2019年05月17日

母だけの剣道日誌(36)はなずきん、剣道やめるってよ(その1)きっかけは、ある日の試合稽古でした。

うわー、衝撃的なタイトルですね!

でも、「釣り」ではありません。
本当に、剣道をやめようと思っています。
家族には、もう話しました。
まだ、会の人には(ひとりを除いて)言っていませんけれども。


これを読んでいる方は、ものすごく驚くだろう…と思いますが…

「家庭の事情」とか、「身体的にできない」というわけではなく。
「剣道をやる気がなくなった」
ので、やめたい、と思っているのです。


私のブログを読んで、剣道を始めて、ブログを書いている方がいる…
と先日知ったのですが…その方には、なんだか申し訳ないなあ、と思っています…。


今まで、剣道大好き!と公言して、みなさんにも剣道を勧めてきた私ですから。
辞めると言うからには、理由もきちんと書かなければならないと思いました。
とても長くなりそうですし、あまり楽しい話にはならないと思いますが、興味のある方はしばらくお付き合いください。



私が
「はっきりと、やる気を失った」
のは、ほんの3週間ほど前のことです。


それまでは、いろいろとありながらも、剣道をやめるつもりなんて全くありませんでした。下手でもいい、剣道ができる体である限りは続けていこうと…本当にそう思っていました。


そのきっかけは、当会の大人同士でやった試合稽古でした。

私が全然、たいした結果が出せないのはまあ、いつも通りだったのですが…

この日は、私の「後輩」であるママ剣士、THさんもいました。
THさんは剣道を始めてから2年目で、今度の6月に初段を受審します。以前にも書きましたが、剣道に対してそんなにやる気があるわけではなく、稽古回数も多いほうとは言えません。本人いわく「健康体操のつもりでやってます」だそうで…。
ちょっと前までは、子供を連れて来て、自分も着替えているのに見学してるだけ…ということもよくありました。初段受審をすることが決まってからは、さすがに以前よりも稽古回数は増えましたが。
母だけの剣道日誌(22)二段審査から1年経って(前編)「抜かれる立場」になって思うこと

しかし、THさんは高校時代は部活でバスケをやっていたそうで、とても呑み込みが早かったのです。
現在、試合稽古をすれば私とほぼ互角か、THさんのほうが上かもしれないという感じです。以前、対戦した時は引き分けで、今回もそうでしたが…
今回、THさんは、四段を持っている「ママ先生」IZさんが相手の時も、負けはしましたが…なかなかいい戦いぶりだったのです。

大人担当のN先生は、THさんのことを非常にほめていました。
まあ、私も「スゴイ」と思いましたから、当然でしょう。

しかし…いつものことですが、私は注意されることばかりでした。
「待ち」になっている。体重が左足にかかっていないので打ち遅れる。
竹刀の振りが遅いので、早く振るようにしなさい、などなど。

注意された内容は、ずっと前から言われていることばかりです。
稽古の時にも気を付けながらやっていますが、なかなか直りません。
私は、そんなにいっぺんにあちこち意識しながらできないのですよ…。


それと、この日は、数か月前に入会したばかりの男性「KSさん」も試合稽古に参加していました。
子供の頃数年やっていたきりで、数十年ぶりの剣道、というKSさんは、何回か基本稽古をして、この日が2回目の面付けでした。

ところがこのKSさん、なかなかのファイトっぷりで…かなり積極的に打ってきます。
当会の「初心者スタートのパパさん剣士」の中では一番上手い、三段の「アスリート」HSさんからもなんと一本を取ったのです!
まあ、これは「ビギナーズラック」というか、経験者が初心者を相手にすると、間合いがつかめなくてかえってやりづらいから…という部分が大きかったとは思いますが…。



この日の試合稽古が終わった時に、私の頭の中に浮かんでいたのは…

私は今までは、「自分より上位の人」を相手にすることがほとんどだったので、負けてもある程度はしかたないと思っていました。なかなか一本が取れないのも、私のほうが経験年数が少ないし、稽古がまだ足りていないからだと。

でも、THさんは…ほとんど稽古をしてないのに、けっこうあっさりと「一本を取る」剣道ができているのです。
KSさんも、試合をするのは何十年ぶりのはずなのに…昔やっていたら、あんなにできるものなんだ。

私は、6年間ほとんど休まず稽古してきたのに…そこまでできていない。
私は、そんなに簡単に追い抜かれてしまう程度のことしか、できていなかったんだ。


本当に、私は剣道に向いてないんだな。

そう、思ったのです。


もちろん…世の中には、私よりも剣道が向いてない人もいるでしょうし、向いている人のほうが少数派だと思いますが…。
でも、「向いていない人」が剣道を習い始めても、たいがい、やめてしまうのです。残るのは「向いている人」だけなのです。

つまり、私はほぼ永遠に…一番下に、しがみついたままだってことだよね…

そう、感じたら…その時、心がぽっきりと、折れてしまったようでした。


剣道を習うようになってから、はじめて
「剣道をやるのは、もう、しんどい」
と、心の底から思いました。

体がしんどいのではありません。
心が…、です。


(続く)

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posted by はなずきん at 22:02 | Comment(0) | 母だけの剣道1(三段に向かって) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする