2013年09月30日

母と子の剣道日誌(26)自分をほめてあげよう

私がここしばらく、ミョーに剣道に燃えているのは、ブログを読んでいらっしゃる皆様はよくご存じだと思うのですが…


好きで始めては見たものの、実際に稽古をやってみたらば、ついていけないことも多々あります。

基本的な素振りもイマイチしっかりできていません。


なにせ今まで、誰も教えてくれなかったので(主人は稀にしか見てくれませんでしたし、人に教えたことはないので、こちらが聞いたこともわからなかったり…)自分で「こうかな」と思って練習していただけですし、家の前の道路で練習する内容には限界があって、道場と同じようにできていたわけではないのです。


一生懸命やってはいるのですが、もともとそんなに運動神経がいいほうでもなく、体力もさしてあるわけでもなく、足に弱い部分があったり。

きちんと運動をするのはひさしぶりなので、どこまで体がついていけるのかわからず、トレーニングをやりすぎて痛くなってちょっとお休みしたりと、思う通り稽古はできていません。少しでも上手になりたいので、一日中稽古していたっていいくらいの気分なのですが。

筋肉痛やマメのような、そのうち治るものなら我慢して練習するのですが、「これ以上やると関節が壊れる?」と感じる時があるので、ほどほどにしておかないと…。

まだまだ全然低レベルなので当然なのですが、誰も私のことをほめてなどくれません。



私が毎日素振りをやっていたり、いろいろ勉強しているのを知っているはずの主人は、なぜか全くほめません。

主人はふだんは全くほめないタイプではなく、例えば私が子育てでがんばっているとか、実家の母の面倒を見ていることとか、そういうことには「お疲れ様」とか「お前はがんばってるよ」と言うことがあるのに、剣道に関してはそういうコメントを聞いたことがありません。


好きで勝手にやってるんだからと思っているのでしょうか。それとも私のできているレベルが低いからなんでしょうか。はたまた主人そっちのけで剣道のことばっかりやっているからでしょうか(笑)。

経験者から見れば本当に「まだまだ全然できてない」とは思います。が、当初に比べれば相当筋力もついたし、動きも多少はマシになっているとは思うのですが、そのことについて何か言われたことはありません。


私が家で素振りを始めて2か月くらいの時に、次男がめんどくさがってなかなか家での稽古をやりたがらないけどどうすればいいか、という話を主人としていた時に、

「私は素振りをするのが楽しいんだよ、少しずつでも上達している気がするから」と言ったら

「お前はまだ全然素振りが上手にできてないのに、それでいいと思ってるのか」と言われたことがあります。

もちろん、その時点で私は「素振りが上手にできている」とは思っていませんでしたが、楽しいから毎日やっていたのです。そして始めた頃よりはずいぶんマシになっただろうとは思っていました。

なのにそういうコメントをされて、すごく悔しかったのです。


主人は私の言葉を微妙に勘違いしていたようで、私は「前よりは上達してきたのが楽しい」という意味で言ったのを「こんなに上達したんだから満足している」という意味でとらえて、そのように言ったんだそうです。

なぜそんなとらえ方をしたかというと、主人は「努力の過程を楽しいと思ったことがない」からだそうです。

主人は「コツコツ努力して何かをマスターする」ということをしたことのない人で、好きなことしかやりたくないタイプです。仕事なら仕方なくやっていますが、プライベートでそうやっているのは見たことがありません。

主人は運動神経はわりといいほうで、そんなに努力しなくてもある程度はできてしまうほうです。今は相当太ってしまったし体を全く動かしていないので、本格的にやったらたぶんどこかおかしくしてしまうでしょうけれども(笑)。


子供の頃剣道をやっていた時も、親に通わされていただけで、あまり熱心ではなく稽古をサボる時もよくあったそうです。剣道そのものは好きだったようですが、段も取れなかったし試合に出たこともないと言っていました。私から見れば、もうちょっと真剣にやっていればそれなりに強くなる位の素質はあったと思いますが。

まあ、それは子供のことですから、努力が楽しいと思うことはあまりないのでしょうけれども…私も子供のころは、習っていたピアノの練習があまり好きではありませんでしたから。


でも、私は大人になる過程で「努力しつづければ、それが結果を生み出す」ということがわかってきたので、今は地道な努力をすることがそんなに苦ではなくなっています。

しかし主人は大人になってもあまり変わっていないようです。剣道に限らず、自分が「やりたい」と思ってやったこと以外は、努力を続けることができないのです。だからでしょうか、あまり他人の地道な努力を評価するということがないのは。

そういえば、子供に対しても「できたものについての評価」をすることはあっても、それに取り組んだ姿勢の評価、というのはほとんどしていないですね…。


さきほどの主人の私に対するコメントは、たとえ勘違いから出たものであるとはいえ、地道な努力をしたことのない人から言われたくない、と思いましたが…。

別にほめてほしくてやっているわけではないのですが、剣道についてはいつも「できていない」か「できている」かの評価しかなく、努力の部分はほめられたことがないので、何か腑に落ちない部分があります…。



しかし…、

本当に、自分で言うのもなんですが、けっこう涙ぐましい努力をしているのです。

そりゃ、本格的に運動をやっている方に比べたら全然やっていることは少ないのでしょうが、誰から言われたわけでもなく、家事の合間にゼロからやっているにしてはずいぶんがんばってる、と思います。

でも誰もほめてくれない(むしろ怒られている)ので、いくら前向きな私でもちょっとへこんでしまいます。


なので今日は、自分で自分をほめることにしました!(笑)


まず、6月からほぼ毎日(体調が悪い時をのぞいては)素振りをしています。一回15分〜30分くらいですが、一日1回〜3回くらいずっとやっていました。その間何度も手に豆ができてつぶれました。

ただ子供が習っているのを見て勝手にやっていただけなので、ちょっとフォームがおかしかったようで、それを今、修正中なのですが…。

もちろん、習い始めてからは今まで以上に素振りをしています。でも、やりすぎるとどこかおかしくしそうなので、自分がやりたいほどはできていないのですが…。

私は運動については要領がいいほうではないので、頭で考えつつ、しつこく反復練習をしないと身に着かないのですが、まだ体力が追いついていないので、しっかり身に着くまではできていないのです。


これは自分がではありませんが、一日1回は子供にも一緒に稽古をさせています。

やりたがるとは限らない子供を毎日引っ張り出すのは案外大変で、これだけでもほめてもらっていいと思うんですが(笑)。子供にも「地道に努力をすればいつか結果が出る」ことを知ってほしいのです。

それでも、前よりはだいぶ声をかけた時に来る率が上がってきました。

これも私が楽しそうにやっているから、ではないかと思うのですが…。

子供に教えるためには稽古もきちんと見ていなければならないわけで。まあ、そうでなくても稽古を見るのは好きなので一生懸命見ていましたが、家に帰ってからその内容をまたやらせていました。


また子供の体力増強もかねて、稽古の前には一緒に家の周りを走るようにしました。夏の合宿の時に子供が20分くらい走らされたのですが、ふだんほとんど走ったことのない次男も娘も死にそうになっていたものですから、これではいかんと思いまして。

走る時に足首に負担をかけないよう、私はランニングシューズも買いました。

当初は家の周りの道路を一周するだけでも息が上がっていた私と子供ですが、今は3〜4周までできるようになりました。本当はもっと走れるような気がするのですが、また足首に来ても困るのでそのくらいにしています。


子供がやるのは見ていたけれど、自分はやっていなかった「稽古を始める前と後の所作」についても、習うことが決まってから何度も練習しました。

立ち方ひとつでも「正座から、つま先を立ててお尻をのせ、右ひざを立てて、竹刀を右手で持って立ち上がる」という細かい動作をしなければならないのです。座り方、竹刀の持ち替え方、礼の仕方など、あらためて練習して間違えないようにしました。

こういうことは体力はあまり関係なく、練習してそれを覚えれば実践できるので得意分野なんですが…。


家で家事をする時、今までスリッパをはいていたのですが、それをやめて裸足で、できるだけかかとを浮かしてやるようにしています。これは(いつか剣道をやりたかいと思っていたので)素振りを始めた6月からやっていたのですが、その時は洗濯物を干すときだけスリッパを脱いでやっていました。

自分が習い始めてからはほぼスリッパははかなくなり、家ではずっと裸足で行動しています。


今までは「家の中では狭くてすり足の練習なんかできない」とあきらめていたのですが、家にある短い廊下で練習することにしました。

5歩も歩くとはじっこまでついてしまうのですが(笑)、その間を竹刀を持って何度も前後してやっています。


あと、自分が習いたいと思ってから一生懸命練習したら足首が痛くなってしまったので、整体に行き治してもらいました。

これは自分では努力はしていませんが、ふだんの生活をしている位では必要のないことだし、お金がかかることなので、ちょっと決断がいったのです。

そこにお金がかかる分、自分の洋服などを買うのはちょっと控えることにしたので、これもある意味努力はしているのですが(笑)。


足首の痛みが治ってからは、足首の筋肉をつけるように、筋肉トレーニングをしています。

今まで弱かった部分で急にハードにはできないので、家事の合間に時々やっているという感じです。


それから、整体の先生に言われたのですが、歩く時にはできるだけ足先のほうに重心を置いて、足指で地面をつかむようにして歩いています。

わりと足が丈夫な人は普通にやっていることなんだそうですが、私は偏平足で足裏のアーチ(筋肉)が弱く、意識して歩かないと「べた足」になってしまうのです。

それと素振りの時に頭が前後している、と注意されたので、ふだん歩く時もできるだけ背中をまっすぐにして、上体がぶれないように歩くようにしています。家で座っている時も気がついたら背筋を伸ばすようにしています。

また我が家は食卓が座卓で、リビングの隣は和室なので、床に座っていることが多いのですが、できるだけ正座して背筋を伸ばすようにしています。


あとこれはもとからですが、ふだんの生活ではできるだけ歩くようにしています。

駅まで歩くと15分くらいで、バスや自転車も使えるのですが、急ぎの時以外は徒歩で行くようにしています。めんどくさがりの主人はバイクで行ったりしますから、たぶん、家族の中では一番私が歩いているのではないでしょうか。

だから長時間歩いたような時に、家族の中で一番持久力があるのは私だと思うのですが…。


これももとからですが、毎日必ず寝る前にストレッチをしています。

以前腰を痛めたことがあり、腰痛防止のために針灸の先生から聞いた腰のストレッチをしていたのですが、年齢が上がるにつれ不調になる部分が増えたので、そこを改善するようなメニューを加えていって、ストレッチだけでなく筋トレもちょっと入ってます。だから、年々やることが増えているのですが(笑)。

でもおかげで固かった体もだいぶ柔らかくなりましたし、腰もそれからは痛めることもなく過ごせています。


それと運動とは直接関係ないのですが、体調管理にもけっこう気を配っています。

バランスを考えて野菜を多めに取ったり、太りすぎないよう調節したり、たわしで体を洗ったり(これをするようになって、風邪をひかなくなりました)。


あと剣道の教科書みたいな本を買って勉強したり…

人の稽古や試合、DVDを見て研究したり。

剣道漫画を読んでモチベーションをあげたり(笑)。

剣道の掲示板の投稿を読んで勉強したり。


あと、袴のたたみ方もきちんとできるよう、自分も練習したし、子供にも何度もやらせました。

おかげでたぶん、今の基本コースの子の中では、次男が一番袴を畳むのが上手だと思います。娘はビミョーに怪しいところもありますが、次男の次くらいかな。

稽古着も大事にしていてほぼ手洗いだし、子供の竹刀の手入れも私がやっています。

道場での稽古もできるだけ休まないよう、スケジュール調整しています。


いやほんと、いろいろやってるでしょ…。って思うんですけど。

好きだからここまでやる、のですが、やっていて楽しいことばかりではないのも確かです。

これだけがんばってるんですもん、いいですよねえ、自分をほめても。


もともと持っている私の資質(運動神経や体力)がたいしたことないので、上手になったとしてもやっと普通レベル位なのかもしれませんが…。でも、自分の中で着実に向上していければ、それでいいのではないかと思います。

そもそも私が剣道をやる目的は「人より強くなること」でも「試合で勝てること」でもないのです。もちろん、勝てるようになる努力はしたいと思いますが、持って生まれた能力や体力の制約でいかんともしがたい部分はあると思うのです。

それは決して目標を低く持つということではなく、まずは実績を持ってから次の目標を立てたいのです。

そして「勝負から逃げない人間になる」「かっこいい女性になる」が最終的な目標、なのです。


こういった事はすぐに努力の結果が出るものではないので、その途中過程のモチベーションを落とさないようにしたいです。

だから、今はまだ下手っぴですが「あんたはよくやってるよ」って自分に言ってあげることにします。

誰も何も評価してくれなくても負けるな。がんばれ、私!

posted by はなずきん at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 親子で剣道1警察編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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