いろんな方がブログで剣道のことや、それ以外のことを書いていますが、外にもあまり出られない今、人の書いていることを読むのは楽しいな〜って思いまして。
剣道とは全然違う話題ですが、私もその一端を担いたいと思ってブログを書くことにしました(笑)
さて、この「珈琲と、私。」シリーズ、だいぶ間が空いてしまいましたね…、
だいぶ前に下書きを半分くらいしていたのですが、そこから放置されていました(笑)
やっと、私の実際の珈琲の淹れ方を書けますよ〜。
おさらいとして、淹れる前に揃えるものを書いた記事にリンクしておきます。
★珈琲と、私。(その4)私のこだわり淹れ方ポイント。【@珈琲豆編】
★珈琲と、私。(その5)私のこだわり淹れ方ポイント。【Aコーヒーミル編】
★珈琲と、私。(その6)私のこだわり淹れ方ポイント。【Bドリッパー編】
★珈琲と、私。(その7)私のこだわり淹れ方ポイント。【Cドリップポット&温度計】
私が書いているのは、ハンドドリップで淹れる時のやり方です。
私は慣れているので、いろんなことを同時並行させながら淹れていますが、ここではひとつひとつ手順を踏んで書きたいと思います。
私は、自分一人分を淹れるのでカップに直接抽出していますが、何杯分かまとめて淹れる時は、コーヒーサーバーを使用するといいでしょう。
(これ、道具編で書くの忘れてました…、自分で使ってないものですから…、)

HARIO (ハリオ) V60 コーヒーサーバー 700ml VCS-02B
では、いよいよ実際の手順です!
@珈琲豆を計ります。
普通のコーヒーカップは120-150cc程度のお湯が入るので、それを1杯分とします。
私は150ccで1杯のカップを使っていますが、それに対して豆の量は「10グラム」使っています。
私はふだんはマグカップで飲むので、280ccくらいの量を淹れるのですが、その時は「15グラム」にしています。
ただし、2杯分を一緒に淹れる時は、10グラム×2=20グラム にはならないのです。
2杯の場合は18グラム、3杯の場合は24グラムにします。
あっ、必要なもので「料理用ハカリ」を忘れていました(^^;
珈琲豆を計るためのスプーンがありますけど、スプーンでは正確に測れないので、ハカリを使うことをお勧めします。珈琲豆は焙煎度合いによっても体積に対する重量が変わってきますので…。
この「豆の量を正確に測る」のはけっこう大事なポイントです。
A珈琲豆を挽きます。
お手持ちのコーヒーミルで分量の豆を挽いてください。
「挽きたての粉を使う」のがおいしく淹れる最大のポイントなので、いっぺんに何日分も挽いておいたりしてはダメですよ!
(コーヒー豆の時の話に書きましたが、最初から挽いてある豆を買うとか、お店で全部挽いてくる…のは論外です、私にとっては(^^;)
ハンドドリップで淹れる場合、豆を挽く時の粉の大きさの調節は「中細挽」にしてください。
粉の大きさについて→コーヒー豆の挽き方は粉の大きさ、細挽き・中挽き・粗挽きによって味が変わる
Bコーヒーポットで、お湯を沸かします。
水はどういうのを使うのがいいのか、諸説あるのですが…
おそらく一番いいのは、浄水器を通した水道水ではないかと思います。
私はふだんは水道水を使っていたのですが、これを書くにあたって調べてみて、市販のミネラルウォーター(軟水)で淹れたものと比べてみました。(硬水のミネラルウォーターは抽出には適していません)
ブラックで飲み比べると、確かに…、ミネラルウォーターで淹れたもののほうが、しっかりと味が出ています。水道水のほうが味がぼけてる感じがしますね。おそらく、水道水中の塩素が影響しているのだと思います。
でもこれは、飲み比べてみたらそうだった、というくらいの差なので…、ブラックで味にこだわる方ならミネラルウォーター、そこまでじゃないという方は水道水でもいいんじゃないかと思います。私はふだん飲んでいるのはほぼカフェオレなので、そこまでする必要性は感じていません(^^;
Cドリッパーをセットします。
抽出するカップ、またはコーヒーサーバーを温めます。沸かしたお湯を注いで温まったら捨てます。
抽出するカップ、またはコーヒーサーバーに、ドリッパーを乗せます。ペーパードリップの場合は、紙をセットします。
ドリッパーに、Aで挽いた珈琲の粉を入れます。
粉を入れたら、表面を平らにならしましょう。
表面が斜めになっていたり、でこぼこしていると上手く抽出できません。これは、けっこう重要ポイントです。
D沸かしたお湯を、冷ましてから、珈琲豆を蒸らします。
珈琲を抽出するのに最適な温度というのは、諸説ありますが…
私は「85度」が適切だと感じています。カフェなどは90度くらいで淹れていることが多いようですが…。
お湯を沸かしたコーヒーポットの蓋を開けて、温度計を入れて、90度くらいになるまで冷まします。
理想をいえば「常に85度」でやりたいところなのですが、そこまで温度管理をするのは難しいので、私は90度になった時点で「蒸らし」のお湯を注ぎます。
蒸らし、というのは、ドリッパーに入っている珈琲豆(粉)全体に行き渡るように、お湯を注ぐことです。中心部から外側に向かって、小さい円を描きながら注いでいきます。あまり勢いよくお湯を入れるとせっかく平らにならした粉が乱れてしまうので、丁寧に入れましょう。
蒸らしの時は、ほんの少し下からお湯が垂れる程度の量のお湯を入れると良いでしょう。
全体にお湯がいきわたったら、お湯がしっかり粉に吸われるまで30秒ほど待ちます。(あまり長時間置くのも良くありません)
Eいよいよ抽出です!
コーヒーポットから、少しずつお湯を注ぎます。この時点で湯温が85度だといいと思います。コーヒーポットの蓋を開けて置くと温度が下がりすぎてしまうので、私は蒸らしの時点からはもう、温度計は抜いて蓋をしたままです。
お湯を注ぐ時は、まずは中心部から小さな円を描くようにして注いでいきます。豆の鮮度がいいと、ある程度注いだら中心がふくらんできて、ドームのように膨らみます。
鮮度が良ければよいほど、こんもりと膨らみます。(正確に言うと、焙煎して3日目くらいがもっともいい感じになります)
この「ドーム」を常に保ったままにするのが、抽出のお湯の注ぎ方のポイントです。
ドームの中心に、お湯をほんの少しずつ、垂らすように、注ぎ足していきます。ドームが盛り上がりすぎて壊れたりしないよう多すぎず、ヘコミ過ぎないよう少なすぎず…、ここが、最も神経を使うところです。
ぐるぐると小さな円を描きながらお湯を注ぎますが、ドリッパーに接している部分にはお湯をかけないようにします。
この動画がわかりやすいでしょうか。
これは、私よりも抽出時のお湯を注ぐ勢いが少し強いですね。もっとぽたぽたと垂らす程度に注ぐ人もいます。
必要な量を抽出することができたら、そこで抽出を終わります。
ただし、ここでも「ドームを保ったまま」、ドリッパーをコーヒーサーバーから外すのがポイントです。注いだお湯が出切ってしまう(ドームがへこむ)と、エグ味が入ってしまいます。
ドリッパーからまだポタポタと珈琲が垂れているので、流し台の近くなどでやるか、ドリッパーを置くお皿やカップなどを用意しておくといいでしょう。
これで、無事、おいしい珈琲が入りました!
こうして書くと大変なようですが、道具が揃って、慣れてしまえばどうということもない作業だと思います。
鮮度の良い豆さえ確保できれば、そのへんの喫茶店で飲むよりは、はるかにおいしくて安く珈琲が淹れられている、と自負しております。
私はいつもカフェオレを淹れていますが、その場合は先にカップに牛乳を入れて、レンジで沸騰しない程度に温めてから、その上にドリッパーを置いてコーヒーを抽出しています。このやり方だと、カップを温める手間がかからないのですよね。
アイスコーヒーの淹れ方は、次回書きたいと思います。
最後に、本日の一枚です。だいぶ前にこの記事の下書きを書いたので、写真も前のなんですが(笑)
2019/11/8 15:04 朝霧高原からの一枚です。パステル画のような淡い色彩が綺麗です。

※この写真は、富士五湖テレビの「富士山ライブカメラ」からのものです。
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