2019年09月09日

高機能自閉症の長男が「普通以上」に成長するまで。(その4)幼なじみのこと

高機能自閉症の長男が「普通以上」に成長するまで。(その3)小学校の頃の長男。 より、続いています。

昨晩の台風、風が強かったですね〜。我が家は被害はなかったのですけど…
子供たちは学校が遅く始まったり、電車が止まって行けなかったりとかしてます(^^;
みなさまのところは、大丈夫だったでしょうか?

はじめに、今日の一枚です。
稽古場所の小学校の花壇です。いつも綺麗にしてありますよね。
IMG_7888.JPG


長男が大きな問題を起こしはじめたのは、6年生の頃でしたが…
その話の前に、長男の幼馴染の友達のことを書きたいと思います。

我が家が今の場所に引っ越してきたのは、長男が1歳半の時でした。
その時近所には、長男と同じ学年の男の子がふたり住んでいて…そのふたりとも、3人兄弟の末っ子だったので、上の兄弟を含めたコミュニティがすでにできあがっていました。

引っ越してきた当初は、長男もご近所コミュニティに入れてもらって遊んでいたのですが…
長男は、突然相手に手を出したりするものですから、ご近所の友達にはだいぶ嫌われてしまいました。
長男が家から出ると「〇〇が来た!逃げろ!」って言って、みんながあからさまに逃げていったりしてましたよ。まあ、無理もないな…、と思いましたよね…、

しかし、長男が幼稚園に入った頃から、状況は変わってきました。
なんとか集団生活になじめた長男は、むやみやたらと手を出すことは減ってきて…ご近所の友達とも、だいぶ仲良くなってきたのです。

スポーツ万能家族の末っ子で、爽やかな、小さい頃から女の子にも人気のあったHM君
抜け目なくて平気で嘘をついたりするけど、調子がよくて愛嬌があって、サービス精神も旺盛なHT君

このふたりのお母さんは、とてもさっぱりしたいい人で。
私とはそれほど親しくはならなかったですけど、子供同士がトラブルを起こしても険悪になったりすることもなく、おおらかに見てくれたのでほんと助かりました。


我が家の近所って、東京にしては子供が遊ぶのに恵まれた環境で。
家の前の道路は、居住者以外の車がほとんど通らないので、みんな家の前の道路で遊んでいました。子供が自由に遊べる雰囲気が気に入って今の家を選んだというところもあるのです。
引っ越してきた当初はうちの周りはあまり家も建ってなくて、先にそのふたりの家があったので、ご近所の方も寛大でしたよね。
おかげで私も夜に、家の前で素振りができるわけですが(笑)

お向かいのおじさん(今、60代くらいでしょうか)もうちの子にすごく親切で…、小さい頃は、そのおじさんとうちの子と一緒にクリスマスパーティーをやっていたくらいなんですよ。お向かいの方は家で建築関係の仕事をされていて、居住している家の隣にプレハブの事務所があるのですが、その事務所にうちの子はけっこうよく遊びに行っていたようです。
私が夜、素振りをしているのが、おじさんが事務所から家に戻る時間帯だったりして「がんばってますね〜」と言われたり(笑)


この近所の子は、道路にろうせきで絵を描いたり、ボール遊びしたり…すぐ近くの緑地の池でザリガニ採りをしたり。
ここの池には、この近所の子は必ず1回は落ちるという伝説がありまして(笑)、うちの子も3人とも、漏れなく落ちた気がします…。(そんなに深くないので子供が落ちても大丈夫なんですよ)
あと、自転車やらスケーターやらも乗り回していましたねえ。小学生になっても、うちの下の子の赤ちゃん用の手押し車にまたがって、坂道をがーっと滑り降りて遊んでたりとか(笑)。
今はなかなか、子供がそういうことができるところって少ないですよね。うちの子が小さい頃は、まだこのあたりだけ昭和っぽい雰囲気が残っていて(笑)、この環境はいいなと思っていました。


この幼馴染の二人との縁は、幼稚園から小学校いっぱいまでは続きました。
中学校になって、HT君は違う学区の中学に行ってしまい(ふたつの中学から選べたのです)疎遠になって。
HM君とも、中学のクラスが違ったのであまり関わらなくなってしまいましたけれども。

家を出れば、どちらの家も見える範囲にあるのですが…今やほとんど顔を合わせることもないようで…。
HT君は高校になってからバイクを乗り回しているので(お父さんがバイクメーカー勤めという、バイク好き一家なんです)、そのエンジンの音はよく聞こえてて、「あいつのバイク、うるせえな…」とか言ってるくらいですかね。(笑)


面白いことに、この3人…全員一緒のクラスになったことはなかったのです。
2人が一緒のクラスになることはあって、その時はその二人が仲良く、もう一人はなんとなく外れていて。その組み合わせがそのたびごとに変わっていたのが面白かったですね(笑)

私自身は、実家の近所に友達はいましたけど…、同学年にはそんなに親しい子はいなくて。わりと一緒に遊んでいて、お互いの家を行き来するような子はいたのですが、さほど相性のいい間柄ではなかったです。だから、こういう幼馴染がいるっていいなあ、面白いな、と思って見ていました。

うちの次男と娘は、近所には同学年の子がいなかったですから…
こういう密な幼馴染関係は、できませんでしたけどね。


長男にとっては、このふたりとの関係は…、それなりにいい影響があったように思います。
少し疎遠になってもまた仲良くなれたり…喧嘩をしてもまたすぐ一緒に遊べたり。


子供って大喧嘩して
「あいつとは、もう一生遊ばねえ!」
とか言いながら、数時間後にはもう遊んでたりとか、よくありましたよね(笑)

そのふたりのおかげで、長男は友達付き合いの距離感を勉強できた感じがしますね。本人たちにはそんな意識はなかったと思いますけど、幼馴染ならではの距離感だなあと思いましたよ。
長男が6年生になって、問題を起こしていた時も…同じクラスだったHT君は、適切な距離でフォローしてくれていたようです。

わりと品行方正だったHM君と違って、HT君は、しょっちゅう隠れてズルをやるような子だったのですけど(笑)
にこにことして愛嬌があって、面白いアイデアをいろいろ出したりして、憎めない子だったんですよねえ〜。

長男にとってはもう「終わった関係」なのでしょうけど…
この時代があってこその、今の長男なのかな、と私は思っています。


次回は、小学校6年生の時の長男の話です。

(続きます!)

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posted by はなずきん at 11:43 | Comment(0) | 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする