2019年07月01日

母だけの剣道日誌(74)社会人剣道サークル「Kent」参加!(その4)Kentとケンプラのあいだ

母だけの剣道日誌(73)社会人剣道サークル「Kent」参加!(その3)地稽古と懇親会  より続いています。

懇親会では、Kentのスタッフの方(この日のとりまとめをしていた方)に、「なぜKentを立ち上げたのか」という話をお伺いしました。
本来の主催者の方は、最近お子さんが生まれたばかりとかで、しばらくいらしていないそうです。


「Kentを立ち上げたのは、ごく単純な動機で…
僕はリバ剣なんですけど、ひさしぶりに剣道を始めたいと思った時に、”先生に教わるのがめんどくさい”、でも稽古はしたい、と思ったからですよ」


「私は、今回はじめて稽古に参加して、思っていたよりレベルが高いと思ったんですけど…”ケンプラを卒業した方が、Kentに来る”という想定なのですか?」

「そうですよ。ただ、Kentからこちらに来てくれる方が、あんまりいないんですよね。ずっとKentのほうにいる方も多くて」

「それは、ほぼ基本稽古だけの会から、いきなりこちらに来たら、怖いと感じるからではないですか?
kentに参加されている方は、ほぼリバ剣の方みたいですし、二段くらいの方がほぼいないですよね。私は、ケンプラとKentの間には、”一段”くらいの溝があるのではないかと感じますが…。

初心者スタートの人って、初段を合格してから、二段を過ぎるくらいまでは、地稽古のやり方もよくわからないんですよね。
そのへんは、同レベルの人とやっているだけでは技術が身に付かないと思うので、「ケンプラとKentの中間レベルの稽古」が必要なのではないかと私は思いますが。」

「それはつまり、そのあたりのことは”先生”に教わったほうがいい、ということですか?」

「…う〜ん…、そうですね、そういうことになりますかね?」

「でも、それは僕たちなんかに聞いてもらったら、ちゃんと教えますよ?」

「いや、初心者スタートの人は、何がわからないのかもわからないので。
自分で誰かに聞いて教わる、というよりは、ある程度基本的なレクチャーを先に受けたほうがいいと思っているのですが…。」

とまあ、こんな感じの会話をしたのですが…
いまひとつ、私の言いたかったことは、Kentの方には伝わらなかったように思いました。


こう書いては失礼かもしれないですが、
「子供や学生の時に、基本を身に着けてしまったリバ剣の方には、初心者スタートの人がつまづくところはわからないのかもしれない」
というのが、今回参加してみての、私の正直な印象です。

「自分からお願いして地稽古」なんてのも、二段くらいまでの人には、精神的なハードルがけっこう高いと思うのですが、そんなところで尻込みしてしまう気持ちもあんまりわかってもらえないのかな〜と…。


私がちょっと前に挫折しそうになったことからわかるように、二段〜三段あたりは、それまでとはレベルが変わってくるんですよね。
基本をしっかり身に着けたうえで、機会を狙って打てるようにならないといけないし、対峙した時の剣先のやりとりの技なども覚えなければなりません。

私はN先生にいろんなレクチャーを受けてきたので、そういう理論的な知識はあって。
ただ、それが実際の自分の動きに結びついていなかっただけなのですが。
N先生のような理論的なことを、大人初心者に教えていない会も多いのではないかと思っています。

それなりの身体能力があって、カンがいい人は「なんとなく」身に着けていくようなことも、私みたいな鈍いのは「まず頭で理解しないと」できないわけで。
それに加えて、自分の体がそれに合わせて動けるような改善もしていかなければならないわけです。
週に何回かの稽古をただ重ねていくだけでは、どうしても補えないものがあったんだな、というのが、現在の私の実感なのです。


だから、二段〜三段くらいから上へのステップアップをするのには、こういう「自主サークル」ではちょっと難しいのではないかな…と私は感じたのでした。
特に初心者スタートの人は、三段くらいまでは”先生”について教わらなければならないことが多いのではないかと思います。

「なんとなく必要なことを身に着けていく」
のではなく、
「この段階ではこういう稽古をする」
というカリキュラムは、大人スタートの初心者には必要ではないかと思うのです。


ただでさえ、剣道は教わる人によって、全然言う事が違ったりするので…
大人から始めた人は、ある程度「筋」を通して教わることが必要なのではないかとも思いました。


今回、私は「自分はここでは一番下のほうだけど、なんとかついていけてる」感じがしたのですが…
1年前の私だったら、「レベルが高くてついていけない。つまらない」と、思ってしまったかもしれません。

「初心者でもなく、かといってまだ”剣道らしいこと”がきちんとできるようにもなっていない」
というのが、二段〜三段手前あたりではないかと思うのですが…
このあたりを越えるのが「初心者スタートで、鈍い人」には難しい、というのが私の実感なのですが、果たしてそのことがどれほど、剣道を教えている側の人に理解されているのか。


Kentに参加して感じたのは。
「上下関係のない剣道サークル」のコンセプトはとても良いと思いました。
リバ剣の方が気軽に剣道をする場所としては、非常に良いのではないかと。


ただ、やっぱり「リバ剣中心」であって、初心者スタートの、特に女性からは、ちょっとハードルが高い感じがしたのです。

そういう人が参加して「合わない」と思ったら、たぶんもう来ないわけで。
私みたいに「ちょっとレベルが合わないな」と思っても、懇親会に出る人、なんてたぶんいないと思うんです。
下手なくせに剣道の話に食いついてくる女性、なんてのも、ほぼいないでしょうし(笑)

本当はそういう「来なくなってしまう人」の意見こそ、大事なのではないか、と思うのです。
これはKentに限ったことではなく、どこの剣道団体についても言えることなのかもしれないですが…。

そういう部分を汲み取ってくれるような剣道団体というのが…
探せば、どこかにあるのでしょうか…?


さて次は、ケンプラのほうに参加してきたいと思っています!


「母だけの剣道日誌(74)社会人剣道サークル「Kent」参加!」の話は、これで終わりです。

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posted by はなずきん at 15:50 | Comment(0) | 母だけの剣道1(三段まで) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする