2013年10月17日

母と子の剣道日誌(29)稽古の空気が好きです

いつも稽古のある月曜日が祝日で稽古が休みだったので、昨日は、一週間ぶりの稽古でした。
ふだんは週2日稽古があるのですが、1日休みがあると、次まで長いなあ、と感じます。


警察署について、入り口であいさつ。
道場に入る時にあいさつ。

早めに来ると、まだ道場には生徒は誰もいなくて道場の電気が消えているので、電気をつけます。
神棚の明かり(電気)は別のところにスイッチがあるので、それもつけます。
一番乗りすると、しんと静かな道場に入れるので、なんだか得した気分になります。


先生の部屋(道場の隣にあります)に行って、先生にあいさつ。
防具を置いてある部屋が女子更衣室になっています。
そこで稽古着を着て、はかまを締めて。
ひとつ準備をクリアするたびに、気持ちが少しずつ引き締まっていきます。

袴のヒモは少しきついくらいに締めないと落ちてきちゃうので、ぎゅーっと締めます。これが着物だったら「苦しい」と思いそうですが、なぜか剣道の袴だとあまり気になりません。これから稽古するという緊張感があるからでしょうか。


着替えをする部屋に置いてある防具のにおいも好きです。
子供たちは自分の防具は稽古のたびに持ってくるのですが、警察官の方の防具がたくさん置いてあるのです。えっ、剣道の防具って臭いんじゃないの?と思うかもしれませんが、あまり近づかなければそんなに臭くありません(笑)。
防具とか道着には新品の時から独特のにおいがありますが、これは「藍」(染料)のにおいだったのですね…。このにおいをかぐと、ああ、道場に来たなあって思うんです。
うちにある防具や道着も同じにおいですけど、やっぱり量が違いますからね(笑)。

でも時々、洗濯する前ににおいをかいで、ああ、このにおい好きだな、と思います。
いや、たぶん、そんなに一般的には「いいにおい」じゃないんですよ。ちょっとすっぱい、草っぽい感じのにおいですから。私はそれが道場の雰囲気と結びついているので、心地よく感じるのだと思います。



私は、道場の空気が好きです。
稽古の最初に、子供たちと整列して、神前に拝礼をして、座って、黙想して。
この、ピンと張りつめた空気がいいのです。
黙想の時間だけでなく、稽古そのものも、お寺で修行しているのと似ているかな、と思います。


黙想しながら、
ああ、私、この緊張感が好きなんだ。
だから子供と一緒に、ここで剣道を習いたかったのだ、
と思いました。

見学の時も、子供たちの後ろで一緒に黙想していて、それが好きでしたが…
今はそれとも違う緊張感があります。
これから稽古の中に身を置くのだという、武者震いのようなものといいますか。
まあ、そんなに激しいことはまだあまりやってませんけど(笑)。


今回の稽古も、子供は防具付けです。
長女はどうやっても「後ろでの蝶結び」がしっかりできてないし…
次男は家でやった時はわりと上手にできたのに、道場に行くとなぜか下手になるんです(笑)。本番に弱いタイプ?


面タオル(手ぬぐい)を頭に巻くところまでは、私も一緒に練習をしたのですが…
子供たちが面を必死につけ始めた時に、先生から「おかあさんは、防具は買ってないんでしたっけ?」と聞かれました。

「はい、まだ買ってないです」
「ダーリンのを使うんですか?」
(主人のことですよ!一瞬何を言われているのかわかりませんでした(笑))
「いや、主人は中学までしか剣道やってないので…防具は持ってないんですが。」
(そもそも、主人と私は体格が違いすぎますけど…主人は私と身長は大差ないのですが、がっちりしているうえにメタボ腹なので)
「防具をつけないと子供と一緒に練習できないですよね」
「…いや、あの、でもまだ素振りもろくにできてないんで…」
「じゃあ、おかあさんは素振り、やりましょうか」


ってなわけで、子供たちが防具付けに苦戦している横で、ひとりで素振りをやっていた私。
時々先生が来て、直すところを教えてくれます。
今日の主な課題は「振りかぶった時に竹刀をぴたっと止める」「脇を締めて振る」でした…。

子供は結局、稽古の最後までずっと防具付けに苦戦していまして…つまり、私はひとりでずっと素振りをしていました。30分くらいずっとやっていましたかね?
素振りの上達については遅々としている私ですが、30分素振りを続けられた、というのは筋力や体力は進歩したのかな、と思いました…。


しかし本当に不思議です。
すごく暑がりのはずの私が、息を切らすくらい運動しているのに暑いって感じないのが。
道着を着ていることで「私は稽古中なんだ」という意識が強く働くからなのかもしれません。
今日はあまり汗をかいた気はしなかったのですが、道着を脱いだ時にはちょっと重くなっていました。


最後にまた、黙想をします。

後ろで準備している防具組の子供たちも、見学のお母さんたちも、その時は一緒に黙想しています。
後ろを振り返らなくても、みんなが姿勢を正したのがわかります。
道場全体にぴっとした空気が流れるその時間が、私は大好きです。


最後の「先生に礼」では、できるだけ大きい声で「ありがとうございました!」と言います。
その後、先生のところに集合して、正座して話を聞くのも、私は楽しみなのです。
たいがい、きちんと家で練習してこい、って怒られるんですけどね(笑)。


時々「剣道は好きだけど稽古は好きじゃない」って方がいるのですが、私は「稽古が好き」ですね。
もちろん剣道そのものも好きですけど…
家で必死に練習してるのもけっこう好きですが、道場でみんなと稽古の時間を共有したくて、剣道をやりたくなったのだと思います。

でもまだ防具をつけてないから、つけて稽古したらどう思うのかわかりませんけど(笑)。
防具の上からでも、竹刀で叩かれたら痛いんだろうなあ…とは思いますが…。


稽古が終わった後、先生に聞いてみました。
「私、防具を買ったほうがいいんでしょうか?」
「大人だから、もうつけても構わないんですよ。防具をつけないと子供と一緒に練習できないですし。でも、おかあさんがまだいい、って思っているのなら、もう少し後にしてもいいですが。」
「うーん…、私人より鈍いんで…まだ全然基本ができてないですから、もうちょっとマシになってからにします。」


というわけで、防具をつけるのは少し先にしました。
が…、つけられるとわかると、気になるのが「どんな防具を買おうか?」です。

稽古着だけであんなに悩んだ私なんで、今からいろいろ見ては迷っています。
でも「いいなあ」と思うものは高いんですよね!初心者のくせにそんなに高い防具も…というのもあるし、でもめったに買い替えるものじゃないから、いいもののほうがいいのか?とか…。(笑)


家に帰ってきてからご飯を食べて、あまり体を動かしていなかった子供と家の周りを走って、稽古でやった素振りの復習をしました。
いい加減腕が疲れてきたので(笑)、座ってひと休みしながら、台風が過ぎた後のキレイな月の出ている夜空を眺めて「今日も楽しい稽古だったなあ」と、しみじみ思いました。

次の稽古が待ち遠しい、私です。


追伸

先日、ひさしぶりの秋物のシャツを出して着てみたら、上腕の部分がきつくてぴちぴちになっていてびっくりしました。腕の下の「振袖肉」は減ったはずなんですが、上腕の筋肉が太くなったんでしょうね…。
それだけがんばったということかな、と嬉しいような悲しいような複雑な気持ちでしたが(笑)。

ちなみに体重も、剣道を始める前に比べて2キロほど増えてるのですが、体脂肪率は落ちました。
見た目もやせたように見えるので、つまり筋肉の分重くなったわけです…。
おかげで、大好きなケーキをいっぱい食べても太りにくくなったような気がします。(笑)

posted by はなずきん at 01:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 親子で剣道1警察編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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