2017年11月08日

母と子の剣道日誌(234)K会の大人合宿(番外編その2)ずっとそこにいる、ということ

母と子の剣道日誌(233)K会の大人合宿(番外編その1)SZ先生の考え より続いています。


SZ先生、やっぱりいいなあ。と思った合宿の帰り道でしたが…

SZ先生だけでなく、当会の先生は偉そうにしている方なんて一人もいなくて、初心者にも根気よく丁寧に教えて下さる方ばかりなのです。

呑み込みが悪くて、体のほうもあまり剣道向きとは言えない、やる気があるわりにはなかなか上達しない私を、見捨てず教えてくださる先生がたのおかげで、剣道が本当に楽しくて…
そのおかげで、「剣道の稽古が生きがいと言ってもいい」という、今の私があるのです。


だから、私も、育ててくれた会に貢献したい、と思うのです。


私がこんなに剣道を楽しい、と感じているように…
子供にも、大人の初心者にも、剣道が楽しいと感じて欲しいのです。

子供の頃は、習い事は「やらされてる感」があって、
なかなかその楽しさはわからないでしょうけれども…。

「剣道って楽しかったな。もう一回やってみようかな」
って後からでも思えるような、そんな経験をしてもらいたいと思うのです。




たとえ、剣道が強くて大会で勝っていても、稽古が厳しすぎたり、他の事が全くできなかったりで剣道が嫌いになって、「二度とやりたくない」…なんて思われるのなら、それはどうなのかなと思うのです。

剣道だけにかける青春も「アリ」だとは思うのですが、そういう生活を”充実している”と感じてできるのは、ごく一部の才能と環境がある人だけではないでしょうか。


私は「普通の人にも、剣道を楽しいと思ってやってほしい」のです。
子供も大人も老人も、男性も女性も、上手な人も下手な人も…
剣道をしているすべての人にとって。


もちろん、ただ「楽しい」だけではなく…
上手くなるための努力は必要だし、ある程度の我慢や忍耐は必要ですが、
あくまでも、普通の人ができる範囲内で…
それを乗り越えた「厳しさの中の楽しさ」を知って欲しいのですよね。




そのためには、私には何ができるのだろうか。
これからも剣道の知識を身に着け、技術を身に着けて行くことはもちろんなのですが…。

「稽古にいつもいること」っていうのも、大事なことなのかな、と思うのです。


私程度では、子供の元立ちをしていたって、たいして教えることなんかできてないんです。
まだまだ剣道の知識も足りなくて、ここは直したほうがいいと思ってもそのやり方がわからなかったり。
また「こうしたほうがいい」と理屈ではわかっていても、自分自身でできていないので、教えづらかったり。

小学校高学年以上の強い子だったら、むしろ私のほうが教わったほうがいいんじゃないの?と思うくらいのスキルしか、今の私にはありません。

私も、上手くなりたいと思ってがんばってはいますが、そうそう簡単には上達できないのです。
体のつくりも丈夫とはいえないうえに、思った通りに体を動かすのも難しい私ですから、
”人にきちんと教えることができるようになるくらい上達する”
のには、まだまだ、長い時間を要するだろうと思っています。


でも…
「いつも稽古にいる」ことくらいだったら…、今の私でもできるんですよね。



実際に、私は当会に入会して以降、ほとんどの稽古やイベントに出ています(笑)。
稽古もイベントも楽しくてしかたないので、やむを得ない用事以外の時は、剣道を優先させているからです。


「神戸のおばちゃん剣士」KDさんが、よく私に言って下さるのです。


「はなずきんさん、いつも稽古にいらしていてほんとに偉いわ〜。」

「いや、ホントに楽しくて出ているだけですから…これだけやっていても、なかなか上手くならないし」

「いや、それがスゴイなと思うんですよ。
私なんて、”今日は調子悪いからやめよう”とか”時間が遅くなっちゃったからあきらめよう”とか、しょっちゅうサボってしまいますよ。
(と言いながら、最近はかなりがんばって来ていらっしゃるのですが!)
私、はなずきんさんが稽古にいつもいらしているから、会うのが本当に楽しみで来ているんですよ!」


…そう、思ってくれている人がいるのなら、私がいつも稽古に出ている甲斐があったかな、と思うのです。


特に年配の女性剣士は少ないですから、他の初心者やリバ剣の女性に「はなずきんさんがいつもいるから、ちょっと参加しやすいかも」って思ってもらえたらいいなあと。
剣道では女性は少数派だし、男性とは体力が全然違うので、復帰したてや、初心者のうちは、男性に混じって稽古や試合に出るのはちょっと抵抗があるようですよね。(私はそれでも出てましたが…)


子供にとっても、「あのオバサンはいつ行ってもいるよね」って感じてもらえてればいいな、と思っているのです。
「あの人がいつもいるから嫌だ」って感じている人も、いるかもしれないですけど(笑)



そして、SZ先生が言っていたように、会から離れていた人が戻ってきた時に
「前にいたあの人が、今でもいる。懐かしいな」
と思ってもらえたら、嬉しいのです。




ところで…
合宿から帰ってきて、最初の水曜日の稽古の時のことです。

大人の合宿はふだん稽古をしている日曜日にあったので、その日にも、合宿に出ていない人はいつもの体育館で稽古をしていました。
先生方はごっそり合宿のほうに行っていたので、通常稽古に残っている先生は3名くらいしかいない…と聞いていたので、「ママ先生」IZさんに聞いてみたのです。

「日曜日、どうでしたか?寂しくなかったですか?」

「いや、案外、出席者も多かったので…わりと普通でしたよ。
あ、でも…
はなずきんさんがいないのが、なんか変な感じでしたね。
なんか、いつもと違うっていうか、物足りないっていうか、そんな感じでした(^^)」


「そうなんですか?いや、私もたま〜には休んでますけど…
私、ここの会の風景みたいになってるんでしょうかね?


そう、笑いながら返事しましたが…
当会のママさん剣士では「古株」のIZさんにそう言ってもらえて…
なんだかとても、嬉しかったのです。


剣道と、この会が、私の生活の一部になっているように、
私という存在が、この会の一部になっている…と思ってもらえている、のでしょうか。



こんな下手な私でも、この会を支える一部になれるのなら。
「ずっとそこにいる人」でいたい。




こういう会を支えていく、ということは、剣道の稽古で体が大変なだけでなく、人間関係などでもいろいろなことがあるかもしれませんが…

メイン指導のSN先生が、よくおっしゃるのです。
「人間関係の大変なことも含めて、剣道の修業だから」と。


確かに…、私は今の会の役員をしたことで、いろいろ大変なこともあり、気づきもありました。
もし指導をする立場になれれば、それこそもっといろんなことがあるでしょう。


それでも…私は逃げずに、いつもここにいたい。


今回のSZ先生の話を聞いて、あらためてそう思ったのでした。


「K会の大人合宿」は、これにて完結です。


いつも当ブログへお越し頂きありがとうございます。
当ブログは現在、人気ブログランキングに参加中です。
皆様からの応援が更新の励みとなります。
下記のリンクをクリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 格闘技ブログ 剣道へ
にほんブログ村

posted by はなずきん at 20:31 | Comment(0) | 親子で剣道4剣友会編(二段まで) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする