道のことを話したくなるのですが、普通そんなに剣道の話って興味がないかと思うので…普通の知り合いにはあまりしゃべれません。
仕方ないので、このブログに恋心を綴っているのです(笑)。


次男いわく「先生にしごかれるのが、けっこう楽しいんだよ」
そう、私もそうかもしれません…。

自分が先生に怒られる立場になってみて、子供が先生に怒られるのを怖がっているのはわかる気がしました。
稽古中に、先生が自分に近づいてくると「いったい何を言われるんだろう!?」と内心ちょっとびびります(笑)。大人ですから、平静を装ってはいますが…。

先生はたまにかなり不機嫌な時があり(笑)、特に理由もなく厳しいことがあります。そういう時は私もちょっとびくびくしてしまうのですが。でも、それはそれで修行だなあって思うのです。
それだけに、先生が機嫌よく笑っている時はほっとします。
稀にほめられると、本当にうれしいのです。
あれ、なんか、マインドコントロールされてますかね?(笑)


今、道場で子供たちと一緒に稽古ができることが、本当にうれしいのです。
私も剣道の、道場の生徒になれたんだ。
私が心のどこかでずっとなりたいと思っていた「戦うかっこいい女性」に近づけるんだ。


考えてみると、私が習い事をするなんて、何十年ぶりでしょうか…。
20代の頃、着付けを習って以来かもしれません。着付けは故あって途中で辞めざるを得なかったので、結局覚えられなかったのですが…。
子供の頃の習い事は、練習がめんどくさいなあとか、行くのが大変だなあとか思ってやっていましたが、大人が自分でやりたくなってやる習い事というのは、本当に楽しいものなんですね。

子供の手前、私が弱音を吐くわけにはいかない、というプレッシャーもないわけではないのですが、だからこそモチベーションを保てるような気もします。
しかも、これが例えば他のスポーツや習い事だったら、私はここまではまらなかったと思うのです。
剣道は日本の文化であり「武道」なので…体だけでなく、精神の鍛練も目的なので、まさに「修業」といった感じです。
私は、年を取ってややさびついた体を必死に磨いて、なんとか子供についていこうとしている状態で、決してまだ「かっこよく」はないのですが…これも修行の一過程なのかな、と思います。



昨晩、素振りをしていた時のこと。
私は振りかぶった竹刀が「ぴたっ」と止まらず、後ろに行ってしまう癖があり、先生に注意されていました。

なんでだろう、どうすれば直るんだろう、と考えながら練習していて、わかったのです。
竹刀を振りあげた時に、右手に力が入ってぎゅっと竹刀を握っているから、竹刀が後ろに引っ張られてしまうだということが。右手の握る力を抜き、竹刀を「支える」くらいにすれば、そこで止まるんです。

そうか、そうだったんだ!

それに気づいてから何度もやってみて「やっぱりそうだ」と思いました。
この間の「首が動いてしまうのは、膝が伸びているから」がわかったのと同じくらい、嬉しかったです。


こういうのは、運動神経がいい人なら、そんなに考えなくても自然にできてしまうことなのかもしれません。人より体の動きが鈍い私だから、いろいろ考えなければいけないのですが…でもその過程も楽しいのです。


今日の稽古がなくなったと知った時、残念だなあと思ったのですが、「よし、じゃあ次の稽古までにこれをしっかりマスターしておこう」と思いました。
家で練習、がんばるぞっ。

自分のできなさ加減に落ち込むこともあるけれど。

やっぱり、私は剣道が好きです。

posted by はなずきん at 15:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 親子で剣道1警察編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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