2017年11月12日

母と子の剣道日誌(237)全日本剣道選手権に行ってきました!(その3)4回戦開始。一本になる小手の要件とは。

母と子の剣道日誌(236)全日本剣道選手権に行ってきました!(その2)いよいよ試合観戦 より続いています。


いよいよ4回戦(準々決勝)が始まりました。

4回戦に残っていたのは以下の8名でした。(以下、敬称略)

林田匡平(福井):筑波大卒、長崎県出身
笹川哲平(佐賀):佐賀県立三養基(みやき)高卒、佐賀県出身
前田康喜(大阪):(鹿児島県)鹿屋体育大卒、兵庫県出身
内村良一(東京):明治大卒、熊本県出身
西村英久(熊本):筑波大卒、大分県出身
山本隆裕(広島):大阪体育大学卒、福岡県出身
真田裕之(鳥取):(鹿児島県)鹿屋体育大学4年、鳥取県出身
畠中宏輔(東京):国士舘大学卒、三重県出身



こうして見てみると…
ほとんどが九州に関係する人だということがわかります。

出身、学校、現在の所属などで、どこかに九州が入っている人ばかりです。
唯一、九州と関係ないのは畠中宏輔選手だけですねえ。


九州は剣道が盛んだと聞きますが、やっぱりそれは本当なんだな〜とあらためて思いました。
私の母は熊本出身なのですが、親戚に剣道をやっている人は多いです。

熊本は強豪の九州学院がありますが、今回の決勝は九州学院同士
「大分出身、熊本県警」西村選手 対 「熊本出身」内村選手 
でしたね。


私の剣友会の20代女子の「金メダリスト」NIさんも、福岡出身で、就職のために東京に来た人なんですよ。
NIさんは、市大会の一般女子個人戦で二回、金メダルを取っていますし、当市の代表として、いろんな試合に出て活躍もしています。

小学校の時から剣道をしていて、高校でも部活で剣道をやっていたNIさん。
「全然、剣道が強い高校じゃなかったんですよ」
と言っていましたが、それは、全体のレベルが高いからなのでは?と思っています(笑)





ところで…
当会の「ギャグ炸裂」Oさんのお知り合いというのは、実は林田選手なのです。
Oさんが筑波大出身(剣道部ではないのですが)というご縁で、数年前にTH君が筑波大剣道部に出稽古に行ってきたのだそうですが、当時、林田選手は筑波大剣道部のキャプテンだったそうです。
その年(2015年)と前の年(2014年)に、林田選手は、全日本学生剣道選手権で個人優勝しています。
2014年に大学3年生にして全日本剣道選手権で優勝した、竹ノ内選手と同学年でもあります。



さて、初戦の林田選手 対 笹川選手の試合が始まります。
3回戦までは一試合5分でしたが、4回戦からは一試合10分となります。

4時半になるちょっと前から、選手たちは畳の上にきちんと座って、面付けをしていました。
半畳の四角い畳ひとつが、選手の面付けスペースになっています。
さすが、面を付けている姿もサマになっていますよねえ。
(私、人が防具をつけているのを見るのがけっこう好きなんですよね…)



さて、試合開始です!
今度は、1コートしかないので、試合に集中できます〜。

…と思ったら、試合開始直後、ええっ!という間に、林田選手が一本を決めました。
もう〜、早すぎて何が起きたのか、全然見えません〜!(笑)

会場では、そのすぐ後に
「ただいま、林田選手の小手が決まりました」
というようなアナウンスが入るのですが…
そう言われても、もう一度再生はできませんし〜(笑)


私は、SG先生がいなかったら、どうやって何が決まったのかわからなかったと思います。
ホントのことを言えば、テレビの解説を聞きながら見たいですよねえ〜。


後から、家で録画した番組で確認したら…
最初の一本は、笹川選手が面を打ちに来たところに、林田選手が出ばな小手を打っていました。

それが、開始直後のお互いの最初の攻撃だったので、いわゆる「初太刀」が一本となったわけです。

しかし…スロー再生でよく見てみると…
んん?あんまり、小手に当たってないですよ?

二の腕に近い部分に物打ちが当たっているように見えます。
しかし、審判は3人とも、瞬時に躊躇なく、赤い旗を上げていました。


今回は、小手で一本になった試合が多かったと思うのですが…
4回戦から決勝戦まで、一本になった技をスローで見返してみたら、ほとんどの小手が「当たってない」のです。

半分以上が「当たっている場所がちょい違う」って感じです。
二の腕に当たっていたり、拳にあたっていたり。筒に当たっていてもすべっていたり。
カメラで見えている角度の問題などもあるかもしれませんが、それにしても、かなり外れているように見えるものもそこそこありました。

スローで確認して
「これはバッチリ小手に当たっている」
と感じたのは、ほんの少ししかありませんでした。

「面」の場合はそんなことは少なくて、きちんと部位に当たっているものがほとんどでしたが。


よく、こういうテレビで中継される大会では「誤審云々」が話題になりますが…
あの速さでの、正確な打突場所の見極めは、熟練した審判といえど難しいのだなと思いました。
でも、3人とも躊躇なく旗を上げているということは「審判の心を動かした技」なのでしょうね。


裏を返せば…
「ちょうど小手の筒に当たる」のはさして重要ではなく
「いかに打ち切ったか(姿勢よく、打ったように見えたか)」
「いい音がしたか」
が、”小手が一本になる要件”なのかな、と思ったのです。



私は小手で一本を取ってもらえたことがほとんどないのですが(面もほとんどないですけど…(笑))
ただ「当たればいい」わけじゃないんだと。
いかに「審判にアピールできる動きなのか」が重要なのかなと思いました。

私の場合は
「姿勢よく」「勢いをもって」「打った後の姿勢と竹刀の位置を保つ」
あたりが関係してきそうですねえ。


林田選手は、その後、突きにきた笹川選手をかわして(スローだと、笹川選手の突きは、最初から打突部位に届いていなかったように見えましたが)面を打ち、二本取って勝ちとなりました。

この面は、ビデオで見てもきちんと入っていました。
でも、私はNHKのスロー再生では、技が早くてどこに当たったのかよくわからず、うちのHDDのスロー再生でもっともっとゆっくり見て、面がちょうどの位置に入っていることがわかった感じです…。


私は会場で観戦しながら「あれっ?これは一本じゃないの?」と思うものもあり(でも、ビデオで見返すと、確かに入っていないのです)いつ、技が入ったのか全然わかりませんでした〜。

自分で剣道をやっていなくても「見取り」がきちんと出来る方もいるので、私ももっと全国レベルの試合を見て、技を見る目を磨きたいと思いました…。
全国レベルの方はあまりに早くて上手すぎて、自分が実際にやるための参考にはあまりならないんですけど(笑)
でも、審判をする時にはその「目」は役に立ちそうです!

と言っても、私はまだ、子供の試合ですら、有効打突を見極めるのが怪しいのですけど(笑)。



林田選手を応援していたOさんご家族は、大喜びでした!
これで、準決勝進出ですよね♪


(続く)

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2017年11月11日

母と子の剣道日誌(236)全日本剣道選手権に行ってきました!(その2)いよいよ試合観戦

母と子の剣道日誌(235)全日本剣道選手権に行ってきました!(その1)試合観戦前のあれこれ より続いています。


さて、会場では三回戦が行われていました。
武道館の中央にコートが二面設けられており、そこで試合が行われています。


以前、子供の錬成大会で来た時は…
2F席から子供の試合を見るのが「遠くて小さい」と思っていましたが、今回はあまりそう感じませんでした。
見ている場所は、試合場からの距離としては同じか、むしろ遠いくらいなのですが…。
コートが2面しかなく、すっきりとして上から見やすいせいでしょうか。


子供の錬成大会…特に、全日本少年少女錬成大会の時は、それはもうコート数が多くて、全部で16面ありました。
さすがの武道館もそんなにコートがあるとギチギチで、試合場の外側の線も隣と共有している状態です。
なので、選手たちは微妙にコートに入りながら移動せざるを得ないという…。
もちろん、選手たちの待機場所もすっごく狭いのです。
そんな感じで、視覚的にとてもごちゃごちゃしているので、なんだか見づらくて遠く感じたのでしょうかね。


コートが二面しかないので、周囲の空いているスペースが多いのですが、そのあたりは大会役員や係員席やらアリーナ席になっています。
全日本剣道連盟や、各地方剣連のお偉方や来賓の方なども、たくさんいらっしゃいました。

001_1.JPG
↑これは四回戦以降の会場の様子ですが…
1Fはアリーナ席が写っていますね。


今回は2コートしかないせいで、視覚的にはよく見えたのですが…
でも、やっぱり、上から見ているし遠いので、細かい動きはわかりません。
しかも、同時に2試合やっているので、どちらを見るか迷います〜。

片方を見ていると、もう片方の試合で一本決まってたりして…
動きも技も早いので、ちょっと目を離してしまうと、気づかないうちに試合が終わったりしていました(^_^.)
そんな感じで、三回戦は、あまり見るのに集中できませんでした…。


でも、隣でSG先生が、一本決まるたびに
「今の技は、相手の小手を引いてさばいてから面を打ちに行きましたよね」
などと、解説をしてくれました。
私たちの後ろで、小学生の何人かで見に来ていた子が「あれ、今の技、なんだったの??」と友達同士で話しているのを聞いて、SG先生が解説をしてあげた時もありました。

さすが先生は、この距離から、あの早い技が肉眼で確認できるんですねえ…。
私はもう一度、スローで見せてもらいたい!と思いましたが、そういうわけにもいかず(笑)



そういえば…
私は北海道の安藤翔選手のファンで、今回も安藤選手が出るので、試合を見るのを楽しみにしていたのですが…
以前はかなり上位だったことが多かったので、一回戦や二回戦は勝ってくれるよね!と思っていたのですが、一回戦であっさり負けてしまったそうで…。
前回優勝の勝見選手も、準優勝の國友選手も、二回戦で負けてしまったと聞いてびっくりです。


さて、三回戦が終わり…
大田区剣道連盟の子供たちが「木刀による剣道基本技稽古法」の演武を披露してくれました。

小学校低学年から中学生までの子供たちでしたが…
こんなところに出てくる子たちは、相当強いのでしょうねえ〜。
演武の動きにも、キレがあります。
「日本剣道形」をやらせても、私なんかより上手くできそうな気がする子供たちでしたよ!


「木刀による剣道基本技稽古法」の演武が終わった時点で、15時くらいでした。
大会の進行予定よりも、30分くらい早く進んでいます。
次の4回戦も、早めてやるのかな?と思ったら、
「4回戦は、NHKの放映の都合上、15時半からの開始となります」
というアナウンスがありました。


この日、NHKでは、BSのほうで一回戦から三回戦までを放映していました。
四回戦以降が、NHK(地上波)で放映されることになっています。


私はこの時に、録画予約をし忘れてた!ということに気づき…(遅い〜)
家に電話して、娘にNHK地上波のほうの録画予約を頼みました。
安藤選手が見たかったので、一回戦から三回戦も録っておけばよかったなあ…。


主人は職場でほぼ最初から見ていたようなのですが…
放映中、アナウンサーが試合が終わった時に
「いい相撲でしたね〜」
と言いかけたらしくて、笑っちゃったと言っていました。
それ、聞きたかったなあ。(笑)

ふだん、相撲中継をしているアナが解説していたのですね〜。


でも、剣道では「いい剣道でしたね〜」とは言わないですよね…
言うとしたら「いい試合でしたね〜」ですよねえ。
っていうか、相撲以外では、そういう言い方をする競技はないのかも!ということに気づきました。



次の試合までちょっと時間が空いたので、観客はトイレとか休憩に出ています。
私は着いてからバタバタ試合を見ていて、プログラムをチェックする暇がなかったので、この時間にプログラムを見て、四回戦に出る選手のプロフィールなどを確認していました。


SG先生は、その間、出店が出している武道具屋さんに行っていたようでした。
その武道具屋さんのカタログを見ていて、わからないことがあったので質問しに行ったそうです。

SG先生、実は防具マニアでして…
あちこちの武道具屋さんの防具をよくご存じなのです。
どういう材料を使っているのがいいとか、どれが高いとか、何分刺しのがいいとか、いろいろコダワリをお持ちなのです。こういう時にはあちこちの武道具屋さんが、わりとたくさん出ているので、いろいろ出店を見て回っていたようです。


私は防具の違いに興味はあるけど、実際にはめったに買えない(最初に買ったものを使っていて、一回も買い替えたことはありません)ので、さほど詳しくないのですが…
SG先生はそのあたりに詳しいし、やや高い防具を使っているので、いろいろ話を聞くと勉強になるし楽しいのですよね。

当会では、防具のつくりについて一番詳しいのはSG先生ですね。
他の方は(先生でも)そこまで防具にこだわっている方はあまりいないようです。

私は、次に買う時があれば、今のよりはいい防具が欲しいです。
私の防具は質がいい悪いという以前に、サイズが合ってないのが一番問題なのですが。
(その話も後日書きます〜)



そして…
いつのまにか、二面あったコートラインははがしてあり、中央にひとつのコートが作り直してありました。
(コートのラインは、ラインテープという貼ったりはがしたりしやすいテープを使用しています)


しかしこの全日本剣道選手権のコートは、広いですよねえ…
私が出ている市大会のコートよりけっこう広い印象です。


全日本剣道連盟の「剣道試合・審判規則」では

”試合場は、境界線を含み一辺を9メートルないし11メートルの、正方形また長方形とする。”

とありますが、このコートは最大の11メートル四方なのでしょうね。
市大会の時は9メートル四方なのかな。
錬成大会のコートは8メートル四方だったので、それと比べたら、面積はほぼ倍ですよ!(笑)




さて、15時半になり、いよいよ四回戦が始まります。


って、今回もほとんど試合の話はないじゃないですか!(笑)
次回以降も、私が見ていた範囲の話ですから…たいした内容は書けないのですけど。

(続く)

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2017年11月10日

母と子の剣道日誌(235)全日本剣道選手権に行ってきました!(その1)試合観戦前のあれこれ

最初にお断りしておきますが、今回の話では、これっぽっちも試合の話は出ません。ご注意ください(笑)

次回(その2)より、試合の話になりますが…
技が早すぎて良く見えなかったので、あんまり詳しく書けないですけど…(汗)



私は自分が剣道を始めてしばらくの間は、全国レベルの大会にあまり興味がありませんでした。
自分があまり試合ができていなかったので、動きが早くてよくわからないし、レベルの高い戦いの内容もよくわからなかったんですよね(笑)


私が剣道を習い始めたのは、警察の少年剣道のおまけ扱いだったので、一緒に稽古するのは子供だけで、先生以外に大人はいませんでした。
市大会に出た時も、子供の試合は見ていましたが、さほど関わりのない成人男子の試合はあまり見たいとは思っていませんでした。


そして、今の会に移ったのが2年半前なのですが…
一緒に稽古する相手が成人男子になり、自分でも多少は試合らしいものができるようになってきたら、がぜん男子の試合を見るのが楽しくなってきました。
いまや、自分で試合をする時より、入れこんで見てしまうくらいです(笑)


その頃から、全国レベルの大会を直に見てみたいなと思っていたのですが…
昨年は、全日本剣道選手権の日が当会の稽古の日でもあったので、当会の稽古場所の手配をしていた私は休むわけにはいかなかったのです。
なので、今年こそは全日本剣道選手権を見に行くぞ!と思っていました。


今回、当会の人で、何人か見に行くという人がいたので、一緒に行こうかと思っていたのですが、それぞれ行ける時間がバラバラだったので、もし会場で会えたら声かけますね、ということにして、各人別々に武道館に向かうことにしました。


昨年も行っていた「神戸のおばちゃん」KDさんは、朝から見に行くけれども、午後は用事があって帰らなければならないとのこと。
しかし私は、決勝戦を見たかったのと、朝から見る時間はなくて午後から行くことにしたので、KDさんとは一緒に行くことができませんでした。
ちょうど、私と入れ違いで帰ってしまったようです。


「ギャグ炸裂」Oさんと、その奥様(私の前の副会長さん)、そして当会の子供の中で一番やる気があり出稽古も多いTH君(小5)のご家族は、お知り合いが出ているそうで、朝イチから行っているとLINEで連絡がありました。


私は午前中に家事を片付け、家で早目の昼ごはんを食べてから出発です。

武道館の中は広いし、探さないと知り合いには会えないだろうな〜と思っていたのに…
武道館の最寄駅の地下鉄の駅「九段下」で電車を降りて、ホームを歩いていたら…
なんと、SG先生を発見!

そのまま、私はSG先生と一緒に武道館に向かいました。

SG先生は四段の、お元気な壮年剣士です。
こんな方です。→母と子の剣道日誌(231)K会の大人合宿(その7)SG先生と韓国の話


SG先生と、武道館の当日券のチケットを買おうとしていたら、今度は「ギャグ炸裂」Oさんのご家族にばったり。お目当ての方の二回戦が終わった(勝った)ので、三回戦が始まるまでに昼食を食べてくると言っていました。

会うための打ち合わせも何もしていないし、探してすらいないのに、たくさんの人出の中で偶然当会の人に会えたのでした(笑)



とりあえずSG先生と2Fの自由席に向かい、座る場所を確保します。
アリーナ席(試合場と同フロア)と、その上の1F席(2Fじゃないの??)はチケットがすでに売り切れていました。出場選手の母校の応援団の方も1F席にたくさんいたようです。

試合で、選手が一本を決めたりすると、その選手の母校の応援団が大きな拍手をするので、それを見ていると、どのあたりがどこの大学の席かわかるのだと、SG先生が言っていました。
確かに、見ていると「選手が技を出した時に、明らかに盛り上がっている席」がありました!


2F席は半分くらい埋まっていましたが、まだ空きはある感じでした。

とりあえず座席に荷物を置いて、プログラムを買いに行きました。
そして私は…今回、試合を見るだけでなく、別の目的があったのです。


それは
「武道館の売店で剣道Tシャツを買う」
ことです(笑)


私は武道館に来るたびに、ほぼ毎回剣道系のTシャツを買っていました。
一番最初に武道館に来たのは、警察で子供が錬成大会に出た時…つまり4年前ですね。
その時はまだ自分は剣道を習い始めていませんでしたが、素振りにはまっていた時期でもあり、子供とお揃いで「武士道」とデカデカと書かれたTシャツを購入したのです。


剣道系のTシャツを、私は全部で4枚持っています。
武道館には子供の試合などで合計5回来ていますが、そのうち今年の1月に来た「日本古武道演武会」の時以外は、毎回1枚ずつ買っていたというわけです。


以前買ったものはさすがにそろそろくたびれていて、今年の夏に、4枚のうち3枚は部屋着に格下げしたので、「お出かけ用」の新しい剣道Tシャツがそろそろ欲しいと考えていたのでした。
さすがにこの時期はもう半袖Tシャツは着ませんが、来年の夏までの間に武道館に来る予定はないので、今回買っておこうと思ったのです。


次男は、その手のTシャツはもはや着たくないようなので、私の分だけ買いました。
でかでかと「武士道」「剣道」「武道館」などと書いてあるので、友達に見られるとなんとなく恥ずかしいらしいです。
(剣道のイベントの時だけはおそろで着てくれますが…)
私は剣道系のお出かけの時はもちろん、フツーの時にも着ていますけどね…(^_^.)


ネットでも剣道系のTシャツは売っていますが、そんなにいいデザインのものがないんですよね…
武道館で売っているものは数種類ありますが、武道館直営?の売店で売っているTシャツが、一番デザインがまとまっているのではないでしょうか。

価格は2500円くらいですが、Tシャツの質もけっこうよくて丈夫です。
武道館定番のものが何種類かあり、毎年新作も出るのですよ。
私は今回は、今までに買ったことがない「定番柄」のTシャツを購入しました。


それと、観戦中に喉を潤すためのペットボトルの紅茶を購入して、座席に戻りました。
会場内で知り合いを探していたらしい、SG先生もすぐに戻ってきました。

SG先生は、大会が終わった後、韓国で剣道をしていた仲間との同窓会があるのだそうです。
だから一番最後までいなきゃいけないんだよね〜、朝イチからだと眠くなるので、午後から行くわ…とおっしゃっていたのでした。


私とSG先生が武道館に着いたのが13時頃。
プログラムなどなどを購入して私が座席に落ち着いたのは、14時近くでした。
試合は一回戦と二回戦が終わり、三回戦が始まっていました。

(続く)

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posted by はなずきん at 21:23 | Comment(2) | 親子で剣道4剣友会編(二段まで) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月08日

母と子の剣道日誌(234)K会の大人合宿(番外編その2)ずっとそこにいる、ということ

母と子の剣道日誌(233)K会の大人合宿(番外編その1)SZ先生の考え より続いています。


SZ先生、やっぱりいいなあ。と思った合宿の帰り道でしたが…

SZ先生だけでなく、当会の先生は偉そうにしている方なんて一人もいなくて、初心者にも根気よく丁寧に教えて下さる方ばかりなのです。

呑み込みが悪くて、体のほうもあまり剣道向きとは言えない、やる気があるわりにはなかなか上達しない私を、見捨てず教えてくださる先生がたのおかげで、剣道が本当に楽しくて…
そのおかげで、「剣道の稽古が生きがいと言ってもいい」という、今の私があるのです。


だから、私も、育ててくれた会に貢献したい、と思うのです。


私がこんなに剣道を楽しい、と感じているように…
子供にも、大人の初心者にも、剣道が楽しいと感じて欲しいのです。

子供の頃は、習い事は「やらされてる感」があって、
なかなかその楽しさはわからないでしょうけれども…。

「剣道って楽しかったな。もう一回やってみようかな」
って後からでも思えるような、そんな経験をしてもらいたいと思うのです。




たとえ、剣道が強くて大会で勝っていても、稽古が厳しすぎたり、他の事が全くできなかったりで剣道が嫌いになって、「二度とやりたくない」…なんて思われるのなら、それはどうなのかなと思うのです。

剣道だけにかける青春も「アリ」だとは思うのですが、そういう生活を”充実している”と感じてできるのは、ごく一部の才能と環境がある人だけではないでしょうか。


私は「普通の人にも、剣道を楽しいと思ってやってほしい」のです。
子供も大人も老人も、男性も女性も、上手な人も下手な人も…
剣道をしているすべての人にとって。


もちろん、ただ「楽しい」だけではなく…
上手くなるための努力は必要だし、ある程度の我慢や忍耐は必要ですが、
あくまでも、普通の人ができる範囲内で…
それを乗り越えた「厳しさの中の楽しさ」を知って欲しいのですよね。




そのためには、私には何ができるのだろうか。
これからも剣道の知識を身に着け、技術を身に着けて行くことはもちろんなのですが…。

「稽古にいつもいること」っていうのも、大事なことなのかな、と思うのです。


私程度では、子供の元立ちをしていたって、たいして教えることなんかできてないんです。
まだまだ剣道の知識も足りなくて、ここは直したほうがいいと思ってもそのやり方がわからなかったり。
また「こうしたほうがいい」と理屈ではわかっていても、自分自身でできていないので、教えづらかったり。

小学校高学年以上の強い子だったら、むしろ私のほうが教わったほうがいいんじゃないの?と思うくらいのスキルしか、今の私にはありません。

私も、上手くなりたいと思ってがんばってはいますが、そうそう簡単には上達できないのです。
体のつくりも丈夫とはいえないうえに、思った通りに体を動かすのも難しい私ですから、
”人にきちんと教えることができるようになるくらい上達する”
のには、まだまだ、長い時間を要するだろうと思っています。


でも…
「いつも稽古にいる」ことくらいだったら…、今の私でもできるんですよね。



実際に、私は当会に入会して以降、ほとんどの稽古やイベントに出ています(笑)。
稽古もイベントも楽しくてしかたないので、やむを得ない用事以外の時は、剣道を優先させているからです。


「神戸のおばちゃん剣士」KDさんが、よく私に言って下さるのです。


「はなずきんさん、いつも稽古にいらしていてほんとに偉いわ〜。」

「いや、ホントに楽しくて出ているだけですから…これだけやっていても、なかなか上手くならないし」

「いや、それがスゴイなと思うんですよ。
私なんて、”今日は調子悪いからやめよう”とか”時間が遅くなっちゃったからあきらめよう”とか、しょっちゅうサボってしまいますよ。
(と言いながら、最近はかなりがんばって来ていらっしゃるのですが!)
私、はなずきんさんが稽古にいつもいらしているから、会うのが本当に楽しみで来ているんですよ!」


…そう、思ってくれている人がいるのなら、私がいつも稽古に出ている甲斐があったかな、と思うのです。


特に年配の女性剣士は少ないですから、他の初心者やリバ剣の女性に「はなずきんさんがいつもいるから、ちょっと参加しやすいかも」って思ってもらえたらいいなあと。
剣道では女性は少数派だし、男性とは体力が全然違うので、復帰したてや、初心者のうちは、男性に混じって稽古や試合に出るのはちょっと抵抗があるようですよね。(私はそれでも出てましたが…)


子供にとっても、「あのオバサンはいつ行ってもいるよね」って感じてもらえてればいいな、と思っているのです。
「あの人がいつもいるから嫌だ」って感じている人も、いるかもしれないですけど(笑)



そして、SZ先生が言っていたように、会から離れていた人が戻ってきた時に
「前にいたあの人が、今でもいる。懐かしいな」
と思ってもらえたら、嬉しいのです。




ところで…
合宿から帰ってきて、最初の水曜日の稽古の時のことです。

大人の合宿はふだん稽古をしている日曜日にあったので、その日にも、合宿に出ていない人はいつもの体育館で稽古をしていました。
先生方はごっそり合宿のほうに行っていたので、通常稽古に残っている先生は3名くらいしかいない…と聞いていたので、「ママ先生」IZさんに聞いてみたのです。

「日曜日、どうでしたか?寂しくなかったですか?」

「いや、案外、出席者も多かったので…わりと普通でしたよ。
あ、でも…
はなずきんさんがいないのが、なんか変な感じでしたね。
なんか、いつもと違うっていうか、物足りないっていうか、そんな感じでした(^^)」


「そうなんですか?いや、私もたま〜には休んでますけど…
私、ここの会の風景みたいになってるんでしょうかね?


そう、笑いながら返事しましたが…
当会のママさん剣士では「古株」のIZさんにそう言ってもらえて…
なんだかとても、嬉しかったのです。


剣道と、この会が、私の生活の一部になっているように、
私という存在が、この会の一部になっている…と思ってもらえている、のでしょうか。



こんな下手な私でも、この会を支える一部になれるのなら。
「ずっとそこにいる人」でいたい。




こういう会を支えていく、ということは、剣道の稽古で体が大変なだけでなく、人間関係などでもいろいろなことがあるかもしれませんが…

メイン指導のSN先生が、よくおっしゃるのです。
「人間関係の大変なことも含めて、剣道の修業だから」と。


確かに…、私は今の会の役員をしたことで、いろいろ大変なこともあり、気づきもありました。
もし指導をする立場になれれば、それこそもっといろんなことがあるでしょう。


それでも…私は逃げずに、いつもここにいたい。


今回のSZ先生の話を聞いて、あらためてそう思ったのでした。


「K会の大人合宿」は、これにて完結です。


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2017年11月05日

母と子の剣道日誌(233)K会の大人合宿(番外編その1)SZ先生の考え

母と子の剣道日誌(231)K会の大人合宿(その8)八段範士のご自宅へ より続いています。


OT先生をおいとました私たちは、SZ先生の車で自宅へと向かいました。
帰りの車で話したことが、今回の話題なのですが…
合宿の内容とはあまり関係ないので「番外編」として綴りたいと思います。


SZ先生は六段で、SN先生とお二人で、当会の子供のメイン指導を行っていらっしゃる先生です。

現在41歳と、当会の先生としては年齢的には若手のほうですが、かなり前から当会で教えていただいています。たしか当会の先生となってから、20年近いはずです。



SZ先生は小学校の時からお父様と一緒に剣道をしていたそうですが、子供の頃は厳しい稽古に行くのが嫌だったそうです。ですから、子供が稽古を嫌がる気持ちはよくわかるのだとか。

今の会では、子供たちが稽古に来るのを楽しいと思って欲しい、と考えているそうで、時々ドッジボールをやったり、夏場はいつも稽古の時にアイス(凍らせて飲む”チューペット”というものですが)を差し入れてくれたりと、子供が喜ぶようなことをいろいろ考えてくれています。

SZ先生は性格は超マイペースで、教え方もユニークです。
思い付きで行動したり、言ったことを忘れていることがよくあり、周囲が振り回されることも多いのですが(^^)、それでも不思議と許されてしまう、独特のキャラクターを持っている方なんですよね。



ところで…
今回の合宿の「審判法講習会」では、実際に試合をしながら、審判の練習をしました。
審判のやり方を学ぶ、ということのほうがメインでしたが、六段以下の方の全員(20名位?)が参加したトーナメント形式の試合を行い、SZ先生は準優勝をしたのです。


「神戸のおばちゃん」KDさんが、帰りの車の中でSZ先生にたずねました。


「SZ先生は、試合の時、いつも冷静に見えますけど…
ああいう時って、いったいどういう心境でやっていらっしゃるのですか?
内心では”勝ちたい”とか考えているんでしょうか。
私、試合の時は内心がホントにバタバタしちゃっているので、どういう心持ちでいたらいいのかと思って。」

「試合の時ですか…。
僕は、あまり「勝ちたい」って気持ちはないんですよね。
試合の相手に向かっていってるというよりは、(大人担当の)N先生と稽古している時のことを思い出しているんです。
N先生に注意されるような、”今は本当に打ちに行っていい時か”とか”打つ形はきちんとできているか”とか、そういう事を考えながらやっているんですよ。

勝ちたい、勝ちたいって思っていると、力が入って崩れてしまいますよね。
試合という場で、いかに、稽古で学んだ事が出せるか…ということを考えているので、相手と戦うというよりは、自分との戦いなんだと思いますよ。



なるほど…。
SZ先生は、どこか超然としたような雰囲気で稽古や試合をしているように見えます。
試合に負けたからといってすごく悔しそうにしていることも、ほぼないのですが、
それは、こんな風に考えていたからなのか、と思いました。


引き続き、SZ先生はこんな話をしてくれました。


「僕は、今はたまたま剣道を教える立場になってますけど、だからといって偉いわけでもなんでもないんです。
剣道が強い人が偉い、という考えの先生もいますけど、僕はそうじゃないと思うんですよ。

前に、僕の剣道仲間から言われたことなんですが、

『剣道が強いからって、社会人としてきちんとしてなかったら意味がないんだよ。
剣道が強いことよりも、人として恥ずかしくないようにしているほうが大事だ』


って。
それを聞いて、なるほど”そうだな”って感じて、そのことをずっと心に留めているんですよね。


剣道の先生の中には、強いことが一番大事で、強い子こそが偉い、すごいって言って、強い子ばかりを引き立てる人もいますけど…。
そういう、強い子だけが先生にほめてもらえるようなところで剣道をやっていると、強くはなれるかもしれませんが…そういうところだと、子供は周囲の子を蹴落とすことばかりを考えてしまって”仲間”ができないんですよ。

剣道をやって強くなることよりも、一緒に剣道をやっている奴らと”仲間”になれることのほうが、僕は大事なことだと思うんです。
僕が今でも付き合っているのは、そうやって学生時代に一緒に剣道をしていた仲間たちですから。


確かに、強い子はすごく努力もしているんでしょうけど、もともとの能力の差っていうのもありますから、一生懸命やっていても強くなれない子もいますよね。
でも僕は、「全然稽古に出てこないけど強いヤツ」よりも「稽古に出てがんばっているけど弱いヤツ」のほうがいいと思うんです。
僕は、そういう子のほうが好きですね。



僕は、先生をすごくやりたいって思ってやっているわけじゃなくて、本当はそろそろやめてもいいかな…って思っているんですよ。

でも、前にうちの会で育っていった子が、大きくなってまた会にひょっこり顔を出したりしてくれるのが嬉しいんです。
その時に「ああ、あの時の先生がまだいる」って思って、懐かしいなって思ってもらえたらいいな。
そういう場所があるのがいいな、と思って、先生を続けているんです。」



私は、当会に入会した時からSZ先生も、SZ先生の稽古も好きですが…
今回この話を聞いて、あらためて、やっぱり、SZ先生っていいなあ、って思いました。

私の場合は「剣道が強い=カッコイイ」なので、剣道が強いSZ先生はカッコイイ、と思っていることも多分に好意につながってはいますが…(笑)
それだけではなく、先生がこういう考え方をしていることが、うちの会の間口の広い雰囲気を作っているんだなあ、と思ったのです。



SZ先生は、稽古の中で「勝てるようになるための技術的なアドバイス」もいつも的確にしてくれます。
それは、他の先生からはあまり言われないような内容であることが多いのですが、SZ先生はそれぞれの生徒のウィークポイントをよくわかっていて、それを直すような稽古をつけてくれるのです。

私も、これまで何度も、そういう稽古をしていただいたことがあります。
例えば「打つ瞬間、打たれる瞬間まで、必ず相手から目をそらさない。」とか。

そう言われてみると、私は打たれる時や打つ時に、無意識に相手から視線を外してしまう癖があるのです。
(言われるまでは、あまり気にしていませんでした…)
でも、相手から目を離したらきちんと当たるわけがないし、よけられないですよね。

「剣道の技術以前」の問題だからこそ、なかなかそういう事を指摘してくださる先生は少ないのですよね。

SZ先生の指摘には、いつも
「なるほど、今の私にはそこが足りなかったのか」
と、はっとさせられます。



でも…
SZ先生の稽古の目的はきっと「勝たせること」そのものではないんですね。


上手くなりたい、強くなりたい、と思っている人に対して
「勝つための技術と精神力をつけるために、どうやればいいのかを教えて、手助けしたい」
のではないかと。

それで強くなれれば一番いいけれども、強くなれなくても、努力をすることで精神的に成長できたり、仲間と一緒に楽しく過ごせたりすることが大事なんだ。

そう、SZ先生は考えているのではないかな、と(私が勝手にですが)思ったのです。


合宿の帰り道はそこそこ渋滞もしていたりと、帰りつくまでにけっこう時間がかかったのですが、
そのおかげで、こういう話が聞けてよかったなあ…と思ったのでした。


(続く)

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posted by はなずきん at 23:47 | Comment(2) | 親子で剣道4剣友会編(二段まで) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする