その時はまだビミョーに痛いところがあったので、防具はつけなかったのですが…
ゆっくりランニング、準備運動と素振り、防具をつけずに2人組での打ち込みなどをやってから…
初心者ママさんと一緒に、先生を打たせてもらう稽古をしました。
防具をつけた稽古に比べれば「さわりだけ」な感じではありましたが、ひさしぶり(といっても3週間空けただけですが…)の稽古は、とっても楽しく、気持ち良かったです。
ああ、やっぱり、剣道はいいな〜とあらためて思ったのでした。
そして、土日に行われたK会と当会の合同大人合宿にも参加してきました。
私はこの大人合宿に出るのは3回目です。
前回もとても楽しくためになる合宿でしたが…
→母と子の剣道日誌(225)K会の大人合宿(その1)今年は、女子4人部屋。
今回はKDさんは来られなくて、女子はK会のTGさんとSA先生と私の3人でした。
稽古内容は毎年ほぼ同じなのですが、新たに学ぶところもあり、とても楽しかったです。
最初に参加したときは、唯一の「級」の参加者で、一番左端に並んでいた私も…
今は二段になり、K会に新しく入った初段の方もいたので、今回は左から3番目になりました!
二段の方もあと3人いましたし。
最初に参加したときは「苦手」だと感じていた、K会のWN先生とはだいぶ親しくなりまして…
(私が新しい防具を購入したのも、WN先生のお店なのです)
夕食(兼宴会)後の部屋での二次会ではWN先生とだいぶ長いこと話していました。
二次会ではWN先生に
「最初にはなずきんさんが合宿に参加した時はさ〜、まるっきり初心者って感じだったよね〜。
形を教えた時も、なんだか答えにくい質問をされて、困りましたよ」
と言われてしまいました(^_^.)
私は、日本剣道形は、その時がほぼ初体験だったのですσ(^_^;)
どんな質問をしたかは私も覚えておらず、先生も忘れてしまっていたようでしたが…
私、いったい何を聞いたんでしょうか…。
「でも、最近は前よりはいろいろわかってきて、だいぶ剣道らしくはなりましたよね。
形も今日見た感じでは、今の段位なりの感じでできてましたし。
立会いも、前はとにかく”打ちたい”という感じでやみくもに打ってる感じだったけど…
今回は機会を狙っているって感じがしましたよ」
「いやいや、今回は全然感覚がつかめなくて、立ち合いは全然ダメでしたけど…」
そう、合宿初日の模擬審査稽古で、私はひさしぶりに防具をつけたのですが…
いざ立合いになったら
「あれっ、何やればいいんだっけ」
みたいな感じになっていて…
全然覇気も考えも足りなかったんですよね(^_^.)
相手の方も、一人目は同じ二段とはいえ学生時代に経験のある男性で、動きも良くてなかなか打てなくて。
二人目の方はやや「おじいさん」の二段の方だったのですが、大きい面しか打ってこない人で、打った後も万歳みたいな姿勢になっているので、いつも手が上にあって面が狙えないんです。
小手や胴は打ってみましたが、審査稽古なんだし面も打ちたいんだけど…打っても打っても万歳した手に当たってしまい。いったいどうすればいいんだろう?という感じでした。
同じ二段の方相手なのに、全然有効打突らしいものが打てなくて愕然としてしまいました。
その後の地稽古でようやく
「ああ、こうやるんだったか」
と、ちょっと調子が戻ってきた感じでしたが。
とりあえず、防具をつけて稽古しても足の火傷のほうはもう痛くなくて、大丈夫でした!
やっと普通の稽古に戻れて良かったです(^^)
あと、WN先生に二次会の時に言われたのは…
「はなずきんさんは、ちょっと振りが遅いんだよね。なんかふわっと打っちゃってるっていうか…
それを直すには、まず”重くて短いものを素早く振る”練習をするといいです。
その手の内の感覚を覚えるといいと思いますね」
「具体的には、どういうものを振るといいんでしょうか?」
「いや、重くて短いものならなんでもいいですけどね…鉄の棒とか」(←そんなもの普通は持ってませんが!(笑))
「部屋で素振りする用の短くて重い竹刀とかありますが、そういうのでもいいんですか?」
「それでもいいんですけど、あんまり重すぎないもののほうがいいですよね。
筋力をつけるためじゃなくて、素早く振る手の内の感覚を身に付けるためですから。」
と、そこで一緒に話していたAD先生が
「僕は金づちを振って練習したりしましたよ」
と言ったら、WN先生は
「金づちですか、それはいいかもしれないですね。
金づちでとんとんと釘を打つような動きでもいいと思いますよ。
なんか適当な木切れに、リズミカルに釘を打つようなことをやるといいんじゃないでしょうか」
「あとね、はなずきんさんは打った時に手が伸びてないんですよ。
だから面を打った時にちょっと竹刀が立つような形になってしまっている。
まずは、普通に手を合わせて、自然に前に突き出すような動作をしてみてください。前へならえ”みたいな感じで。」
「こうですか?」
「そうそう、それだと腕がすっと伸びるでしょ?
最終的にそういう風に腕が伸びた状態で面が打ててればいいわけですよ。
で、その状態からすっと手をお腹のほうに戻してみてください」
「こうですか?」
「そうそう、そこがちょうどいい”中段の構え”の手の位置なんですよ。
いつものはなずきんさんは、もっと”握ってる”感じで力が入っちゃってるんで…
そういう自然な形で構えるといいですよ」
WN先生いわく…
とにかく「いい形」で面が打てれば一本になるわけなので、
その最後の「いい形」をまず先に作り、その感覚を覚えてから、
その形になるように手を出せばいいのだそうです。
この話はまだ聞いただけで、実際に竹刀で打って試してはいないので、この通りにできるかどうかはわかりませんが、私がこれから意識していかなければいけないことなのではないかと思いました。
こうやってじっくり話が聞けるのも合宿ならではのいいところですね〜。
(WN先生のお店でも、いろいろ聞いて長居しちゃったりしますが…)
(続く)
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