2020年01月07日

母だけの剣道日誌(160)IZさんの幼児指導から学んだこと。

ビミョーにご無沙汰しています〜。

昨年の剣道のまとめを書くといいながら、まだ書いていませんが…、(汗)
とりあえず、先日の日曜日の、当会の稽古はじめのことを書こうと思います。

この日は、ずっと体調が悪くて休んでいた「ママ先生」IZさんがひさしぶりに出てきていまして…。
この日に来ていた、年長さん男子ふたりの指導をしたのです。新しく入会したYTくんと、「フリーダム」HKくんです。

最初の準備体操、素振りの時から、IZさんは幼児ふたりについて、いろいろ指導していたのですが…
私はそれを後ろから「観察」することにしました


HKくんは、もう入ってから2年くらい経つので、基本的な動作はまあまあできています。
よく間違ったりもしていますが、指摘してあげて、思い出せばできるのです。だからたまに声をかけてあげる程度でいいのですが…

YTくんは、稽古に来るのは体験含めて3回目ですから「前進後退素振り」みたいな基本的なことも、まだ全然できていません。右足を前に出して立つ、ということですら、まだ言われないとできないような感じです。


IZさんは、YTくんがみんなに合わせてやるのは無理だと判断したのでしょう。
みんなは素振りをしていましたが、YTくんにはその場で、足の運び方だけを教えていました。

幼児に「右、左」と教えてもわかりづらいからなのか、右足を「1の足」、左足を「2の足」というように教えていて。
前進後退素振りの足を「1、2、2、1」と言いながら、やらせていました。なるほどなと思いましたね。

そして、稽古が終わった後に、HKくんのお父さん(剣道経験者)に、
「今日、足運びはあと少しというところまでできていたんですが、この足運びができるとだいぶ違うので、家で少し練習させるといいと思います」
と、お願いをしていました。
なるほど、そういうことを家族に頼むのも手なのか…、と思いましたね。


素振りが終わって、次は体の横に竹刀を構えた人が一列に並んでの打ち込みです。
大人は竹刀を持つのと、打つのを交代しながらやっていたのですが、幼児と中学男子TH君は、ずっと「打つ」ほうでした。
最初は「面だけ」で、次に「小手、面」→「小手、面、(最後に)胴」とやっていきました。

幼児には細かいことをさせるのは無理なので、
「打つ時に声を出す」「上に振りかぶってから打つ」
だけを意識させてやらせていました。
HKくんは、最初はななめに振りかぶって打っていたので、「上からだよ!」と声をかけて、直させながらやっていました。
でも多少崩れていても、元気よくできたら「いいね!」とほめたりしていました。


それが終わって…いよいよ、幼児は幼児だけの指導です。
IZさんは、ふたりを呼んで、まず自己紹介をしていました。
YTくんはIZさんと初対面だったし、HKくんは前からいるのでもちろん知っているのですが…、IZさんのことはただ「先生」と呼んでいただけで、名前を知らなかったようです。

IZさんは、最初は名字を言ったのですが、幼児には呼びづらそうだと感じたのか、
「わたしのことは、マキ先生(下の名前、仮名)って呼んでください」
と、ふたりに言っていました。

それを聞いたHKくんが
「こっちの先生はなんていうの?」
と、私のことを指して言ったのです。

IZさんはそれを聞いて「えっ?」と言う表情をしました。
それから一瞬の間があってから、それが私のことだと気づいたようです(笑)。
いままで私は「先生」じゃなかったですからね(笑)。

「私は、”はな先生”(これも仮名ですが)って呼んでください」
と言って…、
そうか、私も先生なのかあ…、なんか、くすぐったいな、でもちょっと嬉しいな、と思いました。

まだ私は「卵になりたて」くらいの新米先生ですが、いい意味で「先生」の自覚を持っていこう、でも「先生という立場」に奢らないように気を付けていかなければ…、と思いました。


この日は、IZさんが主体で教えて、私はそれを子供と一緒にやりながら教える、みたいな感じでやりました。
今までは、私も稽古の合間にちらちら見てはいたのですが…
自分が実際に教える立場ではなかったから、「どういう稽古をさせているのか」は見ていたけれども、「どうすれば子供に言うことを聞かせられるか」という観点では見ていなかったのですよね。

だからこの日は、主にそこに気を付けながら一緒に稽古をしていたのですが、IZさんは本当に「ツボ」を押さえているんだなと感心しました。
ふたりとも「落ち着きのない系の幼児」なので、ただ指示してその通りやらせる…、というのは、けっこう難しいのです。
この日は「すり足の練習」だけをやったのですが…二人とも、人の話を聞いていなかったり、途中から違うことをはじめてしまったり。
IZさんは、そういう、子供たちが言うことを聞かない時にどうしているのか?というと…。


@まず一番最初に、きちんと約束をさせていました。
「先生が名前を呼んだ時と、何かをやりなさい、と言った時には”はい”と返事をすること」と。
その指示自体にもきちんと「はい!」と言わせているのも(言うまでは促す)なるほどなと思いました。

A子供と話す時は、基本的に子供の目線になるようしゃがんで目を見て話す。

B指示や約束を守れていない時は、ただ口で注意するだけでなく、子供のそばに言って、きちんと目を見ながら、落ち着いてもう一度指示の内容を話して、「はい」と返事をさせる。

C言ったことができた時には、すぐにたくさんほめる。(犬のしつけみたいですね(笑))
IZさんは、ほめるときになでるとかのスキンシップもよくしていました。

Dいっぺんにたくさんのことを覚えさせるのは無理なので、やるべきことをスモールステップに分けて、ひとつずつクリアさせるようにする。
例えば、素振りなら足だけ覚えさせてから、手を覚えさせる。
すり足なら、「右足が前」ということだけをまず守らせる、というような。

E幼児は長時間は集中力が続かないので、稽古内容に飽きはじめたら「あと何回やったら終わりにするから」と区切りをつけて、そこまではきちんとやらせる。

F最後の黙想や礼の時に、幼児がふたりで笑ってしまってなかなかできなかったのですが、「礼をきちんとするまで、終わりにしません」と断言して、やらせていました。


なるほど…、幼児たちがきちんと指示に従うのは、こういう工夫がいろいろあってこそなのですね。IZさんはこれを自然に身に着けてきたのか、いろいろ考えた結果なのかは知りませんが…、
本当に学ぶべきところが多いと思いましたし、私も、こうやって子供たちに教えられたらいいなあ、と思いました。
IZさんのいいところをしっかり吸収して、自分でもできるようになりたいものです。


子供たちと一緒に稽古していると、子供の奇想天外な言動に笑ってしまうことも多いのですが…子供を教えるのは、そういうのも楽しいのですよね(笑)。


最後に、本日の一枚です。

1月3日に、高尾山(紅葉台)に娘と登って富士山を拝んできました♪
さすがお正月だけあって、富士山がよく見えましたよ!残念ながら紅葉台のお茶屋さんは休みでしたが…、
IMG_8599_1.JPG
3か月ぶりくらいの登山だったのですが、娘が足が痛いと言っていたのでリフトを使ったのにも関わらず、私もわりと疲れてしまいました…、
高尾山ごときでこんなに疲れてしまうとは…もう少し定期的に山登りしないとダメですねえ〜。

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posted by はなずきん at 15:32 | Comment(0) | 母だけの剣道2(四段に向かって) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする