2019年04月23日

メタボな主人&娘&先輩と、御岳山〜日の出山 バースデー登山!(その3)日の出山山頂で、ハッピーバースデー!

メタボな主人&娘&先輩と、御岳山〜日の出山 バースデー登山!(その2)御岳神社〜日の出山山頂まで より続いています。

主人が周囲の写真を撮っている間に、S子先輩とこっそり素早くバースデーイベントの準備をします。
特に頼んだわけではないのですが、娘がそれを察して、主人のところに行って、あれこれ話しかけて足止めしています。
ナイスジョブ!娘!(笑)

まず、カップケーキの準備です。
カップケーキは紙のドリンクホルダー的なもの(マックのドライブスルーでドリンクを立てるような、あれです!)に立ててあったので、そのまま私のリュックに詰め込んでいたのですが、無事崩れないでいてくれたようです。
そのひとつに、100均で買ってきた「数字のろうそく」を立てます。主人は49歳になったのですが、さすがに49本とか(4本+9本でも多いですよね!)ろうそくは立てられませんので(^^;
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プラスチックのワイングラスを組み立て…小さいスパークリングワインも準備。
そして、バースデーフラッグをレジャーシートの近くにセッティングします。
地面が固くてうまく棒がささらなかったので、石によりかけることにしました。
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さらに「音は出るけど紙は出ない」クラッカーを各人に配り…。

今回使ったバースデー系のグッズって、全部100均モノばかりなんですよね。こういうのって普通のお店で買うと、使い捨てなのに案外高かったりするので…今は便利になりましたね〜。

ケーキ以外はそんなに大荷物なわけではなかったのですが、登山リュックに詰め込むとなると案外かさばる感じですね〜。
買ったものを持ってくるだけでこんなにかさばるのなら、山で調理をしようとするとかなりの荷物になるのでは…と思いました。
最近、ネットで「山と食欲と私」という登山漫画を読んでいるのですが、あれだけいろいろ準備して持っていったら重いだろうなあ〜。日帰りでも30リットル以上のリュックがいりそうです。

まあ、それはさておき。
準備が終わった頃、娘が主人を連れて戻ってきました。

まずは3人で、主人に向けてクラッカーを発射!

「誕生日おめでとう〜!!」

よもや、こんな場所でそんなことがあるとは思ってなかった主人は一瞬、唖然として…一瞬の空白ののち、やっと状況を理解したようです(^^)

さっそく、スパークリングワインをつぎまして…
でも、100均のプラスチックグラスなので、非常に不安定なうえに、地面がデコボコで置きづらい!(^^;
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で、ここでろうそくに火をつけようとしたのですが…
ライターの火が少し弱いのと、風が強くて、なかなかつきませ〜ん!!
お墓参り用の、風防付きのチャッカマンを持ってくるべきだったか!?(笑)
仏壇 ライター 仏具用ライター CRお線香用ライター せせらぎ2 アイデア 便利
仏壇 ライター 仏具用ライター CRお線香用ライター せせらぎ2 アイデア 便利

けっこう苦労した後、やっとろうそくに火がつきましたが…なんか、主人が消そうとしなくても消えてた気もしますが(笑)

そこでみんなで
「かんぱーい!」
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もちろん娘は、スパークリングワインじゃなくてポカリスエット飲んでますよ!
この後、下山しなければなりませんから、スパークリングワインはひとり一杯くらいの量しか持ってきていません。

そして、みんなでケーキを食べます♪
このセブンイレブンのカップケーキ、けっこうボリュームがありましたが、食べてみるとそんなに重くなくペロッと1個いけちゃいました。なかなかおいしかったです。
登山中にケーキを食べたなんてこれがもちろん初めてですが、体力を使った後だけにケーキがめっちゃおいしかったです。
「山ケー」悪くないですね〜。S子先輩は「また登山の時にケーキ持ってこようかな〜」などと言ってました。

ほんとはここで、私が用意していたプレゼントをあげたかったのですが…かなりかさばるので持ってくるのをあきらめ、家で渡しました。
その話はまたのちほど。


しかし、山の頂上でのイベント、なかなか楽しかったですね〜。荷物の制約があるのでそんなに大掛かりなことはできないですが、それだけにちょっとしたことでもイベント感があるというか。
主人も予想外のことで驚いていましたが、嬉しかったようです。
また、機会があったらやってみたいです(笑)

(続く)

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2019年04月19日

メタボな主人&娘&先輩と、御岳山〜日の出山 バースデー登山!(その2)御岳神社〜日の出山山頂まで

メタボな主人&娘&先輩と、御岳山〜日の出山 バースデー登山!(その1)バースデーサプライズ企画! より続いています。

今回のメンバーは、主人、私、娘、S子先輩の4名でしたが…
御岳山に登るのは、主人は4回目、私は3回目、S子先輩は2回目。そして娘は初めてでした。

ケーブルカー滝本駅より、御岳神社を目指して歩いている時のことです。
4人の中で一番後ろを歩いていた娘が、「お母さん!」と私を呼び止めました。

娘はたいてい、要件を言わないで人を呼ぶのですが、けっこうつまらない用事で呼ばれることが多いので(^^;、「人を呼ぶときはまず要件を言いなさい!」っていつも言ってるのですが、頭が回らないようです。

どうせ、またたいしたことない用事なんでしょ?と思いながら娘のほうに戻りました。
「お母さん、あれ、あれ!」と言う娘の指さす方向を見てみたら…「何か」がいます!

えーっと…、これ、カモシカですね?
私、野生のカモシカを見たのは初めてです!娘ももちろん初めて見たので、なんか興奮しています(笑)

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私たちがカモシカに気づいて、写真を撮ろうとしている間も、カモシカは私たちのことを全く意に介さず草を食べています。
カモシカは歩道より一段上にいて、私たちが行くことは不可能な場所だったので、どうせこっちには来れないと思っているのでしょうか?
この後、トイレに行くためにビジターセンターに寄ったのですが、職員の方に聞いたところ、この頃は毎日のようにカモシカが出てきていたそうです。

そして、御岳神社の手前にあるお店のあたりを通った時…ミョーなディスプレイに気づきました(笑)。
前にもここは通ったんだけど、気づかなかったなあ。

王蟲とかロボット兵とか…ジブリ好きなんだろうか?と思ったら…
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「天空風呂」と来ましたか。間違いなくジブリ好きなんですね(笑)
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ここは「蔵屋」という宿坊でした!
※宿坊とは、参拝者のための宿泊施設です。ここは宿泊だけのようですが、修行などができるところもあります。


さて、この後、御岳神社に参拝しました。
もう3度めですから、本殿、奥の院遥拝所、大口真神社を拝んで、お守りなどを購入しただけですが…。
私は、新しく購入したリュック「シラス36」につけるために、お犬様の「登山守」を購入しました。
この数日後に、友達と高尾山に行く娘にも買ってあげましたよ〜。

そして、おみくじを引いたら…「凶」で…(-_-)
「することなすこと不順なり」
とか書いてあり…

この神社で引いたおみくじは、3回とも全部厳しい結果でした〜。
前回も前々回も「末吉」で、あんまりいいことは書いてありませんでした。(私はおみくじは記念に全部、取ってあります)
別に、特に運が悪いって感じもないんですけどねえ〜(笑)


さて、御岳神社から神代けやきのところまで戻り…
日の出山のほうに向かって歩きます。

主人とS子先輩は、以前日の出山のほうに行ったことがありますが…。
初御岳山の娘はもちろん、私も日の出山に行くのは初めてです。

御岳山は標高929m、日の出山は902mなので、大きく上り下りするところは少ないです。
御岳山と日の出山の境目の部分までは、ゆるやかな下り道でした。
そして、そこから日の出山山頂に向かって登っていくのですが…日の出山の頂上近くがちょっときついですが、そんなに大変な道ではありませんでした。

御岳神社でちょっとのんびりしすぎて、予定時刻よりちょっと遅れていたのですが…
御岳山の神代けやきの分岐を出発したのが10時50分過ぎで、日の出山山頂に到着したのは11時40分くらいでした。ほぼ予定通りの時間です。

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日の出山山頂には、ベンチや東屋があるとのことだったので、そこで持ってきた昼食を食べようと思っていたのですが…
東屋のほうはご年配の団体が、何やら料理をしていていっぱいです。
ベンチのほうも、どこぞの高校の山岳部の子たちで半分くらい埋まっていました。(全員、男の子でした…)
ベンチはいくつか空いていたのですが、日差しが強くて暑そうなので、日陰になっているあずまやの脇でレジャーシートを広げて食べることにしました。

↓これが東屋です。手前にはベンチがたくさんありました。
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レジャーシートを広げたところで、我が家はコンビニで買ったおにぎり、S子先輩は持参のお弁当を食べました。
さて…、いよいよサプライズパーティ?の準備をしないと…と思っていた時に、昼食を食べ終わった主人が、山頂付近の写真を撮るためにその場から離れました。

よしっ。準備をするなら、今でしょ!?

(続く)

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2019年04月18日

メタボな主人&娘&先輩と、御岳山〜日の出山 バースデー登山!(その1)バースデーサプライズ企画!

これまただいぶ前の話ですが…
春休みに、私と主人と娘、富士山に一緒に行ったS子先輩と、御岳山〜日の出山に登ってきました。
最近登山にはまっている娘が、御岳山の近くにある「つるつる温泉」に入りたい!というので、企画したものです。

今回、娘の春休みと主人の休みが重なる日に行くことにしたのですが、それがたまたま、主人の誕生日だったのです。主人は別にそれを意識していたわけではないようでしたが…
誕生日に登山なんて、なかなかないので…どこかでお祝いできないかな!?と私はひそかに思って、サプライズで何かやろうと考えていました。

とりあえずクラッカー(音だけで、紙が出ないもの。片付けが大変なので)は持っていくとして…
お祝いなんだから「ケーキ」食べたいなあ。でも、山にどうやってケーキを持っていくべきだろうか??
崩れないように持っていくだけでも大変そうなのに、主人に見つからないよう、こっそり準備して持っていかなければならないのですよね。

ネットで「山 ケーキ」とかで検索して、いろいろ調べてみましたが…。さすがに、いわゆるホールの「お誕生日ケーキ」をそのまま持って行ってる人は、さすがに見当たりませんで(笑)。ロールケーキとホイップを持って行ってその場でデコったとか、パウンドケーキにした…というような方が多かったです。
しかし、パウンドケーキじゃお誕生日感が薄いし…。かといって、わざわざその場で調理するのもめんどうだし、荷物も増えるだろうし、こっそり準備するのも大変そうですよね〜。
どうすればいいだろう?と考えていた時に…S子先輩も一緒に来ることになったので、S子先輩にケーキを準備して持ってきてもらうことにしました。

S子先輩といろいろ話していて、コンビニの「カップケーキ」ならなんとか崩れずに持っていけるのではないか!?ということに。

調べてみたら、セブンイレブンのデザートは、ネットで注文して店舗で受け取れるのです。自宅に配送すると配送料300円がかかりますが、店舗受け取りなら送料無料なのです。
ケーキは生ものなので、そんなに早く準備しておくわけにもいかないし、いざ登山当日に店に行ってみたら欲しいものが売り切れだった!ってのじゃ困りますから、これはなかなか使えそうです。
セブンイレブンのお届けサービス
今回注文したケーキはこちら。→ストロベリーショートケーキ

というわけで…S子先輩と密かにいろいろ打ち合わせして、一緒にいく娘にも協力をお願いして、登山当日を迎えたのでした。
まだ涼しい時期でしたが、ケーキは保冷剤&保冷パックに入れて持っていきましたよ!

今回のルートはこんな感じ↓です。

JR御嶽駅〜(バス)〜ケーブル下駅〜(ケーブルカー)〜御岳山駅〜御岳神社に参拝〜日の出山山頂(昼食)〜つるつる温泉(入浴)〜(バス)武蔵五日市駅

日の出山山頂での昼食の時にバースデーイベントをしよう!ということになっていました。
S子先輩に「カップケーキを4つ」買ってきてもらったのですが、他にも乾杯用に小さいスパークリングワインを持ってきてくれたので…ケーキのほうは途中でS子先輩からこっそり受け取って、私のリュックに詰め込んで持っていくことにしました。

私は、今回は先日新しく購入したザック「シラス36」を試すつもりでした。シラスは富士山用に購入したものなので、日帰り登山だと容量にはやや余裕があったのです。
→「富士山登山用リュック」探し。(その3)オスプレーの「シラス36」にしました&機能説明

ただ、シラス36は、背中のフレームががっつりしているためにメインの気室が縦長で、想像していたより物が入りませんでした!
特に、ケーキは崩れないように方向を一定にしておかなければならないし、ぎゅうぎゅう詰めるわけにもいかないので、案外場所を取ったんですよね〜。

シラス36は私の体型にばっちりフィットしてくれて、背中の通気性もよく、背負い心地は非常によろしかったのですが…富士山用の荷物が全部入るかどうかについては、若干不安になりました。今年は早めに荷物を準備して詰め込んでみないとなあ〜。
あと、腰部分のポケットが思ったよりも小さく、財布の出し入れがしづらかったのです。山用の財布も、もうちょっと小さいのを買おうと思いました…。
また外側にある大きいポケットが、大きすぎて中身の整理がしづらかったので、この登山の後で、ここのポケットに入れて使うための小さいスタッフバッグを購入しました。

オクトス・スタッフバッグ3L/6L/10L 3枚セット (バリエーション1)
オクトス・スタッフバッグ3L/6L/10L 3枚セット (バリエーション1)

↓今回の娘の出発時スタイル。上着はユニクロのダウン、スカートとレッグウォーマーはモンベル。リュックは景品でもらったカリマーの「tatra25」で、デザインはいいのですが、開け閉めがめんどくさくて、使いづらかったらしいです。
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↓途中で上着を脱ぎました。ダウンベストは私のなのでちょっと大きいです。トレッキングポールも私のを貸しました。
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↓私の装備。シラス36初使用です!トップスは吸水速乾長袖の上に、リネンの長袖シャツを着ています。
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トレッキングパンツの下に機能性タイツをはいているため、コンパーチブルタイプ(ファスナーで裾の筒部分を切り離せる)のトレッキングパンツにしているのですが…
コンバーチブルのクライミングパンツを購入(前編)「PAINE」のパンツにしました
もものファスナー部分が伸びないために、1サイズ大きめのパンツにせざるを得なかったのですが、後ろから見るとけっこう太く見えますね!(^^; 
試着の時はここまで太く見えなかったんだけどな〜…。リュックで上半身が隠れているのでなおさら下半身が強調されて太く見えるのかもしれません。

ちなみに、機能性タイツの疲労軽減効果ですが…なんとなく、あった気がします!
今回は私の苦手な下りがわりと長かったわりに、あまり足が疲れませんでした。日常生活で「階段下り」を意識してやっているためか、「下りに使う脚力」自体も以前よりついている気がするので、それとの相乗効果もあるかもしれませんが。
この日(3月末)はわりと涼しかったのと、急な登りが少なくあまり汗をかかなかったため、パンツを切り離して使うことはありませんでした。


↓ケーブルカー下駅にあった、コーヒー「しか」売ってない自販機!
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ケーブルカーの駅(上)で見たお土産たち。いろいろ面白いものがありました。
熊肉とイノシシ肉の缶詰がありましたが、最近、熊の目撃情報があったということが書いてあります〜
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「御岳山に行ってきたひと」という、人型のスナック。なんかほのぼのしてます。
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イノシシ年だからなのか、ウリ坊のチョコが。箱がカワイイです。
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(続く)

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2019年04月16日

高山病が心配な人にお勧め「富士山テスト」。夫婦で受けてきました!(後編)

高山病が心配な人にお勧め「富士山テスト」。夫婦で受けてきました!(前編) より続いています。

次に、運動状態でのチェックをします。

ここでやる運動は「踏み台昇降」です。
昔、学校の体力測定でやった時は、かなりペースが速かったですが…この時は、最初はかなりゆっくり行いました。
(今は、学校の体力測定では踏み台昇降はやらないんですよね!)

最初は、1秒で1歩、くらいのゆっくりペースで踏み台を上り下りします。
ふだんから「階段登り」をよくやっている私にとっては、これは「運動というほどではない、どうってことない速度」だったのですが…

しかし、血中酸素濃度は、見る見るうちに落ちていきました!!
このテスト中(私としては)最低の「70%」になってしまいました。ここまで血中酸素濃度が落ちると、頭がだいぶボーっとしてきています。

いっぽう、メタボな主人は、このくらいの運動でもやや疲れて、息が上がってきていました。血中酸素濃度も70%になっていました。

そこで、さっき言われた呼吸法を意識的にやりながら運動を続けましたが…
私は「胸をふくらませて息を吸いこんで運動をする」ということに慣れていなくて、上手くできません。呼吸法をがんばっても血中酸素濃度は80%までしか上がりませんでした。呼吸法で10%改善した、というのは、ギリギリ大丈夫な範囲なようでしたが。

いっぽう、主人のほうは呼吸法はできていたようで、意識して呼吸した場合の血中酸素濃度は87%まで回復していました。

次に、踏み台昇降のペースを上げます。測定でやる踏み台昇降くらいの、ちょっと早いペースです。
私はこのくらいの早さでも(運動強度的には)まだ行ける、と思っていましたが、山登りの時もゆっくりペースの主人にはちょっときついようでした。パルスオキシメーターでは脈拍も出るのですが、主人はだいぶ脈拍が上がっていたようです。

すると…なぜか私は、運動しながら「意識して呼吸しない状態」での血中酸素濃度が上がって「78%」になったのです!
「ゆっくり踏み台昇降」の時の70%よりは、だいぶ改善しています。
いっぽう主人は、さっきより数値が下がって「68%」に。


そこで、運動は終わりになりました。

普通は、運動強度を上げた時には、血中酸素濃度が落ちる場合が多いようなのですが…私はペースを上げた時のほうが血中酸素濃度が上がったので、なぜでしょう?と聞いてみたのですが、
「運動をすることで血行が良くなり、それで酸素が運ばれるようになったのかもしれませんね」
と言われました。

そういえば、私はあまり血行がいいほうではないんです。血圧も低いし、採血の時も人より時間がかかるんです。
私が富士山に登った時、上に行くほど元気になっていたのは、運動強度が上がっていた(=血流が良くなっていた)からなのかもしれません。
私と主人とでは、血中酸素濃度が落ちる場面も、戻る場面もビミョーに違っているのが面白かったですねえ。

後で調べてみたら、ふだんからトレーニングをしていて酸素を効率的に使える体になっている人は、低酸素での運動時に血中酸素濃度がより低くなることもあるのだとか。また、低酸素に慣れやすいかどうかもだいぶ個人差があるようです。
高所への適応能力って、実際にいろんな状態で測定してみないとわからないものなんだなあ、と思いました。

また、実際の高山は低酸素なだけでなく、低気圧でもあるので…高山病になりやすいかどうかは、低気圧への耐性も関係あるようです。
平地でも、低気圧だと調子悪くなる人がいますよね。この「富士山テスト」では低気圧への耐性まではわかりませんけれども。


さて、今回の「富士山テスト」の結果は…トレーナーさんから
「ふたりとも、やや高山病になりやすいほうのようです」
と言われました。

「低酸素トレーニング」をすると、体が慣れて高山病になりにくくなるそうで、それも勧められました。
高所に行く1か月ほど前から何度か受けると効果的だそうです。低酸素トレーニングでは、もっと詳しい呼吸法のレクチャーなどもあるようで役立ちそうです。

また、起きている時に低酸素状態に慣れたとしても、寝ている時はまた別なのだそうで、睡眠時に低酸素に慣れるには「低酸素室での睡眠トレーニング」をしないといけないそうです。
ただ、低酸素トレーニングは料金が1回4000円かかることもあり…
私は昨年は登頂できてるし、主人も効果的な呼吸法がわかったのでなんとかなりそうなので、低酸素トレーニングは受けないと思います(^^;

私は「運動しながら、胸を膨らませて息を吸い込む」ことがあまり上手くできていなかったので、それからは運動時に意識してやっていますが、慣れてきたらわりとできるようになった気がします。

↓私の結果です。
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↓主人の結果です。
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なお、低酸素トレーニングを受けられる施設は、探せば他にもあるようです。
マラソン選手などが、パフォーマンスを上げるために高地トレーニングを行ったりしますが、それと同じような効果が出せるということで、都内には何か所か低酸素トレーニングができるスポーツジムがあるようです。


今回のレクチャーで聞いた、高山病予防対策として有効なのは…

@睡眠をしっかりとり、体調を整えること(←基本的ですが、けっこう重要なようです)
Aゆっくりと行動すること
B水分補給をしっかり行うこと

高所では脱水状態になりやすく、血液がどろどろになり、酸素が運ばれづらくなります。それを防ぐために、こまめに水分補給をしたほうがいいそうです。(スポーツドリンクなど糖分と塩分が入っているものがベスト)
水分は、一気に飲んでも全部は吸収されず排出されてしまうので、間隔をあけて少しずつ摂取するのが効果的だそうです。のどが渇く前にちょこちょこ補給、ですね。
Cエネルギー補給をきちんと行う
高所だと平地よりエネルギー消費が大きくなります。食欲が低下することもあるので、こまめに補給するといいそうです。

などだそうです。


そして、実際に富士山に行くときに、泊まる山小屋の場所やタイミングなどについても相談したのですが…

@登るペースがゆっくりなほうが、低酸素や低気圧状態に適応しやすい
Aしかし、高所にいる時間が長いほど、高山病は発症しやすくなる
B疲れていても高山病を発症しやすくなるので、適切に山小屋で休むことも重要
C山小屋で、睡眠時に症状が悪化する可能性もある
(人によって、寝ている時には酸素が取り込みづらい場合があるというのと、山小屋の混雑で室内の空気が悪くなっている可能性も)

という、やや相反する条件がいくつもあるので、その「ちょうどいいところ」を取るのが難しいんですよね。

人によって、登れるペースも低酸素への適応能力も違うので、万人向けというプランはないのです。

滞在時間を短くする、ということだけについて言えば…すごく体力のある人なら「弾丸登山」(途中でどこにも泊まらず登頂、下山してくること)は有効なのかもしれません。
でも、急に高度を上げるような登り方をすると、それはそれで、発症しやすくなるのですけどね!
まあ、うちの夫婦には弾丸登山は絶対に無理ですけど!(笑)

今年は絶対、剣ヶ峰にも行きたいし、できればゆっくりお鉢巡りをしたいのです。
昨年のように、八合目に1泊するプランだと、2日目に頂上まで行ってお鉢巡りをして、下山することになりますが…
それだと、ペースの遅い主人には相当無理がありそうですし、私もそれではかなり足が疲れそうなので、余裕を持って2泊しようと考えていました。

午前中登り始め→夕方までに八合目に到着して1泊→翌朝ご来光を見てから頂上へ、お鉢巡りをして頂上に1泊→頂上でご来光を見てから下山

というプランを当初は考えていたのですが…今回の結果を見てちょっと考え直しまして…。
2泊すれば、高所での滞在時間が昨年よりも長くなるわけですから、もっとも空気が薄い頂上で一泊する(睡眠をとる)のは、高山病になるリスクがけっこう高い気がしました。
それに、頂上の山小屋は環境的にイマイチ(布団が砂だらけだとか!)という話をよく聞きますし。

主人は「ぶっちゃけ、ご来光はもうどうでもいい。すでに2回見たし。」ということなので…
まあ、私も無理に見なくても…と思ってます(笑)。(でも、影富士は見たいんですが!)
ならば、2泊目は頂上ではなく、八合目まで降りてきてからでいいかも。

今回のテストを踏まえて富士山のプランも練り直せたのでよかったです。
いやホント、役に立ちました。「富士山テスト」、高山に行く方には、おすすめです!


しかしこの「パルスオキシメーター」って、面白いですね〜!
ちゃんとしたものは数万円するようですが、Amazonではだいぶ安いものも売っていました。

dretec(ドリテック) パルスオキシメーター 酸素濃度計 【見やすい反転液晶】 医療用 看護 家庭用 介護 国内検査済 一年保証 医療器認証取得済
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↑これは6980円なので、このくらいなら買えそうです。
レビューを見ると、安いだけにときどき動作がおかしかったり、測定精度はイマイチなようですが…医療用として使うわけではないので、この程度で十分な気がします。
寝ている時の酸素濃度の状態もわかるでしょうし(自分では見えないので、人に見てもらわないといけないですが(笑))買って富士山に持っていこうかな〜?

ちなみに、平地では「相当」運動しても、血中酸素濃度はほとんど落ちないそうなので、健康な人であればふだんは測定する意味はあんまりなさそうです。

ただ、病気や睡眠時無呼吸症候群など、健康状態が悪いと、平常時から血中酸素濃度が低いことがあるようです。
主人の睡眠時無呼吸症候群検査の時の結果を見たら、睡眠時に血中酸素濃度が落ち込むのはもちろんですが、平常時でも93%しかなかったんですよね。この器械があれば、睡眠時無呼吸かどうかざっくり判定するのには使えるかもしれませんね。
(※この器械には数値の記録機能はないので、寝ている時は他の人が観察しないといけないですが!)
もし買ったらまたレポートしますね〜。


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2019年04月15日

高山病が心配な人にお勧め「富士山テスト」。夫婦で受けてきました!(前編)

ちょっと前に、イーアス高尾の「石井スポーツ山専」で買い物をしていた時に…
売り場に置いてあるチラシが目に入りました。

「低酸素室で行う、富士山テスト」

えっ、これ何?と思い、そのチラシを持って帰って読んでみたところ…
「富士山テスト」は、低酸素室で「血中酸素濃度測定」を行い、高所への適性を調べ、対応方法をアドバイスしてくれるものだそうです。

この「富士山テスト」を行っているのは、あの!80歳でエベレストに登頂した、三浦雄一郎さん&息子の豪太さんの事務所「ミウラドルフィンズ」なのです。

三浦雄一郎さんはプロスキーヤーで登山家、「世界七大陸最高峰のスキー滑降を完全達成」した方です。
今年の1月にも、86歳にして南米の最高峰、アコンカグアに登るという挑戦をされてニュースになっていましたね。
この時は6000メートル地点まで行ったものの体調が整わず、頂上への登頂は断念されたようですが…90歳でまたエベレストに挑戦するという話を聞きました。すごいバイタリティですよね!!

※余談ですが、青森出身の私の父(故人)は三浦雄一郎さんと旧制中学で同級生だったらしいです〜。

息子の三浦豪太さんもプロスキーヤー&登山家にして医師で、親子での2度目のエベレスト登頂(世界初)など、さまざまな挑戦をされています。ミウラ・ドルフィンズでの低酸素・高酸素室のトレーニングシステム開発もしています。


ここの「低酸素室」は、6000メートル相当の酸素濃度にまでできるそうですが、一般の方が行えるのは…
@3000m相当の「富士山テスト」(料金5000円)
A4000m相当の「海外高所テスト」(料金10000円)

の2種類です。
またテストの結果をもとに、「低酸素トレーニング」を行うこともできます。


うちの家族は昨年、一昨年と富士山に登りましたが…
最初の年は、主人は五合目から頭痛を訴え、動くスピードも相当遅くなっていました。この時は娘が膝が痛い&高山病で、七合目で断念。
次の年は天気も良かったこともあり、それよりはだいぶマシだったようですが、やはり八合目以上ではけっこう頭痛があったようです。
本八合目で登頂を断念した娘と一緒に、山小屋で待機している時に仮眠を取ったら、ものすごく具合が悪くなったそうです。

私は最初の年は、七合目までしか行っていないこともあり、ほとんど具合は悪くなりませんでした。
次の年は、八合目の山小屋で泊まった時にものすごく気持ち悪くなりましたが、登っているうちに体調は良くなり、山頂まで無事行けたのです。私は登りよりも、むしろ下りの時のほうがやや頭痛がありました。


今年はぜひ頂上まで行きたい!という主人にこの「富士山テスト」の話をしたら「ぜひやりたい」ということだったので…私も一緒に受けに行くことにしたのです。
テストに行ったのは4月初めのことだったのですが、ブログを書く時間がなかったので今頃書いています(^^;

代々木の駅から徒歩7分ほどの場所に「ミウラドルフィンズ」があります。
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ミウラドルフィンズのHPには内容を以下のように書いてありましたが、実際に行ったことはビミョーに違いました。
 1.問診・・・登山/運動歴、過去の高所経験、健康状態の問診を行います。
 2.測定・・・身長、体重、体脂肪率、血圧の測定を行います。
 3.3000m富士山テスト・・・3000m相当に設定した低酸素室に入り、安静20分、運動20分を行います。
運動は、実際に山を登っているのと近い状態で、ザックを背負って行っていただきます。テストは、パルスオキシメータを使って血中酸素濃度と心拍数を測定します。また、スタッフが高山病に関する基礎知識から呼吸法や歩き方等の予防法のレクチャーを行い、実践して頂きます。

1.問診はその通りでしたが、2.測定 は、血圧しか測りませんでした。身長、体重は自己申告。体脂肪率は聞かれませんでした。
そして富士山テスト時に行った運動は、「ゆっくりとした踏み台昇降」と「少しペースアップした踏み台昇降」の2種類でした。ザックはしょっていません。

ふたりとも普段よりだいぶ血圧が高かったのですが、駅からここまで歩いてきた後だったからでしょうか??
私は「132/72」でしたが、ふだんは上は100-110くらいで、高くても120くらいなのに…。それにしても主人は「153/92」とちょっと高すぎです。ふだんから高血圧気味なんですよねえ。

まず、「パルスオキシメーター」という、血中酸素濃度を測る器械を指先に装着します。
これ、主人が「睡眠時無呼吸症候群」の検査の時にもつけていましたね。
実際に装着したものはこれとはちょっと違うのですが、コニカミノルタ製でした。
コニカミノルタ パルソックスライト(PULSOXーLite) パルスオキシメータ (レモンイエロー)
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通常の状態では、血中酸素濃度は約97〜98%。睡眠中でも約95〜96%です。
主人が睡眠時無呼吸症の検査をした時、寝ている時になんと、44%まで下がっていたんですよね!そりゃ〜具合悪くなるわけですよ…。(エベレストに無酸素登頂すると、そのくらいの血中酸素濃度になるらしいです(笑))

今回、低酸素室に入る前は、パルスオキシメーターの値は、ふたりとも97%程度で正常でした。
そして、まずはトレーナーさんと一緒に低酸素室に入ってから、いろいろとレクチャーを受けます。

室内を低酸素にするための機械のようです。
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室内の様子。椅子と、ランニングマシーンがあります。
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まずは椅子に座り…トレーナーさんから、ここの低酸素室についての説明がありました。

地球上では、空気の中に含まれる酸素約21パーセント窒素約79パーセントで、これは平地でも高地でも変わりません。
しかし富士山の場合は、上に行くほど気圧が低くなる(=空気が薄くなる)ので、酸素の量が減るわけです。

でも、ここの低酸素室は、気圧は1気圧で平地と同じです。
しかし、空気中に含まれる酸素の濃度を低く(=窒素の濃度を高く)して、「高所と同じような酸素の薄さ」を再現しています。

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部屋にあった酸素濃度計。13.5%は、3600メートル相当(富士山の頂上付近くらい)です。
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また、高山病にもいろいろタイプがあり…
安静時、運動時、睡眠時など、どういう状況で高山病になりやすいかは、人によって違うそうです。
運動時になりやすい人、睡眠時になりやすい人、あるいはどの時点でもなりやすい人など、いろいろのようです。
また、私が山小屋で気分が悪くなったのは、酸素不足というよりは、(人が多いので)二酸化炭素濃度が高くなっていたせいかも、と言われました。

…という話を、座って聞いている間にも、ちょっとずつ血中酸素濃度が低くなってきました。

私は93%くらい、主人は90%を切っています。
私はこの時点では特に感じることはありませんでしたが、主人は「ちょっと頭痛がしてきた」と言います。
そのまま座って安静にしていると、どんどん血中酸素濃度は下がっていきます!特に、だまっているとあまり呼吸しないせいか、なお下がっていきます…。主人は86%、私も88%くらいになってきて、ちょっと頭がぼーっとしてきました。
よく高山病予防には「話しながら登るといい」とか「歌うといい」というのは、一理あるのですね。

ここでトレーナーの方が
「自分がこれがいい、と思う呼吸法をやってみてください」
と言ったので、私が富士山に登る時にやっていた
「息を吐ききってから吸う」
という呼吸をやってみたのですが…

あれれ??むしろ、血中酸素濃度は下がっていきます…!
なんか、80%くらいになっちゃったんですけど!!

そこで、トレーナーさんが「こうするといい」という呼吸法を教えてくれました。

「フッ!」(少し口をすぼませるような)という感じで勢いよく息を吐いてから、肺を膨らますように息を吸う…というのを、3秒くらいのサイクルで繰り返す、というものです。

この呼吸法をやったら、みるみる間に血中酸素濃度が回復していきました!
ほんの30秒くらいやっただけで、95パーセントくらいまで戻ったのです。へええ〜、呼吸法を意識するだけで、こんな簡単に戻るものなのか…。

私は、もともとはあまり腹式呼吸ができていなかったのですが、剣道をやるようになって腹式呼吸ができるようになったので、最近はもっぱら腹式呼吸をするようにしていたのですが…
低酸素下で、肺に効率的に空気を取り込むためには、胸骨を膨らませて息を吸うような感じがいいようなのです。

ただし、これを一生懸命やりすぎると「過呼吸気味」になってしまうそうなので、あまり早く呼吸しすぎないように気をつけたほうがいい、ということでした。

しかし、自分が「これがいい」と思っていた呼吸法ではむしろ酸素濃度が落ちていくとは…、
えーっ!て感じでした(笑)。


なお、体格、体質やふだんの運動習慣により、最適な呼吸法は違うので、万人にいいというやり方はないそうです!
だからこの「その場で血中酸素濃度が確認できる」低酸素状態でのテストが有効なのだそうです。

(続く)

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posted by はなずきん at 10:53 | Comment(0) | 登山よもやま話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする