2019年05月18日

母だけの剣道日誌(37)はなずきん、剣道やめるってよ(その2)私は武道には向いていない…とわかってしまったから。

母だけの剣道日誌(36)はなずきん、剣道やめるってよ(その1)きっかけは、ある日の試合稽古でした。 より続いています。

できる範囲内で精一杯努力しているのに、なかなか上達できない。
それなのに、上を目指せと言われ続けることが、辛いのです。
剣道では、常に「勝てるようになるためのアドバイス」をもらい続けるわけで…

剣道では、毎回稽古の終わりに、先生のところに言って挨拶をしますよね。
これも、私が嫌になる原因のひとつだったのだと思います。

私はいまだに「なかなか一本が取れない」ので、「ほめられる」とか「できていると言われる」ことよりも、圧倒的に「ここができてない」「こうしたほうがいい」と言われることのほうが多いのです。

注意するにしてもいろいろ言葉を選んでくださっている先生も多いですし、ほめてもらえることもたまにはありますが…それも、わざわざ「ほめるところを探してほめてくれてる」感じがするのですよ。
「前よりも上手くなっている」というだけで、「剣道としてきちんとできている」という評価ではない。それは、言われなくても自分が一番よくわかっています。

自分ができていないのはわかっているのに、そんなことをわざわざ、聞きに行かなければならないのです。そのたびに、がっくりしていたのは確かです。

それでも、今までは
「それでも、剣道をやっていると楽しいから」
「続けていればもうちょっと上達するだろうから」
と思っていましたが…

剣道の一番の「要」である「一本」がなかなか取れるようにならない。
似たようなレベルの人は周囲にほとんどいなくて…後から始めた人にもあっさりと追い抜かれてしまう、となっては。

いくら剣道バカな私でも
「もう、楽しいとは思えなくなってしまった」
のです。



剣道を始める前や、始めたばかりの頃は…私はもうちょっと「戦いに向いている」と思っていました。
決して気が弱いわけではないし、武士の戦いにも興味があるし、戦いを楽しいと感じていたから。

でも、楽しい=勝てる、というわけでは、ないんですよね。
1対1のぶつかり合いである、剣道で、勝てるかどうかは…
「勝ちたい」という気持ちと、気力と、身体的能力(反射能力含む)にかかっているのだ、ということを痛感してきました。

私がなかなか上達しないのは、身体の使い方が下手で、思うように動かないから、というのが一番大きいと思いますが、いざ立ち合いとなった時の「気力」や「集中力」も、足りていないのは確かです。

負けてもさほど、悔しくない。
なにくそ、今度は勝ってやる、と思えない…
そんな人が剣道で勝てるようになるのは、かなり難しいことなのではないか、ということは、ちょっと前から痛感していました。

実際に剣道を6年続けてきてわかったのは
「私は武道には向いてない」
ということだったのです。


もちろん、私も「ある程度は」上達しています。
始めたころに比べたら、明らかに上手くなっていますし…
グラフにしたら、非常にゆるやかではありますが、今も「右上がり」であるのは確かです。

でも、上手くなる上限が、見えてきてしまっていたのです…。

先生に言われたことを、どれだけ自分で実行できるのか。
同じことを、人よりもたくさん何度も何度も繰り返さないと、私は身に付かないのですが、普通の稽古の中ではそれも難しい。

「先生に言われたように体を動かす」だけでも私には難しいことなのですが、それができたとしても「試合で一本を取る」のはまた別のことです。基本稽古だけなら、前よりはだいぶ上手くはなりましたが…試合の時は、相手がその場所をわざわざ空けてくれるわけではありません。

相手の動きや考えを読む力。相手が空いた、居付いたと感じた瞬間に、その部分に向かって技を出す反射神経と身体能力。
それを生まれながらに持っている人もいますし、ある程度の「体を動かす」下地ができている人なら後から鍛えることもできるのでしょうが…
私には、それは非常にハードルが高いことだったようです。まあ、それも実際にやってみなければわからないことでしたが。

あまり身体的に丈夫でもない私は、特訓をすればどこかが痛くなるので、普通の稽古の中でやっていくしかありません。
このペースでやっていたら、どんどん「できる人」に引き離される一方でしょう。

体力(持久力)だけは、他の(そんなに稽古してない)同年代の女性に比べればついているほうだと思いますが…それにしたって、男性に比べたら全然ないほうなのです。剣道の稽古では、そんなことは誰も感心してくれません(^^;
若い人はいざ知らず、ある年齢以上の大人の場合は、体力(持久力)があるかどうかは「試合で一本を取る」こととはさほど関係がないように思います。ご年配であんまり動けない方でも、強い方は強いですし。(極端に体力がない人は別ですけれども…。)


今回、直接やる気を失ったきっかけは、先日の「試合稽古」だったわけですが…
そもそも、最近の私は「剣道に飽きてきて」いたのかもしれません。
最近のブログの記事数の少なさからも、それがわかりますよね。

ここまでやってきて、ある程度の知識がついたから…ということもあるでしょうけれども、「さっぱり上達しないから」というのも飽きてしまった原因ではないかと思っています。
いくら知識がついたところで、私はそれをほぼ、実践できないわけですから。


(続く)

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posted by はなずきん at 09:25 | Comment(4) | 母だけの剣道1(三段に向かって) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする