2020年10月19日

母だけの剣道日誌(191)新・五段の剣道…(前編)またおやまあさん、合格!

一昨日…、東京都の四段、五段審査があったのですが…

私のリアル知り合いであり、ブログ友であるまたおやまあさんが…
見事、五段に合格されました!!!
剣道(リバ剣)と病(心臓)と稽古とおやじブログ「ご報告」


またおやまあさんと、私の縁については…、何度も書いていますけれど。
母だけの剣道日誌(55)AY先生から、聞いたこと。(その1)私とAY先生のつながり。


約二年前、またおやまあさんが心臓病で倒れ、死の淵から生還してから…、私がはじめてお会いしたのが、市剣連の新年会だったのですが。
そのときの、またおやまあさんは…心もとなげな足どりで、杖をついて歩いていて…
大柄だった身体も、すっかり細くなってしまっていて。
手術の影響でほとんど声も出ない状態で、かすれた声で少し、お話をしただけでした。

でも、その時に
「今日はまたおやまあさんは稽古に出て、すり足をやっていたんですよ」
と、同じ会の方から聞いたり…

そのあとまたおやまあさんが始めたブログで、臨死体験や、闘病時の様子などを詳しく知って…
本当にものすごく大変だったんだな、と思うと同時に、そんな状態であったのにも関わらず
「どれだけ、剣道がしたいねん!」
と、突っ込みたくなるようなことが、いろいろ書いてあって…、、、(笑)

今だって、「S-ICD」という、AEDの小型版みたいなものを身体に入れられていて…、稽古には参加されているものの、決して健康体とは言えない、ハンデのある状態なのですが…。

それでも、いや、それだからこそ、剣道を続けたい、続けるべきだ!というその心意気…

なんとしても剣道をやりたいというまたおやまあさんの執念…、本当に凄いわ!!!


と、思ったのですよね…。


まさに「命をかけて」、稽古への復帰を着々と進めてきたまたおやまあさん。
お会いするたびに、着々と体力をつけているのがはっきりとわかりましたから…どれだけ、陰で努力されていたのかと…。(ある程度はブログで知ってますけど(笑))

復帰後、一回目の五段受審では不合格となってしまいましたが、それからさらに剣道の道を深めていく様子を、実際の稽古でも、ブログでの内面も拝見させていただいていました。
ただ、コロナ中、コロナ後は、素振り会などでご一緒はしていましたが…防具をつけての稽古を見たことは、なかったのですよね。


土曜日に合格の一報を聞いた私は…、日曜日(昨日)、またおやまあさんの所属する、F剣友会に出稽古にお伺いしてきました!
ちょうど当会の稽古はお休みで(武道館が取れなかったのです〜)お祝いを直接言いたかったし、「新・五段」の剣道を拝見してみたい…とも思いまして(笑)

※当市では基本的に(コロナのからみで)まだ出稽古は禁止していますが、以前から稽古に参加していた方は受け入れているような状態です。


コロナの間、F剣友会の素振り会には何度か参加させていただいていましたが、稽古に参加したのはとてもひさしぶりです。子供たちのミニ大会でご一緒することはありましたが…F剣友会の稽古にお邪魔するのは、何年ぶりでしょうか(^^;

F剣友会には、ちょっと前までは大人の女性はいなかったのですが、昨日は、昨年入会したというリバ剣の40代女性と、コロナ中に剣道を始めたまたおやまあさんの奥様と、あと高校生の女の子がいました。
当市の女性剣士は少ないですから、増えてくれるのは大歓迎です!!

またおやまあさんにお会いしてまず「おめでとうございます」とあいさつをしましたが、その時はそんなに話せず。
同じ日の審査で、F剣友会のSMさん(男性、素振り会で何度かお会いしました)も四段に合格されていたそうです。
その後、稽古開始時に、お二人から審査の様子や立ち合いの感想などを聞きました。そのあたりは、またおやまあさんがブログに書くそうなので割愛しまして(笑)


またおやまあさんの奥様は、稽古に来たのはひさしぶりだとおっしゃっていて…この日、はじめて胴をつけたようなのですが。(お子さんの中学の時の胴だと言っていましたが、ちょっと大きそうでした…)
またおやまあさんが、奥様に胴のつけ方を教えているのを見て…ご夫婦で、すごい体格差があるんだな〜、親子くらいの差があるかも、なんて思いながら見ていたのですが(笑)(でも、奥様は162センチあるそうです。またおやまあさんが、かなり大きいんですね(笑))

またおやまあさんの体格が、だいぶ「ガッシリ」となってきたからこそそう思ったのだな〜と。
2年前の復帰直後は、別人と見間違えるかも、と感じるくらい、痩せて細くなっていたのですよ。


まだ本格的に稽古ができない時は、毎日、長距離の散歩を欠かさず…
稽古に参加できるようになってからは、本当に必死に稽古に取り組まれていたからこそ…ここまで身体がしっかりしてきたのでしょうね。


さて…この日は 準備運動→形稽古→防具をつけての基本稽古 と進みまして…
基本稽古ではまたおやまあさんとも組みましたが、面打ちは前より良くなったと言っていただけました。まだ、手を引き付ける癖がちょっと残ってしまっているとも言われましたが(^^;


そのあと「お祝い」と言うことで、合格したおふたりが元立ちとなり、立ち切り形式での稽古を行いました。
元立ち一人につき、男性6人が(段位が低い順から)順番にかかる…という感じで、一人あたりの稽古は1分くらいと言っていましたが、もう少し長かったような気がしますね…。

先に、四段合格したSMさんが元立ちになり、6人を立ち切って…
次はいよいよ、またおやまあさんです。

またおやまあさんには、コロナ中には何度も会っていたのですが…、防具をつけた状態でのまたおやまあさんの立ち合いの稽古は…長らく拝見していませんでした。昨年の、五段受審前(11月)に見て以来くらいかもしれません…。


一人目の立ち合いの時に…
「こんなに声が出るようになったんだ!」
と、かなりびっくりしました。

倒れた直後(2年前)は、かすれ声しか出ていなくて、日常会話ですら聞き取りづらいような感じでした。
それから徐々に声が出るようになってきたのですが、昨年の一回目の五段受審前の時でも、一般的な剣道の気合の声からすると…ちょっと音量は足りないかな、くらいの声しか出ていなかったのです。

でも、今日は…そんなことはまるでなかったかのように…
まさに新・五段に相応しい…迫力に満ちた声だったのです。

その声を聴いただけでも、私は感動してしまったのですが…


またおやまあさんは今、運動をした時に非常に息が上がりやすい身体の状態です。心臓の周囲の血管が細くなっているそうで、今度手術で広げるそうなのですが…。

3人目の立ち合いくらいから、かなり息が上がってきているのがわかりました。
クラブハウスで稽古をしていたのですが、クラブハウス内にいる全員にわかるくらいの…、ぜいぜい、とした息遣いが伝わってきました。
立ち合いを仕切っていた先生が何度か「大丈夫か?」と声をかけていましたが…
またおやまあさんは、そのまま立ち合いを続けました。

5人目の立ち合いでは…、相当、苦しそうで…
最後の6人目の立ち合いに臨む前、ほんの少し、息を整える時間を取っていました。
ただ息が上がっているだけの状態よりもかなり苦しそうな…「過呼吸」のような音が…クラブハウス内に響き渡っていました。

この状態で、あと一人、大丈夫なのかな…?と、私は思いました…
他の方も、そう感じていたような気がします。

一番最後の6人目の相手は、F剣友会の代表の、七段のO先生でした。
またおやまあさんは、蹲踞を終えてO先生と対峙した瞬間…

今までよりもさらに気合が入った、そう、「咆哮」と言っていいような…声を出したのです。


ものすごく息が上がっているのに…、いや、そういう状態だったからこそ、なのでしょうか…
最後の気力を振り絞って、一歩も引かず、攻めているのが…伝わってきました…。


それを見ながら、私の脳裏には、これまでのまたおやまあさんの、まさに「起死回生」の歩みが浮かんでいました。
苦しい時にこそ気力を振り絞っている、その姿に…
私はなんだか…、自分の血が沸きたつような…感動を覚えました。

またおやまあさんは、立ち合いの最後…
O先生に、見事な面を決めていました。

素晴らしい立ち合いでした。



(後編につづきます…!)


最後に、本日の一枚です。

一昨日、東京には冷たい雨が降っていましたが…富士山には、待望の冠雪がやってまいりました!
10/18 9:40 朝霧高原職業訓練センターカメラ より。
IMG_0027.JPG
※この写真は、富士五湖テレビの「富士山ライブカメラ」からのものです。

きれいに化粧を終えて、素敵な帽子をかぶった貴婦人…ってところでしょうか?
富士山が、きれいに見える季節になってきましたね…。

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posted by はなずきん at 09:15 | Comment(2) | 母だけの剣道2(四段に向かって) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする