2019年05月31日

母だけの剣道日誌(51)夫婦喧嘩。(後編)手刀、一番勝負!?

母だけの剣道日誌(50)夫婦喧嘩。(その1)「あの」夫婦喧嘩、ふたたび? より続いています。


さて…布団の上で、ふたりで正座して向かい合い。
右手を刀のように構えて、面を取る勝負です。

も〜、なんでこんなこと、やらなきゃいかんの?と思いましたが…、
主人、こうなったら引かないので。
やればいいんでしょ、やれば。


私が出した「面」は、一回目はよけられましたが…
二回目は、なんとか主人の「面」部分(頭の中心)に当てられました。その後も1回くらいは当てたと思います。
どちらとも、そんなにキレイには入ってないですけど。

いっぽう、主人の出した「面」は…私はいちおう、手でさばくことができました。
何回か打たれそうになりましたが、たぶん1回も入らなかったです。



「お前、できてんじゃん。」

「えっ、これで、できてることになるの?」

「ああ、前やった時より、全然できてるよ。
反応速度が違うよな。」

「そりゃ〜そうでしょ…あれ、2年以上前の、初段を取る前だったじゃない。
でも、今でも、これじゃなかなか一本取れないんだよ。
たぶん、打とうと思った時の、足の使い方や姿勢の問題があったり、竹刀の振りが遅いんだよ」

「ふ〜ん…」

「だから、私も”あともう少し”だとは思ってるの。
その”もう少し”をどうにかしたいんだよ。」


「なるほどねえ…。
ただ、お前と相対した時にはどうも”待ち”を感じるんだよなあ。
もうちょっと自分から積極的に攻めたほうがいいと思うよ」


あと、主人から
「最初に面が入った時は、お前の面がいつ来るか読めなかった」
と言われました。
私はN先生やSZ先生から習っている「小さい面打ち」を打ったのですが、竹刀で打つ時は「手を引き付けてしまう”起こり”」が出てしまうのですが…この時は座った状態で右手だけでやったので、それが出なかったのかなと思いました。


主人は、この勝負?で「私がまだ剣道をやりたいと思っている理由」について、なかば納得したようでした(笑)。
もっと下手だったら「向いてない。やめたほうがいい」って言われたのかもしれませんが。

しかし「剣をまじえて理解する」って…、時代劇?青春ドラマ!?(^^;
男の世界って、そんなもんなんですか?(笑)


もうここまで来たら、ついでですよ。

「私、面や小手よりも胴のほうが得意なんだけど」
と言ったら
「じゃあ、打ってみ」
と言われたので遠慮なく、主人のメタボ腹(笑)を打ったんですが…

「なるほど、お前の胴はななめ上から切り込むような感じで来るんだな。
確かに、面よりスピード早いな」

と、ちょっと感心してもらえたようでした。
胴をななめ上から切り込むのは基本ですが、主人は剣道を習った時代が昔のせいなのか、あまりなじみがないようでした。
私は、胴を打つ時だけは「引き付け」がほぼなく、ちゃんと手を伸ばして打ってるんですよね。これが、面で出せたらいいのになあ〜。



「ところで…さっき、私が”続ける”って言ってたのに、なんであんなに”向いてない”とか”やめたほうがいい”とか言ってたのよ?」

「それは…お前が最近ずっと、剣道をやるのが辛そうだったからさ。
いったん、剣道からすっぱり離れたほうがいいと思ったんだよ。

「まあ、この間まではそうだったんだけどさ…
今はもう、大丈夫だから。」

「おまえ、本当にできるんだな?」

「”できる”かどうかはわからないけど、やるよ!

どこまでやるかは、わからないけど。
この間まで、”一生剣道をやる”って言ってたのにやめたくなったんだし、どう考えるかなんて、その時になってみなければわからないよ」

「それはそうかもな。わかった。じゃあ、やりなさい。」


と、いうわけで…
なんだか勝負がかかっていたらしい(?)「夫婦喧嘩」は、いちおう一件落着したのでした。

でも、気がついたら朝の5時前で、起きなきゃいけない時間で。
午前2時から、2時間以上、喧嘩してたんですね?(汗)
もう、眠くてしょうがないのに、子供の弁当作って学校へ送り出して、洗濯機回して…その後、ばたっと1時間ほど寝てしまった私なのでした。
(ちなみに、主人は仕事休みの日なので、その後はずっと寝てましたよ!)


剣道の「道」は、山あり谷あり…

いや、この話は…、剣道の道のこと、でしたかね?(^^;


「夫婦喧嘩。」前後編は、これにて完結です。


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posted by はなずきん at 07:58 | Comment(2) | 母だけの剣道1(三段に向かって) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月30日

母だけの剣道日誌(50)夫婦喧嘩。(前編)「あの」夫婦喧嘩、ふたたび?

このブログは、主人も読んでいるのですが。
あえてここで書いてみようと思います。

主人は、小学校〜中学校にかけて警察で剣道を習っていました。
運動センスはあるのに、あまりやる気がないので、そんなに熱心にはやらなかったそうです。
私が警察で習っていた時に、大人と稽古ができなかったので、相手をしてくれるために防具を買ったのですが…
いろいろめんどくさかったのか、2〜3回使ったきり、その防具は放置されたままでした。


昨晩、私がすでに寝ていた午前2時過ぎ。
昔の知り合いとひさしぶりに飲んでいた主人が帰ってきました。
もちろん、酔っ払っています。

後から聞いたら、これから書く話の途中までは、主人は話した内容を覚えていないようでした。
だから突然話が飛んでいたりしますが、まあ、酔っ払いの話なので(^^;


寝ている私にいろいろ話しかけてきたので起きてしまったのですが…
途中から、なぜか剣道の話になりました。
主人は3日ほど前からブログを読んでいなかったようで、私がやめる前提で話をしてきたのです。

「お前はこれまでよくがんばったよね」

みたいな話の流れになっていたので…

「いや、とりあえず続けることにしたんだけど」

と、ざっくり説明をしたのですが。


主人は、私が続けると言ったことに対して「なんで?」と聞いてきました。

「私はこの間まで、自分ががんばっていても”剣道”がいつまでもできていないことが嫌になって、やめたいって思ったんだよ。
でも、やり方を変えてみれば、もしかしたらできるかもしれないって考え直したから。」

「お前にとって、”剣道ができる”ってどういうことだよ」

「”一本を取る”ことだよ」

「一本を取る、なんて、できる人にはさほど考えなくたってできることだろ。
お前はいろいろ考えすぎているからできないんじゃないか」

「いや、そういうことじゃなくて…
今、私ができていない部分をもっときちんと練習すればいいんじゃないかって思ったんだよ。今まではそういう練習の必要性がわかっていなかったから。」

「いや、おまえは剣道が向いてないんだよ。
例えば、”とび箱”ってさ。飛べるやつは何も考えないで飛べるのに、できない奴はできないだろ。その間には歴然とした差があるんだよ」

「そりゃ、いきなり8段飛べる子もいれば、3段くらいしか飛べない子もいるよね。
怖くて全くできない子だっているけど、そういう子だって練習すれば、3段くらいは飛べるでしょ?
私は自分が8段飛べるなんて思ってないけど、やり方がわかれば3段くらいなら飛べるかもしれないって思ったんだよ。
もう少しで飛べそうなのに、飛べないままあきらめるのが嫌なんだよ。」


「でも、剣道をやるにしても、今の会は合ってないだろ?今の会で続けるのか?」

「確かに、この間までは無理って思ってたけど。
今回のことで、だいぶ剣道とも今の会とも精神的な距離ができたんだよ。
今までは、会の中でやりたいことがあってもできなったから、上手くいかなかったけど…
運営から距離をおいていれば、なんとかなるだろうと思ったんだ」

「でも、先生とも合わないんだろ?
剣道形が必要なのに、教えてくれなかったってブログに書いてたじゃないか。
なんだか理不尽だと俺も思ったよ」

「いや、でも、その先生しかいないわけじゃないし、他にもいい先生はいるし。
どこに行ってもそういうことはあるだろうし、会を変わればいいってものでもないと思ったんだよ」


こういう話の間に、何度も「お前は剣道に向いてない」とか「お前は剣道がわかってない」とか「やめたほうがいい」というようなセリフを言われて。

いや、向いてないってわかってるから、やめようと思ったんじゃないのよ。
それに「お前は剣道がわかってない」って、なんで何十年も剣道してない人に言われなきゃならんのよ。

せっかくやる気になっていたのに、さんざん反対されて、超むかつきました(-_-メ)

後から「なんで私がやるって言ってるのに、あんなに反対するのよ!?」って怒ったら
「俺はお前が剣道を続けるなんて聞いてなかったし」とか言ってましたが…
いやいや、少なくともこの時に説明しましたけど!!
酔っ払いと真面目な話をするもんじゃありませんね〜!?

そして、主人はなぜか
「お前、俺から一本取ってみろよ」
と言い出したのです。
ん?この展開、いつぞやの喧嘩と同じ流れですよ…?

母と子の剣道日誌(121)初段に向かって打て!(3)深夜の自宅前特訓!?


「どうせ私が負けるから、やりたくない」と言ったのですが…
「なんで?俺なんて、もう何十年も剣道やってないんだぜ?」と挑発されます。
「私、剣道を始めて2年の女性にも負けるんだよ?嫌だよ」

と、言ったのに、やらされてしまいました。

昨晩はさすがに外には出なかったのですが、なぜか布団の上で「手刀」で勝負することになってしまいました…
私、寝間着でしたよ?なんかシュールな光景ですよね〜?


いや、気になる展開ですよね?(笑)
でも、今日は書く時間がないので明日に続きます!すみません!


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posted by はなずきん at 10:27 | Comment(0) | 母だけの剣道1(三段に向かって) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月29日

母だけの剣道日誌(49)稽古メニュー、こうなったらいいのに。(後編)「集団塾」と「くもん」の違い。

母だけの剣道日誌(48)稽古メニュー、こうなったらいいのに。(前編)今は「幕ノ内弁当」的な稽古が多いのでは。 より続いています。

タイトルを見て
「ん?これのどこが剣道の話?」
と思われたかもしれません。

私が「剣道がなかなか上手くならない人を、上達させるための稽古」のことを考えていて、ふと
「あっ、これかも!」
と思ったことが、この内容なのです。

このことを考えていたのが、お風呂で湯舟に浸かっていた時だったので
「今すぐお風呂を出て、パソコンに向かってこれ書きたい!」
と思ったのですが…
アルキメデスですか!?)

いやいや、さすがにそれはやりませんでしたけど(笑)。


みなさん「くもん」という学習塾をご存知でしょうか。
うちの子は3人とも、小学生の間ずっとくもんに通っていました。

私は、くもんのシステムは、すごくいいのではないかと思っていました。

ただ、うちの子の場合は「すごく役立った」というほどではなかったのですが…
それは、教室長の力量とか子供との相性などの問題もあったからなのかな〜と感じていますが、それでも行かせたなりのメリットはあったかなと思っています。


私自身は、小学校と中学時代に、集団塾に通っていましたが…ちっとも役立った感じがしませんでした。塾のレベルが高かったうえに、わからないことでも先に進んでしまうものですから、全然授業に身が入りませんでした。
両親には申し訳ないのですが「あれは、お金と時間の無駄でしかなかった」と思っています。実際に、高校受験では盛大に失敗しましたし(笑)。

私の両親の世代は、塾なんて行ったことがないですから、どういう塾がその子に合うのかなんてことはわからなかったのでしょう。
私はこの自分の経験があったので、うちの子は集団塾には入れないほうがいいだろうなと思っていました。


で、「くもん」はどういうシステムなのか?というと…

学べるのは「国語、英語、算数(数学)」の3教科です。
最初にまず、その子がやりたい教科の入塾テストを行います。その結果に応じて、教材のレベルを決めます。

くもんの教材は、小学校入学前のレベルから、小学校の各学年相当、中学校相当、高校相当まで用意されています。
その子が何歳であっても、割り振られる教材は「入塾テストの結果」をもとに決められます。年齢相当よりも上の教材や、下のレベルの教材になることももちろんあります。

そして、週2回、決められた曜日の決められた時間の範囲内…たとえば、14時〜20時の間の好きな時間に、教室に行きます。
そこで、自分のレベルに該当するプリント教材を、必要な分だけ(だいたい、5枚とか10枚です)渡されて、その場で自分で問題を解きます。
問題の解き方はプリントで解説してあるので、先生に聞かなくてもわかりますが、それでもわからない場合はその場にいる先生に聞くこともできます。

問題を全部解き終わったら、先生に見せて丸付けをしてもらいます。
間違っている問題があれば、その場でやり直します。
全問正解をするまでは帰れません。
(↑ここがいいですよね!他の塾だと、できてなくても時間で終わってしまったりしますから)

そして、宿題としてプリントを持ち帰ります。これは家でやってきて、次に来る時に持っていきます。宿題は、家庭学習の習慣をつけさせるためのものです。提出した宿題が間違っていれば、その日にやり直しをさせられます。

すらすら解けるようになれば次のプリントが渡されますが、理解度に応じて同じプリントを何回も出されたり、少し前に戻ったりすることもあります。

そして、あるレベルのプリント(200枚)を全部終えたら、テストがあります。
テストで80点以上(だったかな?)で、決められた時間内に解くことができれば、そのレベルを「卒業」して、次のレベルに進みます。
テストに不合格だった場合は、また同じレベルのプリントをやって、できるようになればまたテストを受けます。


「その子にちょうどいい」難しさのものをやらされるので、子供が勉強を嫌にならない。

できる子はどんどん先に進むことができるし、そうでない子も自分のレベルに応じたところができる。

どのくらい進んだか自分で把握できるので、できるようになった実感が持てる。


というのが、くもん式のメリットではないかと思います。


幼稚園くらいの子で、中学生教材をやっている子もいます。
将棋棋士の羽生善治さんがくもんをやっていたのは有名ですね。

ただ、英数国のプリントを解くだけなので、できる内容には限界があり…
基礎学力をつける効果はあるのですが、受験対策には向いてないようです。

プリントの内容も、「算数はほぼ計算だけ」なので図形問題などは弱いままでしたし…
英語は「ヒアリングの力はついたし、英語になじむ効果はあったが、文法の理屈をしっかり習わないので、学校の勉強には直接は役に立たなかった」と、上の二人の子は言っていました。
国語は教材に採用している文章(物語や論説文など)がバラエティに富んでいて良いものばかりだったので、それを読ませるだけでもいい効果があったのではないかと思います。

そういうシステムなので、くもんの教室は、小学生から高校生まで同じ部屋でやっています。さすがに小学生と高校生は時間がずれているので、あまり一緒になることはありませんが…

「プリントを解くだけ」しかやらない、というところには、少し弱点はあるのですが、
このシステム自体は「できない人もできる人も上達させられる」ものなのではないだろうか?と私は思ったのです。



いっぽう、「集団塾が向いている子」というのもいます。
ある程度の基礎学力があり、やる気があって、他の人との競争が励みになるタイプの子は、集団塾のほうが伸びたりします。
集団塾のいいところは「テストで自分の順位が上下するのがはっきりわかる」ということです。
(※くもんでも、全国で自分はどのくらいのレベルに位置しているか、という評価はあります)
また、友達と一緒に行くことが励みになる子も、集団塾はいいのかもしれません。
集団塾はくもんや個別指導に比べると月謝が安いので、たくさんの教科を学べるのもメリットではあります。


あと、これは剣道の話とは関係ない「塾情報」ですが(^^;

うちの長男、次男は、高校受験の時は「個別教室のトライ」に通っていました。
長男は、最初は友達がいるからという理由で集団塾に行ったのですが、全くやる気にならず、すぐやめてしまいました。
個別指導塾を探したのですが、どこも月謝が高いんですよね!!しかも「1教科につき週1回でいくら」みたいなシステムがほとんどで…
都立受験に必要な教科を、個別指導塾でやらせようと思ったら、とてつもない値段になってしまいます。

しかしトライは「基本的には希望する教科を教える」のですが、「英語と数学を1週おきに交互に」というのもできるのです。
うちの子は英語と数学がネックだったので、基本的にはそれを教えてもらい…テスト前、受験直前などは理科や社会も見てもらえたり、夏期講習(これは集団形式、別料金)でやったりしました。
けっこう柔軟に対応してもらえたので、個別のわりには安かったのではないでしょうか。
それで二人ともなんとか都立の志望校に合格できたのですから、悪くない選択だったと思っています。


で、やっと話が剣道に戻ります。

今の剣道の教え方は「集団塾タイプ」が圧倒的に多いのだと思います。
前回に書いた「幕ノ内弁当的」な教え方がこれなのでしょう。
でも、これは「すでにある程度運動ができる人、センスがある人」向きなのではないかと思うのです。

いろんなレベルの人を教えるのであれば…
くもんのように
「個人のレベルに応じた課題を与え、それをクリアするまで続けさせて、できてから次の課題に移る」
ということが必要だと思うのです。


剣道は、防具をつけるようになってから後は、なぜか
「上級者も初心者も一緒に稽古させられる」
ことが多いのですが…

かなり幅広い内容を、一回の稽古の中に詰め込まれて…どれも中途半端なまま、次に進んでしまう。
「できる人」にはこなせるが、「できない人」は上達しにくいし、上達してもはっきりそれを実感しづらい。
「集団塾の弊害」と似ていると言えるでしょう。


「できる人」には、それに応じて上を目指すようなことを教えたほうがいいし。
「できない人」は、今できていない部分を確実にできるようにさせたほうがいいと思うのです。


ただ、剣道は「ひとりでプリントを解く」ようなわけにはいかないので…
同じレベルの人は同じレベルで組んで、その時の課題を集中的にやるような形がいいのではないかと思っています。


「できないことは、できるまで何度でもやる」
「なかなかできない時は、少し前にもどってやる」
「できたら、上のステップに進む」


こうして書くと当たり前のことのようですが、このスモールステップが大事なのだと思います。
でも、剣道の稽古はなぜか、このような流れにはなっていないところが多いのですよね…。

こうやるには、ある程度の先生の数が必要で、きちんとメニューを組まなければいけないから大変なことだとは思います。
また、先生自身が「幕ノ内形式」で上達してきた方が多いからなのかもしれませんが…。


「くもん式」には、剣道に限らず「いろんなレベルの人が、上達できるようにするためのヒント」が詰まっているのではないでしょうか。


このブログを読んでくださっている「先生」がいらっしゃるのなら…
こういう考え方を稽古に取り入れていただけると嬉しいです。

当会でも、がんばって毎回稽古に出てきていたのに、なかなか上達できなくて結局やめてしまった子を私は見てきました。
その子に応じた適切な指導をしてあげていたら…と、残念な思いをしたものです。

「できる子」ばかりが目に入りがちですが、「できなくてやめてしまう子」を作らないのも、先生の仕事なのではないでしょうか。


…ってそれ、私のこと、ですかね?(笑)


「稽古メニュー、こうなったらいいのに。」の話はこれで終わりです。


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posted by はなずきん at 07:59 | Comment(0) | 母だけの剣道1(三段に向かって) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月28日

母だけの剣道日誌(48)稽古メニュー、こうなったらいいのに。(前編)今は「幕ノ内弁当」的な稽古が多いのでは。

最近書いている
「剣道がこうなってくれたらいいのに」
というテーマ、書きだしたらいっぱい出てきました(^^;

私は「努力してるのに上手くならない歴」が長いからこそ…(彼氏いない歴、みたいですね?(笑))
「そういえば、こういうことを感じてたんだ!」
ということがたくさんあったんですね。

今までは
「”できない人の要望”なんて、剣道界の中ではごくひと握りの人のことだしなあ…」
と思って、そんなに書かなかったのですが。
大人では「できない人」は少数派とはいえ、他にもそれなりにいるようですし。
「必ずしもやりたくて来ているとは限らない」ことが多い、子供にも共通することなのでは。
と思い、このことをもっと書いたほうがいいのでは?と感じました。


さて。
多くの道場の稽古のメニューって、「幕ノ内弁当」みたいなことが多い、と私は感じています。

切り返し→面打ち→小手打ち→胴打ち→連続技→応じ技→地稽古

みたいなメニューを、稽古のたびに繰り返すだけという。
ときどき「かかり稽古」とか「試合稽古」が入る程度で、大差ないメニューのところが多いのではないかと思います。


ある程度「できる人」は、こういう「ひと通りさらっとやる」のを繰り返していても上達していくのだと思います。
でも、「できない人」は、このメニューでは
「どれも微妙にできないまま」
の状態が長く続いてしまうのではないでしょうか。



たいてい、初心者のうちは徹底的に基本をやりますが…
(ここをちゃんとやっていない道場は論外ですね。そういうところもありますけど(^^;)
その時期を過ぎると、全員でこういう「幕ノ内」的なメニューをこなすだけになりがちです。
でも、ある程度基本を習得した人についても、もっと課題を細かく分けた稽古メニューが必要だと思うのです。


まず、基本的な筋力や体力を強化するメニューが少ないことが多いですよね。剣道では体幹が非常に重要なのに、です。
稽古時間の制約があるところも多いでしょうが、やっぱりここは重要な部分だと思うのです。
しかし、子供と同じような筋トレメニューを大人(特に女性)にやらせるのは無理があるので、大人でも徐々に必要な筋肉をつけていくようなものが必要だと思うのです。


また、稽古に参加する人数や顔ぶれが、その時によって違うために「行き当たりばったり」に近い形でその日の稽古メニューを決めている会も多いような気がします。当会の子供稽古はこのパターンに近いです。

でも、例えば…
「今月は、面強化月間」「試合強化月間」「切り返し強化月間」とか…
ある程度の期間の幅を持って、ひとつのことに集中してやったほうがいいのではないでしょうか?

一回の稽古の中で「今日は、ここを重点的にやります」ということはあるのですが…
そういうことは1回限りではなく、しばらく継続してもらわないと、せっかくやったことが定着しないと思うのです。

私なんて、不器用なうえに、身体的な記憶力が薄いので(^^;
せっかく稽古で覚えたことも、しばらくやらないとまたできなくなってしまいます。

また、当会でもそうですが、よその会の出げいこでも、子供の稽古を見ていて…
「同じ子が、いつまでも同じことができていない」
と感じることが多いです。
そういう子は、ちょっと注意してやらせても、また次の週には戻ってしまっていたりします。
「毎回、あれもこれも」やるよりは、同じことを集中的に稽古して習得させたほうがいいのではないでしょうか。

そして、個人にそれぞれの「課題」を与えて、それをみんなで共有してもらう。
そうすれば「今はここを直そうとしているのに、違うことをやれと言われて困る」みたいなことも減るでしょう。



また、ちょっと話が違うのですが…
面打ちなどの基本はできていても、体当たりや残心ができていない(わかっていない)子が、非常に多いと感じます。
やろうと思ってもできていないというよりは、他の技のついでに軽く教わるだけなので、こうやらなければという認識が薄いのではないかと思います。

体当たりする「形」ができていない。ちょんと当てるだけ。当てる場所が高すぎる。
つばぜり合いで、つばが全く合ってない。当たられた時に故意に下がってしまって受けてない。

大人の初心者でも、体当たりの時に「当たった手を上にはねあげてしまったり」する人も多いように思います。
切り返しをするたびに気になるのですが、先生があまり詳しく教えていないので「できていない」と感じる人に注意する時にも、ちょっと気がひけてしまいます(^^;

また、振り返って残心する時に、竹刀を下から回してしまったり、竹刀のほうが体の後から出て来たり。
ちょこまかと足を動かしながら振り返ってしまったり。

体当たりや残心は「直接、一本になる」ことではないので、教えるのがおざなりにされていることが多いように思いますが…
こういうことをきちんとやっている道場の子は、強い子が多いように思います。
要するに「しっかり習得するまで、直しながら繰り返し練習」をきちんとさせているところが、強くなるのですよね。


また、子供は「自分で課題を把握してそれを直そうと考える」なんてことはほぼできないので、大人のほうが「やったことを忘れないで定着させる」ような稽古メニューを考えてあげるべきだと思うのです。



また…違うレベルの人を無理に一緒に稽古させないほうがいいと思うのです。
人数が少ないところは仕方ないこともありますが…

特に、基本がまだしっかり定着していない人は、可能な限り同レベルの人同士で稽古させたほうがいいと思います。
もちろん、やり方を教えるのは先生ですが、どのくらい繰り返すかは当人たちに任せて、納得いくまでやってもらったほうがいいのでは。

できていないことは、何度も何度もやり直したいのに、
「次のメニューに行くから!先生の話を聞いて!」
みたいに中断されてしまうことが多いのですよね。

また、ある程度「その人がやりたいことを集中してやる時間」を設けてほしいなと思います。
当会の稽古では、1日の稽古につき、そういう機会が「1〜2回」くらいしかないのです。
それも、お互い「3回ずつ打ったら終わり」というようなことが多く…、そんな回数では、私みたいなのは絶対にできるようになりません(^^;


先生のレクチャーを受けながら全体でやることも必要ですけれども、そうでない時間ももっと作ってほしいのです。


当会は、自由稽古の時間ですら
「同じレベル同志でやってないで、他の先生にかかりなさい!」
とか言われてしまいます。(それでも、私は必ず基本稽古をやるようにしていますが。)

当会の自由稽古の時間は、なかば「地稽古強制」な気がするのですが…
「その時、その人がやりたいこと(やるべきこと)」
をやらせてくれればいいのにと思います。

剣道の稽古は「室内で、板の床で、防具をつけた相手がいる」時でないと、できないことが多いですから…
自主練をやるのにも限度があるのですよね。


姿見の鏡を見ながらフォームの確認、なんてことをしていても
「ほら、相手がいる時にかからせてもらわないと!」
なんて、他の先生にかかることを促されます。
でも、姿見を見ながら練習できる機会だって、稽古の時間以外にはないのですよ。


確かに、よその先生に教えてもらって「なるほど、いいこと教わったなあ」と思うこともあるのですが…
私みたいなのは、ほんの数分やったくらいでは知識だけが増えて、自分の体にはさっぱり定着していない気がします。
だから何度も同じことを注意されることになるんですね(^^;


剣道の先生は、今まで「素質はある人を、上手くさせてきた」自信があるからなのか…
「できない人が、こうしたいと思っている」ところまで、なかなか汲んではもらえません。
「こういうことをやってほしい」ということを言っても「いや、そんなことよりこうやったほうがいいよ」なんて、却下されたりします。何度か却下されることが続けば、もう本音はなかなか言えなくなってしまいます。

でも、できる人とできない人は同じメニューでは無理があります。
「できない人には、できないなりの稽古をするべき」のです。

子供の場合は特に
上達しない→つまらない→あまり行かなくなる→なおさら上達しなくて嫌になる
という悪循環がけっこうあるような気がするんですよね。


私程度のレベルの人間でも
「こうだったらいいのに」
と強く感じることがこれだけたくさんあるのに、どうして先生にはこういうことがわからないのだろうかと思います。
なかなか上達しない子(人)には、それなりの理由があるはずです。
漫然と他の子と同じメニューをやらせるだけでなく、生徒の要望も聞いてみたほうがいいのではないでしょうか。


指導のプロである先生からみると
「それは考えが浅いのでは」
と感じることもあるかもしれませんが、こちらが感じていることを聞いてもらえて把握してもらえるだけでも、気持ちがだいぶ違います。
そんなことから先生を信頼できるようになるわけですし、本人の言っていることにも「生徒を上達させるヒント」があるかもしれません。


(後編へつづく…)


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2019年05月27日

母だけの剣道日誌(47)ブログと私の心の、相互作用。

私の「剣道やめる騒動」(?)で、だいぶいろいろな方から反響があり、自分が想像していた以上のコメントをいただいたのですが…。

今年に入ってから、私のブログの記事は「山関係」がメインで、剣道の記事はほとんどありませんでしたが…
やっぱり、どこか「飽きて」「心が離れて」いたから、書きたいことがなかったのでしょう。


「やめたい」と思ってからは、剣道関係の情報はあまり入れたくありませんでした。
今までチェックしていた剣道関係の掲示板やブログも、ほとんどブックマークから消してしまいました。

このブログも…
「最後に挫折してやめちゃう人のブログなんて、ないほうがいいんじゃないの?
辞めてしまったら剣道関係の記事は消したほうがいいのかな」

なんて思ってみたり。


でも、ブログでやめたいという気持ちや、これまで持っていた不満をつづってみたからなのか。
いろんな方からご心配をいただいたり、私がブログを書いていたことに感謝の気持ちを伝えていただいたりしたこともあり。
今は、剣道でやってみたいことや、書いてみたいこともまだありそう…と思っています。


「笑うと免疫力がアップする」という話がありますが。
この「笑う」というのは、「面白かったり、おかしくて」笑うという時だけでなく…
ただ単に「口の端を上げる」という「笑うふり」をするだけでも、効果があるのだそうです。
つまり、笑うふりをすることで、本当に楽しくなることもある?


私とブログの関係は、これに似ているのかなあ、と思ったのです。

私がブログを書く時って「これをブログに書きたい!」という情熱が湧き出て書いていることが多いのですが、それを書くことによってなおさら、その情熱がアップしたりします。
でも、逆に…情熱がなくても「書き始めてから、興味がわいてくる」ということもあるのですよね。


今までも、例えば、全日本剣道選手権の話を書いた時など。
「実際に会場に見に行った時はよく見えなかったけど、ブログにはもうちょっと詳しく書こうかなあ」
と思って、録画していたビデオを分析していたら、書いているうちにいろんなことが見えてきて楽しくなってきて、最初に自分で考えていた以上にかなり踏み込んで書いたことがあります。
母と子の剣道日誌(255)全日本剣道選手権に行ってきました!(その8)準決勝、西村対畠中。西村選手の「計算」

また、何か面白い話を聞いた時なども「これ、ブログネタにしよう」と思ってさらに詳しく聞いてみたり。
ブログがあることによって、私の興味も広がっているということもあるようです。


また、ブログに書く時って…不特定多数のみなさんにわかりやすいようにと、何度も何度も推敲をするのですが、そのせいか、自分の考えがだいぶ整理されてくるのです。

「あ〜嫌!もう嫌〜!限界!」

とぐちゃぐちゃと思っていたことでも、書いてみると

「私はこういう理由でこれが嫌だったのか」

ということがはっきりするからでしょうか。
自分を俯瞰で見ることができるようになる、というか…。


今回、たくさんの親身なコメントをいただいたhideさんには、本当に感謝しています。
40代後半から未経験で剣道を始めて、いろいろな試行錯誤をしてきたhideさんからは、私がどういう稽古をしていけばいいのかという具体的なアドバイスをいただき、やり方を工夫していけば、もしかしたらもう少しは上達できるのではないか、と思えるようになりました。

初心者スタートの大人の孤独感や、剣道界に対する私のいろんな不満を理解して、共感していただけたこと。
そして
「センスがなくても、自分に足りないものをどのように補えばいいのかを考えて努力を重ねれば、その差は埋めていくことができると確信している」
という力強い言葉は、私が前を向けるきっかけになりました。

私がブログに書いたことやコメントに対して、そのたびに説得力のある的確な言葉を投げかけていただいて、なんというか…
「すっごい上手い面を打たれた」
時の「やるなあ〜」みたいな感動を覚えていました。(笑)

(私は面を打たれた時にも感動しちゃうから、強くなれないんですかね〜?)

あっ、これも、「交剣知愛」なんでしょうか!?
戦ってはいないですけど(笑)


コメントのやりとりを通じて、自分の中にあったいろんなことも見えてきて、いっぱい書きたいことが出てきて…
それを書いたおかげで、だいぶ気持ちが整理されてきたようです。


陰ながら心配してくださっていたAY先生にも、ご心配をおかけしたことをお詫びするとともに、心よりお礼を申し上げます。
AY先生のブログを読んで、そんなにも心配していただいていたことが嬉しくて、そして心配していた様子の文章がおかしくて笑ってしまいました。(心配していただいたのに、笑ってすみません!)
そちらのブログで書いていただいたことなので、こちらもブログで書かせていただきます(^^)
※AY先生のブログのブックマークは、消してませんでしたよ!(笑)

他のコメントいただいた皆様にも、感謝しております。
共感や心配のコメントをいただけたこと、本当に嬉しかったです。


「やめたい気持ち」も、当初よりはだいぶ冷静に見ることができるようにはなり…
とりあえず今の会で、続けていく道を模索しようと考えています。

とはいえ、あれほど「剣道を、今の会をやめたい」と思ったのには、それなりの蓄積があったわけなので。
また、あの気持ちがフラッシュバックすることも…あるかもしれません。

これから、どのくらいの距離感で剣道や、今の会に接していくことがいいのだろうか。三段を取った時に、私はどう感じているのだろうか。
まだちょっと、複雑な気持ちも残りながらの模索ですが。



まだ、みなさまが私の駄ブログに興味を持っていただけるのであれば…
これからもお付き合いいただければ、幸いです。


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posted by はなずきん at 09:05 | Comment(6) | 母だけの剣道1(三段に向かって) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする