2019年05月21日

母だけの剣道日誌(41)はなずきん、剣道やめるってよ(その6)きっちりけじめをつけて、やめたい。

母だけの剣道日誌(40)はなずきん、剣道やめるってよ(その5)いろいろ、納得いかないことも多くて。 より続いています。

ひさしぶりにブログに書いた剣道のことが、この「剣道をやめる」話だったのですが…
一連の記事が、ブログランキングで1位〜3位を占めていて驚いています。
まあ、あれだけ剣道が好き好き言っていた私がやめるってのは、やっぱりびっくりされたのですかね(笑)。


前回、会の運営に対する不満をブログに書いている時に。
すごく心にずっしりと重いものを感じたのです。

先生には先生で、考えていることがあってそうしているのでしょうけれども…
「会に対して私がやっていることが多いわりには、ないがしろにされてきたのでは」
という気持ちがこみあげてきて、書いているうちに涙が出てきてしまいました。

今まで「できるだけ深刻に考えないようにしていた」ことなのですが…
やっぱり、心の奥底ではすごく我慢していたことなのでしょう。

嫌なことがあっても、剣道で体を動かすとすっきりするのが好きでした。
でも、その「嫌なこと」が、剣道とセットになっているのでは…。


私が家族にそのことをよく愚痴っていたので、家族からは
「そんなに嫌だったら、やめればいいのに」
と、言われていました。

「でも、剣道が好きだし、稽古は楽しいから」
と、言っていたのですが…

愚痴られていた家族も嫌だったろうなと思います。
ここまで嫌だと感じていたのだったら、やっぱり、辞めたほうがいいのでしょう。少なくとも、今の会にいることは。



ですが、私が、今まで剣道をやってきたことは無駄ではなかったと思います。

私が剣道をやって身に着いたことは、とてもたくさんあります。
すごく弱かった体幹も人並くらいになったし、持久力も筋力も、前よりだいぶつきました。体の動かし方も、前よりはだいぶマシになったと思います。腹式呼吸もできるようになったし、大声も出せるようになりました。
この年で、富士山の頂上までそんなに苦労せず登れたのも、剣道のおかげでしょう。

剣道という文化に触れられたことも楽しかったです。
ある程度の作法は身に着けましたし、「かっこ悪い」とはいえ、私が憧れていた武士のはしくれ、みたいな経験はできたわけですから。
ただの武士コスプレではなく、三段までは取るつもりなのですから、人様に「剣道をやっていた」とは言えるくらいの、経験と知識は身に着いたと思っています。

次男に剣道をやらせたことも本当に良かったです。インドア派で、自分から何かをすることが少ない次男に、「自分もここまでできる」という自信と体力がつきました。親子で剣道をすることで、私と次男との関係も良くなりました。
次男がいた頃は子供も多く、今ほど会の雰囲気はだらけていなかったですし。

でも、もう次男も剣友会を「卒業」しましたから…私が行き続けなければいけない理由は、なくなったのです。



私は「剣道という競技」を嫌いになったわけではありません。

今でも、ただ単に技の練習をやっているだけなら、そこそこ楽しいのです。基本稽古で上手く打てた時は、爽快感がありますし。試合をしたり上位の人にかかっていく時は、全然打てなくてがっかりしてしまいますが。
体力づくりには素振りはいいと思うので、家では続けるかもしれません。せっかくここまで体力がついたのですから、何らかの運動は継続したいと思っています。

「ボクシング」ではなくて「ボクササイズ」があるように、「剣道エクササイズ」ならやってもいいかなと思います。
「剣道エクササイズ」は実際にあるようですが、エアロビ的にほとんど休まずやるみたいなので、身体的には剣道よりハードかも!?
剣道を取り入れたエクササイズ・SHINDOがハード過ぎる!【GIRLS SPORTS LAB.】

それとは別に、上下関係のない「大人の」社会人剣道サークルが都内にあるので、それには来月あたり、行ってみようと思っています。
ここが合う、と思えば行くかもしれません。ただちょっと遠いので、行くとしてもたまにという感じになりそうですが。

でも「試合に勝てるようになるために切磋琢磨する」のは、もういいかなあ。
私には、あんまりそういうことが向いていないようですから。



最初に「剣道をやめたい」と感じた時はしばらく、心がどんよりと重かったのです。
今まで「生きがい」であり「生活の一部だった」ものに、嫌気がさしてしまったのですから。


でも、剣道をやめたら…
毎週、稽古の家の時間までに戻らなければいけない。ごはんも早めに食べないと。コーヒーはトイレに行きたくなるから飲めない。
そんなことを気にしなくてもよくなるんだ。

また、当会の休みの時には出げいこに行かなければ、と思って行っていましたが、出げいこに行くのも、いつもとは違う時間を割かなければいけなくて大変なのです。よその会のルールに従わなければならないのも、神経を使います。

もっと適当にやっていても「できる人」はできていますが。
ちょっと休んだら体力もカンも鈍ってしまう私は、そうもいかないでしょう。

剣道は楽しいから行っているのだ、と自分で思っていましたが…
実は、いろんなことが負担で、大変だと感じていたのかもしれないな。


やめよう、とはっきり決めた今は、少し心が軽くなっています。

今まで剣道に割いてきた時間とお金を、これからは違うことに使えるんだ。(まあ、お金はそんなにかかってはいないのですが)
家族と一緒に山登りするのもいい。違う運動をしてもいい。
子供にお金がかかる時期になり、働かなければとずっと思っていましたが、その時間の確保もしやすくなるでしょう。



私は、辞めると決めてからも、今まで通り普通に稽古に出ています。
でも、できるだけ、11月には三段に合格してやめたい、と切実に感じています。
それだけに、稽古では、前よりむしろ気合が入っているかもしれません。

前と違うのは、行く前に本当に気が重くなることです。

めんどくさいな、行きたくないな…
次男がそう言ってた時は、こんな気持ちだったのかな、と思ったりしました。


今は小学生がほぼいないせいか、稽古開始の時間も前よりさらに適当になってきていて、早く行ったところで、人がなかなか来ないのです。子供がいないのなら、前ほど行く時間を気にする必要もないでしょう。
それに「私が責任感を感じる必要はない」と言われたのですから、もう会のことはどうでもいいや、という気にもなっています。

前は、できるだけ時間までに会場の準備をしなければと早めに出ていたのですが、ギリギリに出ることも増えてきました。
これからは前ほどがんばらず、精神的距離を取っていこうと思っています。

今までは可能な限り稽古の予定を優先してきたけれども、これからは自分の用事を優先することもあるでしょう。
いままではありえなかった「気が乗らないから、サボり」ということもあるかもしれません。

でも、際限なくサボったりはしたくありません。稽古に出る時にはしっかりやって、なんとか一回で三段に合格したい。
この6年間に、きっちりけじめをつけてやめようと思っています。


とまあ、こんな心境なので、剣道についてブログに書くことはかなり減るでしょうね。
でも「いつのまにか剣道の記事がなくなっていた」というような、フェイドアウトはしないつもりです。
辞める時のこと、辞めたあとのことも、他の人に参考になるかもしれませんから…そこまで書きたいと思っています。

長々と重い話にお付き合いいただき、ありがとうございました。
「はなずきん、剣道やめるってよ」の回は、これで終わりです。

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posted by はなずきん at 11:56 | Comment(8) | 母だけの剣道1(三段に向かって) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月20日

母だけの剣道日誌(40)はなずきん、剣道やめるってよ(その5)いろいろ、納得いかないことも多くて。

母だけの剣道日誌(39)はなずきん、剣道やめるってよ(その4)やめたいのは、会の体質が合わないから、というのも大きい。 より続いています。

この記事、実は「はなずきん、剣道やめるってよ(その4)」を2分割した後半となります。(すでに掲載した内容です)
あまりにも記事が長すぎることに、投稿してから気づいたので、2つに分けることにしました。


それとは別の話ですが…
昨年のとある役員さんは、子供が足を痛めて長期間稽古を休んでいたこともあり、親もほとんど稽古に来てなくて、役員の仕事もほとんどしていませんでした。役員がやるべき仕事を、私が肩代わりしたことも何度もあります。
子供が減って活気がなくなっていた当会のテンションをさらに下げて、「保護者による運営はもう無理」だという空気に決定的になってしまったのは、この代の役員さんたちのせいだと言ってもいいでしょう。

でもそれは「子供も来れないし、仕事が忙しいからしかたない」ということで、先生にも黙認されていたようでした。
でも、本人がわざわざ立候補して役員になった人なのに、そんなのアリなんでしょうか?

役員就任当初は
「この会の子供はあまり挨拶しないのにびっくりした。ちゃんとさせるようにしたい」
とか言ってなんだか張り切ってたのに…
(あいさつさせるのはいいことですが、それは役員の仕事ではないと思いましたけどね)

そしてお母さんが妊娠したから送り迎えができなくなった、と言って、任期途中で子供を市内の他の剣道団体(バスの送り迎えがある)に移籍させてしまいました。
役員の仕事はいちおう任期の終わりまでやっていましたが、任期最後の総会でも、役員としてほとんど仕事をしていなかったことや、子供が移籍したことについて、みんなに全くあいさつはありませんでした。

子供が移籍する事情はしょうがないにしても、子供が減って困っている会から離れることや、今まで子供がみんなに世話になっていたことについて、一言もないのか!?と私は非常にびっくりしたのですが…
誰もそのことについて、本人がいないところでも文句を言っている人はいなかったのです。もしかして、私のいないところではそういう話はあったのかもしれませんが…。

当会では、そういう不義理は許されてしまうんだ、ということに本当にびっくりしました。


ここでは、きちんと仕事をやらない人は黙認されて。
きちんとやろうとするほうが、注意されるのか。



そんなことがいろいろあり…
そして、昨年から今年にかけて特に
「私はいろいろやっているわりには、ちっとも頼られてないのかも」
と感じて、この会の体質は私には私に合わないんだなと思っていました。

私と似たような立場(役員経験者で自分で稽古をしていて、先生ではない)の人は、もうほとんどいないですから、愚痴も言うことができません。表面的には親しく話している人はたくさんいますが、こういう本音を言えるような付き合いの人はいなかったので…ここ数年、私は「孤独」でした。
そもそも、私ほど参加している人はほぼいないので、他の人は現状を把握できておらず、悩みを誰かと共有することもできなかったのです。

それでも、剣道が好きだしやりたいから、ということでその部分は我慢していたのですが…
「剣道が好き」という部分がゆらいでしまったら、もうその我慢は…。



ところで…
いつ、会の人に自分が辞めることを言おうかな…といろいろ考えていたのですが、三段に受かるまでは会の人には言わないでおこうと思いました。先に辞めると宣言しておいて、審査を落ちたらかっこ悪すぎますから(^^;

辞めるという時に「剣道がしんどい」という理由を言うと、「いや、もうちょっとやったらよくなる」とか引き留められそうな気もしたので、「家庭の都合で」…とか言おうかな…とも考えたのですが、そうすると「じゃあ、それが解決したら戻ってくるよね」とか言われそうな気もして…
そう言われても、適当に話を合わせてやめてしまって、その後来なければいいのかもしれませんが…私は嘘をつくのが苦手ですし、きちんとみんなにお礼を言ってやめたいので「剣道をやりたくなくなった」という気持ちは話したほうがいいかなと思っています。

でも、会の運営に対する不満については…
言ってもどうにもならないでしょうから、自分の心の中にしまっておくつもりですが。


このブログの(その1)の冒頭で、「会の人にはひとりを除いてやめることを言ってない」と書きましたが、そのひとりというのは…「神戸のおばちゃん」KDさんです。

身体的な問題や家庭の事情で、半年くらい稽古をお休みしていたKDさんから、先日電話がかかってきたのです。
「今日、ひさしぶりに稽古に行くけど、はなずきんさんはいますか?」
という用事だったのですが、その電話で
「はなずきんさんは稽古続けて偉いわ〜」とか「ほんとがんばっててスゴイです」
などと何度も言うので、あんまり期待されても困るなあ…と思い…
私が剣道を辞めようと思っていることを伝えたのです。

KDさんは以前から、稽古によく来ている時期もあれば、いろんな事情で長期間休んでいる時もよくあり…
運営側からも距離があるので、KDさんには剣道をやめることや、その理由を話してもいいかなと思ったのです。

KDさんはものすごくびっくりしたようで、いろいろ聞かれました。
「はなずきんさんが行かないなら、私ももう行きませんよ!」
と言ってたり…
言ってることとやってることがけっこう違うKDさんなので、そう言いながらも行きそうな気もしますけど(笑)

KDさんはなんでか私のことを頼りにしてくれていたので、いなくなるのは申し訳ないな〜とは思っていますが…
でも、KDさんもいない時のほうが多いですし。


他にも、何人かの方には、ここまで教えてもらってやめることは本当に申し訳ないな、と思う気持ちがあります。

私と「ほぼ同期」で一緒に役員をしていて、引っ越しでいったんやめてしまったけど、最近復活して仕事帰りに時々稽古に来てくれるSWさん。
私のできていないところを、いつもわかりやすく教えてくれて、それを直すような稽古をつけてくれたSZ先生。
先生方の中では、唯一きっちり時間を守っていて、いつも気さくにいろんなことを教えてくれる「壮年剣士」SG先生。
私が入った時から、私のことをずっと気にかけて、来るたびに声をかけてくれていた、元会長。

ただ口で注意するだけでなく、実際にどうやればいいのかをわかりやすく、時間を割いて直接教えてくれたSZ先生との稽古はいつも楽しかったし、今でも楽しいと感じます。SZ先生やSG先生からだけ剣道を教えてもらえるのなら、今感じているほど嫌にはならなかったかもしれません。


あらためて考えてみると、会の中で合わないと感じているのはほんの数人で、その他の人はほとんど好きなのですが。
決定権のある方がその「数人」だったりします。

あまりにもいろんなことが適当で、その場しのぎのことが多いのです。

ここの会ではこれが「普通」のようですが…
同じ「ボランティア」であるPTAなどと比べても、相当ざっくりしていると感じています。

剣道は私にとって仕事でもなければ部活ですらなく、ただの趣味なのです。
剣道をやることも、会にいることも、しんどいと感じるのなら続ける理由はありません。

「剣友」たちと一緒に剣道をしているのは楽しいことでしたが、会を離れたところでの付き合いはなかったので…。私が剣道を離れてしまったら、あんまり話す機会もないだろうと思っています。


(まだ続きます〜)


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posted by はなずきん at 20:14 | Comment(2) | 母だけの剣道1(三段に向かって) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

母だけの剣道日誌(39)はなずきん、剣道やめるってよ(その4)やめたいのは、会の体質が合わないから、というのも大きい。

母だけの剣道日誌(38)はなずきん、剣道やめるってよ(その3)「三段止まり」の意味が、今はわかる。 より続いています。

ここまで「やめたい」と思ってしまったのは。
ただ、剣道がしんどい、気持ちが離れてしまった、という理由だけではありません。

今所属している会の体質が合ってない。会の運営側として、私は必要とされてない。
と私が感じているのも、やめたいと感じた大きな原因の一つでしょう。


以前にも書いていますが、当会の運営については、いろいろと、改善したいと感じていることがあるのですが…私はそれをできるような立場ではないのです。
そう訴えたことも多少はあるのですが、あまり理解してもらえませんでした。考え方の根本が違うのだろうな…と思い、私が言わずに飲み込んだこともいろいろあります。
私が今の運営陣と、一緒にやっていくのは難しいのでは…と感じています。

今までは「剣道がやりたいから」「育ててくれた人たちに、恩返しをしなくては」という思いで、そういう部分を我慢してきましたが…
剣道そのものにやる気がなくなった今となっては、我慢する意味はあるのでしょうか。


この3月から、私にはいちおう役職がつきましたが、やらないと会の運営が回らなくなるような仕事内容ではないのです。

当会は昨年までは、子供の保護者が「役員」となって運営をしてきましたが、子供が減ってしまい、今年から剣道をやっている大人が役員をやることになったのですが…

私は「大人が運営をするようになるのなら、できるだけ役に立ちたい」と先生方に伝えていました。
しかし、事前にどういう役職をしてもらいたい、という打診はありませんでした。先生方が話し合って役職を割り振り、その内容をみんなとの話し合いの席で発表されて「これでやってもらえるでしょうか」と聞かれたのです。

それは「決定」ではありませんでしたが、内容については「ほぼ一方的に決められた」と言ってもいいです。その仕事内容が嫌だというわけではないので、そのまま引き受けました、が。

他の誰よりも出席率が高いし、役員をやりたいと言っていたのに、私に振られたのは「やらなくてもなんとかなる」仕事だけでした。
つまり、私はこの会にとって、別にいなくてもいい存在、ということなのではないか。
このことをもって私がそう感じるのには、これまでの経緯があるからなのですが…。


昨年、私が役員ではない時のことですが。
子供が急激に減ったせいで会の活気がなくなっていたのと、役員がほとんど出て来ていなくて、全然仕切ってくれていなかったこともあり、「当番を忘れていて来ない人が続出」したり、「子供の稽古開始時間に間に合うように人が来ない」という状態がしばらく続いたことがありました。

その当時は、当番をやっているのは子供の保護者だけでした。
次男が引退した後だったので、私はすでに保護者という立場ではなかったのですが、あまりに当番ができる人が少なかったので、「どうせ来るから私も入れておいていいですよ」と言って当番を引き受けていたのです。

子供稽古に時間通りに出ている「先生ではない大人」は私だけ、ということが多かったので、当番の人が忘れていて来ない時は、私が当番をやっていました。普通に当番が回ってくることも多かったので、一時期「いつも私が当番の仕事をしている」ような状態が続いていたのです。
違う場所で稽古をするときの手続きも、本来は副会長の仕事なのに、私に丸投げされていました。

そのことにイライラしていたのもあり、大人がだらけた雰囲気だと子供ももっとやる気をなくしてしまうのではないかと感じて、先生にも
「最近、保護者がすごくだらけているので、注意してください」
とお願いしていたのです。

いつになったら言ってくれるのだろう、としばらく待っていましたが、全然言う気配がありません。
しびれをきらして、保護者LINEに私から「時間通りに稽古を始められるようにしてください」と流して注意したのですが…

後から
「はなずきんさんは役員ではないので、そういうことは役員から言ってもらうようにしてください」
と、先生に言われたのです。

「でも、役員さんたちも、遅刻したり来なかったりしていたのですが?
私が役員に注意したこともありますが、全然改善されなかったので私が言ったのです。」

「そういう時は、僕に言ってくれれば、僕から言いますよ」

って…、いや、先生にも言いましたけど〜?

まあ、そもそも、先生方も、あんまり時間通りに来てないんですよね…、
でも、先生が遅れていたとしても、教わる側(特に当番)は遅れちゃいけないよね!?と私は思っていたのですが。

私が入会した頃は、もっと活気があったこともあり、当番についてはわりときちんとしていましたし、以前いた保護者は、役員でなくても他の保護者をバンバン注意してました。でも、その人たちも今はいないし、残っている保護者は遅刻する人ばかりだったので、私が言わねばならないだろうと思って言ったことなのです。

なんか、そのあたりも全然わかってもらえてないんだろうな、と感じました。
先生の言うことには全く納得できませんでしたが、めんどくさくなって
「わかりました、今後はそうします」
と言って話を終わらせてしまいました。



子供が減ってしまったのは、ある意味ではしかたないことですが…
数少ない子供ががんばって稽古に来ても、その時誰もいなかったら。
稽古開始時間になっても、当番の人も先生も来ていなかったら。
子供は本当に稽古が嫌になってしまうのではないだろうか。

子供にそんな思いをさせたくなくて、私はいつも、ちょっと早めに行くようにしていたのです。

この間の総会の時に、今後、当番がやっていた仕事は「稽古場所に一番早く来た人がやる」(後から来た人も手伝う)ということに決まったのですが…
「子供が行ったときに誰もいないとかわいそうだと思って早く行くことが多いので、私が当番の仕事をやることが非常に多くなると思うのですが」
と言ったら
「はなずきんさん、気持ちはありがたいけど、あなたがそこまで責任感を持ってもらう必要はないんですよ。
先生は必ず誰か一人は行くので、大丈夫ですよ」

と、言われたのです。

いやいや…、今まで先生同士の伝達が悪くて、時間になっても先生が誰も来てないということもありましたけど。
当会は、先生同士でも、誰がいつ来るのかよく把握していないことが多いのです。
だからなおさら、私はできるだけ行かなきゃ、と思っていたのです。

つまり、私が気を回していたのは”余計なお世話”だったんですかね。
でも、それで嫌な思いをするのは子供なのに。

確かに「いる時」には、先生は責任を持って教えてくれています。
でも、先生が来るのか来ないのかはっきりしなかったり、連絡もないままの遅刻も多かったり…。
いくら先生がボランティアといえど、それはどうなのか、と私はずっと感じていました。



他にも、私がやろうとしたことで
「そんなにきっちりやるのは、当会のカラーに合わない」
と注意されてできなかったことも、いくつもありました。

私は、みんなにそんなに四角四面にやってもらいたいと思っていたわけではないのです。
ただ、伝達事項が漏れていたり、誰が何をやるのかも曖昧なことが多くて、そのしわ寄せが私に来ることも多かったので、せめて「やるべきこと」の周知だけでもしたいと思っていただけなのです。


とまあ、そういうようなことがあったからなのか…
総会の席で、私の役職が決まった後に、先生から
「はなずきんさんは、自分の役職の領域を守ってくださいね」
と釘を刺されたのです。

それを聞いた時に
「私は運営側としても、さして重要な人間とは思われてない、ということなんだな」
と感じました。

今まで会についての重要なことは、指導者会議で決められていました。私は指導者ではありませんから、その内容に関与することはなくて、これだけ会のことを考えていろいろやっているのに、私はいつもカヤの外なんだなあ、と感じていました。

そしてこれからは、役員になるのだから運営に関われるのだろうか?と思っていたら、役職は最初から決められていて、「自分の仕事以外のことはやらないでほしい」と言われるとは…。




「ざっくりしている」先生たちにとって、きちんとしている私は煙たい存在だったのかもしれません。
でも、私は私なりに、会や子供のためになるように考えて、いろいろ貢献してきたつもりだったのです。
考え方の相違があったとしても、せめて意見を率直に言えるような場があれば、私もここまで不満をつのらせなかったでしょう。


指導者の方々が、私にどういう印象を持っているのかを、はっきりと聞いたわけではありません。
それでも私が「カヤの外感」をつのらせていたのは確かで、つまりその程度のコミュニケーションしか取れてこなかったということなんですよね。

当会は一見、気さくに物が言えるような雰囲気に見えるのですが…
下の人が意見を言える機会はそもそも少ないですし、言ったとしてもスルーされることもあるのです。


(まだ、続きます)

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posted by はなずきん at 09:09 | Comment(9) | 母だけの剣道1(三段に向かって) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月19日

母だけの剣道日誌(38)はなずきん、剣道やめるってよ(その3)「三段止まり」の意味が、今はわかる。

母だけの剣道日誌(37)はなずきん、剣道やめるってよ(その2)私は武道には向いていない…とわかってしまったから。 より続いています。

「剣道をやめたい」とは思いましたが、今すぐやめなければ、というほど切羽詰まっているわけではないので…

私はこの秋に、三段を受審する予定でしたので、それは受けようと思っています。
ここまでがんばってきたのですから、三段は取りたいのです。一回の受審では合格できないかもしれませんが、何度か受ければ三段まではなんとか取れるだろう、と思っています。


でも、おそらく…私は四段以上を取るのは、無理ではないかと感じています。
自分自身はさっぱり上手くなっていませんが、私はある程度は「人の実力を見る目」はついているつもりですが。
客観的に見て、自分が四段相当の実力まで行くとは思えないのです。

年配になるほど多少は審査基準が甘くなるようなので、四段ならギリギリ取れるかもしれませんが、私の素質では五段以上を取るのは何年かかっても無理だろう、と感じます。
四段にしても、相当の努力をしなければならないでしょう。今となっては、私がそこまで努力を続けられる気がしません。


剣道をある程度続けている方なら、おわかりになると思いますが…
「大人で、長いことやっているのに、三段までしか取れない」
のは、「剣道を極める資質が足りない人」ではないかと思います。


極めるつもりがなければ剣道をやってはいけない、というわけではないのでしょうが…
でも、剣道という競技(武道)の性質上、「常に上を目指す」ことが求められていることが多いと感じています。

当会の大人担当のN先生もそうです。N先生が当会で教え始めたばかりの頃は、もう少しそのあたりが「ゆるかった」ような気がしますが…
その頃はまだ「初心者」だった人たちも上達してきて、今では対外試合で多少は勝てるようになってきているからなのか…「もっと勝てるような」「もっと上を目指す」指導にシフトしてきているのですよね。
他の剣友会でも似たりよったりの考えの先生が、主催していることが多いように感じています。


ところで…
以前、私が警察で剣道を習っていた頃、指導していた先生が結婚されたのですが、結婚相手の女性が「剣道三段」だったのです。
お祝いの会をやった時にその女性とお話したのですが、当時、まだ1級すら取っていなかった私は「三段なんて、すごいですね!」と言ったのですが、その方は
「いえ、私なんて”三段止まり”ですよ」
と言っていたのです。

当時の私にとっては、「三段ははるか上の存在」だったので、その言葉の意味がよく理解できていませんでしたが…
三段をまもなく受審できるようになった今は、その方が言いたかったことがわかります。
「大人が剣道をずっと続けていて、三段までしか取らなかった、取れなかった」
というのは、剣道を極めるほどの力、もしくは気力がない、ということなのだと。



私は、今までは、「ゆるやかな上達でも、上を目指して続けていきたい」…と思っていました。
でも、「私は三段くらいで実力が頭打ちになるのでは」ということを、今回のことではっきりと自覚してしまったのです。


当会では、女性は三段を取れば指導者になることができます。
私は「自分を育ててくれた、会へのご恩返し」として、指導者の手伝いができれば…と、三段を目指していたところもあったのですが…
「私程度の実力で、他人様に剣道を教えるなんて無理ではないか」
と、最近はよく感じていました。

女性の先生がやるとしたら初心者指導なのですが、それすら無理な気がしています。
私がみんなの前に「先生」として立つなんて、おこがましいと感じてしまいますし、子供を教えるということにもあまり向いていない気がします。とりわけ幼児を教えるとなったらかなり苦労しそうです。

「三段を取っても指導者にならない」という選択肢もありますけれども…
だったらなおさら、今の会で続ける意味はないのではないか、と思うのです。



たとえば、剣道ではなく、山登りだったら。
山岳部や登山家などでない限り、「もっとできるようにがんばりなさい」なんて言われることはないでしょう。

エベレストに登るのも、高尾山に登るのも、同じ登山だけれども。
「登山をするなら、エベレストを目指さないと」
とみんなに言われることはないでしょう。
自分が登れる山を、自分のペースで登ればいいだけです。

でも、剣道だとなかなかそうはいかないのです。
さすがに「みんな八段を目指しなさい」とは言わないでしょうが…
常に「相手に勝てるようになるように」「前より上手くなっていく」ことを求められる。

私は「上の人」に常に「上達を目指して」指導され続けることが、しんどいんだ…と、感じてしまったのです。


確かに私は「上手くなりたい」「強くなりたい」とは思っていましたが…
指導されたことがすぐには身につかないし、指導される内容は多岐にわたっています。
竹刀の握り方、立ち方、姿勢、気構え、などなど…、

私はそんなにいっぺんに全部は直せないのです。腹筋が弱いこともあり、姿勢をよくしろと言われても、そんな簡単に直るものではありません。でも、言われたことを気を付けて稽古はしているので、前よりは少しずつは良くなっているはずなのです。

例えば、左手の「小指半掛け」と言われる握り方。
2年くらい前までは、なかなかできていなかったのですが…最近はわりとできるようになってきたのです。
不器用な私は、ひとつのことができるようになって、やっと次に直すべきところに意識が行くのです。

「ここはできるようになっているから、次はここを直しなさい」
と言われるのなら、まだ心情的に納得できるのですが…
ほぼ常に「できていないこと」を指摘されるだけで、「できるようになったこと」はなかなか言ってもらえません。

「よし、完璧」と言われるような状態にそう簡単になれるわけはないので、常に「できていないこと」を言われ続けるのだろうか。
ある先生に教わった通りにやってきたら、別の先生に「それは間違っている」と言われることもよくありますし。
これだけいろいろ気を付けてやっているのに、何も考えてないとか、努力が足りないと思われているのでは、と感じてしまいます。

まあ、要するに、「できているか、いないか」という評価が中心だから、私にとっては辛いのでしょうね。
努力はしているのに、できてなければ「できてない、違っている」と言われるだけ。
さほど努力をしてなくても、できていればほめられるのです。

私は「がんばっているのに、常に注意され続ける」のに疲れてきてしまったのだと思います。



私は「かっこいい人」になりたくて、剣道を始めたのです。でも、ちっとも、かっこよくなっていないのです。
少なくとも、剣道を理解している人が見たら、私は「かっこ悪い」部類でしょう。
「剣道をやっているのに、かっこ悪い」なんて、当初の目的が果たされていません…。

「剣道をやっている」と人に言うと「すごいですね!」と言われるけれども、「でも、下手くそなんです。なかなか上達しないんです」と補足せざるを得ない。というくらいにしか、自分を評価できません。これは謙遜でも自虐でもなく、(剣道界の中では)客観的に見てもそうなのだと思っています。

私自身だって、下手な他人を見たら「かっこ悪い」って感じてしまいます。だからきっと私も「かっこ悪い」って思われてるんだろうなあ、と…。
始めたばかりの頃なら、いざ知らず…いつまでもそんな状態なのでは、なんだか空しくなってきました。


(まだ続きます)


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posted by はなずきん at 16:33 | Comment(0) | 母だけの剣道1(三段に向かって) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月18日

母だけの剣道日誌(37)はなずきん、剣道やめるってよ(その2)私は武道には向いていない…とわかってしまったから。

母だけの剣道日誌(36)はなずきん、剣道やめるってよ(その1)きっかけは、ある日の試合稽古でした。 より続いています。

できる範囲内で精一杯努力しているのに、なかなか上達できない。
それなのに、上を目指せと言われ続けることが、辛いのです。
剣道では、常に「勝てるようになるためのアドバイス」をもらい続けるわけで…

剣道では、毎回稽古の終わりに、先生のところに言って挨拶をしますよね。
これも、私が嫌になる原因のひとつだったのだと思います。

私はいまだに「なかなか一本が取れない」ので、「ほめられる」とか「できていると言われる」ことよりも、圧倒的に「ここができてない」「こうしたほうがいい」と言われることのほうが多いのです。

注意するにしてもいろいろ言葉を選んでくださっている先生も多いですし、ほめてもらえることもたまにはありますが…それも、わざわざ「ほめるところを探してほめてくれてる」感じがするのですよ。
「前よりも上手くなっている」というだけで、「剣道としてきちんとできている」という評価ではない。それは、言われなくても自分が一番よくわかっています。

自分ができていないのはわかっているのに、そんなことをわざわざ、聞きに行かなければならないのです。そのたびに、がっくりしていたのは確かです。

それでも、今までは
「それでも、剣道をやっていると楽しいから」
「続けていればもうちょっと上達するだろうから」
と思っていましたが…

剣道の一番の「要」である「一本」がなかなか取れるようにならない。
似たようなレベルの人は周囲にほとんどいなくて…後から始めた人にもあっさりと追い抜かれてしまう、となっては。

いくら剣道バカな私でも
「もう、楽しいとは思えなくなってしまった」
のです。



剣道を始める前や、始めたばかりの頃は…私はもうちょっと「戦いに向いている」と思っていました。
決して気が弱いわけではないし、武士の戦いにも興味があるし、戦いを楽しいと感じていたから。

でも、楽しい=勝てる、というわけでは、ないんですよね。
1対1のぶつかり合いである、剣道で、勝てるかどうかは…
「勝ちたい」という気持ちと、気力と、身体的能力(反射能力含む)にかかっているのだ、ということを痛感してきました。

私がなかなか上達しないのは、身体の使い方が下手で、思うように動かないから、というのが一番大きいと思いますが、いざ立ち合いとなった時の「気力」や「集中力」も、足りていないのは確かです。

負けてもさほど、悔しくない。
なにくそ、今度は勝ってやる、と思えない…
そんな人が剣道で勝てるようになるのは、かなり難しいことなのではないか、ということは、ちょっと前から痛感していました。

実際に剣道を6年続けてきてわかったのは
「私は武道には向いてない」
ということだったのです。


もちろん、私も「ある程度は」上達しています。
始めたころに比べたら、明らかに上手くなっていますし…
グラフにしたら、非常にゆるやかではありますが、今も「右上がり」であるのは確かです。

でも、上手くなる上限が、見えてきてしまっていたのです…。

先生に言われたことを、どれだけ自分で実行できるのか。
同じことを、人よりもたくさん何度も何度も繰り返さないと、私は身に付かないのですが、普通の稽古の中ではそれも難しい。

「先生に言われたように体を動かす」だけでも私には難しいことなのですが、それができたとしても「試合で一本を取る」のはまた別のことです。基本稽古だけなら、前よりはだいぶ上手くはなりましたが…試合の時は、相手がその場所をわざわざ空けてくれるわけではありません。

相手の動きや考えを読む力。相手が空いた、居付いたと感じた瞬間に、その部分に向かって技を出す反射神経と身体能力。
それを生まれながらに持っている人もいますし、ある程度の「体を動かす」下地ができている人なら後から鍛えることもできるのでしょうが…
私には、それは非常にハードルが高いことだったようです。まあ、それも実際にやってみなければわからないことでしたが。

あまり身体的に丈夫でもない私は、特訓をすればどこかが痛くなるので、普通の稽古の中でやっていくしかありません。
このペースでやっていたら、どんどん「できる人」に引き離される一方でしょう。

体力(持久力)だけは、他の(そんなに稽古してない)同年代の女性に比べればついているほうだと思いますが…それにしたって、男性に比べたら全然ないほうなのです。剣道の稽古では、そんなことは誰も感心してくれません(^^;
若い人はいざ知らず、ある年齢以上の大人の場合は、体力(持久力)があるかどうかは「試合で一本を取る」こととはさほど関係がないように思います。ご年配であんまり動けない方でも、強い方は強いですし。(極端に体力がない人は別ですけれども…。)


今回、直接やる気を失ったきっかけは、先日の「試合稽古」だったわけですが…
そもそも、最近の私は「剣道に飽きてきて」いたのかもしれません。
最近のブログの記事数の少なさからも、それがわかりますよね。

ここまでやってきて、ある程度の知識がついたから…ということもあるでしょうけれども、「さっぱり上達しないから」というのも飽きてしまった原因ではないかと思っています。
いくら知識がついたところで、私はそれをほぼ、実践できないわけですから。


(続く)

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posted by はなずきん at 09:25 | Comment(4) | 母だけの剣道1(三段に向かって) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする