2019年08月02日

家族で八ヶ岳(天狗岳)。今までで一番ハードな登山でした!(その1)しらびそ小屋に行きたくて。

私は昨日まで、家族で八ヶ岳(天狗岳)に行っていました。
我が家の家族が行った中では、今回が一番ハードな登山だったのですが…
その、盛りだくさんの2日間をお伝えしたいと思います(笑)

そもそもなぜ、今回行き先に八ヶ岳を選んだのかと言いますと。
「山登りはじめました」という漫画を気に入って登山にはまった娘(中1)が…

「これに書いてある”しらびそ小屋”に泊まりたい」
と、言い出したからなのです。

山登りはじめました2いくぞ!屋久島編 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)
山登りはじめました2いくぞ!屋久島編 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)

娘はこのしらびそ小屋の、メルヘンな雰囲気が気に入ったようなのです。
「登山女子が行きたい山小屋」としてよくあげられる、女子心そそられる山小屋らしい、のですが…。


池の湖畔、静かな森の中に立つアットホームな山小屋で、窓辺にはリスや鳥が来て。
朝食にはサラダとゆで卵とソーセージと、自家製ジャム付きの「厚切りトースト」が出るという。


この「厚切りトースト」と「リスが来る」のが、娘的にはツボだったようです。
※「厚切りトースト」朝食は、通常の朝食とは別メニューで、予約しないと食べられませんのでご注意を。

ちなみに、娘は昔からリスが大好きで…
我が家からそう遠くないところにある「町田リス園」がお気に入りで、未就学児の頃から良く行っていました。ここは、放し飼いをしているリスに、直接餌をあげられるのです。

だから私は娘の幼稚園グッズを作る時に…、全部「リスのモチーフ」で作ったり、リスのグッズを買って揃えたりしました。
モチーフがウサギとかだと、よその子とかぶりそうですが、リスならかぶらないだろう、という考えもありまして。
上の男の子2人の時もけっこう幼稚園グッズには凝りましたが、娘は唯一の女の子だけに、それ以上にグッズ作りには気合い入れましたよ〜。

なんか懐かしいですよ!この写真。もう、こんな裁縫なんてできないですね〜(^^;
RIMG2463-2.jpg

それで、この「しらびそ小屋」が立っているのが、長野県にある八ヶ岳の中の「天狗岳」のふもとなのです。

ところで「八ヶ岳の中の天狗岳」って…
えっ、「八ヶ岳」という山があるんじゃないの?と思われた方への説明ですが…。

「八ヶ岳」というのは、いくつかの山の総称なのです。しかも8つではなくて、もっとたくさんあります。
さらにややこしいことに「北八ヶ岳」「南八ヶ岳」とがありまして…。

今回、私たちが行った「天狗岳」は、北八ヶ岳のひとつなのです。
そしてさらに!ややこしいのは、天狗岳というのは「双耳峰」という、ふたつの同じくらいの高さの山頂(東天狗岳と、西天狗岳)がある山なのです。


そして、私たち家族が、富士山以外の高山に行くのはこれが初めてのことです。山小屋に泊まるのも、富士山以外では初めてなのです。
西天狗岳の山頂の標高は2646m。富士山の吉田口ルートで言うと、六合目と七合目の間くらいの標高です。
空気が薄いのには違いないので、登山中は少し苦しいでしょうが、高山病にはならないでしょうね。

しかしまず、プランニングの段階で苦労しました。
車で行ったら、登ったところに必ず降りてこないといけませんが…かといって、電車ではアクセスがけっこう大変な場所です。大人料金の家族4人だと、電車のほうが明らかに高くなりますし。

しらびそ小屋のあるほうから天狗岳に登ろうとすると、すごくロングコースになってしまい、低山しか行ったことのない我が家のメンツで歩き通せるようなコースタイムではなかったのです。
駐車場のある場所や、登るのにかかる時間、などいろんなことを考えあわせて、今回はこんなコースを計画しました。

【一日目】
@早朝に家を出て「唐沢鉱泉」に駐車
A第一展望台、第二展望台を経て、西天狗岳と東天狗岳に登頂
B天狗の奥庭経由で、黒百合ヒュッテ(山小屋)に寄り、トイレ休憩(出発地点からここまでトイレは全くありません)
C中山峠を経て、みどり池湖畔の「しらびそ小屋」で宿泊

【二日目】
@しらびそ小屋で朝食を食べて出発
A中山峠、黒百合ヒュッテ、唐沢鉱泉分岐を経て、唐沢鉱泉に戻る
B唐沢鉱泉で温泉に入り、帰宅

天狗岳当初計画.jpg


しかし、ですよ。
私たちは「しらびそ小屋」まで行くことができなかったのです!
コースが長くてかなりハードな道だったうえに、いろいろな理由でだいぶ遅れてしまいまして(^^;
途中の「黒百合ヒュッテ」に泊まることに、急遽変更したのでした…。

結果的には、だいぶ登山計画の読みが甘かったということですね、今回は…、
初の「家族で高山ロングコース」だったわけですが、日帰りの低山とは違い、
「ちょっとのずれ」が蓄積してだんだん大きくなってくると、時間の取り返しがつかなくなる、
ということが良くわかりました(^^;

我が家は事前の登山計画は、けっこう細かいことまでシミュレーションしているほうだと思うのですが…、
まだ登山を始めて3年ですし、登った山も多くはないし。
メンバーのそれぞれがどのくらいの「登山力」があるのか未知数な部分もあり。
まだまだ、経験が足りなかったというところですね(^^;


さて、では実際の登山の様子を〜。
実際はこんな行程になりました。青字のところが、変更になった部分です。

【一日目】
@早朝に家を出て「唐沢鉱泉」に駐車
A第一展望台、第二展望台を経て、西天狗岳と東天狗岳に登頂
B中山峠経由で、黒百合ヒュッテ(山小屋)に寄って、宿泊

天狗岳1日目.jpg

私たちが、車で家を出たのは早朝、3時30分。本当は3時の予定だったのですが、準備に手間取って遅れてしまいました。セブンイレブンで、朝食と昼食を買い出して、中央高速道の「諏訪南IC」を目指します。

今回の登山コースからは、全く富士山が見えない(手前にある硫黄岳が隠してしまって見えないのです)ということがわかっていたので。
私は、どこか富士山が見えるところがないか、かなり調べたのですが…、我が家の予定コースよりもう少し北に行けば見られるのですけど、そんなところまで行く余裕はなさそうでした。
なので、中央高速から富士山が見えないかな…と、期待していたのですが…
そのあたりを通った時はかなり曇ってて、全然見えませんでした!!(涙)

そして諏訪南ICの直前、八ヶ岳SAで休憩したのですが…
その時はわりと曇っていて、SAから見えるはずの八ヶ岳は見えませんでした。
でも、雲間から日の出?が見えたのです。(実際の日の出からは、もう1時間くらい経っていましたが…)

IMG_7465_1.JPG

高速道路を諏訪南ICで降りて、唐沢鉱泉に向かいます。
その途中…目の前に「南八ヶ岳」がものすごく神々しく見えたのです。
うわー…、これ↓、すごくかっこよくないですか!!(興奮)

IMG_7474_1.JPG

写真だと、ちょっとわかりづらいのですが…、(クリックして拡大して見てほしいです!)
いくつも連なる山々の稜線に、うっすらと雲がかかり、そこが光っていて。
雲間を通して差してくる陽の光が線となって見えて、まるで神様が降りてきているかのような…光景でした。


あらためて見ると、八ヶ岳ってかなりの高さなんですよね。
私たちがふだん自宅の近くから見ている山って、丹沢とか山梨のほうの山なんですけど…ここまでの高さはないので、スケール感が違いますね〜。

唐沢鉱泉への道は、一部未舗装道路で。
15分くらい、ガタガタした道を走りました(^^;
IMG_7477_1.JPG

そして、朝7時に唐沢鉱泉に着きました。
駐車場がすぐいっぱいになってしまう、という話をネットで見ていたので、停められるかどうか心配でしたが…
私たちが着いた時はまだ余裕がありました。
IMG_7479_1.JPG

娘(中1)と、次男(高1)の装備。
子供たち用には1泊用のリュックがなかったので、日帰り用のリュックに荷物をぎゅうぎゅうに入れました(笑)
IMG_7489_1.JPG

これが唐沢鉱泉の温泉宿です。宿泊も、日帰り入浴もできます。
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ここで最終装備を整え、トイレに行って、さあ出発です!


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posted by はなずきん at 14:50 | Comment(0) | 登山&トレッキング記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする