2018年11月21日

母だけの剣道日誌(14)子供の会、存続の危機!?

以前にも、何度か書いていますが…

現在、当会は非常に子供の数が少なくなっています。
大人会員のほうは30名近くいるのですけれども…

稽古に来ているのは「たまに」の子も含めて7名。
うち中学生1人、幼児1人なので…小学生は5名しかいません。
特に水曜日の稽古に来る子供は非常に少ないのです。
多くても3〜4名で、1人しかいない、と言う時も最近は珍しくなくなりました。


私が役員をやっていた2年前には、20名以上の子がいたのに、です。
私が役員の任期が終わる時に、5〜6名くらいの子が卒業や引越しで辞めてしまったので、その時から「勧誘活動をしたほうがいい」と思っていたのですが…昨年の役員さんは危機感が薄く、何もやってくれなかったのです。
昨年の間もけっこうたくさんの子がやめたのに、ほとんど見学の人なども来なくて…。
昨年の子供の新入会員はたったのひとりで…その子も今は来ていません。

今年は4月に小学1年の子がふたり入ったものの…
そのうちのひとり、AKちゃんは「現役警察官」MK先生の末娘です。
半年ほど稽古したのですが、「面をつけた人が怖くて打てない」という理由で先月から休会中です。

この子のお兄ちゃんは5年生で今も在籍していて、AKちゃんはいつも稽古を見ていたし、お父さんはバリバリ剣道をしている警察官なのにですよ。自分でやりたいと言って入ったのに「面をつけた人が怖くてできない」なんて理由は初めて聞きましたよっ。
子供は何言い出すかわかりませんねえ〜。

もうひとりの男の子はわりとやる気だったのですが、家を買ったということで隣の市に引っ越してしまい、退会してしまいました。

あとひとり、5歳の男の子も入りましたが…
来る回数も少ないし、来ても稽古をやるかどうかはヒジョーに気まぐれです。
なんたって5歳児ですからね…あんまり日本語が通じてない気がします。
稽古をやったところで、せいぜい、竹刀を振り回すか、すり足の練習くらいしかできませんし。
初心者指導のIZさんは「保育園の先生をさせられている」という感じですよ(+_+)

結局、昨年と今年は、誰も入らなかったも同然になってしまいました(+_+)


人が減れば活気もなくなり、稽古相手も減り…
子供たちのやる気も低下気味で、なおさら来る子も減るといった悪循環です。
うちの次男も、今年は受験で引退しちゃいましたしね。

しかも、今来ている中2のUM君は「今年の秋の審査(今週ですよ!)で二段に合格したらやめる」と言っています。
一番稽古に来ているのは小学校6年のふたりですが、中学生になれば来る回数も減ることでしょう。
残る小学生3人の中でも、ある程度やる気が感じられるのは4年生の男子1人だけで、あと2人の5年生男子は稽古に身が入ってないのがよく見て取れます…。
休会中の子が、もしかしたら戻ってくるかも?という話もちょっとはあるのですが、それも確実ではなく。
来年の4月には、もう、ほとんど子供はいないも同然の状態になると思われます。

大人の会は人数もいますし、「習い事させられてる感が強い」子供と違って、やる気のある方が多いので、稽古がなくなったら文句が出るくらいだと思いますが。


当会は、40年以上の歴史がありますが…
子供を教える会として発足したので、今までは小中学生の保護者から「副会長、書記、会計」の3名の「役員」をやってもらうということになっていました。(途中で微妙にいろいろ変わってきてはいるようですが)

その役員が稽古の場所取り、子供の会の行事などの運営業務をやってきたのです。
基本的に「ひとりの子につき1回(1年)」の役員をやってもらうことになっていましたが、来年はもう、役員のなり手がいないのです。

今までも子供が減ったことはあったそうですが、「役員のなり手が全くいない」ということはなく、現在は創立以来の危機的状況のようです。

今年の役員さんは忙しいのか、稽古に来る回数が非常に少なく、それも相乗効果?になっているのか、子供の会のほうは現在、全く活気がありません。
今年はチラシ配り、ポスター貼りなどをして勧誘活動を多少はしたのですが、入った子は幼児だったり、引越しで突然いなくなったり…
見学しに来た人は数人いたのですが、入ってはくれませんでした。


例年は3月に「総会」があって、その時に役員が交替するのですが、その前に今後について話し合わなければならないということで…「緊急会議」が行われました。
子供の指導者、役員経験者など10名ほどが集まり、今後、当会をどうやって運営していくのかについて話し合いました。

現状の問題点は、ざっとこんなところです。

「子供の保護者の数が少なすぎて、来年度の運営を保護者でやるのは無理」
「稽古の時に子供が少なすぎて、子供のモチベーションが上がらない」
「今まで子供会員の会費を主体にして運営費を出していたが、子供が少なすぎて運営費が足りない」
「(出欠を取っていないため)子供が来るかどうかわからない状態で、指導者が待機していなくてはならない」



もともと当会は、子供を教えることを目的として発足した会です。
子供が主体で、大人はおまけ程度、のはずだったのに、現状では大人のほうが圧倒的に多くなっています。

今後の方向性のひとつとして
「子供を教えることを全くやめて、大人の会だけにする」
という選択肢もないわけではないのですが、会の成り立ち自体が、子供を教えるためにできた会なので、その案は却下されました。

「(子供が集まらない)水曜日の子供の稽古をなくしたらどうか」
という案も出ましたが、
「稽古の回数を減らすと、一回休んだだけでも間隔が空いてしまうので、よけい行く気がなくなってしまうのではないか」
ということで、これも却下でした。

「市内の他の剣友会と合同で稽古をする」
という案も出ましたが、
”自宅から遠い場所にわざわざ行ってまで稽古しようという子供はほとんどいないのでは?”
ということで、これもなしです。

今は子供は非常に少ないけれども、今後、剣道をやりたいという子供が来た時に、全く教える体制がなくなってしまっているのはどうなのか、という話になり…
一人でも子供がいる限りは、子供を教える「枠」(時間や指導者)は残しておくべきではないかという結論になりました。
そして、できるだけ子供を増やすように、勧誘活動は続けたほうがいいと。


また、来年度以降の運営費が足りないことについては、現状ではかなり安く設定されている大人の会費を上げればまかなえるのではないかということになりました。
昨年まで年間2000円(プラス事務手数料1500円)だったところを、今年は年間3000円に上げたのですが、来年はそれでは足りず…。
子供が少ないと小学校を借りる費用も上がってしまうので(子供主体の団体には優遇制度があるため)
おそらく大人一人が、年間で10000円弱くらいにせざるを得ないだろうということになっています。
それでも十分安いと思いますが。


そして、運営を子供の保護者が担う、というのは、来年度からはもう無理だろうということになりました。


現在、当市内のほとんどの剣道の会で、子供が減っているそうです。
しかし唯一、子供が増えているのが…「道場系」のSJ館なのだそうです。

「道場系」というのは、「プロの剣道の先生」が、それなりの料金を取って教える形態を取っている会のことです。
基本的に先生や運営側が事務や稽古のすべてを見るため、親がすることはあまりありません。普通の「習い事」に近いでしょう。

SJ館は道場系の会なので、子供は月6000円程度の月謝を徴収しています。
当会は年間で16000円ですから、5倍近いお値段というわけですが…
SJ館は月謝が高い代わりに、スポーツセンターの送迎バスもあり、親が関わることはあまり多くはないのです。
それが子供が増えている理由なのかもしれません。


稽古場所の小学校にお子さんが在籍しているお母さんは
「剣道に興味があって、やらせたいという保護者はいることはいるんです。
でも、役員などをやるのも面倒だし、会の人間関係などが煩わしいのが嫌、という人が多いようです」

と、言っていました。

もはや、親が会の運営を担っていくような時代ではなくなりつつあるのかもしれません。
共働き家庭も増え、「お金は出すから全部面倒を見てください」という考えの保護者が増えてきたのでしょう。
サッカーなどの人気のあるスポーツなら、まだそうでもないのかもしれませんが。


なので、会の運営は、今後は大人会員(剣道の稽古をしている大人)が分担してやっていくしかない…ということになりました。
その「分担」についてはいろいろ考えることも多く、まだ全然内容は決まっていません。
ただ、子供関係の行事はほぼなくなるので、今まで役員がやっていた仕事よりは量が減ると思われますが。

今までは、学芸会などの行事で小学校の体育館が使えない期間は、違う場所を取ったりしていたのですが、それも今後はやめようという意見が出ました。
場所取りに手間がかかるし、鍵開けなどの負担も増えるし、場所が変わると子供の大半は来られないからです。

大人会員が運営をするようになれば、子供の保護者の負担が減るので、子供会員が多少入りやすくなるのでは?という意見もありました。


そして
「稽古の日に、子供が来るかどうかわからないのに待機しなければならない問題」
については、今後は必ず出欠をとるということになりました。

今年からは、保護者でLINEグループを作っているので、そこで連絡できるだろうということで。
(昨年まではメールやおたよりが連絡手段だったんですよね)

今までは子供が多かったので、出欠を取らなくても必ず誰かが来ていたのですが…
現状だと、誰も来ない日があるという可能性がかなり高くなってきたので。


しかし…
私は三段を取ったら(初心者指導の)指導者になって、会に恩返しがしたい…と思っていたのですが、その頃には子供はもういないかもしれませんね…
私は指導者がやりたかった、というわけではなく、私を教えてくれた先生方にご恩返しがしたかっただけなので、別にいいと言えばいいのですが(+_+)
でも、「指導者になれるように、いろいろがんばらなきゃ」と思ってたのに拍子抜けですねえ〜。


当会としては、創立以来の大きな変革期を迎えることになってしまいました…。
剣道をやりたい大人はたくさんいるので、会がなくなるということは当分ないでしょうけれども。
いったいこの先、どうなるのでしょうか…。


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posted by はなずきん at 11:20 | Comment(2) | 母だけの剣道1(三段に向かって) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする