2019年09月13日

ことばは、私の人生そのもの、なのかもしれない。…人間が「ことばを持っている」ということは。

長男の話が途中のままで、別の話題になってしまいすみません。
この話、書き始めたら止まらなくて(笑)、書いたからにはアップしたくなってしまいまして。
長男の話の続きは近日中に書きますので、もう少々お待ちください。

最初に、今日の一枚です。

「エヴァンゲリオン」「シン・ゴジラ」の庵野監督は、信号機や電線や電柱が好きなようで、作品中にもよく出てきますよね。
以前、東京都現代美術館でやっていた「館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」を見に行ったのですが、特撮作品に使ったジオラマの、電柱のミニチュアがものすごく細かく作りこんであるのを見て、
「庵野監督は本当に電柱が好きなんだな」
と思ったことがあります(笑)
これは、あえて電柱や信号機、鉄塔などの構造物を入れて撮ってみた写真です。
IMG_7881_1.JPG


さて、本題です!

私と主人は、山道具ショップである「モンベル」の会員になっているのですが…
会員には季刊の会報「OUTWARD」が送られてきます。

秋号として送られてきた会報の中に、興味深い記事がありました。

モンベル社長の辰野勇さんと、京都大学総長の山際壽一さんの対談です。

山際壽一さんは、ゴリラ研究の第一人者だそうで…
対談の中で、「ゴリラは冒険をするのか」「サルとゴリラの違い」「ゴリラはペットを飼える」など、いろいろと興味深いことを語っていました。

その記事の中で、私が一番気になった部分が…

「ゴリラは、過去や将来のことを考えることはない」

ということでした。

人間は自分の老い先のことを考えたり、加齢で能力が損なわれたりすることに悩むけれども、ゴリラは今この瞬間のことを生きていて、思い悩むことはないのだと。

ただ、ゴリラでも「そのとき」に落ち込むことはあって、やりたいのに上手くいかないことなどがあると、フンを投げたり胸を叩いたりする「ディスプレイ行動」で気分を晴らすのだそうです。
でも、今の自分に起きたことを、過去と引き比べて「なんて不幸になったんだろう」と考えることはないのだそうです。

なぜゴリラはそうなのか。
それは、
ゴリラが「言葉を持たない」ので、過去の記憶を再現することができないから
なのだと。

以前、とある発達心理学者が、一匹のゴリラに手話を教えたら、そのゴリラは手話を覚えたのです。
なのでそのゴリラに「アフリカにいた頃の状況」を聞いてみたら…
「お母さんが首を切られて殺されてしまった」
と、手話で表現したのだそうです。

ゴリラは、過去の記憶を持ってはいる。
けれども、言葉を持たないので、ふだんはその記憶が眠ったまま、なのだそうです。


いっぽう人間は、言葉を持っていて、過去の記憶を常に確認できるから、今の状況と比較して落胆したり、喜んだりする。
また未来を思い描いて夢を抱いたりもする。
ゴリラにはそういうことは、ないのだと。



このゴリラについての記事を読んだとき、私はちょうど「自分のブログについて」の記事を書いたばかりでした。
ブログを書く、続ける、ということ。(後編)剣道とブログは、私の両輪なのでしょう。

私はこのブログがあることによって、過去を振り返ったり、未来につなげたりしているところがあるのですが…
それは、言葉を持っている人間だから、なんだ。
と、この記事を読んで、あらためて感じたのです。


私にとっては「ことば」というのは、常に自分と共にあるものでした。
私の脳内には、いつも何かの言葉が浮かんでいて、それを書きつけているのがこのブログなわけですが…

私にとって、ことばというのは…

自分の心のありかを明確にしたり、
自分を表現する手段でもあり、
人に情報や、想いを伝えるためのものでもあります。


私は、文章を書いて表現をせずにはいられない、のです。なぜかはわかりませんが。
だから、私はずっと書き続けているのでしょう。

人間ならだれでも、言葉で他人に意思を伝えているわけですけれども…。
明確に「自分の表現として」言葉を使うのは、それとはまたちょっと違うものなのかもしれません。

人によっては「自分の表現手段」が「音楽」だったり「絵」だったり…もするのだと思いますが、
私にとっては、その重さの比率がかなり「ことば」にあるのだと思います。
それも、口に出す言葉よりも、「目に見える文章」として出していることばで、です。



私は文章を書く時に、だいぶ言葉を選んではいますが…
私の文章は、文学的でも詩的でもないし、論理的ではあるかもしれませんが、理路整然としているわけでもなく。
私にあったこと、私が考えたことを、ただ書き綴っているだけです。

私はこのブログで自分にあったこと、自分が考えたことを、できるだけ素直に表現しているつもりです。だから、ここに書かれていることばは「私そのもの」なのです。

そして、言葉という形にしたものは…ただ、心の中にあるものより、力を持ってくる、のだとも思っています。


このゴリラの話を読んで、

「ことば」を持つのは、人間だけなのだ…
だからこそ人間は、過去を思い出し、未来を思い描くのだ。


ということが、何か私の心に響いたのです。

私は…
「ことば」というツールを使って、自分の人生を作り上げているのかもしれない。


そう、思いました。

なにか、すごく漠然とした話でまとまりがなくて、すみません。
これこそ私が感じたものを「言葉にしてみたかった」記事、なのかもしれませんね(笑)


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posted by はなずきん at 09:23 | Comment(2) | 近況 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする