この記事、実は「はなずきん、剣道やめるってよ(その4)」を2分割した後半となります。(すでに掲載した内容です)
あまりにも記事が長すぎることに、投稿してから気づいたので、2つに分けることにしました。
それとは別の話ですが…
昨年のとある役員さんは、子供が足を痛めて長期間稽古を休んでいたこともあり、親もほとんど稽古に来てなくて、役員の仕事もほとんどしていませんでした。役員がやるべき仕事を、私が肩代わりしたことも何度もあります。
子供が減って活気がなくなっていた当会のテンションをさらに下げて、「保護者による運営はもう無理」だという空気に決定的になってしまったのは、この代の役員さんたちのせいだと言ってもいいでしょう。
でもそれは「子供も来れないし、仕事が忙しいからしかたない」ということで、先生にも黙認されていたようでした。
でも、本人がわざわざ立候補して役員になった人なのに、そんなのアリなんでしょうか?
役員就任当初は
「この会の子供はあまり挨拶しないのにびっくりした。ちゃんとさせるようにしたい」
とか言ってなんだか張り切ってたのに…
(あいさつさせるのはいいことですが、それは役員の仕事ではないと思いましたけどね)
そしてお母さんが妊娠したから送り迎えができなくなった、と言って、任期途中で子供を市内の他の剣道団体(バスの送り迎えがある)に移籍させてしまいました。
役員の仕事はいちおう任期の終わりまでやっていましたが、任期最後の総会でも、役員としてほとんど仕事をしていなかったことや、子供が移籍したことについて、みんなに全くあいさつはありませんでした。
子供が移籍する事情はしょうがないにしても、子供が減って困っている会から離れることや、今まで子供がみんなに世話になっていたことについて、一言もないのか!?と私は非常にびっくりしたのですが…
誰もそのことについて、本人がいないところでも文句を言っている人はいなかったのです。もしかして、私のいないところではそういう話はあったのかもしれませんが…。
当会では、そういう不義理は許されてしまうんだ、ということに本当にびっくりしました。
ここでは、きちんと仕事をやらない人は黙認されて。
きちんとやろうとするほうが、注意されるのか。
そんなことがいろいろあり…
そして、昨年から今年にかけて特に
「私はいろいろやっているわりには、ちっとも頼られてないのかも」
と感じて、この会の体質は私には私に合わないんだなと思っていました。
私と似たような立場(役員経験者で自分で稽古をしていて、先生ではない)の人は、もうほとんどいないですから、愚痴も言うことができません。表面的には親しく話している人はたくさんいますが、こういう本音を言えるような付き合いの人はいなかったので…ここ数年、私は「孤独」でした。
そもそも、私ほど参加している人はほぼいないので、他の人は現状を把握できておらず、悩みを誰かと共有することもできなかったのです。
それでも、剣道が好きだしやりたいから、ということでその部分は我慢していたのですが…
「剣道が好き」という部分がゆらいでしまったら、もうその我慢は…。
ところで…
いつ、会の人に自分が辞めることを言おうかな…といろいろ考えていたのですが、三段に受かるまでは会の人には言わないでおこうと思いました。先に辞めると宣言しておいて、審査を落ちたらかっこ悪すぎますから(^^;
辞めるという時に「剣道がしんどい」という理由を言うと、「いや、もうちょっとやったらよくなる」とか引き留められそうな気もしたので、「家庭の都合で」…とか言おうかな…とも考えたのですが、そうすると「じゃあ、それが解決したら戻ってくるよね」とか言われそうな気もして…
そう言われても、適当に話を合わせてやめてしまって、その後来なければいいのかもしれませんが…私は嘘をつくのが苦手ですし、きちんとみんなにお礼を言ってやめたいので「剣道をやりたくなくなった」という気持ちは話したほうがいいかなと思っています。
でも、会の運営に対する不満については…
言ってもどうにもならないでしょうから、自分の心の中にしまっておくつもりですが。
このブログの(その1)の冒頭で、「会の人にはひとりを除いてやめることを言ってない」と書きましたが、そのひとりというのは…「神戸のおばちゃん」KDさんです。
身体的な問題や家庭の事情で、半年くらい稽古をお休みしていたKDさんから、先日電話がかかってきたのです。
「今日、ひさしぶりに稽古に行くけど、はなずきんさんはいますか?」
という用事だったのですが、その電話で
「はなずきんさんは稽古続けて偉いわ〜」とか「ほんとがんばっててスゴイです」
などと何度も言うので、あんまり期待されても困るなあ…と思い…
私が剣道を辞めようと思っていることを伝えたのです。
KDさんは以前から、稽古によく来ている時期もあれば、いろんな事情で長期間休んでいる時もよくあり…
運営側からも距離があるので、KDさんには剣道をやめることや、その理由を話してもいいかなと思ったのです。
KDさんはものすごくびっくりしたようで、いろいろ聞かれました。
「はなずきんさんが行かないなら、私ももう行きませんよ!」
と言ってたり…
言ってることとやってることがけっこう違うKDさんなので、そう言いながらも行きそうな気もしますけど(笑)
KDさんはなんでか私のことを頼りにしてくれていたので、いなくなるのは申し訳ないな〜とは思っていますが…
でも、KDさんもいない時のほうが多いですし。
他にも、何人かの方には、ここまで教えてもらってやめることは本当に申し訳ないな、と思う気持ちがあります。
私と「ほぼ同期」で一緒に役員をしていて、引っ越しでいったんやめてしまったけど、最近復活して仕事帰りに時々稽古に来てくれるSWさん。
私のできていないところを、いつもわかりやすく教えてくれて、それを直すような稽古をつけてくれたSZ先生。
先生方の中では、唯一きっちり時間を守っていて、いつも気さくにいろんなことを教えてくれる「壮年剣士」SG先生。
私が入った時から、私のことをずっと気にかけて、来るたびに声をかけてくれていた、元会長。
ただ口で注意するだけでなく、実際にどうやればいいのかをわかりやすく、時間を割いて直接教えてくれたSZ先生との稽古はいつも楽しかったし、今でも楽しいと感じます。SZ先生やSG先生からだけ剣道を教えてもらえるのなら、今感じているほど嫌にはならなかったかもしれません。
あらためて考えてみると、会の中で合わないと感じているのはほんの数人で、その他の人はほとんど好きなのですが。
決定権のある方がその「数人」だったりします。
あまりにもいろんなことが適当で、その場しのぎのことが多いのです。
ここの会ではこれが「普通」のようですが…
同じ「ボランティア」であるPTAなどと比べても、相当ざっくりしていると感じています。
剣道は私にとって仕事でもなければ部活ですらなく、ただの趣味なのです。
剣道をやることも、会にいることも、しんどいと感じるのなら続ける理由はありません。
「剣友」たちと一緒に剣道をしているのは楽しいことでしたが、会を離れたところでの付き合いはなかったので…。私が剣道を離れてしまったら、あんまり話す機会もないだろうと思っています。
(まだ続きます〜)
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