私はリビング隣の和室で、座ってアイロンをかけていました。
その時、隣のリビングでじゃれていた次男と娘…
こういう時は、ふたりで喧嘩を始めたりとろくなことがおきないのが常なのですが…
案の定、ビミョーにもめている次男と娘。
まあ、もめていることとは関係なかったかもしれませんが…
その時、次男が、そこに転がっていた「バランスボール」(座って体幹を鍛えるためのでかいボール)を、私のいる和室のほうに投げてきたのです!
私には当たりませんでしたが
「ちょっと!アイロンかけてるのに危ないじゃん!!」
と怒った私。
次男のほうにボールを戻したのですが…
そのボール、次男が受け取らなかったので、また私のほうに戻って転がってきまして…
その動きに気を取られた私、アイロンを自分の足の上に落としてしまいました!
あぐらをかくような形で座っていたので、アイロンが落ちたのは右足のふくらはぎのあたり。
「あちちち!熱い!あついっ!!!!!」
とっさにアイロンをどけましたが、しっかり火傷しましたよ!!
足首あたりからふくらはぎの中ほどにかけて、幅5センチ、長さ20センチくらいの傷になってしまいました。
私がすぐに立ちあがって、冷やしに行こうとしたら、
怒られるかと思った次男が何やら言い訳していますが…。
「今、あんたを怒ってるどころじゃないから!とにかく冷やすんだって!」
と、私は風呂場に向かいました。
私はまず、流水で患部を冷やしました。
しかしその勢いで皮が破れてしまい…
流水を当てると痛いので、「冷水につけながら冷やそう」と思ったのですが…
場所が場所だけに、洗面器などにはつけられません。
その時、お風呂にはお湯は入っていない状態だったので…
浴槽の中に風呂椅子を置いて座って、浴槽に水をためて、足を冷やすことにしました。
側でおろおろしている娘に頼んで、冷蔵庫に入っていた保冷剤を持ってこさせて、水に入れて患部を冷やします…。
私はここまでの応急処置を、かなりスムーズに行いましたが…
なぜかというと、以前にも大きな火傷をしたことがあったからです(^_^.)
20代の頃、ストーブにかかっていたやかんをひっくり返して、足の甲にでっかい火傷をしたのです。
しばらく痛くて歩けないほど大きな火傷でしたが、それはもう跡形もなく治っています。
その経験のおかげで
「火傷直後はとにかく冷やし、何もつけずに医者に行く」
という鉄則は十分わかっていたからです。
今回は、最初は、火傷はそんなに広範囲には見えませんでした。
祝日の夜だったこともあり、医者に行くべきかどうかちょっと悩み…。
長女にスマホを持ってこさせて、風呂場で冷やしながら「救急相談ダイヤル」に電話をかけて、どうすべきか聞いてみました。
いろいろ状況を説明しているうちに、受傷した範囲がはっきり浮き上がってきて、最初見た感じよりも範囲が広いことがわかり…
「自分の手の平より火傷の範囲が大きければ病院にかかったほうがいいです」
ということだったので、救急でやっている病院を教えてもらい、行くことにしました。
火傷してから30分くらい冷やしたので、とりあえず風呂場から出て、保冷剤を足に巻いて…
自分で車を運転して近くの救急病院へ向かいました。
ちょうど皮膚科の先生(女性)が救急担当でいたので、見てもらいましたが…
「範囲は広いけど、そんなに深いやけどにはなっていないようですね。
火傷直後にちゃんと冷やしてもらったのが良かったのかもしれません。
程度は「二度」のようなので、時間はかかるけどちゃんと治ると思いますよ。
ただ、時間が経ってみないとはっきりと程度はわからないんですよね。
後からもっと深いということがわかる場合もあります。
ご自分で洗ってもらったようなのでこのまま薬塗っておきますね。
また明日来てもらえますか。
今、痛いですか?」
「ええ、けっこうヒリヒリと痛いです」
「じゃあ、痛み止めを出しておきます」
というわけで、家に帰ったら…
さすがに長女と次男はおとなしくなってて、娘は片づけもしておいてくれたようです。
まだ夕ご飯のお皿は洗わず残っていたのですが、娘に頼んで皿洗い機にかけてもらいました。
やっぱり娘は役に立ちますね!ふだんはあんまり手伝ってくれないけど(^^)
家事スキルという点では、主人よりも娘のほうが高いかも(笑)
痛み止めを飲んだら、とりあえずヒリヒリは気にならなくなったので…
寝ることにしました。
(続く)
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