2019年06月11日

母だけの剣道日誌(61)ある日曜の稽古(前編)初めての、幼児指導。

日曜日。待ちに待った、稽古日です。

日曜日は我が家の子供の学校がないので、私にとって、唯一、少しだけゆっくり寝られる日なのですが。
高校生がふたりいると、毎週どちらかが土曜授業があったりして…、土曜日も早起きしなければならないのです。どっちも都立なのに、なんで授業日がずれてるのでしょうか〜(涙)

いつも平日は朝5時半に起きていますが、日曜は7時くらいまで寝ることにしています。でも、稽古が楽しみだからなのか、この日は早く目が覚めてしまいました…。

今年の4月から、稽古開始時間が30分遅くなったのですが…
以前と同じ時間に準備が終わってしまい、
「早く行きたいのにな〜」
と家でジタジタしていました(笑)。早く行っても、体育館は使えないのです。体育館を使えるなら一人で練習するのに〜。

それでもちょっと早く出てしまい、少し早めに着きましたが、体育館は空いていました。学校の管理人室で「使用報告書」という書類を受け取って…
私が、体育館へ一番乗りですね!

体育館の入り口の扉をあけて…でっかい声
「お願いしまーす!」
と言って、入りました。

いつもはそんなに大きな声は出さないのですが…誰もいないからいいだろうと思いまして。私、一番乗りの時は、たまに気合声の練習をしたりしています(笑)

ああ、なんか、警察時代を思い出すなあ。
いつもの体育館なのに、そう思うのは…あの頃と「やる気」のベクトルが似ているからでしょうか?

あの頃は、子供ふたりと一緒に行っていたけれど。
まだ電気のついていない、シーンとした道場の雰囲気が好きで「一番乗りって、なんか得した気分」って思ってたっけ。


体育館の電気をつけて。
子供が使う、打ち込み用の竹刀や木刀を出して。窓や扉をあけて。
なんか、いつも会場準備は私がやってる気がしますが(当番はなく、来た人が順次やることになっています)、この日はそれが全然、苦には感じませんでした。

2Fの窓を開けている時、小学6年生の男の子がひとりやってきました。
私が書類の準備をしていたら、モップをかけてくれました。


この日に稽古に来た子供は、小学生ひとり中学生ひとり。あと、幼児2名がやってきましたが…
いつも幼児を見ている、初心者指導担当の「ママ先生」IZさんが、体調不良で、急遽お休みになってしまったのです。

小学生の2級以下の審査会が市剣連であったので、小学生も一人審査に行っていて。
その審査員をやるのでSZ先生も来ていませんでした。
先生の中では、稽古出席率No.1のSG先生は「ジジバババスツアー稽古会」(読みづらいですね(笑))に行っていて、いませんでした。
つまり…、この日の子供稽古は、指導者が、SN先生ひとりだけだったのです。

なので…急遽、私と、先日初段を取ったママ剣士のTHさんの二人で、幼児ふたりを見ることになりました。
年長さんの男の子HK君と、女の子KHちゃんのふたりは、保育園の同級生同士なのです。


今まで幼児の指導は、ほぼ「ママ先生」IZさんひとりでやっていましたので、私は、このふたりの稽古の相手をしたことはありませんでした。
IZさんが指導しているのを横目で見てはいたので、だいたいどういうことをしているのかは知っていましたが…。

なにぶん、相手は幼児なので「剣道」というよりは「遊び」に近い内容の稽古です。そうでないと、すぐ飽きてしまいますから。やっている内容としては、剣道の先生というよりは、保育園の先生…のほうが近いですよね(笑)。
当会は、以前は「幼児には剣道は教えられない」と対象外にしていたのですが、ここまで子供が減ってしまった今、そこから確保しないといけないような状況でして。

ところで。
私はちょっと前に…もうやめてしまった、小学生の女の子の稽古相手をさせられたことがあったのですが、なかなか難しい子だったので、全然言うことを聞いてもらえませんでした。
当時は、三段に合格したら、当会の(初心者指導の)先生をやるつもりでいたので、
「私、こんな子を教えることができるのだろうか?」
と、すごく自信をなくしたのですよね。

それでも、子供を教えるのに慣れていこうと思っていましたが…結局その子はやめてしまったので、私が初心者指導に駆り出されることもなかったのです。
その少し後に、当時は年中だったHK君が入ってきました。
HK君は、最初はIZさんの言うことすらなかなか聞かなくて、稽古中でも跳び箱に登ったり、床にごろごろしたりで、何しに来てるんだか、みたいな状態がしばらく続いていました。それでも、IZさんはなんとか指導していましたが。

それを見ていて、私には、幼児の指導なんて向いてないだろうな…、と思っていました。
私は、小学生くらいの子供の相手をするのはけっこう好きなんですが、それ以下は…、微妙に苦手なんですよね。私よりも、THさんのほうが幼児の扱いが上手です(^^;

私もいちおう三児の母なんで、ただ一緒に遊ぶならできますけど…、
「こちらの言うことを聞かせて、何かをやらせる」
というのはけっこう難易度が高いのですよねえ。


しかしこの日はSN先生以外、他に誰も先生(というか大人)はいなかったので、そんなことを言っている場合ではありません。
THさんと一緒に、IZさんのやっていた稽古の見よう見まねで、幼児2人に
「竹刀を構えて、すり足をさせる」
というのをやらせていました。

年中さんの頃は、稽古中にもすぐどこかに行ってしまったり、寝っ転がっていたHK君ですが、今は年長さんなので、いちおう稽古する場所に立ってはいます。
前は、幼児はHK君ひとりだけだったので、好き放題していたのですが…
お友達のKHちゃんが来るようになってからは、ちょっとライバル意識?仲間意識?が芽生えたのか、前よりは真面目にやっている感じなのです。

でも、HK君に竹刀を持たせると、なぜか銃みたいに構えて「ドン!」とかやってます(笑)
「それ、銃じゃないから!刀だから!(笑)」
と言って構えさせて、私も竹刀を持って相対します。

すり足をすると、竹刀を持つ手がかなりフラフラしていたので
「ほら!敵に刀を向けないと。敵はこっちだよ!」
と言いながら、体育館の端から端まで何往復かすり足をしました。

その次には「ソフト警棒を持たせて、打ち込み用竹刀に向かって面を打たせる」というのもやりました。
HK君は中段の構えをしないで、最初から頭上に振りかぶって面を打とうとするので、
「お腹の前で刀を構えるんだよ!」
と、注意しながらやらせました。でも、半分以上は振りかぶったまま打ってましたけど(笑)。

いっぽう、KHちゃんは…わりと、教わった通りに中段に構えて、振りかぶって、面を打ってます。こういう基本中の基本、みたいなのは、女の子のほうが覚えが早かったりするんですよね。
(その後、防具をつけるようになってくると、女の子はなかなか続かないのですけどね…、)

ちょっと上手くできたら
「おっ、いいね!今の、80点だよ!」
などと持ち上げて、飽きさせないようにしたり。

うん、まあまあ、私の言うことを聞いてやってくれてるよね?

そうこうしている間に、幼児指導の時間は終わりました。
幼児は集中力が続かないので、小中学生より早く終わります。
最後に幼児ふたりと私とTHさんで、いちおう正座をして、礼をして、終わりとなりました。

今日は…。
私が心配していたよりは楽しく、指導っぽくできた…かもしれない。



HK君が帰る時に…HK君が、THさんに「ハイタッチ」をしにきました。
そして、後ろにいた私のところにも来て…「ハイタッチ」を、してくれました。

今日は私とTHさんが「先生」だと、思ってもらえたのかな。

「今日はがんばったね!また来週も来てね!」
と言ったら、ニコニコしてバイバイしてくれました。

HK君に言うこと聞かせるのは難しそうだけど…まあ、カワイイよね。(笑)
そう思えるようになれば、もうちょっと上手く指導できるかもなあ。

私には、ちょっと苦手意識のあった、幼児指導ですが…
今日は、それらしいことが、できたかも。

と、少し、ほっとしました。

SN先生が
「これからも、IZさんが休みの時もあるかもしれないから、これから二人には幼児指導も覚えてもらわないとね」
と、言っていました。

(後編、大人稽古に続きます!)

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posted by はなずきん at 00:20 | Comment(6) | 母だけの剣道1(三段に向かって) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする