2019年09月30日

はじめての、単独登山。高尾山に登ってきました。(その2)金毘羅台園地から、4号路まで。登山と剣道は同じくらい好きかも。

はじめての、単独登山。高尾山に登ってきました。(その1)なぜ私は、ひとりで山に登ろうと思ったのか。 より、続いています。

1号路の途中で「金毘羅台園地」に向かう分かれ道があります。どちらを通っても頂上には行けます。
「金毘羅台園地」に行くとちょっと遠回りなのですが、展望がよくて、ベンチもあります。

そこに向かう途中で、ヒガンバナが咲いていました。
そう、まさにお彼岸の時期ですからね…。我が家のお向かいさんの庭にもヒガンバナがあるのですが、本当にお彼岸の頃に咲きますよね(笑)
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私はこのあたりで、ものすごい汗をかいていました。帽子の紐を伝って、汗がポタポタ垂れていたくらいです(笑)
すでに11時を過ぎていたので、いつもこのくらいの時間におなかをすかしている私は、「金毘羅台園地」で早々と昼食にすることにしました。1号路は人が多いのですが、こちらのほうに回ってくる人はあまりいなくて、ベンチもすいていましたしね。

いつも私がセブンイレブンで登山用に買っていた、肉そぼろ卵黄おにぎりは、もうないらしいのです…。でもこの「あらびきソーセージおにぎり」もガッツリしていて、なかなか良かったです(笑)
「もち麦もっちり」シリーズ(いくつか種類がありました)もなかなかです。枝豆が入っていて好みでした♪
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ゆで卵も塩味がついていて、絶妙な半熟具合で、かなり美味しいのですよ〜。

「金毘羅台園地」からの眺め。天気は悪くはなかったのですが、水蒸気が多くてあまり眺めはすっきりはしていませんでした。
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写真ではわかりづらいですが、金毘羅さまが祀ってあります。
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おにぎりを食べ終わってからまた、頂上に向かいます。
1号路って、土の部分が少なくて、ほぼ舗装路なので…、なんか少し疲れるんですよね。この時はご飯を食べたばかりでおなかが少し重くなったこともあり、わりとスローペースで登っていました。

ケーブルカーの駅を過ぎて、ビアマウントの下に展望スペースがありますが、このへんはケーブルカーで来た人が多いようで、ごった返していました。
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このあたりはケーブルカーで来た時も含めて何度も通っているので、ほぼスルーして先に進みます。

薬王院の入り口の「浄心門」の右側に、私が行こうとしていた4号路との分岐点があります。
↓これが「浄心門」ですね。
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「倒木のため、う回路があります」と書いてありましたが、通行止めではなかったので…まあ大丈夫だろうと、向かうことにしました。
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私は、4号路を通るのははじめてです。ここはほぼ土の道で…人もあまり多くなく、いかにも登山道っぽい感じです。
やっぱり、山を登るならこういう道がいいな〜と思いながら歩いていました。

4号路を入ってすぐに、だいぶ前に倒れたものなのか、でっかい倒木があって…、
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なぜか断面が彩色されてます(^^;
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反対側から見るとこんな感じ。相当大きい木が倒れてしまったのですね(^^;
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4号路は周囲を木に囲まれてはいますが、やや明るい登山道です。日差しと、空気が気持ちいいです…。

ああ、やっぱり私…、山が好きなんだなあ。

と、つくづく思いました。ひとりで、山道を歩いているだけで楽しいのです。登るのはそれなりに大変なはずなのですが、あんまり大変だとは思っていないのですよね。

この時に、私は登山と剣道は、同じくらい好きかもしれない、と思いました(笑)。
どちらも大変には違いないのに、やっていて楽しいし、なんだか癒されるのですよね…。

そして、歩いているときは周囲に人がいないほうが、私は好きなんですよね…、人と接するのは楽しいのですが、基本的には人がいない場所を歩いているほうが好きなんです。(山に限らず、街でもそうなんですが…)つまり、「単独行」が好きってことですよね。
すれ違う人とあいさつするのは、好きなんですけどね。

4号路の途中で、「みやま橋」という、川にかかっているつり橋がありました。

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ここで記念写真を撮ろうとしている20人くらいの団体さんがいたので、つい「撮りましょうか?」と声をかけてしまいました。実は私、記念写真を撮るのはあんまり得意ではないので、少し躊躇したのですけど(笑)
写真を撮ってあげたら、20人くらいの人に次々に「ありがとうございます〜」と言われて、なんだかこそばゆかったです(笑)

↓私が撮ってあげたのは、この人たちです。もちろんこれは記念写真じゃありませんよ(^^;
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さらにしばらく歩いたら、倒木でう回路になっているところがありました。想像していたより小規模でしたが…
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ここを過ぎたら、木の階段が続いている場所がありました。

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4号路の終わりで1号路に合流したら…もうすぐ、山頂です!

(つづきます〜)

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2019年09月29日

はじめての、単独登山。高尾山に登ってきました。(その1)なぜ私は、ひとりで山に登ろうと思ったのか。

長男の話が途中なのですが、先がまだ長そうなので…、とりあえず違う話を書かせていただきますね。


私が、登山を始めたのは…、3年前に、家族で富士山に登ろうと決意してからのことでした。
今年の目標を考えてみました

しかし、大人になってから私は登山をしたことはありませんでした。近くの山を登ってトレーニングしようと思い…家族で初めて登ったのが、我が家からもっとも身近な山である、高尾山でした。
メタボな主人と、家族で高尾山登山!(前編)

高尾山は、それまでも何度もケーブルカーで登ったことはあったのですけれども、下から歩いて登ったのは、小学生以来だったと思います。
この時の感想は「高尾山って、楽勝」でした(笑)

な〜んだ、案外うちの家族もいけるじゃない、と調子に乗って…次の陣場山では飛ばしてしまい、へばったのですけど…(^^;
陣馬山、なめてました…(その3)いよいよ登山開始!

その時は
「山登りなんて辛い、どうせ疲れるなら剣道のほうが全然いい」
と思った私ですが…、その後、富士山トレーニングのために何度も山に登ったり、登山系の知識を身に着けていくうちに、へばらない歩き方を覚えてきて、だんだん楽しくなってきたのです。

そして、最初は全然体力がなくてダメダメだった主人が、案外、山にはまってしまい…以降、家族や夫婦で、ちょこちょこと山登りをしてきたのでした。
運動嫌いでものぐさだった「メタボな主人」が、登山で更生した!?


私は最初に高尾山に登ってからの2年半というもの…、山に登るときは必ず、家族か主人、S子先輩と一緒でした。
最初のころはそこまで山登りが好きでもなかったし、
「ひとりで黙々と山登りしても、話す相手もいないしつまらないんじゃないの?」
と思っていたのです。

しかし、私はだんだん「山そのもの」が好きになってきたのです。山の中にいるだけで癒されるし、山の稜線を眺めているのも好きだし。
家族などと一緒に登っている時でも、それぞれペースが違うのでひとりになる時間があるのですが、最近はそれがけっこう楽しいかも?という気持ちになってきたのです。

特に、今年の夏の富士山は…主人と一緒に行ったのですが、登るペースがだいぶ違ったので、ほぼ一人で登っていたのですが。

私は富士山そのものが大好き富士山を愛していると言ってもいいでしょう(笑))ということもあるのですけど、なんかすごく楽しかったんですよね。
なんというか、自分だけで自然に囲まれているような時間を持てるといいますか…、登るペースも自分で自由にできるから、気兼ねしなくていいし。私はスマホで写真を撮るのがけっこう好きなんですけど、ひとりなら好きなだけじっくり撮影できますしね。
そして、一人でいる時のほうが、いろんな人に声をかけられることも多くて、それもそれで楽しいなと思いました。

ちょっと前までは、正直なところ

「単独登山女子」って何が楽しいの?寂しくないの?

って思ってましたけど…なんか、その楽しさがわかってきたのです。だから一回、最初から最後まで一人で登ってみたいな、と思っていたのです。

9月になって涼しくなって、山に行きたいと思っていたのですが主人とも日程が合わず…、
じゃあ、一人で行っちゃえ!と思い立ち、まずは気軽に行ける高尾山に行くことにしました。
平日の朝、子供を送り出してから家を出て、頂上まで行って降りてきても、夕方ご飯を作る時間には戻ってこれる場所なのです。

私が最近、高尾山に登ったのは4回ありましたし、主人が行った話をしょっちゅう聞いていたから(主人は9回くらい登っています)、どこにどういうルートがあるのかもだいたいわかってきていました。


とりあえず「高尾山大好き」な主人に相談して、ルートを決めていたのですけど…、
子供たちを学校に送り出して、装備を整えていざ出発!という段で…、「家の鍵がない」ことに気づきました!(^^;

私は、車のカギと家のカギを一緒のキーホルダーにつけていたのですが…、車のカギはあるのに、家の鍵だけないんです(^^;。そういえば、この間も外れかかっていたっけ…、あの時しっかり止めなおしておけばよかった…、

ありそうなところを必死に探したのですが見つからず…しかし不幸中の幸いというか、長男が家にカギを置き忘れていて。でも、長男は私より早く帰ってくるので、こっそりカギを外に置いておかなければなりません(笑)

なので、最寄りの駅まで行って合鍵を作って戻って…、長男のカギをひみつの場所に隠して(笑)、合鍵を使って無事出かけることができました。
まずは家の近くのセブンイレブンで、おにぎり2個とゆで卵、スポドリとお菓子を購入しましたが…。
本来家を出るはずの時間(朝9時)よりも、スタートは1時間半遅れになってしまいました。


とはいえ、こういう時にもフレキシブルに登山計画を変更できるのが、高尾山のいいところなんです。
いざとなればケーブルカーもあるし、ルートもいくつもあるので、時間を見ながら途中でルート変更をしたりできるのですよ。
他の山だと、少し登り始めの時間が遅れると、降りてくる時間が遅くなって暗くなってしまったりして、かなり痛いのですけどね(^^;
(※私は昼に降りてくる予定の時でも、念のためヘッドランプは必ず持っていってます!ここ重要!)

ケーブルカーの下の「清滝駅」です。この周囲に登山道の入り口があります。
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私は今回、できるだけ人の少ない道を通りたいと思っていたのですが…
高尾山は、ちょっと人が多すぎるのが難点なのですよ。私、人がいないところが好きなもので…、
最初に登ろうと考えていた6号路が、台風による倒木のために通行止めになっていたので…
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つり橋のある4号路を通るために、まずは1号路を登ることにして…登り始めたのは、11時20分頃でした。

1号路のスタート地点です。1号路が一番初心者向けの、ほぼ舗装路のコースです。ここだけ見ると楽そうに見えますが…、これから傾斜はきつくなるんですよ〜。
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私が、1号路の最初のほうを登っていたらば…、
「思い付きで登山に来たらしい」若い女性3人組が私の後ろにいました。

「誰も登山に来たくないのに、来ちゃったんだよね〜」
と話しながら歩いています。
見るからに普通の服で、登山っぽいところは持っているのがリュック(もちろん登山用ではない)ということくらいでしょうか。スニーカーをはいてはいるけど、運動靴ではありません(笑)

高尾山には、こういう「登山をなめている(笑)」方が…けっこういっぱいいるのですよね。
それでもまあ、だいたいは登れてしまうのですけど(笑)。


こんな感じで、なんとなく高尾山に登ったのをきっかけに、山登りの楽しさに気付いて、はまる方もけっこういるみたいですよね。

高尾山には本当にいろんなルートがあって、全くの登山初心者から、それなりに経験を積んだ中級者くらいまで、いろんな楽しみ方があるんですよね。
登山をしない人でも、ケーブルカーで登って薬王院にお参りしたり、ビアマウント(中腹にあるビヤガーデン)でビール飲めたり(笑)。
その懐の深さが、高尾山のいいところなのですよ。

人ごみの嫌いな私は「高尾山は、人が多いのが嫌だな…」と感じていたのですけど、今回はいつもと違うルートを通ったので、そこそこすいている場所もあって。なるほど、「高尾山は使いよう」だと思いました(笑)主人が高尾山が好きなわけもわかってきましたよ。


さて、話を戻しまして…
その女子3人組に、上から降りてきた年配女性が「がんばれ!若人たち!」と、話しかけていたのですが…、
その会話を聞いていたら…、その子たちは頂上に行くつもりのようなのですが、今、自分たちが登山の行程のどのへんを歩いているのか、さっぱり把握していないようだったのです。

なのでつい
「あの〜、登山マップとかは持ってないですか?」
と、声をかけてしまいました(笑)

だってそこはまだ全然最初のほうで…、登り始めてまだ10分くらいのところだったのですが、わりと飛ばして歩いていたから、すでに疲れていそうだったのです。そろそろ休もうか〜、とか言ってましたから。
でも、これから勾配がきつくなるし、1時間半以上登らないと、山頂には着かないのですよ。

案の定、彼女たちはマップをもっていなかったので…、私のマップを見せて
「まだ、このへんなんですよ、先は長いので…」と。
「あんまり最初から飛ばすとへばりますからね、のんびり行ったほうがいいですよ」
と、アドバイスしました(笑)。

「登山経験、長いんですか?」
「いやまだ、3年くらいですから、たいしたことないですよ。富士山は、登ってきましたけど…、」
「すご〜い、私たちとは全然レベルが違いますね〜」


と、そんな会話をして…、
「みなさん若いから大丈夫ですよ、がんばってくださいね〜」
と言い残して、先を進むことにしました。

(まだまだ、つづきます〜)

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2019年09月28日

高機能自閉症の長男が「普通以上」に成長するまで。(その10)中学2年…「通級」は、とても役に立ちました。(後編)

高機能自閉症の長男が「普通以上」に成長するまで。(その9)中学2年…「通級」は、とても役に立ちました。(中編) より、続いています。

長男が3年の時の、通級での「個別指導計画」の内容はこんな感じでした。(残念ながら、2年の時のものは残っていませんでした)
これを読むと、どういう課題があり、通級の中でいかに長男が成長したかが見てとれます。
【今年度の目標】
★自分の疲れや感情の起伏などを自己管理できるようになる
★気持ちが落ち込んだ時の対処法を身につける
★他者との比較で自分を追い詰めないように、気持ちを切り替える
★目標を定め、自分に合った進路を選択する

【後期の目標】
★どのような時にどのような感情、体調になるのかを客観的にとらえ、コントロールする
★気持ちが落ち込みそうな時は事前に回避する
★異性との適切な距離の取り方やかかわり方について学ぶ
★目標を早めに設定し、その達成に向け、毎日継続した学習をする
★中学卒業後の進路を決定し、結果を受け入れる

【指導内容】
★ストレス対処の方法を教え、ストレッチなど家庭でも実践できるようにする
★うまくいかない時に相談して解決できるように振り返りの時間を設け、対策を考えさせた
★他者視点を持ち、自分の言動を見直すことができるよう、説明をまじえながら理解させた
★校外学習では班長として班員をまとめ、リーダーシップを取る機会を設定した
★様々な情報の中から、自分の現状と照らし合わせて進学先を選べるように指導した

【所見および評価】
★ストレスや不安と戦いながら、受験を乗り越えました。悩みながらもさまざまな人に相談し、自分の意思で選択できたことが良かったです。
★通級では、先輩として後輩によく助言していました。勉強の仕方や学校生活の送り方など、自分の経験を交えて話してくれました。状況に応じた言動で、周囲の様子に合わせて調整している様子が見られました。
★友達関係や異性関係では、適切な距離の取り方やかかわり方をできるようにすることが大切です。
自分の想いが先行してしまうことがあるので、一方的なコミュニケーションにならないよう、確認を取りながら進めるようにしましょう。

長男は、通級に好きな女の子がいたようで、そのコミュニケーションで少々「やらかして」しまったようなのですが…。
それについても、先生から個別に指導をしてもらったようですよ…。(笑)


そして…ついこの間、長男に「通級に行ったことで、何が良かった?」と聞いたら、意外な答えが返ってきました。

「他人は思ったより自分のことを気にしていないんだ、ということがわかったこと」
なのだそうです。

「通級の子って、教室にいられなくなったりして別のところに行ってしまったりするんだけど…そういうのを見ている自分は、別に気にしてなかったから。俺も教室からいなくなったりしていたけど、クラスの人はそこまで気にしてないんだというのが、わかったんだよね」

あとは「通級のことを、在籍級の友達からどう思われるのかはちょっと不安だった」と。
長男の場合は、在籍級の友達にはきちんと説明したそうです。生徒によっては、クラスの子にそういうことを説明するのが抵抗があって、言わない子もいるようなのですけれども。


長男は通級がとても楽しかったようで、行く日をとても楽しみにしていました。
3年になると受験に専念するために通級に来なくなる子も多いようですが、長男は3年の2学期いっぱいまで、ほぼ毎週行っていました。

先日、娘の通級申し込みの関係で見学に行ってきたのですけど、その時に長男を見てくれたNJ先生に会いまして。
長男が今、大学進学の方向性も決まり、受験に対して前向きにがんばっている、という話をしたら、とても喜んでもらえました。

長男も、大学が決まったらNJ先生には報告に行かなければ、と言っていましたね。
(長男は今、AO受験中なんです…、9月の1次書類選考は通ったので、10月に2次試験があり、10月中旬には結果が出ます)

初めて通級に子供を入れようと考えて見学に来ていた他のお母さんも、長男の話を聞いて通級にだいぶいい印象を持ったみたいです。後日、通級担当の教育委員会の人から用事があって電話が来た時に、「いい体験談を聞かせていただいてありがとうございました」と、お礼を言われました(笑)。

通級は、本当に行かせてよかったと思っています。

通級ってどんなところなの?役に立つの?と、迷っている方の参考になれば幸いです。
しかし、それが実際にその子に役立つかどうかは、自治体の方針や、教えている先生の力や子供との相性にもだいぶ左右される気がしますので、通級に入れる前には見学、体験(子供)などをしたうえで考えるとよいかと思います。


さて、長男の2年の時の通知表の内容ですが…
★2学期
【学校から】

2学期は、クラスに親しい友人もでき、楽しそうに生活をすることができました。また、2学期から通い始めた通級にも楽しく通えています。この調子でがんばり、少しずつでも課題を克服していきましょう。ただ、提出物や整理整頓などで、だらしのない場面が見受けられました。今後、進路に向けての重要なプリントなどが配られるようになってきます。3学期は、持ち物の管理や整理整頓をきちんと行うようにしましょう。

【家庭から】
通級にはとても楽しく通っていたようです。生活面でもプラスになったことがいろいろありました。
学習のほうは1学期よりもよくなったようです。やはり安定して学校に通えているので、落ち着いて取り組めているのだと思います。

★3学期
【学校から】

進級おめでとうございます。学習面では、年間を通して頑張りが見られました。3年生でもこの調子で頑張り、自身が望む進路を実現してください。生活面では、進路についての不安もあってか、不安定な学期となってしまいました。ただ、その中でも前向きに頑張れる場面が出てくるなど、1年生の頃と比べ成長を感じることもできました。3年生では、今学期に比べてうまくできなかった部分を、工夫して改善していきましょう。

と、こんな感じで…、まだ不安定さを残しながらも、問題だらけだった1年の時に比べると、だいぶ改善されたことがわかります。

そして3年生では…、進路の不安はありつつも、学校生活はとても楽しいものになったようです。
その話は、また次回に。

最後に、本日の一枚です。
朝の空です。だんだん空気がクリアになってきましたよね。
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2019年09月27日

高機能自閉症の長男が「普通以上」に成長するまで。(その9)中学2年…「通級」は、とても役に立ちました。(中編)

高機能自閉症の長男が「普通以上」に成長するまで。(その8)中学2年…「通級」は、とても役に立ちました。(前編)  より、続いています。

まずは、本日の一枚です。
昨日に引き続き、朝の公園から。絹で作った真綿のような雲ですね。
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さて、本題です!

前回に引き続き、通級の授業内容についての説明です。
(長男が通っていた通級の内容です)

「作業」
調理実習、アイロンかけ、木工など。内容的には家庭科や技術ですが、生活力と高めるという意味と、手作業が上手くできるようになるための授業です。調理実習などは共同作業でもあるので、協調性をつける意味もあるのでしょう。

「感覚」
資料には、「認知特性について理解し、調整する力やボディーイメージを育てる」とありますが…これだけだと何のことやらですよね。
発達障害の子は、五感のどこかが鋭敏だったり(光をやたらまぶしいと感じたりとか)、鈍かったりすることが多いので、それを補うためのものなのでしょうか。

長男が実際に授業で行った内容の「指導記録」が残っているのですが、それでやっている「感覚」授業の内容は…

「リズム遊び@」
回りながら肩たたきとあります。(何を回るのか?実際はどうやるんでしょうか…)
相手にリズムを伝える。(二分音符、四分音符)
「リズム遊びA」
音や力の強弱をつける
リズムに乗ること
音や触った感じを表現する

とあります。Aのほうは、何で音を出していたのかはよくわかりませんが(^^;

同じ「感覚」の授業で、もうひとつ指導記録に書いてあったのは
「指の強化プログラム」というのがありました。
肩もみ、鉛筆あやつり競争、シンクロ文字ゲーム とあります。
「鉛筆あやつり競争」というのは、鉛筆で丁寧に文字を書いていたみたいですが、詳細は不明です。

こういうゲーム感覚の訓練はけっこう多かったようですね。

「SST」(ソーシャル・スキル・トレーニング)
資料には「コミュニケーションの力やソーシャルスキル、ライフスキルを育てるためにロールプレイや話し合い活動、発表活動を行う。」とありますけど、やたらカタカナで説明するのはやめてほしいですね(笑)

通級に来ている子は、人とのコミュニケーションに難がある子がほとんどなので、実際のコミュニケーションのやり方を教えたり実践したりする授業があるのです。

通級の最初は「自己紹介ゲーム」を必ずやるそうです。
自分の自己紹介の内容を、箇条書きで5つ作り、その中のひとつは「嘘」を書きます。
それを紹介された他の生徒が、質問をしながらどれが嘘なのかを見破るというものです。質疑応答があるから、普通の自己紹介をするより盛り上がるみたいですよ。


また「アンゲーム」というのもありまして…
いろんな質問が書かれているカードを引いて、その質問に対する答えをみんなの前で発表します。
「お休みの日は何をしていますか?」「友達とケンカしたときにどんな気持ちになりますか?」のような、いろんな質問があるようです。

このアンゲームをやるときの注意点として
「人の話をしっかり聴くこと」
「表情を見る、共感する、自分の意見を言ったり相手の意見を聞く」

ということが書かれていました。


あとは「職員室入退室練習」とか。
こういうのも苦手な子は苦手なので、少人数の場で練習できるのはいいですよね。

「自立」
自分の好きな本を紹介して、より多くの人にその本を読ませたいと思った人が「勝ち」となる「ビブリオバトル」をやっていました。
また、学校生活のルールについて考えて話し合ったりなどもあったようです。

「その他」
日常生活の中で自分の課題を意識し、自己管理できるようにする。得意なことや苦手なこと、特性などの自己理解を深める。学習上の困難を改善するための指導を行う。とあります。

長男の場合は、片付けが苦手だったので、どうして散らかってしまうのか、それがどうすれば改善できるのかなどを先生に相談しながらまとめて、それを家でも実践するように言われていたようです。
実際に改善策を実行できたのはごく一部でしたが(笑)、自分にどういう問題があるのかを把握したり、改善するときの考え方の道筋などを教えてもらうことは役立ったと思います。

あとは、苦手な教科の学習をするにあたって、どういう風に進めていったらいいかなどのアドバイスをもらったりもしていました。
入試が近くなってきた時期は、進路相談もありました。

この他にも、個人の課題に応じて、柔軟にいろんな指導をしてくれていたようです。

生活上の改善って、親に言われてもなかなか聞かない子でも、先生に言われたり、生徒同士で話し合ったりしたことだとすんなり聞いたりしますよね。そういうことも授業の内容にあるのがいいなと思いました。

長男も、他人(クラスメイトや友達)とのコミュニケーションには、それまではいろいろ難があったわけですけど、こうやってゲーム感覚でいろんなことを考えたり、人の意見を聞いたりしたことは、コミュニケーションの力をつけるのに大いに役立ったと思われます。

通級の話、次回に続きます!


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2019年09月26日

高機能自閉症の長男が「普通以上」に成長するまで。(その8)中学2年…「通級」は、とても役に立ちました。(前編)

高機能自閉症の長男が「普通以上」に成長するまで。(その7)中学1年の時の長男、問題噴出。 より、続いています。

まずは、本日の一枚です。
朝の、公園にて。朝晩は、空気が涼しくなってきましたね。
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さて、本題です!

中1の時は、問題行動が多くて大変だった長男ですが、中2になったら、少し落ち着いて学校に行けるようになりました。
中学では毎年クラス替えがあるのですが、仲の悪かった子とは一緒にならないように配慮してもらえたのかもしれません。

1学期の通知表にはこう書いてあります。
【学校から】
1年生の頃と比べ、気持ちに余裕もあらわれ、落ち着いた学校生活を過ごすことができました。ただ、週初めに休日の疲れから、学校を休んでしまうことが何度かありました。2学期以降、休日の過ごし方など工夫してみましょう。
生活面では、委員会活動で特に頑張りがみられました。また、学習面でも、5教科を中心によくできています。この調子でがんばりつつ、夏休みを利用して苦手な教科の復習を行っておくとよいでしょう。

【家庭から】
2年になってから、行きたくないという日が減り、それなりに平静に過ごせていたようです。定期テストも以前より良くなったので、この調子で過ごしてほしいです。

そして…たしか1年の終わりの頃だったと思いますが、療育センターの訓練の先生から
「”通級”に行ってはどうか」
と勧められました。

通級とはなにか、ご存じない方のために説明しますと…。
就学相談や就学時健診では問題ないと判断されたり、保護者の意志で通常の学級を選んだ子が、通常学級に在籍したまま、特別支援教育を受けることができる場を「通級学級」、そこに通うことを「通級」といいます。
通常の学級に入ったものの、上手く適応できない子が、その対象です。適応できないのは発達障害が原因のことが多いですが、必ずしも発達障害の診断を受ける必要はないようです。
在籍校に特別支援学級がない場合は、学区内の近隣校に「通級」します。

当市の場合は、特別支援教育を行っているのは
「知的障害学級」
「自閉症・情緒障害学級」
「情緒障害等通級指導学級」

の3種類の通級学級がありますが、「自閉症・情緒障害学級」「情緒障害等通級指導学級」は固定級(常にそこに通う)です。
長男が勧められたのは「情緒障害等通級指導学級」でした。

これは、入りたいといえばすぐに入れるわけではなく…申し込みをしてから実際に通うまでに、半年くらいかかります。
申し込みをすれば必ず行けるわけでもなく、「判定会議」というのがあって、本当に通う必要があるのかどうかを判断されます。
当市の場合は、前年度の2学期頃に申し込んでいれば1学期から、4月に申し込んだ場合は2学期からスタートします。

実は、うちの娘も今、あまり学校になじめてなくて…、通級に入れようと思って相談しているのですけど(^^;
それで知ったのですが、在籍校において、先生たちがそれなりの改善努力をして、それでも適応できない、という場合に許可が下りるものらしくて…、娘の場合は問題が出てきてからそんなに日も経っていないので、まだ先生たちに相談をしたばかりなのです。これから、スクールカウンセラーや担任の先生がいろいろ動いてくれるようなのですけど…。

長男の場合は、1年生の1年間、先生たちも努力してくれたという経緯があったので、わりとすんなり通級の許可は下りたようです。

正直私は、通級を勧められた時は「え〜、そんなの必要かな?」と思ったのです。
その時は、通級が実際にどういうことをやっているのかもよく知らなかったのですが…

正直なところ、私の中では通級って「知的障害がある子が来る場所」みたいなイメージがあったのです。(それは私の誤解だったのですが)
長男は知的な面では遅れはないですし、周囲と上手くいっていないとはいっても、そんなに非社交的なわけでもなく、性格も大人びた感じだったので、そういう学級の中で合うのかな?とか…、あんまり期待はしていなかったんですよね。

※長男の行っていた「情緒障害等通級指導学級」は知的な障害がなくて、コミュニケーション障害がある子が来るものなので、誤解なきようお願いいたします。(私も誤解してたのですけど)

というわけで…、長男は2年の2学期から、通級に通うことになりました。

通い方は何パターンかあるのですが、通常は毎週、決められた曜日だけ「通級」に行き、残りの日はもともとの在籍校で過ごします。
在籍校で行事などがある場合は、そちらを優先されます。

ただ、毎週同じ曜日に在籍校を抜けると、同じ授業だけ受けられなくなってしまうので…、その教科についてのフォローが必要なのですが、長男の場合は、そのあたりはビミョーにカバーできてなくて、その教科は成績が悪かったりもしました。
このあたりはもうちょっと在籍校でもフォローしてほしかったですね。


結論から言うと、この「通級」は、ものすごく役に立ちました。

長男の精神的成長の時期とちょうどマッチしていたからというのもあるのでしょうけど…、
通級の先生たちのスキルも、子供たちに対する姿勢も、情熱も素晴らしく、かなりいろんな面でのフォローをしてもらえました。
長男を主に見てくれたのは、若い女性のNJ先生という方でしたが…NJ先生なくして、今の長男はいない、と言ってもいいかと思います。長男は今でも毎年年賀状を出していますよ。


で…、通級って実際、何をやっているのか?と言いますと…
私は長男の通った教室しか知らないので、そこの話なのですが…。

まず、一クラスの人数は、数名程度です。多くても10名くらいですね。
その年の在籍状況にもよるようですが、各学年をミックスしたクラスになっていることが多いようです。


授業内容としては…

まずは「朝の脳活」「朝の会」があります。朝の会は、生徒が交代で、司会を務めるそうです。
こういう学級に来るような子は、人前で司会をやるのは苦手な子が多いのですが、少人数でそういう事に慣れさせるのが目的です。


それから「運動」の授業です。
これはいわゆる「体育」なのですけど…発達障害の子は運動が不器用な子が多く、体育が苦手だという子がけっこういるからなのでしょう。

普通、学校の体育の授業というのは、体育の先生ひとりで、クラスの何十人かの生徒を見るわけなので…あまり細かい個別指導はありませんよね。運動が苦手な子はついていけなくて、疎外感を感じることも多いかと思います。

私が先日、見学したのは、バスケの授業だったのですが…、
メインで教える先生がひとり、フォローする先生が一人。
生徒は男子3人でした。1年、2年、3年の子がそれぞれいたようです。
まずは、ストレッチからはじめます。

そして次は実際にボールを使って、ドリブルの仕方から丁寧に教えて、それを反復して何度もやらせます。
手首の使い方、右手から左手へのボールの移動の仕方、歩きながら、走りながら、など、いろんなパターンでやらせます。

それができたら、今度はパスの練習です。
生徒は3人だったので、2人がパスをしあって、1人がそれからボールを奪う役割です。
パスをする場合、ボールを持っている子は3歩しか動けないので、ボールを受ける側が素早く移動する必要があること。そして、ボールを投げたらすぐ、次にパスを受けられる場所に移動すること、などを丁寧に教えます。
ボールを奪う側の子は、ボールを持っている人にできるだけ近づいて、妨害をするのが効果があるということも教えていました。

そしてシュート。
ゴールの向きに「しっかり膝を向けて」ボールを投げるように教えて、落ちてきたボールを素早くキャッチして、またシュート、というのを何度もやらせていました。

最初は全然パスができていなかった生徒たちが、わずか1時間の授業で、みるみるうちに上達していくのが見てとれて
「凄いな。こうやって教えれば、運動が苦手な子でもできるようになるんだ」
と、感心しました。
これだけできるようになれば、在籍級の体育でもそれなりについていけるようになるだろうな、と思いました。


そして「運動が苦手」「周囲とのコミュニケーションが苦手」な子たちの、大きな難関である「体育祭」というイベントについても…体育祭の前には、実際に学校の競技でやるような内容(ムカデ競争とか、大縄跳びとか)を練習するそうです。
クラスや学年での全体練習では、なかなか細かいコツなんて教えてもらえませんからね。
「自分がクラスの足を引っ張っている」
というのは、非常に嫌なことでしょうから…、この授業は、通級の生徒たちに非常に好評なんだそうですよ。

長男も運動が苦手なタイプだったのですが、通級の指導のおかげで「運動=苦手感」がだいぶ減って、コンプレックスが薄まったようでしたよね。


通級の話、まだだいぶ長くなりそうなので…
次に、続きます!

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posted by はなずきん at 10:37 | Comment(0) | 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする