2017年11月12日

母と子の剣道日誌(237)全日本剣道選手権に行ってきました!(その3)4回戦開始。一本になる小手の要件とは。

母と子の剣道日誌(236)全日本剣道選手権に行ってきました!(その2)いよいよ試合観戦 より続いています。


いよいよ4回戦(準々決勝)が始まりました。

4回戦に残っていたのは以下の8名でした。(以下、敬称略)

林田匡平(福井):筑波大卒、長崎県出身
笹川哲平(佐賀):佐賀県立三養基(みやき)高卒、佐賀県出身
前田康喜(大阪):(鹿児島県)鹿屋体育大卒、兵庫県出身
内村良一(東京):明治大卒、熊本県出身
西村英久(熊本):筑波大卒、大分県出身
山本隆裕(広島):大阪体育大学卒、福岡県出身
真田裕之(鳥取):(鹿児島県)鹿屋体育大学4年、鳥取県出身
畠中宏輔(東京):国士舘大学卒、三重県出身



こうして見てみると…
ほとんどが九州に関係する人だということがわかります。

出身、学校、現在の所属などで、どこかに九州が入っている人ばかりです。
唯一、九州と関係ないのは畠中宏輔選手だけですねえ。


九州は剣道が盛んだと聞きますが、やっぱりそれは本当なんだな〜とあらためて思いました。
私の母は熊本出身なのですが、親戚に剣道をやっている人は多いです。

熊本は強豪の九州学院がありますが、今回の決勝は九州学院同士
「大分出身、熊本県警」西村選手 対 「熊本出身」内村選手 
でしたね。


私の剣友会の20代女子の「金メダリスト」NIさんも、福岡出身で、就職のために東京に来た人なんですよ。
NIさんは、市大会の一般女子個人戦で二回、金メダルを取っていますし、当市の代表として、いろんな試合に出て活躍もしています。

小学校の時から剣道をしていて、高校でも部活で剣道をやっていたNIさん。
「全然、剣道が強い高校じゃなかったんですよ」
と言っていましたが、それは、全体のレベルが高いからなのでは?と思っています(笑)





ところで…
当会の「ギャグ炸裂」Oさんのお知り合いというのは、実は林田選手なのです。
Oさんが筑波大出身(剣道部ではないのですが)というご縁で、数年前にTH君が筑波大剣道部に出稽古に行ってきたのだそうですが、当時、林田選手は筑波大剣道部のキャプテンだったそうです。
その年(2015年)と前の年(2014年)に、林田選手は、全日本学生剣道選手権で個人優勝しています。
2014年に大学3年生にして全日本剣道選手権で優勝した、竹ノ内選手と同学年でもあります。



さて、初戦の林田選手 対 笹川選手の試合が始まります。
3回戦までは一試合5分でしたが、4回戦からは一試合10分となります。

4時半になるちょっと前から、選手たちは畳の上にきちんと座って、面付けをしていました。
半畳の四角い畳ひとつが、選手の面付けスペースになっています。
さすが、面を付けている姿もサマになっていますよねえ。
(私、人が防具をつけているのを見るのがけっこう好きなんですよね…)



さて、試合開始です!
今度は、1コートしかないので、試合に集中できます〜。

…と思ったら、試合開始直後、ええっ!という間に、林田選手が一本を決めました。
もう〜、早すぎて何が起きたのか、全然見えません〜!(笑)

会場では、そのすぐ後に
「ただいま、林田選手の小手が決まりました」
というようなアナウンスが入るのですが…
そう言われても、もう一度再生はできませんし〜(笑)


私は、SG先生がいなかったら、どうやって何が決まったのかわからなかったと思います。
ホントのことを言えば、テレビの解説を聞きながら見たいですよねえ〜。


後から、家で録画した番組で確認したら…
最初の一本は、笹川選手が面を打ちに来たところに、林田選手が出ばな小手を打っていました。

それが、開始直後のお互いの最初の攻撃だったので、いわゆる「初太刀」が一本となったわけです。

しかし…スロー再生でよく見てみると…
んん?あんまり、小手に当たってないですよ?

二の腕に近い部分に物打ちが当たっているように見えます。
しかし、審判は3人とも、瞬時に躊躇なく、赤い旗を上げていました。


今回は、小手で一本になった試合が多かったと思うのですが…
4回戦から決勝戦まで、一本になった技をスローで見返してみたら、ほとんどの小手が「当たってない」のです。

半分以上が「当たっている場所がちょい違う」って感じです。
二の腕に当たっていたり、拳にあたっていたり。筒に当たっていてもすべっていたり。
カメラで見えている角度の問題などもあるかもしれませんが、それにしても、かなり外れているように見えるものもそこそこありました。

スローで確認して
「これはバッチリ小手に当たっている」
と感じたのは、ほんの少ししかありませんでした。

「面」の場合はそんなことは少なくて、きちんと部位に当たっているものがほとんどでしたが。


よく、こういうテレビで中継される大会では「誤審云々」が話題になりますが…
あの速さでの、正確な打突場所の見極めは、熟練した審判といえど難しいのだなと思いました。
でも、3人とも躊躇なく旗を上げているということは「審判の心を動かした技」なのでしょうね。


裏を返せば…
「ちょうど小手の筒に当たる」のはさして重要ではなく
「いかに打ち切ったか(姿勢よく、打ったように見えたか)」
「いい音がしたか」
が、”小手が一本になる要件”なのかな、と思ったのです。



私は小手で一本を取ってもらえたことがほとんどないのですが(面もほとんどないですけど…(笑))
ただ「当たればいい」わけじゃないんだと。
いかに「審判にアピールできる動きなのか」が重要なのかなと思いました。

私の場合は
「姿勢よく」「勢いをもって」「打った後の姿勢と竹刀の位置を保つ」
あたりが関係してきそうですねえ。


林田選手は、その後、突きにきた笹川選手をかわして(スローだと、笹川選手の突きは、最初から打突部位に届いていなかったように見えましたが)面を打ち、二本取って勝ちとなりました。

この面は、ビデオで見てもきちんと入っていました。
でも、私はNHKのスロー再生では、技が早くてどこに当たったのかよくわからず、うちのHDDのスロー再生でもっともっとゆっくり見て、面がちょうどの位置に入っていることがわかった感じです…。


私は会場で観戦しながら「あれっ?これは一本じゃないの?」と思うものもあり(でも、ビデオで見返すと、確かに入っていないのです)いつ、技が入ったのか全然わかりませんでした〜。

自分で剣道をやっていなくても「見取り」がきちんと出来る方もいるので、私ももっと全国レベルの試合を見て、技を見る目を磨きたいと思いました…。
全国レベルの方はあまりに早くて上手すぎて、自分が実際にやるための参考にはあまりならないんですけど(笑)
でも、審判をする時にはその「目」は役に立ちそうです!

と言っても、私はまだ、子供の試合ですら、有効打突を見極めるのが怪しいのですけど(笑)。



林田選手を応援していたOさんご家族は、大喜びでした!
これで、準決勝進出ですよね♪


(続く)

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posted by はなずきん at 15:07 | Comment(0) | 親子で剣道4剣友会編(二段まで) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする